いちよし証券の評判・口コミを徹底解説!メリット・デメリットとは

この記事で解決できるお悩み
  • いちよし証券のサービスにどのような特徴があるのか知りたい
  • いちよし証券の評判が知りたい
  • 運用相談をどこにするべきかわからない

対面での相談体制を重視するいちよし証券。

大手証券やネット証券に比べると、サービス形態や相談体制が異なるため、利用するメリットが分かりづらい人もいるのではないだろうか。

本記事では、いちよし証券のサービス内容や評判、利用するメリット・デメリットなどをまとめた。

いちよし証券の利用がおすすめな人や、資産運用を進める際の相談先についても紹介しているので、これから資産運用を始めようと思っている人はぜひ参考にしてほしい。

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平 行秀
監修者

証券アナリスト(CMA)

平 行秀(Yukihide Taira)

アドバイザーナビ株式会社 代表取締役社長。野村證券を経て2019年に同社を創業し、 投資家とIFAのマッチング事業などを展開。

目次

いちよし証券のサービス内容

いちよし証券に限らず、どの証券会社で口座を開設するか検討するにあたって、サービス内容や特徴は誰もが知りたいと思うだろう。

ここでは、いちよし証券の会社概要や提供サービス・特徴をまとめた。

以下の内容を踏まえて、まずは、いちよし証券がどのような証券会社であるか把握しよう。

いちよし証券の会社概要

いちよし証券の会社概要は下表のとおりである。

会社名いちよし証券株式会社
本社東京都中央区日本橋茅場町1-5-8東京証券会館5階
創立1950年8月18日
代表者取締役(兼)代表執行役社長 玉田弘文
従業員数864人(単体)(2024年3月末時点)
営業拠点数52ヵ店(2025年4月1日現在)
資本金145億7,700万円(2024年3月末時点)
純資産290億800万円(2024年3月末時点)
自己資本比率62.1%(2024年3月末時点)
出典:いちよし証券「有価証券報告書(第82期)」/いちよし証券「会社概要」

いちよし証券は創立から70年を超える、歴史のある証券会社だ。

いちよし証券は、沿革上、複数の証券会社を吸収合併してきた。

第82期(2024年3月期)の有価証券報告書では、連結の営業収益は188億3,700万円(前期比+21億7,100万円)、経常利益は28億7,500万円(前期比+16億5,900万円)とされている。

預り資産の推移(年度末)では、2024年3月末は2兆2,617億円で過去最高となっている。

2022年3月末(1兆9,517億円)と2023年3月末(1兆9,081億円)は減少した一方、2024年3月末は前年差+3,536億円となっている。

  • 出典:いちよし証券「有価証券報告書(第82期)」/いちよし証券「決算説明会資料(2024年3月期)」

いちよし証券が提供するサービス

いちよし証券では、店舗での相談・取引に加え、電話による「いちよしダイレクト(テレフォントレード)」などのサービスがある。

両者のそれぞれに向いているのは、下表に該当する人だ。

店舗での取引が向いている人
  • 資産運用のプロに相談したい
  • 運用スタイルを一緒に決めていきたい
  • 資産状況や市場に合わせて個別具体的なアドバイスを受けたい
いちよしダイレクトが向いている人
  • 来店の時間の確保が難しい
  • 近くに店舗がない
  • 情報収集や取引を自分のペースで行いたい

いちよし証券では、ファンドラップ「ドリーム・コレクション」を提供しているのが特徴である。

これは、運用モデルから投資方針やリスク許容度等に合わせて選び、投資する資産クラスに応じて分散投資する仕組みだ。

ほかにも、いちよし証券では以下のサービスを提供している。

  • いちよしメンバーズクラブ
    • 預かり残高状況や取引履歴・レポート等が閲覧できる専用サイト
  • 電子交付サービス
    • 各種郵送書類をインターネット経由で交付
  • いちよしスマート振替サービス
    • 簡単・即時に資金の振替入金が可能
  • いちよしファンド・プレミアムサービス
    • 預かり残高に応じて特典を受けられる
  • いちよしまるごと引越し便
    • 株式・投資信託・債券等の移管手数料を全額返金するサービス
  • 外貨送金手数料返金サービス
    • 送金元の金融機関に支払った外貨送金手数料を全額返金するサービス
  • いちよしの財産証券コンシェルジュ
    • 資産を次世代に受け継ぐためのサービス
  • いちよしの相続ガイド
    • 相続に関する情報を分かりやすくまとめたコンテンツ

各種金融商品の提案はもちろん、資産を守り、受け継ぐためのサービスなども提供していることが分かる。

  • 出典:いちよし証券「サービス」

いちよし証券の特徴

いちよし証券の特徴は、「対面での取引を重視している」という点に集約できるだろう。

いちよし証券では、取引形態によっては対面・電話でのやり取りが中心になる。

店舗での対面取引や電話による取引など、担当者と話し合いながら進める形態があるため、ややレガシーな印象を受ける人もいるのではないだろうか。

この点は、顧客と納得いくまで話ができる環境を重視している姿勢の表れともいえる。

自分で投資する資産クラスや銘柄などの選定をしたい人にとっては、いちよし証券はミスマッチになる可能性が高い。

一方で、金融のプロから適宜アドバイスをもらいながら、資産運用の進め方を相談して決めていきたい人にとっては、いちよし証券は有力な選択肢になるだろう。

いちよし証券の評判とは?

