カードローンは、さまざまな銀行や消費者金融で取り扱われている商品だ。
その中でも、オリックス銀行カードローンには、多くの副次的効果がある。
具体的には、契約日の翌日から一定期間無利息で利用できる・ガン保障特約付きプラン「Bright」へ申込める点がある。
これらの特徴に惹かれて、オリックス銀行カードローンの利用を考えている人もいるだろう。
実際にオリックス銀行カードローンで借入をした場合、返済方法は3種類から選べる。
3つの方法とは、口座引き落とし・返済用口座への振込、そしてコンビニATMの利用が挙げられる。
中でもコンビニATMでの返済は、買い物をしたついでに返済ができるので便利な方法だ。
そこでこの記事では、主にコンビニATMを使ったオリックス銀行カードローンの返済について解説する。
他の返済方法についても触れているので、比較した上で借入金額や返済計画を決める参考にして欲しい。
オリックス銀行カードローンの返済はコンビニATMで可能?
オリックス銀行カードローンでは、さまざまな返済方法を用意している。
中でも便利なのが、コンビニATMでの返済だ。その理由を一つずつ解説しよう。
約定返済時にコンビニATMが利用可能
オリックス銀行カードローンでは、約定返済(定期返済)でもコンビニATMでの返済が利用できる。
加えて提携ATMでも手数料が発生しないのも嬉しい点だ。
これはオリックス銀行カードローンの大きなメリットとなる。
オリックス銀行と、他の消費者金融や銀行でカードローンを利用し、コンビニATMで返済した場合の手数料について比較してみよう。
金融機関名 | 手数料 |
オリックス銀行 | 無料 |
アコム | ユーザー負担 |
レイク | ユーザー負担 |
アイフル | ユーザー負担 |
みずほ銀行 | ユーザー負担の場合あり |
楽天銀行 | 無料 |
このように、銀行・消費者金融ともに、コンビニATM利用時の手数料はユーザー負担となっている場合が多い。
約定返済は毎月行わなければならないものなので、手数料が無料という点はかなり大きなメリットとなる。
オリックス銀行カードローンの場合、約定返済の返済日をユーザーが選ぶこともできる。
「毎月10日」か「毎月末日」のどちらか都合の良い日を設定しよう。
この約定返済日から14日前の午前3時~約定返済当日の23:50までの間に、毎月定められている金額を返済することになる。
それ以外の期間に返済した場合、約定返済ではなく臨時返済として扱われてしまう。
返済した瞬間の日時には細心の注意を払おう。
詳しくは後述するが、コンビニATMを利用した返済の場合、深夜帯に返済不可能な時間がある点も要注意だ。
随時返済にもコンビニATMが利用可能
約定返済に加えて、さらに返済に充てられる余裕がある場合は「できるだけ早く返済を終えたい」と考える人が多いだろう。
そうした場合は随時返済(臨時返済)も活用しよう。
オリックス銀行カードローンでは、随時返済の際もコンビニATMを利用できる。
オリックス銀行への連絡等は必要ないので、約定返済の際と同じようにコンビニATMで返済すればOKだ。
随時返済を効果的に利用すると、返済期間の短縮・利息の軽減などに繋がる。
その分、返済の負担を減らせるので、無理のない範囲で活用しよう。
「随時返済を行いすぎて手元に余裕がなくなり、また借入をする」状態になると、完済が遠のいてしまう。
余裕があるかどうかは人それぞれの状況によるので、自信がない場合は無理に随時返済をする必要はない。
借入時は早めに返済できる金額に留める、ボーナス等まとまった臨時収入があったときだけ随時返済を活用するなどで調整しよう。
オリックス銀行カードローンのコンビニATMでの返済方法は?
