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投資で賢く儲ける方法!わかりやすい解説と効果的な投資手法を紹介

この記事で解決できるお悩み
  • 投資で儲けるための具体的な方法が知りたい
  • 投資初心者でも安心して取り組める手法が知りたい
  • リスクを抑えた投資手法を学びたい

投資で賢く儲けるには、投資を投機(ギャンブル的手法)ではなく、長期的な資産運用方法として捉えることが大切だ。投資初心者ほど基本に忠実かつ、リスク管理を意識した方法こそが一番の儲け方になる。

本記事では投資初心者でも安心して取り組める、リスクを抑えた投資の儲け方を解説する。

目次

 投資で儲けるために必要な基本知識

投資の儲け方を理解するために、投資に必要な基本知識をあらかじめ頭に入れておこう。

投資の基本原則とリスク管理

「投資」とは、利益を得ることを目的として、金融商品(株式や投資信託などの有価証券、または不動産といった現物など)や事業などへ自己資金を投じることである。投資先の価格上昇や成長などによって、投資金額に応じたリターンを得る。

儲け方の前に知っておきたいのは、投資はすべて「自己責任の原則」である点だ。これは投資活動における判断・責任はすべて投資家自身が負うべきという考え方である。投資活動でマイナス収支になろうとも、損失は自分が引き受けなければならない。

そのため投資初心者は最初にリスク管理を学び、自分の資産を守ることを覚えよう。逆に言えば、リスク管理に問題がなければ安定して利益を出すことにつながる。

金融庁が定義する、基本的な投資リスクは次の通りである。

投資における基本的なリスク概要
株価変動リスク景気・経済・政治の動向や企業業績などの要因で株価が上下するリスク
信用リスク(デフォルトリスク)株式や債券などの発行元が、財政難・倒産などによって元本や利息の支払い能力が失われるリスク
流動性リスク資産の売買タイミングや希望の売買価格が思い通りにいかず、資産の現金化や交換が滞るリスク
金利変動リスク金利の変動によって金融商品の市場価格が変動するリスク
為替変動リスク外貨建ての円換算による金融商品の価値が変動するリスク

いかにリスクを抑えて運用できるかが、投資初心者にとって重要な課題になるだろう。

 資産配分の重要性

投資のリスク管理を適切に行うには、資産配分(アセットアロケーション)が重要になる。資産配分とは、複数の運用資産の保有割合を決定し可視化することだ。

具体的には、「国内株式20%・国内債券20%・海外株式と債券10%ずつ・不動産20%・預貯金20%で持つ」といったイメージになる。

適切な資産配分によって、分散投資によるリスク低減効果や、運用方針の可視化などのメリットを享受できる。

また、銘柄や商品ごとに細かく配分を決定したものは、ポートフォリオと呼ぶ。

出典:アドバイザーナビ作成

あなたのリスク許容度(どこまで損失を許容できるかの指標)や運用資産のリスク・リターンを確認し、あなたに合う資産配分やポートフォリオ作成を進めていこう。

投資手法の選択

投資と一言に言っても、さまざまな儲け方・手法が存在する。投資先や投資によって得られる利益の種類として、次のものが挙げられる。

  • 株式や不動産、通貨(海外通貨や暗号資産など)、貴金属などの資産の売買差額(値上がり益)
  • 貸付金や債券から発生する利息株主に対して企業の利益を分配する配当金
  • 購入した投資信託(上場投資信託やREITなど)の口数に応じて支払われる分配金
  • グループ製品やサービス、金券などの株主優待
  • 購入した不動産で発生する家賃収入

それぞれ投資先によって、リスク・リターン、相関性がある市場、最低投資金額、キャッシュの出入りのタイミングは異なる。どのような投資手法で運用するかは、事前にしっかりと確認しておこう。

効果的な投資術の具体例

投資初心者でも安定しやすい儲け方の手法として、ドルコスト平均法や長期投資といった効果的な投資術の具体例を見ていこう。

株式投資におけるドルコスト平均法

株式投資におけるドルコスト平均法とは、価格が変動する商品に対して、常に一定金額を定期的に購入する手法である。価格が低いときには購入数が増加、価格が高いときには購入数が減少する。

出典:アドバイザーナビ作成

ドルコスト平均法であれば、購入タイミングをずらすことによる金融商品のリスク・リターンの平準化を狙える。また、高値掴みのリスク低減や、値動きに対する精神的疲労の軽減などの効果が見込めるだろう。

しかし、ドルコスト平均法にはデメリットもある。例えば価格上昇局面が続く場合は、一括投資のほうが利益が出る可能性がある。局面に応じてドルコスト平均法にすべきか否かを判断しよう。

長期投資とインデックスファンド

値動きがある金融商品は、長く保有するほどリスク・リターンの振れ幅が小さくなる傾向がある。長期投資はこの特性を活かし、将来性・成長性のある企業からの配当金・複利効果などによる安定した利益が狙う手法だ。初心者でも取り組みやすい投資方法と言える。

どの資産を長期で保有すべきか迷ったときは、インデックスファンドを購入するのも1つの手だ。インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託のことである。

日経平均株価やTOPIX、NYダウなどの証券市場の平均値から、REIT指数、債券指数、コモディティ指数などさまざまなものが存在する。

インデックスファンドは数百〜数千もの銘柄から算出した指数と連動するため、複数の銘柄へ分散投資したのと同じ効果が得られるのが特徴だ。

日経平均株価なら、東京証券取引所プライムから選定した225銘柄へ分散投資したイメージになる。安定した指数かつ投資コストも低いことから、投資初心者にもよくおすすめされるファンドである。

高配当株による配当金活用法

高配当株によって配当金を得られるとしても、配当金のみで生活するには多額の投資が必要になる。例えば、配当利回り5%で年収400万円を狙いたいなら、8,000万円分の株式を購入しなければならない。

高配当株の効果的な活用としては、配当金をさらに他の資産への投資に回して複利を狙うのが1つの選択肢である。複利とは、元本から発生した利息をさらに投資し、利益から利益を生む状態である。

出典:金融庁「投資の基本」

かのアインシュタインが「人類最大の発明」と称したとされる複利は、投資初心者も取り組みやすい投資の儲け方と言えるだろう。

投資初心者が押さえておくべきポイント

投資初心者における儲け方として、押さえておくべきポイントを見ていこう。

長期的な視野で投資計画を立てる

長期的な視野で投資計画を立てることが、押さえておくべき儲け方のポイントになる。理由は次の通りだ。

  • 短期的な値動きを追う精神的疲労は、初心者にとって強いストレスになるから
  • 短期投資はチャート分析能力や時間が必要になるから
  • 無理にデイトレードやレバレッジなどに挑戦すると、生活費にまで手を出す可能性があるから
  • リスク・リターンの標準化によって安定した収益を得られるから

投資初心者にとって大切なことは、「とにかく続けて経験と知識を積むこと」「リスク許容度を超えないこと」である。無理に利益を狙うより、じっくりと実力を身に付けることが収益につながる近道になるだろう。

継続的な学習と情報収集

投資に関して継続的に学習を続けることは、株価チャート読みや業績分析能力を向上させ、投資家としてのレベルアップにつながる。専門用語や株価指標などを理解できれば、今まで理解が難しかった市場や銘柄にも手を出せ、投資機会を広げられるだろう。

また投資の世界は、世界情勢や企業業績、消費者行動の影響が強く、早いときには1日単位でトレンドが変化する。対応するためにも、テレビ・ネットニュースや経済誌、証券市場などへ、常に情報収集のアンテナを貼ることが投資の儲け方のコツと言えるだろう。

 適切な投資アドバイザーの活用

「資金はあるけど、経験・知識がないから始めるのが怖い」という投資家は、適切な投資アドバイザーの活用を検討しよう。

投資のプロからのアドバイスや投資計画立案・資産配分などのサポートを受ければ、投資初心者でも安定した運用が期待できる。

投資について相談できるのは、投資運用会社、証券会社、銀行、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などが挙げられる。

 IFAを活用するメリット

初心者が投資の基本や儲け方を相談するなら、IFAへ依頼するのがよいだろう。IFAを活用するメリットを解説する。

IFAが提供する専門的な投資アドバイス

IFAは、資産運用や金融商品など投資に関する専門知識を持っているプロである。特定の機関に所属していないため、中立かつ客観的なアドバイスをもらいやすい。

むしろ「100%利益が出る儲け方」や「この銘柄が絶対に上がる」といった、断定的なアドバイスをするIFAは注意だ。投資に絶対などありえないどころか、金商法における「断定的判断の提供」の違法行為に該当する可能性がある。

投資戦略の見直しやアセットアロケーションの最適化

IFAは、あなたの資産額、家族構成、投資方針などをヒアリングし、あなたに合う投資戦略立案やアセットアロケーションの最適化を実施してくれる。

IFAとの面談では、IFAを信頼して必要な情報や希望を余すことなく伝えることが大切になるだろう。そのためには、信頼性のあるIFAを見つけて依頼する必要がある。

信頼性のあるIFAの選び方

信頼性のあるIFAを選ぶときは、次のチェックポイントを意識するとよいだろう。

  • 金融商品に関する経験・知識は豊富なのかどこまでの業務に対応できるのか(取扱金融商品の種類、金融商品以外の保険や不動産などの取扱、ライフプラン設計など)
  • 継続的なサポートが受けられるのか
  • 料金・報酬のシステムや目安はどうなっているか
  • 直接話したときの言葉遣いや態度に問題はないか

信頼性あるIFAを見極めるには、IFA法人や事務所が開催する無料セミナーへ参加したり、無料相談を利用したりして、IFAと直接コミュニケーションを取ることをおすすめする。

まとめ

本記事では投資に関する基礎知識や効果的な投資手法を解説した。投資の基本原則、効果的な投資手法、初心者が押さえるべきポイントを学ぶことで投資成功への道が開けるだろう。

本記事で紹介した基本知識や具体例をもとにIFAに相談することで、自分に合った投資手法が見つかる可能性が高い。投資リスクを抑えつつ効果的な投資が可能になるはずだ。

「資産運用ナビ」なら、信頼性が高く安心して投資相談ができるIFAを見つけることができる。ぜひ気軽に相談してみよう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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