いちよし証券の概要やサービス内容は上述したとおりだが、実際の評判が気になる人も多いだろう。

ここでは、いちよし証券の取引形態やサポート体制など、公式に確認できる情報を中心に整理する。

利用するサービスを決めるにあたっては、手数料や取扱商品、相談体制などを確認しながら、いちよし証券を利用すべきかどうか考えてみてほしい。

いちよし証券の顧客満足度や信頼度について

いちよし証券の営業拠点数は52ヵ店(2025年4月1日現在)である。

対面で相談できる拠点の有無や数は証券会社によって異なるため、利用前に確認しておきたいポイントの一つだ。

対面での相談を重視する場合は、支店・営業所の所在地や受付方法を含め、生活圏で利用しやすいかを確認するとよい。

オンライン取引が広がるなかでも、対面で相談しながら進めたい層は一定数いる。

そのため、対面での相談・提案を重視する証券会社を選ぶ場合は、相談体制とあわせて、取扱商品や費用、説明の分かりやすさなども含めて判断したい。

顧客満足度や信頼度は単一の指標で判断しにくい。手数料体系や担当者の提案方針、情報提供の内容など、気になる点を事前に確認しておくことが重要だ。

  • 出典:いちよし証券「会社概要」

いちよし証券の良い評判の例

対面型の証券会社を選ぶ際は、以下のような点が評価のポイントになりやすい。

対面で相談しながら運用方針を検討できる点は、安心感につながりやすい。

商品・サービスの利用条件(申込方法や取引形態など)は、口座区分によって異なる場合があるため、事前に確認しておきたい。

情報提供コンテンツ(レポート・コラム等)の有無は、継続的に学びながら投資を進めたい人にとって確認しておきたい要素の一つだ。

出典:いちよし証券「会社概要」/いちよし証券「決算説明会資料(2024年3月期)」

資産運用に関する相談は、担当者との相性が非常に重要である。

自分の状況に合わせた提案をしてくれるのか、話を親身に聞いてくれるか、自社商品の押し売りがないかなど、担当者のスタンスが合っているかどうかは大きなポイントになるだろう。

また、いちよし証券では投資情報のコラムを掲載している。

読み進めやすい形式のコンテンツもあるため、情報収集の手段として活用できるだろう。

いちよし証券の悪い評判の例

一方で、対面相談を利用する際は、以下のような点に注意したい。

取引手数料や運用にかかる費用は、商品・取引形態によって異なるため、事前に確認しておく。

担当者の提案スタイルや連絡頻度などは相性もあるため、疑問点は遠慮なく質問し、納得できる説明を得る。

投資は価格変動等により損失が生じる可能性があるため、目的・期間・リスク許容度に沿って判断する。

出典:いちよし証券「有価証券報告書(第82期)」

担当者によって提案内容や連絡頻度は異なるため、気になる点は事前に確認しよう。

また、手数料や費用は取引形態・商品により異なる。コストは運用成績に影響し得るため、総額で確認したうえで判断したい。

金融商品は価格変動等により損失が生じる可能性がある。

投資判断は、目的・期間・リスク許容度に基づき行うことが重要だ。

いちよし証券はどんな投資家に向いているのか

いちよし証券は、結局のところどのような投資家におすすめなのか詳しく解説しよう。

以下、いちよし証券のメリット・デメリットについてもまとめたので、両側面を踏まえて利用する証券会社を考えてみてほしい。

いちよし証券のメリット

いちよし証券のメリットは以下のとおりである。

いちよし証券のメリット
  • 対面でしっかりと相談しながら資産運用を進められる
  • 営業拠点があるため、窓口で相談しやすい
  • 不明点や疑問点をその都度解決できる
  • コラム等の情報提供コンテンツがあり、資産運用を勉強しながら投資ができる