オリックス銀行カードローンは、さまざまなコンビニATMで返済が可能だ。
利用できるATMは、全国で10万台以上にもなる。
中でも設置数の多いセブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMは利用しやすいだろう。
他にも、イオンやミニストップに設置されているイオン銀行のATMでも返済が可能だ。
全てのコンビニATMに共通して、返済できる時間帯は0:15~3:00と4:10~23:50となっている。
特に深夜帯に返済する場合は、返済可能な時間帯かどうかを確認してから店舗に向かおう。
コンビニに着いてから返済できない時間になっていたことがわかると、ストレスにもなりやすい。
心身ともに良好な状態で、計画的に返済し続けられるよう気をつけよう。
セブン銀行・ローソン銀行のATMについては、それぞれのコンビニ以外にも鉄道や地下鉄の駅に設置されている場合もある。
通勤や買い物のついでに立ち寄れば、スムーズな返済がしやすいだろう。
手順については、どのコンビニATMを利用する場合でも、大まかな部分は変わらない。
ATMまで来たら、まずはローンカードを挿入しよう。
あとは、画面の案内に従っていけば返済できるようになっている。機械が苦手な人にも操作しやすい仕様だ。
セブン銀行ATMの場合
セブン銀行のATMは、セブン-イレブンもしくはイトーヨーカドーに設置されている場合が多い。
他にはヨークマート・オフィスビル・ショッピングモールなどにも設置されていることがある。
そのため、身近な場所や買い物に行った先で見かけることも多いだろう。
ローソン銀行ATMの場合
ローソン銀行のATMは、主にローソン・ナチュラルローソンに設置されている。
店舗によってはATMがない場合もあるので、あらかじめローソン銀行公式Webサイトで設置場所を調べておくと安心だ。
イーネットの場合
イーネットのATMは、ファミリーマート・ポプラ・デイリーヤマザキ・コミュニティストアなどに設置されている。
コンビニ以外では、OKストアやライフなどのスーパーマーケット・ショッピングモール・ディスカウントストアにもある場合がある。
ローソン銀行同様、全ての店舗にATMがあるとは限らないので、やはりイーネット公式Webサイトで調べたほうが確実だ。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで行うメリットは
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで行うことには、どのようなメリットがあるのだろうか。
ここからは、具体的なメリットについて4点紹介する。
原則24時間営業のため返済しやすい
コンビニといえば、やはり24時間利用できる点が最も大きなメリットだ。
ATMのサービス外時間を除き、多くの時間帯で返済が可能となっている。
仕事の時間が不規則な人には嬉しい点と言えるだろう。
また、返済日にたまたま用事が立て込んで夜遅い時間帯になってしまった場合にも、コンビニATMからなら返済可能だ。
買い物のついでに利用できる
コンビニを利用する主な目的が買い物だという人は多いだろう。
定期的にコンビニへ行く人は、そのついでに返済を済ませるようにすれば返済遅延になりにくい。
コンビニ内でATMを見かけたときに、返済が必要なことを思い出すこともあるだろう。
その都度「今月の約定返済は終わっているか」を考える習慣をつければ、遅延せずコンスタントに返済を続けやすくなる。
日本全国にあるため利用しやすい
前述の通り、オリックス銀行カードローンの返済に使えるコンビニATMは、多種多様なコンビニやスーパーに設置されている。
自宅や勤務先周辺に限らず、仕事中の移動や休日の外出先などでコンビニに入ったついでに返済することも可能だ。
これにより安定して返済を続けやすくなるだろう。
カードローンを利用していることが分かりにくい
コンビニATMは、老若男女あらゆる人が引出しや振込などさまざまな理由で利用している。
利用客が多い店舗ではATMが2台置かれていたり、利用しようとしたら先客がいたり、といった経験がある人も多いだろう。
しかし、待っている間に「前の人、早く終わらないかな」と思うことはあっても、「何をしているのか」まで気にしたことがある人は少ないのではないだろうか。
さらに、近年のATMでは覗き見・犯罪防止のため、他者から画面や手元が見えにくい構造にもなっている。
このため、自宅・職場の近所でコンビニATMを利用しても、他人にカードローン利用を知られる可能性は低いと言える。
コンビニATM以外の返済方法についても詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にして欲しい。
オリックス銀行カードローンの返済方法について詳しく知りたい方はこちら。
