今村証券の特徴と評判を徹底解説!なぜ投資家に選ばれているのか

この記事で解決できるお悩み
  • 今村証券のサービスにどのような特徴があるのか知りたい
  • 今村証券の評判や注意点を知りたい
  • 運用相談をどこにするべきかわからない

今村証券は、石川県金沢市に本店を置き、石川・福井・富山の北陸3県に店舗を展開する地域密着型の証券会社です。

結論から言うと、今村証券は北陸3県で対面相談を受けながら資産運用を進めたい人、完全なセルフ取引より担当者付きの取引を選びたい人に向いています。

一方で、全国どこからでもスマホだけで低コストに取引したい人や、外国株式・投資信託などを幅広くオンライン完結で取引したい人は、ネット証券や他の対面証券も含めて比較した方がよいでしょう。

今村証券には、営業員付きネット取引「iRoot(アイ・ルート)」や資産照会サービス「iPortal」もあります。ただし、iRootで取引できる商品や利用時間帯には制約があります。

本記事では、今村証券の会社概要、サービス内容、評判を判断するためのポイント、メリット・デメリットを公式情報に基づいて整理します。

なお、担当者や店舗に対する評価は人によって異なります。根拠の弱い口コミを断定せず、公式情報で確認できる内容を中心に、今村証券が自分に合うかを判断する観点を解説します。

目次

今村証券のサービス内容|北陸3県11店舗と担当者付きネット取引が特徴

今村証券のサービス内容のポイント

今村証券の大きな特徴は、北陸3県での対面営業を中心にしながら、担当者が付くインターネット株式取引も提供している点です。

まずは会社概要とサービス内容を確認し、自分の取引スタイルに合うかを整理しましょう。

今村証券の会社概要|2026年3月期末の自己資本規制比率は675.0%

今村証券の会社概要は以下のとおりです。

スクロールできます
会社名今村証券株式会社
本店所在地石川県金沢市十間町25番地
創業1921年3月19日(大正10年)
設立1944年7月
代表取締役社長今村直喜
証券コード7175(東証スタンダード市場)
資本金8億5,700万円(2026年3月末時点)
店舗数北陸3県に11店舗(2026年3月末時点)
役職員数200名(2026年3月期末時点)
純資産131億8,400万円(2026年3月末時点)
自己資本比率49.6%(2026年3月末時点)
自己資本規制比率675.0%(2026年3月末時点)
※今村証券公式資料をもとに作成

今村証券は、1921年3月に今村直治商店として創業しました。当時は主に米穀取引業を営んでおり、1944年7月に今村証券株式会社を設立しています。

2026年3月期の営業収益は49億1,400万円、経常利益は14億6,600万円、当期純利益は10億5,500万円でした。

また、2026年3月期末の預り資産は4,329億円、新たなお客様の開拓は2026年3月期で3,897口座とされています。

自己資本規制比率は、証券会社の財務の健全性を確認するための指標の一つです。ただし、この比率だけで証券会社の良し悪しを判断するのではなく、業績、預り資産、取扱商品、手数料、サポート体制もあわせて確認しましょう。

証券会社の業績は、株式市場、金利、為替などの影響を受けやすい傾向があります。会社の安定性を判断する際は、最新の決算資料や自己資本規制比率も確認しておくとよいでしょう。

今村証券が提供するサービス|対面相談・iRoot・iPortalを整理

今村証券は、店舗での対面相談を中心に、インターネット株式取引や資産照会サービスも提供しています。

スクロールできます
項目内容確認したいポイント
対面相談・対面取引北陸3県の店舗で担当者に相談しながら取引できる店舗に通いやすいか、担当者と相性が合うかを確認する
iRoot(アイ・ルート)担当者が付くインターネット株式取引取扱商品は東京証券取引所上場国内株式の現物取引・信用取引
iPortal保有資産や入出金状況などを確認できる資産照会サービス利用には総合取引口座開設や確認コード発行などの手続きが必要
主な取扱商品国内株式、外国株式、投資信託、債券、NISA、保険など商品によって対面取引中心か、iRootで取引できるかが異なる
口座開設口座開設料・口座管理料は無料原則として対面による本人確認が必要

iRootは、一般的なネット証券のように完全なセルフ取引だけを前提にしたサービスではありません。

公式サイトでは「お客様一人ひとりに担当者が付くインターネット取引」と説明されており、発注方法などのシステム面はサポートセンター、銘柄選択などの相談は担当営業員に問い合わせる形です。

一方で、iRootの取扱商品は東京証券取引所上場国内株式の現物取引・信用取引です。投資信託や外国株式などもオンラインで自由に取引できるとは限らないため、利用前に取扱範囲を確認しましょう。

iPortalは、パソコンやスマートフォンで保有資産、損益状況、入出金状況などを確認できるサービスです。2026年1月からはスマートフォンアプリ「今村証券iPortal」も提供されています。

