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投資成功へのルールとは?

この記事で解決できるお悩み
  • 投資における基本的なルールについて知りたい。
  • 投資を始めるための最低額を知りたい。
  • 投資でのリスク管理について理解したい。

投資初心者の方は、投資の仕方、銘柄の選び方から投資額まで迷うことや決めかねる事が多いだろう。

そこでこの記事では、投資における基本的なルールや投資を始めるための最低額などを含め、投資でのリスク管理についても解説する。

目次

賢い投資とは

はじめに「賢い投資」とはどのような基盤のもとに成立するのだろうか。基本的なルールなどから考えてみよう。

金融リテラシーの重要性

金融リテラシーとは「金融や経済に関する知識や判断力」のことだ。金融リテラシーを身に付けることで、ライフプランに合わせた資産の運用、自己資産の管理などを合理的に行えるようになる。

それぞれの暮らしや人生のなかでライフイベントがあり、それぞれに多くの資金が必要になる。その資金を潤沢にするためにも、お金の管理を適切に行うことが重要だ。

そして、それは「経済的に自立する」ことにつながるのだ。

投資の基本的なルールとは

投資の基本的なルールは「長期」「積立」「分散」と言われている。時間をかけコツコツと、分散でリスクを回避しながら、投資を行う。

リスクを最低限に抑え、安定した運用を行うことで、リターンが期待できると言われている。投資である以上リスクは存在するが、この3つの基本的なルールを実行してほしい。

長期投資の魅力

長期投資は、運用期間が長ければ長いほど大きな効果をもたらす。投資の元本に発生した金利を次の投資にも活用して元本を増やしていく運用方法だ。

一例として、35年間、毎月3万円を積み立てていく場合と、年利3%の複利で運用した場合を比較してみる。短期的に差は出ないように見える。前者の場合約1260万円なのに対し、後者の複利運用の場合は約2210万円となる。

長期で運用するとかなりの大きなリターンが出てくる。このように、確実な運用が長期投資の特徴、魅力になるだろう。

投資の最低額

投資や運用には資金が必要だ。次に、投資の最低額について解説する。

投資初心者が考慮すべき始めるための最低額

現在、インターネットを介して少額かつ気軽に投資ができるようになった。1円、100円単位で投資が可能だ。投資する金額が小さければリターンも小さいが、投資の方法を学んだりするには良い機会だろう。

投資を始めるための最低額の考え方の一つとして、自身の資産の全てを投資する、借金をしても投資をするなどは行うべきではない。

生活の基盤があった上、リスク対策ができる程度の資産の余裕がある状態で最低額を決めるべきだろう。また、投資計画や投資の最終的な目標も考慮したい。

 最低限必要な資金と理想的な資金の違い

投資を行う上で、最低限必要な資金は、購入する商品によっても変わってくる。株式であれば数万円程度、債券であれば1万円程度、投資信託であれば数千円から購入可能で、そこに手数料などを含めた資金があれば良いだろう。

しかし、これはあくまでも購入資金であり、後述するが、投資にはリスクがつきものだ。リスクを伴うことを予想した上で、対策が取れる緊急資金を用意できるくらいが理想的な資金と言える。

どのような投資商品から始めるか

投資初心者の方はどんな商品から始めればいいかも不安に思うポイントだろう。株式、外貨、社債、不動産など様々な投資法があるが、自身の投資目標、ライフスタイルや投資できる資金によってもどのような商品からスタートするかは変わってくる。

しかし、初心者であれば「投資信託」はおすすめの商品だ。様々な国や地域、資産、銘柄の商品が存在し、種類が豊富で興味関心がある商品、予算に合わせた商品に投資できる。

また、商品の特性上、一つの商品を保有することで複数の資産、銘柄、地域などに分散投資をすることも可能なため、リスクを極力減らすことができる。

運用についてもファンドマネージャーなどの運用のプロが運用を行ってくれる。さらに、自己判断を常々迫られるような投資ではないこと、少額から始められることから初心者には向いているといえる。

リスク管理

次に初心者の方には最も注目してほしいリスク管理について説明する。

リスク管理についてきちんと理解をした上で投資を行うことで安定した運用ができるだろう。

リスクの理解と評価

どのような金融商品、投資においてもリスクがつきものになる。特に大きな利益、リターンを得ようとすると価格の振れ幅「リスク」が高くなる。

俗にいう「ハイリスク・ハイリターン」だ。逆に、安定した運用でリスクが低い商品はリターンも低くなる。つまり「リスクが低いが、高いリターンが得られる」という商品はないということを覚えておこう。

ポートフォリオの多様性とリスク分散

投資における「ポートフォリオ」とは、金融商品の組み合わせのことだ。自分がどのような商品を購入し、どのような組み合わせで投資しているか、資産のリスクとリターンがわかるバランスシートとも言える。

ポートフォリオをもとに、商品や投資先の業界の状況などを見て「分散投資」を行いながら、リスクを分散させることが重要である。

例えば、SNS関連の株式が業界の盛り上がりから資金の全てをその業界に投じたが、社会情勢で業界全体がマイナスに転じた場合、投資した商品の全てがマイナスになり大きく損失を出す可能性がある。

このように一度に資産全体がマイナスに転じないよう、工業、サービス業界など他の業界の株式を購入するなどの検討を行う。また、株式以外にも投資信託において長期的な投資、外貨でじっくり貯蓄を行うなどし、リスクを分散させておくことが賢い投資、理想的な投資と言える。

リスク対策としての緊急資金の準備

先述したが、リスク対策としては投資資金の他にも緊急資金の準備をしておくことも大事だ。

大きな損失があった時に運用の見直しを行った上で、別の投資を行うための資金、または、決してあってはならないがその損失から生活に支障が出た場合など、穴埋めができる程度の資金を準備しリスク対策をしておこう。

独立系ファイナンシャル・アドバイザー(IFA)と投資計画

ここでは、独立系ファイナンシャル・アドバイザー(IFA)の役割とメリット、投資計画の内容について解説する。IFAとは、投資のプロフェッショナルであり、金融商品仲介業、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことだ。

投資のプロとして、予算や投資の目的にあった商品や投資の計画、方法を指南してくれる。投資計画の策定においてはプロの視点からのアドバイスが受けられることも、投資を成功させる大きなポイントになる。

IFAの役割とメリット

IFAの役割は、現状の投資の内容を把握し、金融商品の選定や運用に関する提案や助言を行い、適切な投資ができているかフォローを行うことだ。

商品の選定から、投資後のプランの見直しなど、全面的なアドバイスが受けられることがメリットといえる。

投資のことであれば、必要な情報から、相談を聞いた上であなたにフィットした投資方法や商品、今後の投資の見通しなど幅広くフォローをしてくれるので初心者には強い味方だ。

 投資のルールについてIFAからのアドバイス

先述したように、IFAは投資、資産運用のプロフェッショナルとして、基本的な投資のルールや商品の選択、運用方法までアドバイスを行う。

また、いくらから投資をスタートさせるべきかなど、最も初歩かつ、重要なポイントを指南してくれる。

自分ではなかなかできない、社会情勢や投資先の業界構造の分析結果などをもとにしたアドバイスを得られることも、運用の目標達成に向けての近道になるだろう。

リスク管理におけるIFAのサポート

投資にはリスクがつきもので、投資した元本の保証はなく、投資計画を立てたとしても必ずしもその通りに運用が進むわけではない。

投資がマイナスに転じている、思ったような運用ができていない状況の時に、IFAのサポートを受けることで、原因を追究し、計画の見直しを行うことも可能だ。

さらに、投資先の変更などを検討することで、損失を最小限に止めることもできるだろう。リスク管理に対しても、IFAのサポートは必須と言っても過言ではない。

ただ、投資家の投資経験や投資意向によって、最適なIFAの選択肢も異なる。自身の条件にあったIFAを見つけるには、「資産運用ナビ」などの検索プラットフォームの活用もおすすめである。

無料相談もできるので、長期的な資産形成のパートナーとなる、信頼できるIFAが見つかるはずだ。

まとめ

本記事では投資の基本的なルール、投資を始めるための最低額、そしてリスク管理について詳しく説明した。参考にしながら賢い投資をし、投資目標を達成してほしい。

そこで重要なのが、IFAに相談することだ。投資の基本ルールを深く理解し、リスクを適切に管理する方法を学ぶことができる。投資に関してわからないことや不安がある方はIFAに相談すると良いだろう。

検索プラットフォーム「資産運用ナビ」では自身が運用していきたい商品や相談内容、地域を指定したうえで検索することもできる。理想の資産運用を目指すためにも、無料相談を申し込んでみてほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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