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セミリタイアを目指すのにおすすめの資産運用は?ポイントも一緒に紹介

「定年まで働くのはしんどい」「嫌な仕事をずっと続けるのは嫌だ」「お金を貯めて早めに自由な生活を手に入れたい」今回はこのような悩みを解決していく。

定年を迎えるまでに資産を蓄えて、仕事をやめる選択肢の一つとして、セミリタイアが挙げられる。

仕事を全くしなくなる完全リタイアと比べると、必要な資産額は小さいため、達成できる時期は早い。

本記事では、セミリタイアを目指す方法や注意点を解説していく。

資産を蓄えて仕事を早めに辞め、自由な生活を謳歌したいという人はぜひ最後まで読んでみてほしい。

目次

セミリタイアとは

セミリタイアは、生活に必要な資産を確保して定年前に会社を退職し、好きなタイミングで好きな仕事をして収入を得る生活のことを指す。

仕事を全くしなくなる完全リタイアと違う点は、収入を稼ぐために仕事をすることだ。

生活に必要な金額は人によって異なるので、日々の支出から目標額を算出する必要がある。生活にかかるお金が少なければ少ないほど、セミリタイアを目指しやすい。

そんなセミリタイアのメリットとデメリットを紹介していこう。

自由な時間を確保できる

メリットの一つ目は、「自由な時間を確保できる」だ。セミリタイアをした後は、仕事をしなくなるのでとにかく自由な時間ができる。

まとまった休みが必要な旅行や、これまでチャレンジできなかった新しい趣味など、自分の好きなことに時間を割けるようになるのだ。

キャンプやサーフィン、読書など新しい趣味を探してみてはどうだろうか。

働きたい時には働ける

メリットの二つ目は、「働きたい時には働ける」だ。セミリタイアした後は、アルバイトやフリーランスとして働きたい時に働けるという利点がある。

しかも、どんな仕事をするか自分で選べるのだ。

イベントスタッフのような日雇いアルバイトや、これまでのスキルを活かしてフリーランスとして仕事を受注することも可能だ。

お金を稼ぐために、ストレスの溜まる嫌な仕事をしなくて良くなる。

他人との関わりが減る

デメリットの一つ目は、「他人との関わりが減る」だ。セミリタイアをすると会社に行かなくなるので、他人と関わる機会が減る。

社内の上司や同期、後輩だけではなく、取引先の担当やお客さんなど会社の人と関わりながら仕事をしている人が多いだろう。

テレワークがメインで、すでに仕事で人と関わる機会がなかった人もいるかもしれない。

仕事をしなくなるとこれまで一緒に仕事をしていた人たちと関わる機会はかなり減るだろう。

新しいコミュニティに所属したり、趣味を見つけたりして人と関わる機会を増やしていこう。

とはいえ、人とできるだけ関わりたくない人もいるかもしれない。

そのような人にとって、他人との関わりが減るのは、セミリタイアのメリットになるだろう。

会社員ほどの安定収入は得られない

デメリットの二つ目は、「会社員ほどの安定収入は得られない」だ。

セミリタイア後は、定職につかないので安定した収入を手放すことになる。

アルバイトやフリーランスとして働いていたとしても、会社員ほど安定した仕事はなく、どうしても収入は不安定になるだろう。

配当所得や不動産所得など、労働所得以外の収入をセミリタイア前に確保しておくと安心だろう。

お金を使うことに不安を感じる

デメリットの三つ目は、「お金を使うことに不安を感じる」だ。セミリタイア後は、それまでに貯めた資産を取り崩しながら生活していくことになるのだが、いつまで生きられるかわからない。