今村証券の特徴|地域密着型の対面営業と独立性を掲げている

今村証券の特徴は、以下の3点に整理できます。

  • 北陸3県を中心とした地域密着型の対面営業
  • 担当者が付くインターネット株式取引「iRoot」がある
  • 資本・人材・システムの独立を掲げている

北陸3県に住んでいて対面で相談できる環境を重視する人にとって、店舗網があることはメリットになりやすいでしょう。

また、今村証券は他証券会社や銀行等からの出資がない「資本の独立」、人材育成に注力する「人材の独立」、システム開発・運用を自営する「システムの独立」を特色として掲げています。

ただし、独立した地場証券であること自体が、すべての投資家にとって最適という意味ではありません。店舗へのアクセス、手数料、取扱商品、担当者との相性を総合的に確認することが重要です。

今村証券の評判とは?口コミだけでなく公式情報から判断しよう

今村証券の評判を確認するポイント

今村証券の評判を確認する際は、口コミだけで判断するのではなく、サービス内容や自分の投資スタイルとの相性を見ることが大切です。

特に確認したいのは、店舗に通いやすいか、担当者に相談しやすいか、取引コストに納得できるか、iRootの取扱範囲で十分かという点です。

ここでは、公式資料から確認できる利用状況と、良い評価・悪い評価につながりやすいポイントを整理します。

公開情報から確認できる利用状況や信頼性

公式資料から確認できる今村証券の利用状況としては、以下の情報があります。

  • 創業は1921年3月19日で、100年以上の歴史がある
  • 北陸3県に11店舗を展開している
  • 2026年3月期末の預り資産は4,329億円
  • 2026年3月期の新たなお客様の開拓は3,897口座
  • 2026年3月期末の自己資本規制比率は675.0%

これらは、会社の規模や営業基盤を確認する材料にはなります。

ただし、新規口座数や預り資産は、利用者の満足度を直接示すものではありません。評判を判断する際は、実際に相談したときの説明の分かりやすさ、提案内容、手数料、アフターフォローも確認しましょう。

今村証券の良い評価につながりやすい点

今村証券が良い評価につながりやすい点は、以下のとおりです。

  • 店舗で担当者に相談しながら取引できる
  • 北陸3県に店舗網があり、地域で相談しやすい
  • iRootでも担当者が付くため、完全なセルフ取引に不安がある人に向いている
  • iPortalで保有資産や入出金状況を確認できる

投資初心者や、商品選びを自分だけで判断するのが不安な人にとって、対面で相談できる体制は安心材料になりやすいでしょう。

特に、北陸3県に住んでいて店舗へ行きやすい人は、担当者との関係を築きながら資産運用を進められる可能性があります。

ただし、担当者との相性は人によって異なります。最初の相談時に、説明が分かりやすいか、商品のリスクや手数料も丁寧に説明してくれるかを確認しておきましょう。

今村証券の注意点や悪い評価につながりやすい点

一方で、今村証券を利用する前に注意したい点もあります。

  • 店舗が北陸3県に集中している
  • 対面取引とiRootで手数料体系が異なる
  • iRootで取引できる商品には範囲がある
  • iRootでは注文発注・訂正・取消ができる時間帯に制約がある
  • 担当者との相性によって満足度が変わりやすい

コストの安さやオンライン完結を最優先する人は、ネット証券も含めて比較したほうがよいでしょう。

また、対面サポートを受けられる点はメリットですが、取引の判断を担当者任せにしすぎるのは避けたいところです。提案された商品のリスク、手数料、保有期間、売却時の条件は自分でも確認しましょう。

今村証券はどんな投資家に向いているのか|北陸で対面相談したい人は検討しやすい

今村証券が向いている投資家の特徴

今村証券は、対面で相談しながら資産運用を進めたい人に向いています。

一方で、全国どこからでも低コストで幅広い商品をオンライン取引したい人は、ほかの証券会社と比較して判断しましょう。

今村証券のメリット

今村証券を利用する主なメリットは以下のとおりです。

今村証券のメリット
  • 店舗で担当者と相談しながら取引できる
  • 担当者付きのネット取引「iRoot」を利用できる
  • 北陸3県に11店舗を展開している
  • 地域密着型の証券会社として長い歴史がある

