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投資とは何か?種類からメリットまで完全ガイド

この記事で解決できるお悩み
  • 投資の基本的な意味や仕組みがわからない
  • 投資の種類について知りたい
  • 投資のメリット・デメリットを理解したい

投資はお金を殖やすにあたって有効的な手段だ。では、なぜ投資がお金を生み出すのかを本稿では考えてみたい。

本記事では、投資の基本的な意味や仕組み、投資の種類などを可視化することで、投資のメリット・デメリットを明らかにしていく。

目次

投資とは何か?

投資とは何か? 資産運用ナビコラム

投資とは何だろうか。ここではその基本から、投資を行う理由、また投資が経済にもたらす影響まで、順に解説していく。

投資とは具体的に何を指すのか

投資とは利益を見込んでお金を元本として拠出し、証券、保険、不動産などを購入することを指す。

投資と類似した言葉に投機があるが、中長期的な資産価値の向上を狙うのが投資であり、対して短期的な値上がりのみを期待するのが投機といえる。

個人の資産運用は投機ではなく、ライフプランに合わせた中長期的な投資を実現するようにしていきたい。

なぜ人々は投資を行うのか

投資をする背景には、昨今の金利や老後資金の問題がある。銀行など金融機関に預けているままでは、低金利によりお金が殖えることはない。

そこでリスクを取ったうえで、投資によって運用益がもたらされることに期待する。日常生活の不確実性に対応するためにお金に働いて貰うことが、投資の役割といえるだろう。

投資が経済にもたらす影響とは

投資を行うことによって、市場にお金を供給することができる。投資によって会社、社会に集まったお金が循環し、あらたな産業や経済活動を生む。間接的だが社会が発展するエネルギーの源泉を投資は生み出すことができる。

既に社会的に盤石な評価を得た投資だけではなく、ベンチャー投資などでは今後の社会を担う新しい種に対しても投資をすることができる。

日本に留まらず、世界中にて投資が促進されるのは、このエネルギーを生み出すことで社会を活性化させるためである。

投資の仕組みを理解する

投資の仕組みを理解する 資産運用ナビコラム

投資の仕組みで注意すべき点は3つある。

1つはリターンの期待値とともにリスクが付帯すること。投資元本が120%のパフォーマンスを生む可能性がある場合、同時に80%になる可能性も受け入れなくてはならない。

2つ目は高いリターンが期待できる場合、総じて手数料がかかること。例えばヘッジファンドやアクティブファンドの手数料が高いのは、指標を負うインデックス投信よりも個別株の探索が必要となるからである。

そして3つ目は解約のタイミングによってリスクの高い商品が存在すること。終身保険など貯蓄性の保険は解約できるが、一定期間を経てからの解約でない限り(解約)返戻金は著しく低いものとなる。

資産を運用する基本的な仕組み

資産を運用するとき、複利効果に期待ができる。複利効果は単年度に元本が生んだ利益を受け取らず、再度投資に回す仕組みのこと。

100万円投資して利息が年5%の場合、1年後には105万円が獲得できる。この5万円を除いて次年度も100万円で投資するのが単利投資、次年度105万円で年々資金を増やしていくのが複利投資だ。

後述するIFAなど資産運用の専門家は、複利投資を推奨することが多い。

リスクとリターンの関係性

相対するリスクとリターンをどのように考えればいいのか。高いリターンを期待できる投資方法や銘柄には高いリスクが付帯する。そのため、リターンはそれほどでもないがリスクが抑制された投資と組み合わせることが大切だ。

資産形成の初期には低リスク・低リターン:高リスク・高リターン=7:3を目安に、ある程度余裕が出てきたら6:4あたりになるようリバランスしていくのが王道といえる。

また、資産額だけではなくライフプランや家族構成などによって定めていきたい。

分散投資の重要性

ポートフォリオにおいて複数の資産を組み合わせることを分散投資という。投資先を多くして安定した収益を得られる可能性を高める効果もあれば、特定の銘柄が下落した際に損失を抑える役割もある。