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで行うデメリットは
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで返済できることには大きなメリットがあるが、デメリットもある。
この段落で解説するデメリットについてもしっかり把握しておこう。
返済が始まってから「こんなはずじゃなかった」と困ることがないようにしておきたい。
返済で硬貨が使えない
コンビニのATMでは、原則として硬貨が利用できない。
そのため、細かい金額調整をしたい場合や一括返済で利息分も返済したい場合には、他の返済方法を使ったほうが良いだろう。
明細書が発行される
コンビニATMで返済した場合、紙の明細書が発行される。家族に見られたくない場合は、処分方法に困る人もいるだろう。
また、その場でコンビニのゴミ箱に捨てるのは、個人情報保護の観点からおすすめできない。
持ち帰った後、油性ペンによる個人名の塗りつぶしやシュレッダーによる細断などの処理を加えてから捨てたほうがいい。
全てのコンビニで使えるわけではない
コンビニによっては、店内スペースの都合等の問題でATMが設置されていないことがある。
しかし、この点については事前にコンビニや各ATMの公式Webサイトで確認すれば防げる。
そのため、あまり大きなデメリットにはならないだろう。
メンテナンスで停止する時間がある
コンビニATMは、銀行や消費者金融のATM同様にメンテナンスを行う場合がある。
これはオリックス銀行の返済不可能時間とは別に設定される。
つまり、「返済したいときにコンビニ側の理由でメンテナンスが行われていた」ということも起こり得る。
セブン銀行では定例メンテナンスを実施していないが、何らかのトラブルにより緊急メンテナンスを行う可能性はゼロではない。
もしもコンビニに来てからメンテナンス中だとわかった場合は、近隣で別系列のコンビニATMを探そう。
例えば「普段はセブン銀行のATMで返済しているが、メンテナンス中だった」というときにはローソン銀行やイーネットのATMを使えばいい。
突然そういった場面に遭遇すると焦りがちだが、スマホのGPS機能で店舗検索を利用すると、スピーディーに他のコンビニATMを探せる。
焦らず落ち着いて、他に利用できる店舗を探そう。
約定返済の期日ギリギリの返済を避けるようにすると、予期せぬメンテナンスがあった場合でも落ち着いて対応しやすい。
時間的な余裕を持って返済しに行く習慣をつけておこう。
オリックス銀行カードローンの一括返済はコンビニATMでも可能?
臨時収入などにより、手元のお金に大きな余裕ができることもある。
あるいは「コツコツ返済し続けて借入金額がかなり減った」という人もいるだろう。
その場合は一括返済も視野に入れよう。
ポイントは、メンバーズナビを見るかカードデスク(0120-890-699)に電話し、その時点での借入額を確認することだ。
その上で一括返済をするかどうか決めよう。
金額を確認した上で、オリックス銀行カードローンで一括返済をしたい場合、どのようなことに注意すべきなのだろうか。
コンビニATMは硬貨が使用できず端数の支払いができない
約定返済や臨時返済では非常に便利なコンビニATMだが、一括返済での利用ができない場合がある。
一括返済では、利息によって返済金額が硬貨を必要とする数字になっていることが多い。
その場合、コンビニATMでは硬貨に対応していないため利用できないのだ。
オリックス銀行カードローンのWebページにも「コンビニATMでの返済は1000円単位」と明記されている点が挙げられているので注意しよう。
各種銀行の硬貨対応ATMで行う
では、オリックス銀行カードローンの借入金額を一括返済したいときはどうすればいいのだろうか。
手軽な方法としては、コンビニ以外で硬貨を取り扱えるATMの利用が挙げられる。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・西日本シティ銀行のATMであれば硬貨を使えるため、一括返済がしやすい。各銀行の本店・支店のATMを利用しよう。
しかし、この三行のATMでも場合によって硬貨が取り扱えないこともある。
もしも、利用しようとしたATMが硬貨を取り扱っていなかったら別のATMを探してみよう。
オリックス銀行カードローンの場合、ATM以外でも一括返済する方法が2種類ある。
- 返済専用口座へ全ての借入金額を振込する
- 返済方法を口座引き落としに変更した上で、口座から一括返済する
これらの方法を利用する場合、ATMでの一括返済とは異なる手続きが必要になるため、その点は注意が必要だ。
自分のスケジュールやその他状況に応じて、適した方法を選ぼう。
オリックス銀行カードローンの返済ができるコンビニATMを探す方法は?