北陸3県に生活圏があり、投資について対面で相談したい人にとって、店舗網があることは大きな利点です。

また、iRootはネット取引でありながら担当者が付くため、完全なセルフ取引に不安がある人でも利用を検討しやすいでしょう。

相談しながら投資方針を決めたい人、地元の証券会社と長く付き合いたい人にとっては、今村証券の営業体制が合う可能性があります。

今村証券のデメリット|iRootの取扱商品・手数料・時間帯に注意

今村証券を利用する際のデメリットや注意点は以下のとおりです。

  • 店舗のある地域が北陸3県に集中している
  • オンライン完結型の証券会社と比べると、利便性やコストの感じ方が異なる
  • iRootの取扱商品は東京証券取引所上場国内株式の現物・信用取引が中心
  • iRootで発注できる市場は東京証券取引所市場に限られる
  • iRootでは単元株数未満の注文は発注できない

店舗が北陸3県に集中しているため、対面相談の利便性は居住地に左右されます。

また、iRootを使った取引と営業員経由の取引では、取引手数料が異なります。国内株式の株式売買手数料は、約定金額100万円以下の場合、対面取引は約定金額の1.201750%、iRootは1.0120%とされています。

最低手数料も、対面取引は2,612円、iRootは1,100円です。最新の手数料表とあわせて、自分の取引金額ではどの程度のコストになるかを確認しましょう。

スクロールできます
取引方法約定金額100万円以下の手数料最低手数料
対面取引約定金額の1.201750%2,612円
iRoot約定金額の1.0120%1,100円
※今村証券公式情報をもとに作成。手数料は税込みで、体系は変更される場合があります。

iRootは、株式の買付前に買付代金の入金が必要となる「完全前受制」を採用しています。売付時も、あらかじめ株式の預りが必要です。

また、iRootの利用時間帯も確認が必要です。公式サイトでは、主な注文操作について以下の時間帯が案内されています。

スクロールできます
時間帯注文発注注文訂正注文取消各種問合せ
前日19:00頃〜8:05頃×
8:05頃〜15:30
15:30〜16:30頃×××
16:30頃〜19:00頃××××

メンテナンス等で利用できない時間が設定される場合もあります。頻繁に短期売買をする人や、夜間に細かく注文変更したい人は、取引ルールを事前に確認しておきましょう。

iRootの電話サポートは、祝日等を除く月曜日から金曜日の8時30分から17時までとされています。銘柄選択などの相談は担当営業員、発注方法などのシステムに関する問い合わせはiRootサポートセンターに確認する流れです。

今村証券はどんな投資家におすすめなのか

今村証券を検討しやすいのは、以下のような人です。

  • 北陸3県に住んでいて、店舗へ相談に行きやすい人
  • 投資初心者で、担当者に相談しながら始めたい人
  • 完全なネット取引より、担当者付きのネット取引に安心感を持つ人
  • 地域密着型の証券会社と長く付き合いたい人

反対に、手数料の安さ、スマホアプリでの取引完結性、商品ラインナップの広さを重視する人は、ネット証券やほかの対面証券も含めて比較することをおすすめします。

最終的には、担当者の説明が分かりやすいか、リスクを丁寧に説明してくれるか、提案内容が自分の目的に合っているかを確認しましょう。

資産運用の相談先にはどんな選択肢がある?

資産運用の相談先には、証券会社の担当者、銀行、FP、ロボアドバイザー、IFAなど複数の選択肢があります。

どの相談先が合うかは、投資経験、相談したい内容、手数料への考え方、継続的なサポートを求めるかによって変わります。

今村証券を検討する場合も、ほかの相談先と比較しながら、自分に合う形を選びましょう。

スクロールできます
相談先向いている相談注意点
証券会社の担当者取引口座、商品提案、保有商品の見直し手数料や提案商品のリスクを自分でも確認する
銀行預金、相続、保険、投資信託などをまとめた相談取扱商品や手数料は銀行ごとに異なる
FP家計、保険、住宅ローン、ライフプラン全体の相談金融商品の仲介や税務・法務対応は資格や登録状況によって異なる
IFA資産運用の継続相談、金融商品の仲介所属金融商品取引業者や報酬体系を確認する
ロボアドバイザーオンラインでの資産配分提案や自動運用個別相談や対面サポートを重視する人には合わない場合がある

近年の対面証券の傾向とデメリット

今村証券のように店舗を持ち、担当者が相談に応じる証券会社は、対面でのサポートを重視したい人に向いています。

一方で、ネット証券の普及により、スマホやパソコンで取引を完結させたい人も増えています。

対面証券を選ぶ際は、担当者に相談できる安心感だけでなく、手数料、取扱商品、店舗へのアクセス、担当者変更の有無なども確認しておきましょう。

特に、短期売買を頻繁に行う人や、低コストで幅広い商品を取引したい人は、対面証券とネット証券の違いを比較してから判断することが大切です。

資産運用における専門家の重要性

資産運用には、万人に共通する正解はありません。

運用目的、資産額、収入、家族構成、投資経験、リスク許容度によって、適した運用方法は変わります。

また、同じ人でも、結婚、住宅購入、子育て、退職などのライフイベントによって資産運用の考え方は変わります。

そのため、分からない点を相談できる専門家を持つことは、資産運用を続けるうえで役立ちます。

ただし、専門家の提案であっても、最終的な投資判断は自分で行う必要があります。商品の仕組み、リスク、手数料、換金条件を理解したうえで判断しましょう。

IFAという選択肢

資産運用の相談先として、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談する方法もあります。

IFAとして活動する人の多くは、金融商品仲介業者として、証券会社などの委託を受けて有価証券の売買の媒介などを行います。

証券会社の担当者とは違う立場で相談できる場合がある一方、取扱商品、所属金融商品取引業者、報酬体系、相談料の有無は事業者によって異なります。

IFAを検討する場合も、「どの金融機関の商品を扱っているか」「相談料や手数料はどうなっているか」「長期的に相談できるか」を確認しましょう。

今村証券の評判をもとに資産運用の進め方を考えよう

今村証券は、石川県金沢市に本店を構え、北陸3県に11店舗を展開する地域密着型の証券会社です。

店舗で担当者に相談しながら取引できる点や、担当者付きのネット取引「iRoot」がある点は、投資初心者や対面相談を重視する人にとって魅力になりやすいでしょう。

一方で、店舗が北陸3県に集中していること、iRootの取扱商品や利用時間帯に制約があること、対面取引とネット取引で手数料体系が異なることには注意が必要です。

今村証券が合うかどうかは、以下の点を確認すると判断しやすくなります。

  • 店舗に通いやすいか
  • 担当者の説明が分かりやすいか
  • 取引したい商品を扱っているか
  • 手数料に納得できるか
  • 長期的に相談しやすい体制か

証券会社の評判は、口コミだけでなく、自分の目的や使い方との相性で判断することが大切です。

今村証券、ネット証券、IFAなど複数の選択肢を比較し、自分に合った相談先を選びましょう。

今村証券の評判に関するQ&A

今村証券の特徴的なサービスはありますか?

今村証券は、北陸3県での対面営業を中心に、担当者付きのインターネット株式取引「iRoot」も提供しています。

iRootでは、東京証券取引所上場国内株式の現物取引・信用取引を取り扱っています。銘柄選択などの相談は担当営業員、発注方法などのシステムに関する問い合わせはiRootサポートセンターに確認する流れです。

また、保有資産や入出金状況などを確認できる資産照会サービス「iPortal」も提供されています。

今村証券の投資信託の評判を教えてください。

投資信託の評価は、商品ごとの運用方針、リスク、手数料、運用実績によって異なります。

今村証券で投資信託を検討する場合は、担当者の説明だけでなく、目論見書、購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額の有無、過去の運用実績を確認しましょう。

また、iRootは東京証券取引所上場国内株式の現物取引・信用取引が中心のため、投資信託をオンラインで自由に取引できるとは限りません。取引方法は事前に確認しておきましょう。

大手証券と比べたときの特徴は何ですか?

今村証券は、北陸3県に11店舗を展開する地域密着型の証券会社です。

大手証券と比べて全国的な店舗網ではなく、北陸エリアでの対面相談や担当者付きネット取引を重視している点が特徴です。

一方で、全国での店舗利便性、オンライン取引の商品範囲、手数料の安さを重視する人は、大手証券やネット証券も含めて比較するとよいでしょう。

出典

今村証券株式会社「2026年3月期 決算説明資料」(公開日:2026年4月24日)
今村証券株式会社「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」(公開日:2026年4月24日)
今村証券株式会社「支店のご案内」
今村証券株式会社「iRootについて」
今村証券株式会社「iRootネット取引 サービス内容」
今村証券株式会社「iRootネット取引 お取引の取り決め」
今村証券株式会社「iRootネット取引 発注・約定時の取り決め」
今村証券株式会社「iPortalについて」
今村証券株式会社「ご投資に係る手数料等およびリスクについて」
今村証券株式会社「口座開設のご案内」
今村証券株式会社「国内株式」
日本取引所グループ「総合取引参加者の自己資本規制比率」
日本証券業協会「金融商品仲介業者」

この記事を書いた人

証券会社・証券口座メディア編集部は、ネット証券から対面・外資系証券まで多様な証券会社の選択肢を解説し、投資初心者でも最適な口座を開設できるよう支援している。元証券会社勤務者の知見を活かし手数料やサービス内容を客観的に比較し、おすすめのネット証券や対面証券をご紹介。運営元アドバイザーナビ株式会社は資産運用アドバイザーと投資家のマッチングサービス「資産運用ナビ」を展開し、読者が信頼できる相談先を提案している。透明性の高い情報提供を通じて、資産形成の第一歩を後押しする。