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誰もが身につけるべき金融リテラシー!人生を豊かにする投資スタートガイド

初心者でもわかりやすい!株式投資の基本知識 わたしのIFAコラム
この記事で解決できるお悩み
  • 金融リテラシーを身につけて、投資を始めたい
  • 投資について正しく理解し、資産を増やしたい
  • 少ない資金からでも始められる投資法を知りたい

NISAやiDeCoのような税制優遇を受けながら投資できる環境整備が進んでいる。2024年には新しいNISAが始まるなど、個人であっても資産運用に関する知識や経験が求められる。

義務教育においてマネー教育の必要性が叫ばれるなか、社会人は自ら金融リテラシーを身につけなければならない。しかし、金融リテラシーを身につけるのは難しいと感じているのではないだろうか。

そこでこの記事では、「金融リテラシーを身につけて、投資を始めたい」「投資について正しく理解し、資産を増やしたい」「少ない資金からでも始められる投資法を知りたい」と考えている人向けに、金融リテラシーや投資の基本について解説する。

目次

金融リテラシーとは

金融リテラシーとは 資産運用ナビコラム

誰しも1度は、金融リテラシーという言葉を聞いたことがあるのではないだろうか。なかには聞いたことがあるだけで、その言葉の定義を知らない人もいるかもしれない。そこでここでは金融リテラシーとは何か、金融リテラシーの重要性や役割などについて解説する。

金融リテラシーの定義とその役割

金融リテラシーとは、金融や経済に関する知識や判断力のことで、自分に合った適切なお金の使い方を実施するために必要なスキルである。

人が一生涯に稼げるお金には限りがある。基本的なお金の知識と判断力を身につけていなければ、気づかないうちに無駄な支出をしてしまい、いざというときに資金不足になってしまうかもしれない。

また正しい知識を身につけておけば、投資詐欺の被害などのトラブルを避けられる可能性が高まる。金融リテラシーは生活に密着した重要性の高い能力と言えるだろう。

なぜ金融リテラシーは重要なのか

人はさまざまな場面でお金の使い方の判断を求められる。少額であれば影響は小さいが、住宅ローンや保険の加入、資産運用など金額が大きくなると、家計への影響は大きい。長く安定した生活を営むためにも、金融リテラシーを身につけなければならない。

また金融リテラシーがあると、中長期的な資金計画をもとにしてお金を使えるようになる。使途不明金を減らし、収支を改善し、自分に合った生活設計のもとで商品を選べる。情報の選定がしやすくなり、より品質の高い商品を選べるため、

金融リテラシーを向上させるための基本要素

金融リテラシーは、年齢や学年によって必要な要素は異なる。金融経済教育推進会議(2014年6月)では、年齢別に最低限身につけるべき金融リテラシーを公表している。

身につけるべき要素は、「家計管理」「生活設計」「金融の理解と適切な商品選択」「外部知見の適切な活用」に分かれており、このサイトで紹介している内容も多く含まれている。

たとえば、「金融の理解と適切な商品選択」の分野では、リスクとリターンの関係性とリスク許容度の理解、長期・分散投資の理解などが挙げられている。また定期的なポートフォリオの見直し(リバランス)の必要性についても触れられている。

投資とは何か

投資とは何か 資産運用ナビコラム

投資とはそもそも何だろうか。投資をすることでどのような効果が生まれるのだろうか。

ここでは投資の本質と投資に必要な知識について解説する。

投資の基本的な考え方

投資とは、利益獲得を目指して金融商品を購入することである。普通預金や定期預金も利息は付くが、利益と言えるほどの金額にはならない。預貯金は投資というより貯蓄であり、いつでも自由に使えるお金を貯めておく。

一方、投資はすぐに使わない余剰資金を元手に、将来の教育資金や老後資金などまとまった資金が必要な時期に備えて少しずつ増やしていく。配当金や分配金、売却益の獲得を目指す。

また短期的に売買を繰り返し、売却益を目指す投資スタイルもあるが、基本的には長期運用・分散投資を指す。

投資のメリットとデメリット

投資は上手く運用できれば余剰資金を増やすことができる。しかし、基本的に元本保証されていない金融商品に投資するため、損をする可能性もある。

投資において、リスクが高い金融商品への投資は極力避けるか、比率を下げなければならない。リスクが高い商品は大きな利益を生む可能性もあるが、損をするリスクを軽視できない。自分のリスク許容度の範囲内でリターンを求める必要がある。

投資を始める前に知っておくべき基本的な知識

投資をする場合にはさまざまな知識を身につけておかなければならない。投資をしながら身につける知識も多いが、できれば投資をする前に基本的な知識を身につけておきたい。

基本的に投資は、長期・積立(少額)・分散が基本である。ひとつの金融商品の値動きではなく、ポートフォリオの値動きをチェックしなければならない。

ポートフォリオは金融商品の組み合わせのことで、組み合わせ比率を変更することで、リターンとリスクのバランスを調整する。

少額から始める投資

少額から始める投資 資産運用ナビコラム

投資をする場合、「少額投資」「積立投資」という方法が重要となる。毎月少しずつ積み立てるように投資をすることを意味するが、具体的にどのように投資をし、どのような効果を得られるのか、少額投資について解説する。

なぜ少額投資が可能なのか

長期・分散投資とともに、少額投資が基本となる。少額投資は、毎月一定額を購入し続ける方法で、まとまった資金でひとつの金融商品を購入するよりリスクを軽減できる。

たとえば、毎月1万円を投資する場合、1株1000円のときには10株、1株2000円では5株、1株500円のときは20株購入できる。このケースでは、3万円で35株を購入したことになり、平均株価は約857円となる。

一方、1株1000円のときに3万円分購入した場合、持ち株数は30株で平均株価は1000円である。

両者の違いを見ると、少額投資をしたほうが、平均株価は下がり、購入株数も多くなる。もちろん、3万円分を1株500円のときに買えば平均単価は下がるが、値動きを予測するのは難しく、いつ底値になるかは誰も予測できない。そのため、基本的には少額投資のほうが資産運用を有利に進められる。

少額から始める投資の具体的な方法

自分で調べて投資する場合、iDeCo(個人型確定拠出年金)かつみたてNISAを活用するのがよい。どちらの制度も長期・積立・分散投資を基本としており、投資できる商品は厳選されていることから、金融リテラシーが心もとない投資未経験者や初心者であっても始められやすい。

余剰資金が十分にあり、投資で経済や金融の知識を得たいと考えている人は、個別株や投資信託を自ら選択し、複数の商品に分散投資する方法もある。ただし、自身のリスク許容度に合わせた分散投資になっているかどうかの判断は難しいため、不安があれば専門家に相談しながら進めるとよい。

少額投資の長期的な可能性と注意点

少額投資の運用成果はすぐに現れるわけではない。

少額投資は複利効果を考えた投資方法で、運用益を再投資することで、利益を増やしていく。たとえば、毎月3万円を年利3%で運用した場合、1年目は0.5万円の利益だが、2年目の利益は0.5万円ではなく、1.6万円となる(税引前の概算)。

このように少額投資は、毎月の支出(投資額・掛金)は少なくても、長期的にコツコツ続けることで、大きな利益になる。

少額投資の注意点として、毎月の投資可能額を見極めることが挙げられる。利益を増やしたいがために、毎月の投資額を増やしてしまうと、支出が一時的に増えた場合などに投資できなくなり、断念するおそれがある。

また少額投資の対象とする商品選びも重要だ。リスクの高い商品にばかり投資をしてしまうと、少額投資の効果以上に損をしてしまう可能性もある。

あなたの金融リテラシーをサポート

あなたの金融リテラシーをサポート 資産運用ナビコラム

ここまで金融リテラシーや投資の基本となる少額投資について解説してきた。しかし、投資に慣れていない人にとっては、理解はできても実行するのは難しいのではないだろうか。ここでは、資産運用を強力にサポートするIFAと「資産運用ナビ」の役割を紹介する。

IFAとは何か

IFA(Independent Financial Advisor)は、特定の金融機関に属するのではなく、資産運用やマネー全般について、顧客のためにアドバイス・サポートする専門家である。

資産運用では、商品選択やポートフォリオの構築、リスク許容度の確認など顧客の状況に合わせてアドバイス・サポートできる立場であるため、相談者にとっては納得しながらサービスを受けられる。

「資産運用ナビ」があなたの金融リテラシーを支える方法

「資産運用ナビ」を利用すれば、意向に沿ったIFAと相談でき、長期的なサポートを受けられる。いつでも気軽に相談できるため、金融や経済、お金全般について、疑問に感じたことに回答を得られ、金融リテラシーの向上につながる。

ネットや書籍ではわからない、自分に合った情報を得られることは重要である。

IFAを利用するためのステップと注意点

IFAとして活躍している業者は多い。当然、相性の良しあし、得意不得意などが発生する。そのため、自分に合ったIFA探しから始めなければならない。

自分に合ったIFAに出会うのは簡単ではないが、それを容易にしたのが「資産運用ナビ」である。「資産運用ナビ」のサイトから年齢と都道府県を選択すると、意向確認フォームが表示される。

IFAに相談したい内容や面談方法などを入力するだけで、意向に沿ったIFAを紹介してくれるサービスだ。もちろん、実際に面接をして、長期的にサポートを受けるかどうかを決めてよい。

この際、相談内容や不安なことなどをできるだけ伝えられるよう、事前によく考えておこう。相談内容や将来の目標などによって、アドバイス内容が変わるためだ。相談者に沿ったアドバイスを受けられるため、自分が抱えている問題などを明確にしておくとよいだろう。

金融リテラシーを身につけ、投資に役立てるならIFAに相談しよう

金融リテラシーを身につけ、投資に役立てるならIFAに相談しよう 資産運用ナビコラム

この記事では、金融リテラシーの定義、その重要性、投資の基本的な知識、少額から始める投資方法について詳しく説明した。

IFAに相談することで、金融リテラシーの向上と投資の知識を身につけることができ、自身の資産形成を支えることができる。IFAに相談すれば、少額から始める投資方法を長期に渡ってサポートしてもらえるほか、投資におけるリスク管理もサポートを受けられる。

「資産運用ナビ」では、安心と信頼のもと、あなたの金融知識の向上をサポートする。次の一歩を踏み出してみませんか?

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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