投資においては分散投資を身に付けることが成功への近道だ。なお、平時であれば分散投資を身に付けている人も、暗号資産の急伸などで大きく投資してしまう投資家をよく見かける。

大きなチャンスが目の前にあるときこそ落ち着いて対応したい。

投資の種類とその特性

投資の種類とその特性 資産運用ナビコラム

投資には様々な種類がある。それぞれのメリット・デメリットとともに、特徴を探っていきたい。

株式投資のメリットとデメリット

株式投資は世界の相場や指標、および企業の業績に関連して値動きを見せるため、日常生活に最も近い投資ジャンルといえるだろう。

また株式を投資対象とする投資信託を活用すれば、プロに運用を委託し、リスクを下げることができる。投資を始めるにあたって、まず株式投資か投資信託を選ぶ投資家は多い。

債券投資の特徴とリスク

債券は株式と逆の動きをするといわれている。株式相場が下がれば債券価格は上がり、その逆も然りだ。債券と株式を組み合わせることで、分散投資を進められる。

また、リスクの高い債券は利回りが高くなる傾向がある。このような高リスクの債券を優先的に資産に組み込むことで利益を固める投資家も多い。

不動産投資の魅力と注意点

次は不動産投資だ。不動産投資のリスクとリターンは物件や想定利回りによって変わるが、総じて言えるのは初期費用が大きいという点だ。ワンルームマンションなどを購入する際は、金融機関から不動産ローンを借りることが多い。

想定通り賃貸運用が進めばローンの返済には困らないものの、空室期間が長引くと手元資金からの持ち出しも発生する。不動産投資をはじめるにあたっては物件選びとタイミングに細心の注意を払いたい。

その他の投資方法(ETF、投資信託等)

投資信託のなかでも上場しているものをETFという。通常投資信託は1日の終わりに決められた価格での売買となるが、ETFはそれ自体が上場しているため、値動きがあるなかでの売買となる。

投資の成功を左右する要素とは

投資の成功を左右する要素とは 資産運用ナビコラム

投資の成功を左右する要素は何だろうか。大切な要素は投資において動じない、不動心であるといえる。

投資目的の設定の重要性

何のために投資をするのかという目的を掲げることで、適切な投資額や投資方法を決めるための前提を定めることができる。

ライフプランにおける資産形成、高価な買い物をすることの資金拠出を目的とする投資家もいれば、ESG投資のように社会貢献を掲げる投資家もいる。正解は無いため、自分にとって最もしっくり来る目標を掲げることが重要だ。

情報収集と分析の必要性

投資の勝敗を決めるのは情報収集といわれている。しかし情報収集だけで投資銘柄が決められるものではなく、その分析が不可欠だ。

いま何を買えばいいのか、何を売ればいいいのかなどを信頼関係のある専門家とコミュニケーションを取りながら、選択していきたい。

心理的要素:感情と投資判断

疲労感などから誤った判断をしてしまい投資の失敗につながることもある。平時であればその手はとらないが、急激な資産価値の下落などが起こると、一時の感情で投資判断をしてしまうこともある。

IFAなどの専門家が「ちょっと待って。落ち着いて考えましょう」と窘める関係があるのが理想だ。

資産管理のプロに学ぶ投資戦略

まとめるならば資産管理は独学ではなく、プロフェッショナルの意見を聞きながら進めていくのが理想といえる。専門家は常に情報をアップデートしている。

その研鑽によって積み上げた投資戦略を、IFAを利用することによって享受できるのは利用者ならではのプラスといえるだろう。

IFAは証券会社から独立した資産運用の専門家であるため、資産運用を進めるうえで信頼できるパートナーとなるだろう。

まとめ

まとめ 資産運用ナビコラム

IFA(Independent Financial Advisor)の専門的なアドバイスにより、投資のメリットを最大限に引き出すことが可能だ。

投資を極めるには自己のアップデートも大切だが、専門家を上手く活用することで早く進むことができる。

「資産運用ナビ」は、そのような高い要求にも応えられる豊富な知識と経験を持つIFAを紹介してくれる。以下ボタンより無料相談に申し込んでみよう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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