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賢いお金の使い方とは?投資初心者向けに徹底解説

投資におけるリスクとその管理方法  わたしのIFAコラム
この記事で解決できるお悩み
  • 投資を始めたいが、どのように進めればよいか分からない
  • 投資についての基本知識や具体的な方法を理解したい
  • 自分の資産を効率的に増やすための投資戦略を検討したい

「貯蓄から投資へ」とのスローガンが掲げられ、政府は国民が所得を増やせるように投資に関する制度や体制の改革を行っている。

それでもまだ、投資は多くの日本人にとって決して身近なものではなく、未経験者も多い。

この記事では、お金との付き合い方を見直し、賢く使っていくために必要な投資の知識を、投資初心者へ向けて解説していく。

目次

賢いお金の使い方とは

賢いお金の使い方とは 資産運用ナビコラム

ただ単に物を買うだけではない「賢いお金の使い方」とは一体どのような物なのだろう?ポイントとなる考え方などを解説していく。

お金を賢く使うためのポイント

お金でやっていることは貯金と消費行動のみ、という人もそう少なくはないのではないだろうか。

お金に対する発想自体を切り替えると、見える世界がグッと広がる。そのポイントは「お金に働いてもらう」という思考だ。

インフレによって物価が上昇していくにも関わらず、実質賃金が上がらない日本において、ただ日本円を日本円として保有しているだけでは、相対的にあなたのお金の価値は下がっていく。

だから、ただ何もせずに日本円をそのまま持ち続けるのではなく、投資に回すことでお金に働いてもらい、インカムゲインとキャピタルゲインを得ることによって資産形成していくことが、今後はますます重要なスキルとなっていくだろう。

低金利時代の貯金

将来に備えて銀行に貯金していく。それも立派な資産運用では?そう思うかもしれない。

しかし、メガバンクを含む日本の銀行の金利は、0.002%である。仮に銀行へ100万円を10年間預けても、受け取る利子は10年で僅かに200円である。

一方、日本のインフレ率(=物価の上昇率)は、去年(2022年)は2.50%、今年(2023年)も4月までの時点で2.73%となっている。

では、銀行預金の例と同じく、商品価格の10年間の推移を考えてみよう。

仮に、10年間インフレ率が2%で推移したとしたら、現在100万円の車の価格は、10年後に約122万円になるのだ。

1,000,200円と1,220,000円である。

これはつまり、現在は100万円のお金で買える車が、10年間銀行預金をすると、インフレにより商品に対して現金の価値が下がり、相対的に資産が目減りして購入できなくなるということだ。

もはや、銀行預金しかしていないこと自体が、リスクと言っても過言ではないかもしれない。

同じく、日本円でしか資産を持っていないことも、リスクと言っても過言ではないだろう。

資産管理の重要性

では、これから私たちはどのようにお金と付き合っていけば良いのか?

それの答えが「お金に働いてもらう」ということであり、つまり投資による資産運用を行うということなのである。

だからといって、適当に投資を行えば良いというわけではない。長期的な視点から、計画性を持って投資を行うのだ。

投資にはリスクが必ずある。しかし、金融商品や投資方法についてちゃんと理解した上で、適切な投資計画を立てて行う投資は、リスクを可能な限り抑えて、着実に資産形成をしていくことができるだろう。

投資で資産運用する目的は、もちろん利益を得るためである。投資を行う元本がなくなってしまったら元も子もない。だからこそ、資産管理を徹底して、リスクをコントロールすることが重要なのだ。

コントロールされたリスクに対しては、もはや不安を抱くことはないだろう。

投資とは何か?

投資とは何か? 資産運用ナビコラム

「お金に働いてもらう」ということをするべきなのは分かったが、そもそも投資って一体なんなのかということについて知らなければ始まらない。

これから投資を始める人向けに、基本から解説していく。

投資の基本的な概念

投資について、なにか大企業や一部の富裕層のすることであり、庶民には関係ないと勘違いしている人もいるかもしれない。

そんなことは全くなく、投資は誰でも行うことができる、とても身近なものなのだ。

「投資」とは、利益を見込んでお金を投じることを言う。A社がこれからどんどん伸びると思うから、A社の株を買う、という具合だ。

一般的には中長期目線で投資を行い、資産形成をしていく場合が多い。

投資の種類と特性

投資には非常に多くの方法があり、それぞれ性質が違うので、目的にあった投資方法を選ぶことが大切だ。

株式投資、不動産投資、外国為替証拠金取引(FX)、商品先物、投資信託、債券、暗号資産などたくさんの方法があり、またNISA制度やiDeCoなども特色ある投資方法の1つである。

これらは投資方法の種類であり、さらにそれぞれの中に多くの投資商品がある。これら数多くの選択肢の中から、投資資金をどこへ使うか、その割り振り方を考えていくわけだ。

株式投資であれば、国内株・外国株など豊富な商品から選ぶことができる。また、平日の日中であれば基本的に毎日市場は開いており、自由に売買が可能で流動性が高い。

聞いたことのある企業も沢山あるので、初心者でも馴染みやすいだろう。一定の期間保有していれば、株主優待などの特典を受けられるのも特徴だ。証券会社によっては、手数料も非常に安く始めることができる。

不動産投資は、他の投資方法に比べかなり資金が必要な投資方法であるが、オーナーとしての賃料収入なども見込め、もちろん売却することもできる。

投資信託は、簡単に分散投資を行いやすい商品と言えるだろう。NISAやiDeCoは、利益が非課税になるというメリットを最大限に生かして、コストを抑えた投資運用にしたい。

