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レバレッジ投資とは?基本から投資商品、レバレッジ投資の戦略までを徹底解説!あなたの投資効果を最大化しよう

この記事で解決できるお悩み
  • レバレッジ投資の基礎知識を理解したい
  • レバレッジを活用した投資商品は何があるか知りたい
  • レバレッジ投資の戦略について理解したい

運用にある程度慣れてくると「もっと大きな金額で運用し利益を増やしたい」と考える人も多い。

投資には「レバレッジをかける」という手法がある。これは、資金や値動きを膨らませ大きなリターンを得る投資方法だ。

この記事では、レバレッジの基本事項や投資商品、レバレッジをかけた投資の成功戦略について詳しく解説する。レバレッジの活用は、これまでの投資以上に大きな利益を上げる可能性を秘めている。

自身の投資方針に応じて使っていけるよう、仕組みや成功のコツを理解していこう。

目次

レバレッジ投資とは

レバレッジ投資の基礎知識 資産運用ナビコラム

まずはレバレッジの効果やメリット、リスクについて説明する。

レバレッジ投資の基礎

レバレッジ投資は、投資種類によって仕組みが異なるため整理しておこう。

株式やFX(外国為替証拠金取引)のレバレッジとは、信用取引を用いて借入で元手を増やしたうえで投資をし、大きなリターンを得る方法のことだ。

例えば、資金が100万円で3倍のレバレッジを利用する場合、証券会社に担保金として100万を預けることで、300万円まで株の売買などの取引ができる。

投資信託でのレバレッジとは、基準指数より倍の動きをする仕組みのことを指す。例えば指数が10%上昇した場合、レバレッジを2倍に設定すると倍の20%となる。商品としては、レバレッジ型ETF・ブルベア型投資信託などがある。

レバレッジ投資のメリットとデメリット

レバレッジ投資では、実際の資産よりも多い金額を運用し、大きく資産を増やすことができる。株取引では「空売り」という実際には保有していない株を売却したことにし、株価が下落したところで買戻し利益を得る投資をすることが可能だ。

一方、損失もレバレッジと同じ倍率になるため、現物取引と比べ損失が大きくなる。投資した金額よりも損失が大きい場合は、負債をかかえてしまうこともあるため注意が必要である。

レバレッジ投資のリスク管理と必要な心構え

ダイナミックな投資が叶うレバレッジ投資は魅力的だが、徹底したリスク管理が必要だ。

機関投資家はシステムなどを用いて厳格管理を行っているが、個人投資家として管理する場合も相応の時間と手間をかける必要がある。

時には、投資元本以上の損失で負債が出ることを認識し、今どれぐらいの預入金で運用を行っているのか、リスクをどの程度取っているのか常に確認しながら運用しなければならない。

レバレッジを活用した投資商品

レバレッジを活用した投資商品 資産運用ナビコラム

レバレッジを使える商品は、ETF、投資信託、FXなどがある。それぞれの特徴を確認していこう。

レバレッジ型ETF

レバレッジ型ETFは、日経平均など対象とする指数の値動きと比べ、倍以上の動きをする。相場が上昇トレンドの時ほど元本が膨らんでいくため、大きな運用成果を狙う投資家の間では人気がある。

レバレッジ投資は長期で運用すると、目指す運用成績と剥離が生じることがある。そのため、短期運用で現在の市場トレンドに乗って利益を得るのに適している。

また、レバレッジ型は手数料が高く設定されていることが多く、コスト面にも気を付けたい。

ブルベアファンド

ブルベアファンドは、基準指数に応じた値動きをする2つのレバレッジ型投資信託を指す。ブル型はレバレッジ型と呼ばれ、基準指数と同じ動きをし、数倍の変動率で上下する。ベア型はインバース型と呼ばれ、指数が下がれば上昇、上がれば下降という反対の動きをする。

ブル型とベア型の組み合わせにしたり、機動的に買い替えをしたりすることで、高いリターンを求めつつ、相場の下落時でも収益を狙うことができる。

レバレッジを活用したFX取引

外国為替を取引するFXでは、担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引ができる。個人名義の口座では、最大25倍のレバレッジを効かせることができ、大きな利益が期待できる。

一方で、大きすぎるレバレッジは、わずか数%の下落だけで、損失が投資元本以上になる負債を抱えてしまうこともある。また損失が膨らむ前に、取引が自動的に強制終了するロスカットルールも設けられている。

レバレッジ投資の留意点

レバレッジ投資をはじめるなら、まずはETFや投資信託から選んでみると良いだろう。

株式やFXにレバレッジをかけるには信用取引や空売りを行う必要があり、投資額以上の損失が出ることがある。

ETFや投資信託ならブル型・ベア型を購入することでレバレッジ効果を効かせた投資が行える。レバレッジ投資の中でも、異なる値動きをするものへ分散投資をすれば、リスク分散が可能だ。

