- 超富裕層になる方法について知りたい
- 資産10億円を築く方法について知りたい
- 資産10億円を運用する方法について知りたい
「資産10億円」は超富裕層に分類される、いわゆる資産家だ。
一般の人には、資産1億円を築くことはできても、10億円に到達するのは難しく、特別な何かが必要だ。
この記事では、「資産10億円を築く方法」、「資産10億円の運用方法」を紹介していく。まずは、資産10億円がどのような資産額なのかを見てみよう。
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資産10億円は「超富裕層」
野村総合研究所が定義する保有資産の階層分類によると、純金融資産5億円以上を保有する世帯は「超富裕層」と定義される。
2019年の調査では、5億円以上の資産を持つ「超富裕層」は9.0万世帯で、全体のわずか0.17%である。資産10億円以上の世帯数はさらに絞られ、ごく一部の資産家と呼ぶにふさわしい資産規模だ。
ちなみに、資産1億円〜5億円の「富裕層」は139.5万世帯ある。富裕層でも一般からすれば十分な「お金持ち」だが、超富裕層はまさに「大金持ち」というイメージがふさわしいだろう。
- 出典:野村総合研究所「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」
資産10億円で得られる資産収入
10億円の資産があれば、極端な浪費や事業・投資の失敗などがなければ、生涯のうちにお金が尽きることはないだろう。
セレブのような生活をしない限り、安定的な資産運用をしながら取り崩していくだけで、お金を使い切れずに資産が雪だるま式に増えていくはずだ。
保守的に1%で資産運用しても年に1,000万円、標準的な利回りとされる3%で運用すれば年に3,000万円の資産収入が得られる。元手が多いから、得られる資産収入も大きい。
仮に利回り3%で運用しながら、年間2,000万円を使ったとしても、10年後には約11.1億円、20年後には約12.6億円に資産が増えている計算だ。億単位でお金が増えていくのである。
10億円とは、そのくらい威力のある資産額なのだ。
資産10億円を築く方法
資産10億円を築くにはどのような方法があるだろうか。資産1億円であれば、一般のサラリーマンがコツコツと資産形成することで達成することは可能だ。
しかし、10億円となると一般的な収入を積み重ねただけでは到達不可能である。
もし40年間で10億円を貯めようとすると、毎月200万円以上を貯蓄しなければならない。利回り5%で資産運用したとしても、毎月65万円を40年間積み立ててようやく届く金額だ。
一般のサラリーマンでは現実的な金額ではないだろう。
では、実際に10億円の資産を築くにはどのような方法があるのか。ここでは、相続や玉の輿といった他力ではなく、自分で10億円の資産を築く方法を3つ紹介する。
高収入の職業に就く
まずは、高収入が得られる職業に就くことだ。
先ほどの月々65万円を40年間運用という金額から、年収2,000万円程度を安定的に得られれば、資産運用することで10億円も見えてくるだろう。
高収入の職業には、以下のようなものが挙げられる。
- 開業医
- 弁護士・会計士
- 外資系企業
- プロスポーツ選手
- 芸能人
など
ただし、これらは特別な知識や能力を要する職業であり、なろうと思ってなれるものではない。持って生まれた才能と、幼少期からの教育や努力の積み重ねの結果だ。
自身が難しい場合には、お子さんを高収入の職業に就かせるため、将来に投資するのも良いかもしれない。
起業して成功する
次に、起業して成功する方法だ。
一般的な会社に雇われて給料を貰っていては、一握りのトップに上り詰めない限り、爆発的な収入の伸びは期待できないだろう。自ら事業を起こせば、アイデアと経営手腕次第で収入は青天井だ。
事業が成長すれば、上場や事業売却などによって大きなリターンを得られる可能性もある。10億円どころではなくもっと大きな資産を築ける可能性もあるだろう。
しかし、そこまで辿り着くには当然ながら多大な努力と人並外れた経営センスが必要なことは言うまでもない。
投資で大きく儲ける
3つ目は、投資で大きく儲けることだ。例えば、ご存知GAFAはこの20年で大きく株価を上げた。
2000年のITバブル以降の最安値と直近の最高値は以下のとおりだ。