投資のリスクとリターン

先にも述べたように、投資には必ずリスクがある。だが、リスクがあるからリターンも得られるわけである。

基本的に、大きなリターンを狙うには、それ相応のリスクを負うこととなる。

逆に、ローリスクな投資は、リターンも少ない。ローリスク・ローリターンであっても、長期的に運用すれば、複利の効果などで資産形成は可能だ。

何が正解で何が間違いかと言うのは、投資目的や資産状況にもよるので、一概には言えない。バランスを考えて、投資計画を立てる必要がある。

投資の第一歩

投資の第一歩 資産運用ナビコラム

賢くお金に働いてもらうためにも、投資を始めるにあたって、どのようなことを考えればいいのだろうか。

自己資産の見直し

まずは、自分の現在の資産状況を知ることから始まる。

一体いくらの金融資産があり、そのうちのどれくらいを投資資産として運用していくことが可能なのか。必要以上に貯金をしているのなら、投資に充てて良いだろう。使っていない車など換金可能な資産は、売却して投資に回し運用していきたい。

当然だが、投資用の資金が多ければ多いほど、狙えるリターンも大きくなる。

まずは、自分の資産を見直して、整理するだけでも資産管理の第一歩となる。自分自身が資産状況を分かっていないようでは、適切な投資計画は立てることも出来ない。

投資の目的を明確にする

投資を始める上で、非常に重要な項目に「投資目的」を明確にするということがある。

なぜかと言えば、目的が違うと、たとえ同じ金融商品を購入するにしても、買い方や保有期間などに違いが生じるためである。

つまり、目的がぼんやりとして曖昧だと、投資計画自体が立てられないのだ。資金の割り振り方や保有期間などが定まらないので、あやふやな投資になってしまう。

そうなってしまうと、売却のタイミングなどもわからず、まだ保有するべきものを売却してしまったり、損失に繋がる恐れもある。

投資とはしっかりとした計画に基づいて行うもので、その計画には根拠がある。それらを適切に構築するためにも、投資目的をはっきりと認識しておくことが大切だ。

リスク許容度の評価

自分の資産を見直し、投資の目的も認識できたのなら、リスク許容度を考える。

果たしてどの程度までのリスクを取ることができるのか、実際に投資をする前に明確に設定しておく必要がある。

リスクの許容度も、それぞれの投資スタイルや資産状況によって変わってくるので、共通する正解のようなものはない。共通する正解がないからこそ、自分の資産状況と投資目的の把握が必要になるのである。

最悪のリスクが発生しても、生活が立ち行かなくなったりするようなことがあってはならない。速やかに投資を続けられるようなリスクの取り方でないと、長く投資で運用していくのは難しいだろう。

リスクを未知数のまま放置するのではなく、リスクをコントロールするという認識のもと、正しい投資判断を行えば、安心して取引に臨めるだろう。

余談ではあるが、資金よりも多くの金額を運用できるレバレッジを掛けた取引や、信用取引の「空売り(売りから入り、値下がりすれば利益となる取引)」などは、元本以上の損失が出る恐れもあるので、経験の浅い初心者は行わない方が懸命だ。

投資のパートナー選び

投資のパートナー選び 資産運用ナビコラム

投資というのは確かに複雑な金融商品を扱うので、難しい部分があるのは否めない。

だからこそ、自分一人で悩むのではなく、頼れるパートナーを見つけたい。

IFAのサポート

投資の頼れるパートナーとして、IFAを選ぶことをお勧めしたい。

IFA(Independent Financial Advisor)とは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれ、プロの資産運用アドバイザーのことである。大きな特徴は、その名の通り特定の金融機関に所属していない独立した立場ということである。

IFAに相談することによって、専門家の意見が聞けるのはもちろん、会社のノルマなどに左右されることなく、非常に顧客目線で寄り添ったサポートを受けられるのが最大のメリットだ。

IFAとの協力

これから資産運用として投資を始める人にとっても、IFAは相談しやすいだろう。

IFAは金融商品全般について精通しているプロの資産運用アドバイザーなので、あなたの資産状況や投資目的を伝えれば、的確な投資方法を提案することができる。

迷うことの多い投資の様々な選択肢について、一つ一つ悩みや疑問を解決しながら、あなたにカスタマイズされた投資計画を作っていけるはずだ。

IFAの選び方

全国には数多くのIFAがいる。その中から自分にあった人を選ぶ方法として、本記事が掲載されている「資産運用ナビ」の利用を提案したい。

「資産運用ナビ」では、無料相談に申し込めば、自分に合ったIFAとマッチングすることができるからだ。

投資運用は長期に渡るものなので、信頼できるIFAを見つけ、確かな資産運用を行ってほしい。

まとめ

まとめ 資産運用ナビコラム

本記事では、賢いお金の使い方として、ただの預金などではなく「お金に働いてもらう」ことを様々な角度から紹介した。

賢くお金を使うためには、投資についての知識が必要であり、投資をするにはそのリスクを事前に把握しておくことが大切である。

これから投資を行おうとする初心者にとっては、IFAと相談することで、投資を含め賢いお金の使い方全般について、適切なアドバイスを受けられるだろう。

お金に働いてもらうという賢い使い方を始めたい人は、「資産運用ナビ」を活用し、以下のボタンから無料相談に申し込んで始めてみてほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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