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで行いたい場合、各銀行の公式サイトから設置場所を検索するのが最も手軽だ。
スマホでセブン銀行などの各銀行の公式サイトを見ると、ATM検索のページに「現在地から探す」という項目がある。
表記は各社差異があるが、おおむね「現在地」と書かれているところをタップすれば良い。
GPSを使って現在地に最も近いATMをすぐに検索できるので、非常に便利だ。
行動範囲内にコンビニがある人は、買い物などのついでにATMの設置有無を確認しておくのもいいだろう。
混み合いやすい店舗では、ATMを2台設置している場合もある。
それでも待ち時間が発生する可能性は否定できない。
そのため、返済時間に余裕を持って向かったり、そのコンビニが空きやすい時間帯を狙って返済しに行ったりなど工夫しよう。
オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATM以外から行う方法は?
ここまで、オリックス銀行カードローンの返済をコンビニATMで行う場合について解説してきた。
コンビニATMでの返済は便利だが「あまり外出したくない」「忙しくてなかなかコンビニに行けない」人もいるだろう。
そういった場合は、口座引き落としか振込による返済を検討しよう。返済日や詳細を順に紹介する。
口座引き落とし
オリックス銀行カードローンでは、口座引き落としによる返済も利用できる。
引き落としの約定返済日もATMでの返済と同様、「毎月10日」または「毎月月末」のいずれかから選べる。収入・支出のタイミング等に合わせて決めよう。
口座引き落としを約定返済に使う場合は、事前に引き落とし先の「登録口座」が必要な点に注意が必要だ。
登録口座とは、オリックス銀行カードローンの場合「返済用口座と融資金の振込先口座を兼ねたもの」という意味だ。
返済用口座と振込先口座を分けたい場合は、別途「振込専用口座」の登録が必要となる。
オリックス銀行側でも、登録口座と振込専用口座を両方登録することを推奨している。
口座引き落としを主な返済手段に利用したい人は、登録口座のみか、振込専用口座も利用するかあらかじめ考えておこう。
また、以下の銀行は引き落とし口座として使えない。
これらの銀行を使っている場合は別の口座を用意しなければならない。
- 商工中金
- 農林中央金庫
- PayPay銀行・楽天銀行以外のネット系銀行
- 外資系銀行
- SMBC信託銀行
- 漁業協同組合
- オリックス銀行
メインバンクがこれらのうちどれかにあてはまる場合は、他の銀行を新たに用意しなければならないということになる。
少々手続きが増えるので、人によっては口座引き落としによる返済をデメリットに感じるかもしれない。
その場合は他の返済方法を使おう。
振込返済
オリックス銀行カードローンでは、返済専用口座への振込でも返済が可能だ。
返済専用口座がわからなくなってしまった場合は、ユーザー専用サイト「メンバーズナビ」にログインすれば確認できる。
メンバーズナビでは借入残高・借入可能額・返済予定表なども確認できるので、返済中はときどき確認するといい。
返済計画の調整にも役立つはずだ。
自分の銀行口座からオリックス銀行カードローンの返済専用口座へ振込む場合は、振込先に返済専用口座を登録しておくといい。
毎回口座番号を入力する手間を省いたり、番号の入力ミスを防いだりといったメリットもある。
オリックス銀行カードローンの返済で利用手数料を発生させたくない場合は?
オリックス銀行カードローンの返済では、提携ATMを利用した場合の手数料が無料となっている。
振込で返済する場合は手数料が発生するため、手数料を節約したい場合はできるだけ提携ATMを利用することを推奨する。
オリックス銀行カードローンの返済はコンビニATMが便利
この記事では、オリックス銀行カードローンの返済をする際、コンビニATMを利用するメリット・デメリットを解説した。
最も大きなメリットは、手数料がかからないことである。
特に返済回数が多い場合、手数料は文字通り「ちりも積もれば山となる」状態になりやすい。
コンビニを日常的に利用している人や、行動範囲内にコンビニがある人は積極的にコンビニATMで返済すると良いだろう。
一方で「毎回コンビニに行くのは面倒」「返済日を忘れてしまいそうで怖い」と思う人は、口座引き落としを選ぶこともできる。
また、家庭の事情などでなかなか外出しづらい人や、一括返済をしたい場合は事前の手続きをした上で口座振込を選ぶと便利だ。
自分の事情や返済状況に合わせて、コンビニATM・口座引き落とし・口座振込を選び、計画的に返済していこう。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |