オリックス銀行カードローンの審査に落ちたら？対処法や審査基準を解説

カードローンの審査に落ちたとき、再審査を受けようとする人もいるだろう。

しかし、すぐに再審査を受けるべきではない。

カードローンの審査には基準や条件があり、過去の申込履歴が信用情報機関に残っていることなど、注意すべきポイントがある。

すぐに再審査を申し込んでも、ポイントを押さえていなければまた落ちてしまう可能性が高いのだ。

次々に違う借入申込をすると、金融機関における信用度が下がって審査に通過しにくくなる。

そのため、闇雲に複数社への申込を続けるのではなく、自分の悪い点を受け止めて改善してから審査に臨む必要がある。

そこで本記事では、オリックス銀行カードローンの審査基準や落ちる人の特徴を紹介する。

それらを元に再審査に受かるための対処法も記載するため、次回以降の申込に役立てて欲しい。

オリックス銀行カードローンの審査に落ちた際の対処法

すぐにお金が必要な時に、カードローンの審査に落ちると不安や焦りが生じるだろう。

オリックス銀行カードローンでは、審査に落ちた理由は教えてもらえない。

しかし、落ちた原因を特定せずに、すぐに次の申込をしても審査を通過する可能性は低いと考えられる。

オリックス銀行カードローンには、審査基準や条件があるためだ。

審査に落ちた後は、なぜ審査に落ちたのかの原因を特定するのが大切である。

また、カードローンはすぐに次の申込をしても審査に通過しない理由がある。

カードローンは、借りた金額を返せるのかどうかという信用情報が重要だからだ。

審査は難しく感じるかもしれないが、基準・条件をおさえておけば、次回以降の申込に有利になるだろう。

オリックス銀行カードローンの審査基準は？

オリックス銀行カードローンの申込条件は、以下の通りである。

毎月安定した収入があれば、アルバイト・パート・契約社員でも申込ができる。

オリックス銀行カードローンを利用するには、保証会社（オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社）の保証を受ける必要がある点も覚えておこう。

