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お金の上手な使い方とは?資産を増やすコツについても解説

この記事で解決できるお悩み
  • お金の上手な使い方を知りたい
  • お金のやりくりが上手くなる具体的な方法が知りたい
  • 資産を増やす方法について知りたい

資産運用においては、資金のやりくりが重要なポイントとなる。理想的なお金の使い方としては、必要のない部分にお金を使わず、使うべき場面でお金を使えるようになることだろう。

とはいえ、どうすればお金の使い方が上手くなるのだろうか。今回は、お金の上手な使い方や資産を増やすコツを解説する。

目次

お金の上手な使い方とは

誰でも「お金の無駄遣い」はしたくないと思っているだろう。

しかし、知らず知らずのうちにお金が預金口座から減っていく。そんな経験をしたことがある人も多いだろう。なんでお金が減っているのか分からない、それはまさに「無駄なお金を使っている」からである。

では、そもそも「お金の無駄遣い」とは何なのだろうか?「お金の無駄遣い」について知り、反対に、お金を有益に使うことが出来れば、より人生を豊かにすることもできる。

今回はお金の上手な使い方とお金を増やすコツについて解説していく。

無駄なお金の使い方

人は知らず知らずのうちに、お金を無駄に使っている事がある。

必要もないのに高価なものを買ったり、高価でなくても買わなくても良い物をその場の気分で買ってしまったり、様々な理由でお金は無駄に使われてしまう。

当の本人は意識をしていないから、いつの間にかお金が少なくなっているということに繋がる。

ありがちな無駄遣いの例としては、自分は特に欲しいわけでは無いけど、あの人も持っていたからとブランド品を購入する行為や、反対に特に自分はこだわりが無いからと、安価ですぐに壊れるような品質の物を購入して、結果として何度もその品の購入を繰り返すと言ったものがあげられる。

特に、節約のためと安価な商品をよく考えずに購入することで結果的に壊れてしまい購入しなおすという行為は、本人は意識していない中で無駄遣いをしているものとして多いのではないだろうか。

それ以外にも、付き合いでつい毎週外食に行ってしまうことや、ギャンブルなど生産性の無い物に対して消費している場合、ただただ資産が目減りしていくだけなので、今すぐにでも解消したい事案となる。

有益なお金の使い方

無駄遣いとは反対に「有益なお金の使い方」とはいったいどのような使い方なのだろうか。

例えば、仮にそれが日常生活において不要なものであっても、本人がその価値を理解し、人生を豊かにするものであるのであれば、それを購入する行為は有益なお金の使い方と言えるだろう。

また、日常的に使うものの場合、そのものの耐久性と価格が釣り合っているか確認したい。

「安かろう悪かろう」ではお金の無駄遣いであるし、「一点豪華主義」のような買い物の仕方も無駄遣いとなる可能性が高まる。

自分のお金を有益に使うためには、ネットの情報や他人の価値観に左右されずに、自分の価値観を優先し、何故それに対してお金を使うのか明確な理由をもって消費する事が有益なお金の使い方の第一歩である。

上手にお金を使う方法

ここからは実際に上手にお金を使う方法について解説していく。

上手にお金を使う方法は、様々である。その人の価値観によっても変わってくる部分もあるが、今回はより一般的に上手にお金を使うための3つの項目について解説をしていく。

  • 資産状況を知る
  • 予算を決める
  • 資産を増やす

それぞれ解説していく。

自分の資産状況を知る

まず、そもそも自分にはどの程度お金を出す余裕があるのか知る必要がある。

自分の資産状況を知るためにも必ず行いたいのが「資産管理」である。

「資産管理」をすることによって今自分が持っている資産と負債を理解することができる。資産と負債の状況を把握することで、自ずと予算を決定することができる。

仮に自分の資産状況を知らずに予算を決めることは、その時点で無駄遣いを助長させることにもなりかねない。自分自身の価値観が実際の自分の資産とずれている可能性もあるからだ。

その実際の保有資産と価値観のズレをなくし、適切な金額を予算に定めるためにも「資産管理」が重要となる。

また、資産管理は1度行ったら終わりではない。自分の資産は収支によって変化する。そのため、定期的に資産管理や保有資産の再評価を行う必要がある。

必ず予算を決める

資産管理ができたら、次に予算を決める事が重要である。これは買い物に限らず、お金を使う場面で必ず予算を決めるクセを付ける事が重要となる。

なんとなくの予算感で買い物やサービスを受けに行くと、提供する側も「より多くの商品を購入してもらおう」とか「通常のサービスにオプションを付け売り上げを少しでも伸ばそう」と考えているため、知らず知らずのうちに口車に乗せられて当初の予想よりもお金を使ってしまったという事態に陥ることがあるからである。