いちよし証券の、対面取引を重視する業態は大きなメリットである一方、見方を変えるとデメリットにもなる。

資産運用に関して不安がある人を中心に、相談相手がいる心強さや頼もしさは特に大きいだろう。

また、先述した投資情報のコラムを中心に、資産運用や投資に関するコンテンツがあるのもメリットとして挙げられる。

投資に関して自ら情報収集し、投資妙味の有無や自分なりの考え方・スタンスを取れるようになるのは非常に重要だ。

この点、いちよし証券なら投資について学びながら資産運用できるので、知識を身につけながら資産形成できる点もメリットといえるだろう。

いちよし証券のデメリット

いちよし証券には、以下のデメリットもある。

  • 取引形態によっては、対面・電話でのやり取りが中心になる
  • 取引手数料は取引形態・約定代金によっては負担が大きくなる場合がある
  • 電話取引には受付時間が定められている

先述したように、いちよし証券は対面でじっくりと話し合える場所・環境の提供を重視している。

言い換えると、取引形態によっては、担当者とのやり取りを前提とした進め方になる。

また、取引手数料や各種費用は取引形態・商品によって異なるため、利用前に確認しておきたい。

小口取引の場合、いわゆる「手数料負け」状態になりかねず、運用利回りを下げる要因にもなるだろう。

取引の柔軟性に欠けるという点においても、大手証券会社やネット系の証券会社に比べると劣っていると言わざるを得ない。

いちよし証券はどんな投資家に向いているのか

いちよし証券がおすすめなのは、以下のような人だ。

いちよし証券がおすすめな人
  • 対面で相談しながら投資先を検討したい
  • アクセスしやすい場所に店舗がある
  • 平日の日中に連絡を取れる
  • 比較的まとまった金額を投資したい

繰り返しになるが、いちよし証券の最大の特徴は、対面によるコンサルティングへのこだわりである。

各支店で担当者がつき、相談者の知識レベルに合わせた説明・提案が可能であるため、投資判断に迷いがある人はいちよし証券がおすすめだ。

いちよし証券は全国に営業拠点がある。

生活圏内に店舗がある人は、いちよし証券の利用を検討してもよいだろう。

また、投資する金額が一定のまとまった額である場合、手数料は気になりにくい。

投資額が増えるほど考える事柄が増えるため、プロに相談できるメリットを享受しやすくなるだろう。

いちよし証券の評判をもとに資産運用の進め方を考えよう

いちよし証券は対面でのサポートを重視するのが特徴で、担当者と相談しながら運用方針を決めたい人や、店舗が生活圏にある人には相性がよいだろう。

その一方で、対面・電話を中心とした取引形態では、手数料体系や受付時間などの制約があるため、利用前に確認しておきたい。
証券会社によってサービス形態やコスト構造は異なるため、比較の際は取引条件を揃えて検討するとよい。

また、店頭での相談では、取扱商品や提案方針は証券会社・担当者によって異なる。手数料やリスク、提案理由を納得できるまで確認し、長期にわたる継続的なアドバイスを受けられるかを見極めたい。

運用で成果を出すためには、自分の資産状況や投資スタンスをしっかり汲み取ってくれる相談相手を見極めることが欠かせない。

いちよし証券に関するQ&A

いちよし証券のサービスにはどのような特徴がありますか?

いちよし証券のサービスは、対面・電話で相談しながら進められる形態がある点が特徴と言える。

取引形態によっては担当者と相談しながら資産運用を進めていきたい人に向いている証券会社だ。

いちよし証券の大手証券にはないメリットは何ですか?

担当者と相談しながら運用方針を検討できる点は、対面型の証券会社を選ぶメリットになり得るだろう。

いちよし証券での投資相談を最大限活用するためには、どのような準備をするべきですか?

投資の目的が何であるかは必ず明確にしておくとよいだろう。

そのうえで、どの程度の金額を投資に回せるのか、毎月の支出も明確にしておくと、投資クラスの選定や資産配分について、より具体的なアドバイスがもらえるはずだ。

いちよし証券を選ぶ最大のメリットは何ですか?

いちよし証券を選ぶ最大のメリットは、対面によるきめ細やかなコンサルティングサービスを受けられる点だ。

顧客一人ひとりに寄り添い、目的に合わせた投資手法の提案を受けられるため、自分で投資判断するのに自信がない人は、いちよし証券がおすすめである。

参考・出典

この記事を書いた人

証券会社・証券口座メディア編集部は、ネット証券から対面・外資系証券まで多様な証券会社の選択肢を解説し、投資初心者でも最適な口座を開設できるよう支援している。元証券会社勤務者の知見を活かし手数料やサービス内容を客観的に比較し、おすすめのネット証券や対面証券をご紹介。運営元アドバイザーナビ株式会社は資産運用アドバイザーと投資家のマッチングサービス「資産運用ナビ」を展開し、読者が信頼できる相談先を提案している。透明性の高い情報提供を通じて、資産形成の第一歩を後押しする。