企業名 | 最安値 | 最高値 | 上昇率 |
---|---|---|---|
$2.40 | $151.54 | 6,314% | |
Amazon | $0.27 | $188.65 | 69,870% |
Facebook(Meta) | $17.55 | $384.33 | 2,190% |
Apple | $0.22 | $182.94 | 83,155% |
Amazonは約700倍、Appleは800倍以上になっている。
およそ20年前のITバブル崩壊時に、今の繁栄を予想してこれらの企業に100万円投資できていたら、Amazonなら約7億円、Appleなら約8億円と10億円に近い資産を築けていたことになる。
スマホもSNSも、もちろんGAFAという言葉もなかった時代に、先見の明を持って投資できていれば・・・
このように、FXや仮想通貨など投機的な取引を行わなくても、成長分野や企業を見極めて、長期で株を握り続ければ数百倍のリターンも夢ではない。
さて、今から10年後、20年後にはどの分野・企業が数百倍に成長しているだろうか・・・
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資産10億円の運用方法
最後は資産10億円を築いたあとの資産運用方法を紹介する。
資産10億円あれば、大きく増やすための攻めの資産運用は必要ないだろう。
ただし、単に預貯金に眠らせて取り崩していくだけでは、減っていく一方だし、インフレで資産が目減りしていくことになる。大きく減らさないために、守りの運用を重視することが大切だ。
複数資産に分散投資でリスクを抑える
まずは分散投資でリスクを抑えることだ。
元手が大きいので、幅広い資産に効果的に分散が可能になる。
分散投資とは、複数の資産や地域、タイミングに分けて投資することで、リスクを分散する方法である。
- 資産・・・株式、債券、不動産、金など値動きの異なる商品
- 地域・・・国内、先進国、新興国など経済状況や地政学リスクの異なる地域
- タイミング・・・1度に全額投資せずに複数回に分ける
これらを織り交ぜたポートフォリオを構築することで、経済成長のリターンを得ながら、一部が暴落しても資産全体が大きな損失を出さないようリスク分散できる。
参考までに、安定運用を目指す公的年金のポートフォリオは、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券がそれぞれ25%ずつの比率である。
- 出典:年金積立金管理運用独立行政法人「2022年度の運用状況」
不動産投資で安定収入
不動産投資で安定的に家賃収入を得ていくのも良いだろう。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われ、地域や不動産のタイプによって異なるが、一般に利回りは3〜6%程度と言われる。
10億円の元手があれば、マンションの1棟まるごと経営もできるし、複数の部屋を所有してリスク分散することも可能だ。
豊富な資金を活かしてキャッシュで購入すれば利息を支払うことなく、家賃から維持費を除いた額がそのまま収益になる。
ただし、不動産投資は立地や物件選びが命である。信頼できる仲介業者を見つけ、プロのアドバイスを受けながら投資することを心がけたい。
富裕層向け投資商品
10億円の資産があれば、ヘッジファンドやプライベートバンクなどの富裕層向け資産運用も利用可能だ。
ヘッジファンドはさまざまな金融手法を用いて、市場の上下に関係なく利益を出すことを目指す投資ファンドである。
プラベートバンクは証券や不動産、保険などの金融商品に加え、経営や税金などお金に関することをトータルにサポートしてくれるサービスだ。
一般の投資家には提供されない商品や、有利な条件で運用できるなどのメリットがあるため、活用を検討したい。
まとめ
資産10億円は「超富裕層」に分類される。資産10億円を築くには、高収入な職業や起業・投資での大きな成功など、特別な何かが必要だ。
資産10億円を築くことができたなら、分散投資や富裕層向け投資商品で、資産を大きく減らさないための資産運用を行うことが大切である。
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