事前に明確な予算決めを行うことで、実際の買い物中に予算以上の物を提案された場合、それが妥当かどうかの冷静な判断が付きやすくなる。

注意すべきところは予算を決めるときに、その予算が実際妥当なのか客観的な判断が必要である点である。

自分の予算決めがずれてしまっていると、予算の効果が発揮されないからである。

資産を増やす為にお金を使う

最後は少し性質が違うが、「資産形成」をする為にお金を使うという事だ。

基本的にお金を使う場面は消費行動が連想されるが、投資はお金を使う事で自分の資産を増やす事が可能となる。

資産管理で自分の資産状況を把握し、消費に関しては予算を決めて必要最小限にとどめ、余剰分を投資に回すことで、有益にお金を使うことが出来るだけでなく、資産を増やす事も可能となる。

しかし、投資にはそれ相応のリスクが付いてくるため、資産管理で自分の資産のリスクの許容値を知り、無理の無い範囲で行うことが最も重要となる。

資産を増やすためには?

資産を増やすと聞くと、真っ先に投資が浮かぶ人が多いだろう。しかし、投資だけが資産を増やす方法ではない。

例えば、負債を無くすことで資産を増やすことも可能である。この章では、実際に資産を増やす方法について、投資はもちろん投資以外の内容も合わせて解説をしていく。

資産管理を行う

資産を増やす上で何よりも重要なのが資産管理である。

また、投資を始めるにあたって、投資の目標や運用戦略の立案のためにも資産管理は重要である。

しかし、前述した通り、資産管理の本質は今ある自分の保有資産や負債について知ることである。

保有資産と言ってもお金の事だけではなく、加入している保険や、物件や土地、車両なども該当してくる。つまり、保険の見直しや、先にも説明したような負債を無くすこと自体も資産を増加させることに繋がってくるのである。

節約と資産運用

資産を増やすためには資産運用が最も適しているが、資産運用の効果を最大化するためにも日々の消費などを必要最低限に抑え、その余剰分をなるべく投資に回すことでより資産運用の目標に繋がる。

これは現状の保有資産が多い少ないに関係なく取り組むべきだろう。

保有資産が多く、投資に回せる余剰金が多い場合でも、消費に関する無駄を削減し、その分を投資に回すことで、さらなる効果が期待できるからである。

金融のプロであるIFAに相談する

資産を効果的に増やすためには資産運用のプロであるIFAに相談するのも1つの手である。IFAとは、特定の金融機関に所属しない資産運用の専門家で、高い専門知識をもとに投資家の目標に沿ったアドバイスを行う。

IFAに相談すれば、専門的な知識をもとに具体的な資産運用のアドバイスが受けられるだけでなく、アフターフォローも継続的に受けられるので、生涯にわたって資産運用をどうすべきか相談が受けられる。

資産運用を行う際、資産管理や実際の運用戦略の立案や、自分の資産に対する定期的な評価やそれに伴う戦略の見直しなど、これらすべてを自分で確認し、情報の精査、判断を行わなければならない。

しかし、実際これらを個人で行うには限界がある。また、資産の⾒直しや評価は個⼈で行おうとするとどうしても、主観的に判断をしてしまうケースはあるだろう。

そのため、資産運用や資産管理では、客観的な視点でアドバイスをもらえる存在がいると心強いだろう。資産運用や資産管理の専⾨家といえば、IFAだ。

まとめ

お金を上手に使うためには、お金を使う行為に対して意味を持たせることが重要である。

それでも人は知らず知らずのうちに無駄遣いをしてしまう。自己管理で対応可能な部分は多いものの、資産管理から資産運用まで専門的な知識が必要となる場合もある。

そもそも資産管理の段階で悩まずにIFAに相談することをおすすめする。

IFAに相談することで今の自分の資産状況を把握できるだけでなく、投資をするとなった場合には運用戦略についての相談も可能である。IFAは異動もないため、生涯にわたってパートナーとしてフォローしてくれるだろう。

「資産運用ナビ」は、IFAと投資家を結ぶマッチングサービスだ。さまざまな条件から投資家に合ったIFAを提示し、提示されたIFAから希望する人を選ぶことができる。

お金の使い方をどのように運用すれば資産を増やせるのか、投資家の目的や理想をもとにアドバイスを受けられるので、資産運用やお金の上手な使い方はIFAについて相談してみると良いだろう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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