そのため、お金がなくなっていくことに不安を感じるだろう。

セミリタイアを目指す際は、生活に余裕のある金額を算出しておこう。

セミリタイアを目指すための投資方法

セミリタイアを目指すにあたって、預貯金だけで目指すのはかなり時間がかかる。

高い金利のものでも基本的に利回り1%を下回るからだ。セミリタイアするには、資産運用をしてお金に働いてもらう必要がある。

ここでは、セミリタイアを目指すための投資方法を紹介していこう。

インデックス投資

一つ目は、「インデックス投資」だ。インデックス投資とは、指標に基づいた値動きをする投資信託を購入する投資法のことで、市場平均のリターンが狙える。

日本の指標には、日経平均株価やTOPIXなどがある。インデックス投資の利回りは3〜7%ほどだ。

インデックス投資は、投資の基本である長期・分散・積立の要素を満たした投資法だ。

さらに、iDeCoやつみたてNISAのような税制優遇制度を利用できる。

セミリタイアを目指して投資を始めるなら、まずはインデックス投資から始めてみよう。

株式投資

二つ目は、「株式投資」だ。株式投資は、名前の通り株式の売買で利益を狙う投資法だ。

購入時よりも高い価格で売却する「値上がり益(キャピタルゲイン)」を狙う方法と、「配当金(インカムゲイン)」を受け取って利益を得る方法がある。

キャピタルゲインを狙うのは、売買を繰り返す上に一つの銘柄の影響を大きく受ける。

リスクが高いので購入銘柄を増やしたり、買い付け時期を変えるなどしてリスクの分散が必要だ。

リスクが高い分、得られるリターンも大きい可能性がある。キャピタルゲインを狙って株式を購入する際は、リスク許容度の範囲内で行おう。

配当金を狙う投資法は、収入が不安定になるセミリタイアとの相性が良い。

企業の成績が安定していれば、安定的な配当収入が見込めるからだ。

ただし、キャピタルゲインと同様に、銘柄が限定的だとリスクが高い。複数銘柄を購入して、投資先は分散させておこう。

不動産投資

三つ目は、「不動産投資」だ。家やマンションなどの物件を購入し、賃貸として人に貸すことで家賃収入を得る投資法だ。

初期投資額が大きいためリスクは高いが、入居者が決まると安定した収入が入ってくる。

配当金狙いの投資と同様に、セミリタイアとの相性が良いと言えるだろう。

ただし、良い物件を見つけるのは難易度が高く、不動産投資から投資を始めるのはおすすめしない。

投資信託や株式といった金融商品を購入して、一定の資産を貯めてから不動産投資を始めてみよう。

セミリタイアを目指して資産運用をする際の注意点

ここまで、セミリタイアのメリットやデメリット、目指すための投資方法を紹介してきた。

このままセミリタイアを目指して資産運用を始めると、投資で大きな失敗をしてしまってセミリタイアが遠ざかる可能性がある。

ここでは、セミリタイアを目指して資産運用をする際の注意点を紹介していく。

投資で致命傷を負いたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

リスク許容度を知る

セミリタイアを目指して資産運用をする際の注意点の一つ目は、「リスク許容度を知る」だ。

リスク許容度とは、自分がどれだけのリスクをとっても大丈夫かという指標になる。

子どもがいたり会社を定年していたりする人はリスク許容度は低いのに対して、20代の独身サラリーマンはリスク許容度が高い。

セミリタイアを目指すにあたって、リスク許容度に合わせた投資法を選択することは非常に大切だ。

投資を始める前に、自分のリスク強度を知っておこう。

短期で増やそうとしない

注意点の二つ目は、「短期で増やそうとしない」だ。できるだけ早くセミリタイアを達成したいという人もいるだろう。

投資収益をメインに早くセミリタイアするためには、短期的に大きな利益を狙う必要がある。

しかし、大きなリターンが得られる可能性がある分、大きなリスクも伴う。

成功すればセミリタイアに大きく近づくかもしれないが、失敗すれば振り出しに戻ってしまうかもしれない。

再現性の高い方法でセミリタイアを目指すのであれば、短期で大きな利益を狙うのは厳禁だ。

資産運用の基本である、リスクを分散させた長期投資を基盤にしていこう。

こまめに資産価値をチェックしない

注意点の三つ目は、「こまめに資産価値をチェックしない」だ。

こまめにチェックしていると、資産価値の下落に敏感になってしまう。

しかし、相場の下落時に焦って金融資産の売却は、投資において最もやってはいけない行為の一つだ。

暴落時は、金融商品を安値で買うチャンスとも捉えられる。

月に1回程度、たまに資産価値を確認する分には構わないが、毎日見ているのは危険だ。

毎日チェックにあてている時間があるなら、セミリタイアを目指して収入を上げる努力をしたり、支出を下げる工夫をしてみよう。

わからないことは専門家に相談

セミリタイアを目指すうえで、わからないことや疑問に思うことが出てくるだろう。

疑問点や不明点が出てくるのは仕方ないが、そのままにしていてはいけない。

資産運用などお金に関する知識は複雑だからだ。税金を多めに払っていたり、手数料の高い金融商品を選んでいたりするかもしれない。

知識不足で損しないように、わからないことはお金の専門家に相談しよう。

そのうちの一つとして、「資産運用ナビ」に相談をしてはいかがだろうか。

プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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