借入では返済できるかどうか不安な人ではなく、確実に返済できる人が選ばれるのだ。

つまり、保証会社に保証してもらえる信用が申込者にあるかが重要となる。

年齢や収入などに問題がないのに「オリックス銀行カードローンの審査になぜ落ちたのか…」と思う人もいるだろう。

しかし、審査に落ちる人には特徴がある。次の項でその特徴を紹介するので、参考にして欲しい。

オリックス銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴

オリックス銀行カードローンの審査に落ちた人は、以下の4つの項目を確認しよう。

情報の確認方法も紹介するので、不安な人は確認後にカードローンの申込をして欲しい。

他社借入をしている

カードローンなど、金融機関からの借入には総量規制が適用される。

総量規制により、借入は年収の3分の1までと決められているのだ。

例えば、年収が300万円の方は100万円までの借入ができる。

この総量規制の金額を超える場合は、金融機関を変えても借入はできない。

そのため、他社からの借入があってオリックス銀行カードローンで申請金額が多い場合は、審査に落ちる可能性が高くなるのだ。

また、他社からの借入がある場合には返済能力が低くみられるだろう。

もちろん、他社から借入があっても審査に通過する可能性はある。

しかし、他社からの借入額が少ない方が信用度が上がるのだ。

もし、他社からの借入があってオリックス銀行カードローン審査に落ちた場合、返済をしてから再申込するのが良いといえる。

他社との同時申込をしている

オリックス銀行カードローンの審査に落ちる不安から、他社と同時申込をしていないだろうか。

カードローンの利用履歴は信用情報機関の信用情報に残るため、他社に申込をしているかどうかは容易に判明してしまう。

同時申込の場合、信用情報機関に登録される前であれば知られないのでは、と思う人もいるかもしれない。

しかし、審査のタイミングはカードローン会社により異なる。

そのため、既に信用情報機関が申込情報を登録している可能性がある。

カードローンを同時申込すると返済能力が低くみられるため、希望金額によっては審査に落ちる原因となる。

もちろん、同時申込をしても全ての審査に受かる可能性もある。

しかし、確実にお金を借りたい場合に審査落ちする原因になるかもしれないことを行うのは避けた方が良いだろう。

滞納経験がある

過去のカードローンやクレジットカードの支払いで、滞納している場合はオリックス銀行カードローンの審査に落ちる可能性がある。

カードローン会社は、貸した金額を確実に返して欲しいため、返済能力に不安があると貸付をしてくれない。

滞納経験があるかどうかは、信用情報機関に登録されている。

情報の保有期間は、契約期間中および契約終了後5年以内だ。

つまり、過去5年以内の滞納は記録され、審査の際に見られてしまう。

滞納経験の有無も、他社からの借入条件と同様に信用情報機関の情報開示で閲覧できる。

インターネット・郵送で信用情報の開示が可能だ。

インターネットで情報開示を行う場合、利用時間内で手数料500円を支払う手続きをするとすぐに情報が閲覧できる。

郵送の場合は開示申請から約10日かかるため、急いでいる人はインターネットからの情報開示が良いだろう。

審査条件を満たしていない

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたら、審査条件を満たしているのかを確認しよう。

年齢が満20歳以上ではない場合や、無職の人は条件を満たしていないので審査に落ちる可能性が高い。

仕事をしていても、毎月定期的に収入を得られていない場合は返済能力が低いと判断されるだろう。

オリックス銀行カードローンの審査は厳しいのかについてはこちらの記事で解説している。

あわせて確認してみるといいだろう。

オリックス銀行カードローンの審査の流れ

オリックス銀行カードローンでは、Webサイトから24時間申込が可能だ。

審査通過にかかる時間や審査後、周囲に知られないで利用できるのかどうかなどの事項を知っておこう。

知識があると、再審査を申込む際に慌てずに済むはずだ。

審査結果に数日かかる場合もある

オリックス銀行カードローンの公式サイトによると、審査結果が出る時間はケースバイケースのようだ。

オリックス銀行の休業日は土日・祝日のため、その間は審査業務が行われない。

申込状況によっては、結果が出るまでに数日かかる可能性もあるだろう。

そのため、早く借入をしたい場合はできるだけ早めに申込をする必要がある。

オリックス銀行カードローンのWebサイトからは365日24時間申込が可能である。

そのため、必要書類が整ったらすぐに申込をするのが良いだろう。

勤務先へ在籍確認の電話連絡が行われる

オリックス銀行カードローンの審査では、仮審査に通過するとまず申込者に電話連絡がくる。

仮審査に通過後、勤務先で本当に働いているかどうかの在籍確認が行われる。

オリックス銀行カードローンの在籍確認では、個人名で電話がかかってくる。

そのため、職場の人にカードローンの申込をしている事実を知られる可能性はほとんどないといえる。

しかし、知らない人から電話がかかってきたら、職場の人に不審がられないか心配になるだろう。

銀行口座開設やクレジットカードの新規発行でも在籍確認が行われるため、その電話だったと伝えるのも1つの方法だ。

自分が電話に出られない可能性が高い時は、「近々、銀行から在籍確認の電話があるかもしれない」と職場の人に伝えておこう。

一言かけることで、不審に思われることを防ぐことが出来るだろう。

審査に落ちた場合はメールで通知が届く

オリックス銀行カードローンの審査結果は、メールまたは書面で連絡が来る。

メールで審査結果を受け取りたい方は、申込後すぐに届く受付メールを確認しよう。

受付メールには、「Eメールアドレス確認用URL」が記載されている。

このURLをクリックして受信確認を行うと、審査結果がメールで届く。

Eメールアドレス確認用URLで受信確認をしなかった人は、書面での連絡となる。

書面の連絡は時間がかかり、同居している家族に申込の事実を知られるかもしれない。

再申込をする場合は設定が初期化されている可能性がある。

Eメールアドレス確認用URLを忘れずにクリックして、メールで連絡を受け取れるようにしよう。

在籍確認が終了した後で、必要書類アップロード用URLが登録メールアドレスに届くため、必要書類を送ろう。

必要書類の確認と最終審査が終了したら、ローンカードが自宅に送付される。

ローンカードが到着後、すぐに利用が開始できる。

適用金利は利用限度額によって決まる

申込者の年収や他社からの借入状況などを踏まえて、利用限度額が決定される。

適正な利用限度額でカードローンを利用できるように、年収や他社からの借入などは正確に申請しよう。

オリックス銀行カードローンの利用限度額による金利（借入利率）は以下の通りである。

利用限度額	借入利率（年）
700万円〜 800万円以下	1.7％〜4.8％
600万円〜 700万円以下	3.5％〜5.8％
500万円〜 600万円以下	3.5％〜5.8％
400万円〜 500万円以下	4.5％〜8.8％
300万円〜 400万円以下	4.5％〜8.8％
200万円〜 300万円以下	5.0％〜12.8％
150万円〜 200万円以下	5.0％〜12.8％
100万円〜 150万円以下	6.0％〜14.8％
100万円	6.0％〜14.8％
100万円未満	12.0％〜14.8％