レバレッジ投資の成功戦略

レバレッジをかけた投資の成功戦略 資産運用ナビコラム

ハイリスク・ハイリターンの投資では緻密な運用計画が必要だ。ポイントを3つ挙げる。

額面上のリスクと実質的なリスクのバランス

レバレッジ投資をすると運用効率は良くなるが、見た目と実際のリスクの大きな剥離があることに注意しなければならない。

ある銘柄の価格が20%ほど下がった場合、100万円分購入していれば損失は20万円だ。

しかし、レバレッジ10倍で取引をし、100万円を預けて1000万円分購入していれば損失は200万円で赤字が生じる。額面上は100万円に対するリスクだが、実質のリスクは1000万円に対するリスクとなる。

実質リスクは目に見えにくいため、大きなレバレッジをかけたくなるが、大きなリスクを抱えながら運用していることを忘れてはならない。

資産運用におけるレバレッジ投資の役割

運用資産にレバレッジ商品を組み込むと、資産のボリュームを大きくすることができる。

ただし、コストが高く不確実性の高いものであるので、細やかな管理が必要だ。配分に関しても必ずリスクの低い運用商品と組み合わせた上で、運用を行いたい。

特に株の逆の値動きをする債券や金は損失を抑える役割を果たすため積極的に検討したい。

レバレッジを活用した投資と期待されるリターン

バランス型ファンドの中にもレバレッジがかかったものがある。

名称が「〇倍バランスファンド」となっているものはレバレッジ効果を狙った商品構成となっているので注目してほしい。複数の資産種類が組み込まれ異なる値動きをするため、ブルベアファンドほど激しい値動きにならないのが特徴だ。

リスクを抑えつつも、増やすための分散も実現でき人気を集めている。

レバレッジ投資を始めるなら誰に相談するべき?I

IFAに相談してみよう 資産運用ナビコラム

レバレッジ投資はリスクが高いことから、専門家の情報提供を受けながら検討するべきだ。ここでは、おすすめの相談先としてIFAを取り上げ、そのメリットについて解説する。

レバレッジ投資の相談先にIFAをおすすめする理由

IFAとは独立系ファイナンシャルアドバイザーのことだ。投資の知識を豊富に持ち顧客の要望に応じた運用提案を行っている。

IFAは金融機関出身者が多く、アクティブ運用の提案経験も豊富に持ち合わせている。

独立系であることから、銀行や証券会社とは異なった独自の立場で最適な投資方法を提案できる。あらゆる証券会社の商品を扱うことが可能で、購入手続きまで一貫して行える。

IFAと一緒に策定するレバレッジ投資戦略

IFAは常に最新のマーケット情報に触れ、速やかに顧客へ届けることができる。

レバレッジ投資は値動きの激しさから、市場の小さな動きや兆候を察知しなければならない。

IFAが運用をサポートすることで一歩先んじた対応ができ、効果的な運用ができるだろう。相談もフレキシブルに対応しているため、細やかな運用調整が実現する。ハイリスクの投資こそ、IFAの機動力の高さが発揮できるといえるだろう。

IFAによるレバレッジ投資のリスク管理

変動の激しいレバレッジ投資では、感情を揺さぶられる局面にも出くわす可能性がある。

個人では冷静に判断できない状況時でも、IFAのアドバイスがあれば冷静な判断が下せる。

株価急変時も損失を最小限に抑えるための相談がすぐでき、適切な対応ができる。

ハイリスク・ハイリターンの投資の安心度を高めて行いたいなら、信頼できる一人の担当者と伴走し都度戦略を練りながら、成功を追求していってほしい。

レバレッジや投資はIFAと始めよう

まとめ 資産運用ナビコラム

この記事では、レバレッジや投資の基礎知識、レバレッジを使った投資商品、およびレバレッジをかけた投資の成功戦略について詳しく解説した。

レバレッジをかける投資は高リターンだが、その一方で高リスクも伴う。そのリスクを適切に理解し、自分がコントロールできる範囲で運用することが重要だ。

IFAとの相談はレバレッジ投資を適切に管理する上で非常に役立つ。リスク管理やポートフォリオのバランス調整など、レバレッジ投資の成功に繋がるサポートを受けられる。

「資産運用ナビ」は、IFAを検索でき相談申し込みができるプラットフォームだ。

レバレッジ投資に関わる悩みも安心して相談ができる。運用成果の高い投資の第一歩として、まずはIFAに疑問や質問をしてみてはいかがだろうか。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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