金利（借入利率）があるため、月々の返済額は単純な計算では算出できない。

利用前におおよその返済額を知りたい場合は、返済シミュレーションを利用しよう。

借入の希望金額に応じた金利（借入利率）も確認できる。

オリックス銀行カードローンの審査に受かるためのコツとは？

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたら、再申込を検討したい人も多いだろう。

オリックス銀行カードローンの審査に受かるためのコツが3つある。再申込をする際の参考にして欲しい。

安定・継続した収入がある状態で申込む

仕事は正社員ではなくても、オリックス銀行カードローンの審査に通過できる。

アルバイト・自営業・契約社員でも、安定して継続している収入があれば審査に通過する可能性が高まるのだ。

自分の所得を知るには、以下の書類を確認してみよう。

また、転職後すぐの方も就労状況が不安定だとみなされる可能性がある。

転職して間もない場合は、6ヶ月以上働いてからカードローンの申込をすると審査に通過する可能性が高くなるだろう。

他社の借入がある場合は減らしておく

他社からの借入額が多い場合は、減らしてから再審査を受けると良い。

借入額が少ない方が返済能力が高いとみなされるからだ。

他社からの借入額を少なくする方法としては、カードローンの繰り上げ返済がある。

繰り上げ返済とは、臨時返済・随時返済ともいわれ、お金がある時にまとめて支払う方法である。

返済額が減ると返済期間が短くなり、金利分を支払う必要がなくなる。

複数社からの借入がある場合、1社で返済を行う「おまとめ」を利用するのも1つの方法だ。

複数の借入を1社にまとめると金利が安くなるケースが多く、返済額の負担を減らせるメリットがある。

他社からの借入がある場合は、繰り上げ返済やおまとめを利用して、借入額を減らしてみよう。

虚偽の申込や記入間違いをしない

他社からの借入状況・借入の利用状況・滞納の有無などの信用情報は、信用情報機関に登録されている。

そのため、故意ではなくても間違った内容でカードローンの申込をすると審査に落ちるかもしれない。

就労状況は在籍確認が行われれば、収入は証明書を確認すれば申請内容の相違がすぐに判明してしまう。

申請の際は、必要書類を集めたり情報開示を利用したりして正確な情報を記入しよう。

オリックス銀行カードローンの審査を受けるためには？

オリックス銀行カードローンの審査に落ちた場合でも、再審査を受けられる。

しかし、審査を受ける準備ができていないと、手続きに時間がかかるかもしれない。以下の3つのポイントをおさえておこう。

必要書類は事前に準備しておく

オリックス銀行カードローンに申込むには、以下のいずれかの本人確認書類が必要だ。

ただし、書類によって提出の仕方が異なるため、注意しよう。

提出書類	提出の仕方
運転免許証	表面は必ず提出する 変更事項がある場合は、表と裏の両方を提出する
個人番号カード	表面のみを提出する
健康保険証	氏名・住所・生年月日が全て記載されている面を提出する
パスポート	顔写真のページと住所が記載されているページを提出する
在留カード・特別永住者証明書	氏名・住所・生年月日が全て記載されている面を提出する 表面と裏面の両方を提出する

審査時には、有効期限内の本人確認書類を提出する必要がある。

申込時の入力情報と同じものを用意しよう。

また、利用限度額が50万円以上の場合は以下の所得証明書類が必要だ。

50万円以下の場合でも提出を求められる可能性があるので、カードローンに申込む際は用意しておくと安心だろう。

源泉徴収票は年度末に職場から配布される。

無くしてしまった場合は、再発行してもらえるため、職場にお願いしよう。

住民税決定通知書は会社員の場合、毎年5〜6月頃に会社から渡されるのが一般的だ。

こちらは紛失しても再発行ができない。

紛失してしまった場合は、住んでいる自治体の役所で課税証明書を発行してもらおう。

自営業の場合は、住民税決定通知書・課税証明書・確定申告書のいずれかが必要だ。

確定申告書は、税務署の受領印があるものを用意しよう。

E-taxを利用している方は申告書の写しと受信通知を提出する必要がある。

在籍確認の電話にいつでも出れるようにしておく

在籍確認の電話は、自分が休んでいる時にかかってきても審査に影響はない。

しかし、不審に思われたくない場合や、自分で回答しないと不安な方もいるだろう。

自分で在籍確認の電話を受けたい場合は、申込後、職場の電話に出られるようにしておこう。

自分で電話を受けるのが難しい就労状況の場合は、電話を受ける機会が多いスタッフに取り次いでもらえるよう頼んでおくと良い。

土日に申込をしない

オリックス銀行は土日・祝日・年末年始（12月31日〜1月3日）が休業日で、審査が行われない。

つまり、休業日にカードローンの申込をしても、すぐに審査結果が出ないだろう。

オリックス銀行カードローンの審査に何日かかるかは明記されていない。

ただ、審査結果をなるべく早く知りたい場合は、休業日と重ならない方が良いといえる。

特に連休初日などは避けておこう。

オリックス銀行カードローンが人気の理由

オリックス銀行カードローンの審査に落ちたとしても、再申込を検討して欲しい理由がある。

オリックス銀行カードローンが人気の理由を3つ紹介するので、他社の申込を検討する際の参考にして欲しい。

安心のサポート力

カードローンに申込む場合、契約・審査の流れや利用の仕方などが不安な人も多いだろう。

オリックス銀行カードローンは、コールセンターが充実しており、オペレーターとやり取りができる。

申込の際に不明点がある場合は、0120ー890ー693に電話しよう。

また、チャットでコミュニケーターとやり取りができるサービスがある。

電話を聞かれたくない場合や電話をする時間がない場合に便利だろう。

電話とチャットサービスの受付時間は9時〜18時だ。

土日祝と12月31日〜1月3日までは休みなので、注意しよう。

提携ATMの手数料無料

オリックス銀行カードローンでは、銀行ATMだけでなく、提携ATMでも借入・返済ができる。

提携ATMは全国10万台以上あり、手数料が終日無料だ。

オリックス銀行カードローンの提携ATMは以下の通りである。

全ての提携ATMで1,000円単位で借入が可能なので、少額が必要な時でも気軽に利用できる。

また、コンビニATMを利用すれば、24時間借入が可能だ。硬貨は使えない点に注意しよう。

ちなみに、提携ATMの利用に手数料がかかるカードローン会社もある。

以下の表をみると、オリックス銀行カードローンの人気の理由がわかるだろう。

カードローン 会社	提携ATMの利用手数料（税込）
プロミス	取引額が1万円以下で110円 1万円を超える場合は220円
アコム	取引額が1万円以下で110円 1万円を超える場合は220円
アイフル	取引額が1万円以下で110円 1万円を超える場合は220円 出金時の手数料は次回入金時に清算する

金利上乗せなしでガン保障を付帯

カードローン利用中に万が一、契約者が死亡した場合、未返済債務は相続人に引き継がれる。

しかし、自分の家族に迷惑をかけたくない人は多いだろう。

オリックス銀行カードローンでは、申込時にガン保障特約付きプラン「Bright」を付帯できる。

金利の上乗せはなく、保険料はかからない。

死亡・高度障害またはガンと診断確定された場合、返済に保険料が充当される。

借入残高より保険金が少ない場合でも、未返済債務を減らすのに役立つ。

ただ、診断後に追加借入をする際は、通常の返済が必要な点には気をつけよう。

カードローン申込時に必要事項を確認・同意し、「Bright」の申込にチェックを入れれば申込完了だ。

オリックス銀行カードローンの審査に落ちた場合、再申込を考える際にはガン保障の付帯を検討しておこう。

オリックス銀行カードローンの再審査を受ける時の注意点

オリックス銀行カードローンは再審査を受けられる。

しかし、審査に落ちた後ですぐに申込をするのは避けよう。

カードローンに申込をした情報は、信用情報機関に照会日から6ヶ月間保有されてしまう。

どこの金融機関のどのような商品に申し込んだか、などの情報が審査の際に照会されるのだ。

短期間に何度もカードローンに申込をするのは、信用が足りないと判断される。

そのため、オリックス銀行カードローンの再審査を受けるのは、落ちた時から6ヶ月以降にすると良い。

再審査を待つ間に、安定した職に就く・他社からの借入を減らすなどの対策を行おう。

また、信用情報機関の情報開示で自身の借入状況を確認することも重要だ。

オリックス銀行カードローンの再審査へ備えよう

本記事では、オリックス銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法を審査基準などに基づいて紹介した。

審査に落ちた理由は教えてもらえないため、審査基準・条件などから、原因を明確にする必要がある。

オリックス銀行カードローンの再審査を受けることは可能だが、信用情報機関に申込履歴が残るため、6ヶ月以上経ってから申込しよう。

次回の審査では、必要書類を揃えたり他社からの借入を整理したりして、希望通り融資を受けられるようにしておこう。