車の購入や旅行など高額な出費が必要になった際、カードローンを活用するのも1つの方法である。
使途に制限がなく、好きな時に気軽に借入できるのがカードローンの良さである。
カードローンの融資スピードは会社によって異なり、借入までに数日かかる場合もある。
三井住友銀行も数日かかる会社の一つであり、即日融資を受けることはできない。
ただ、申込準備を入念に行い、迅速に審査を終わらせることで最短当日に回答が得られることもある。
申込当日に審査が終われば翌日から借入が可能となるので、急な出費にも対応できる。
では、三井住友銀行カードローンで少しでも早く融資を受けるためには何をすれば良いのだろうか。
本記事では、三井住友銀行カードローンにて最短で融資を受けるためのポイントや注意点について解説する。
三井住友銀行カードローンの申込を検討していてすぐに融資を受けたい方は参考にして欲しい。
三井住友銀行カードローンで即日融資は受けられる?
結論から書くと、三井住友銀行カードローンで即日融資を受けることはできない。
以前は銀行カードローンも即日融資に対応していたが、返済能力を超える借入が続出し、社会問題になったことで規制が強化された。
その影響で審査に時間がかかるようになったのである。
また、銀行には「警察庁データベース」への照会が義務付けられているため、審査に時間がかかりやすい。
平日であれば即日回答が来るケースもあるが、土日祝日の場合は翌営業日以降になってしまう。
即日で回答が得られた場合でも契約は翌営業日以降となるため、銀行カードローンは即日融資に対応していないのである。
ただ、三井住友銀行カードローンでは最短当日に審査回答が得られる。
そのためには、申込事項を正確に記入して本人確認書類に不備がないように準備する必要がある。
最短で融資を受けるには、申込から借入までの流れを把握し、申込に必要な書類をあらかじめ準備しておくことが大切である。
また、審査で当日回答を得るためには、合格するためのポイントを理解しておくことも重要である。
審査は申込内容と提出した必要書類に基づいて行われる。この時、申込内容と書類に相違があると審査に時間がかかってしまうのだ。
したがって、申込内容に誤りがないかを提出前に再度確認することが重要である。
三井住友銀行カードローンにはカードレスオプション※もある。これを利用すれば、契約締結直後にローン専用カードなしで借入が可能だ。
※カードレスは三井住友銀行の普通預金口座を持っていない方、またはWEBより申し込んで本人確認をオンラインで行った方に限り「カードレス」の選択が可能。
これらのポイントをおさえておくと、最短で翌日融資を受けることも可能になる。
三井住友銀行カードローンで最短融資を受けるメリット
三井住友銀行カードローンで最短融資を受けるメリットとしては、複数の借入方法から自分に合ったものが選べる点や銀行ならではの金利で借入ができる点が挙げられる。
三井住友銀行カードローンでは、最短当日に審査回答が得られるため、翌日には借入ができる可能性がある。※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合がある。
通常、カードローンを利用する場合には、ローン専用カードの到着を待たなければならない。
ただ、既に三井住友銀行のキャッシュカードを持っていれば、それを利用して借入が行えるのだ。
加えて、カードレスを選択すると、SMBCダイレクトを通じて借入金を直接普通預金口座へ入金してもらえる。
そして、三井住友銀行カードローンの大きなメリットとして銀行ならではの金利であることが挙げられる。
この特性により、利息を節約して総返済額を抑えられる。
このように、三井住友銀行カードローンで最短融資を受けると、銀行ならではの金利で借入ができて非常に便利なのである。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローンで最短融資を目指す時のデメリット
三井住友銀行カードローンで最短融資を目指す際には、以下のようなデメリットが発生することがある。
借入までに時間がかかる可能性がある
三井住友銀行カードローンの審査は最短当日回答とされているが、内容次第では当日中の回答が困難なケースがある。
申込が土日・祝日または平日の夜間に行われると、営業時間外のため、回答が翌営業日以降になる。
これを防ぐには、対応している時間内に申込をする必要がある。
手続きに手間がかかる
審査回答後、最短で借入するにはSMBCダイレクトの利用が必須であり、契約していない場合は申込手続きが必要だ。
カードローンの申込に加えて、SMBCダイレクトの登録手続きも必要になり、手続きが煩雑になる可能性がある。
借入方法によって必要な手続きは異なるが、手間が増えることには変わりないので注意しよう。
三井住友銀行カードローンの基本情報
三井住友銀行カードローンを最短で利用するためには、基本的な特徴を理解しておくことが重要だ。
必要な基本情報をあらかじめ把握しておけば、申込から借入、返済に至る一連の流れをスムーズに進めやすくなる。
ここでは、三井住友銀行カードローンで必要な基本情報について詳しくみていこう。
申込条件
三井住友銀行カードローンの申込対象は満20歳以上から満69歳以下の方であり、安定した収入が必要である。
年金収入のみの方は申込できないため、60歳以上の方が申し込むには定年後の再雇用等やアルバイトで収入を得ている必要がある。
また、三井住友銀行カードローンの保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスの保証が受けられるのも申込条件である。
全ての条件を満たして初めて審査を受けることができるので、申込前に自分に欠けている要件がないか確認しておこう。
利用用途
三井住友銀行カードローンは原則として使い道が定められておらず、どのような使い道でも借入可能である。
例えば、以下のような場合にカードローンは役に立つだろう。
- 友人の結婚式が続き、祝儀代を借入したい場合
- 家電が複数同時に故障し、新たなものを買い替えなければならない場合
ただし、会社の運営費用などの事業系資金として使用することはできない。
また、カードローンで借入した金額は必ず返済が必要だ。無理な乱用を避けて、借入と返済を計画的に行うことが大切である。
審査時間
三井住友銀行カードローンの審査は最短当日に完了する。ただし、カードローンの申込が土日・祝日に行われた場合は3〜5日後の回答になる。
三井住友銀行の審査は平日に行われるため、土日祝日に受付したカードローンの申込については週が明けた平日に実施される。
カードローンの申込自体はいつでもできるが、審査は平日以外には行われないため、時間がかかることもある。
そのため、最短当日融資を受けたい場合は平日の早い時間に申込を行うのが良いだろう。
利用限度額
三井住友銀行カードローンの利用限度額は10万円〜800万円となっており、1万円単位で設定して希望を出すことができる。
希望の利用限度額を申告し、年収や返済能力を元に審査が行われて利用限度額は決まる。
審査結果によっては、利用限度額が希望していた額よりも減らされてしまうこともある。
借入は利用限度額内でのみ可能であり、限度額を超える借入を希望する場合は他社ローンの検討または利用限度額の増額申請が必要である。
増額申請については、年収が上がれば通る可能性が高くなる。返済能力を高められるよう、自身の収入改善に努めておこう。
適用金利
三井住友銀行カードローンでは、利用限度額ごとに下記の金利が適用される。利用限度額が高くなればなるほど、適用される金利は低くなる仕組みだ。
利用限度額 | 適用金利 |
100万円以下 | 年12.0%〜14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%〜12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%〜10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%〜8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%〜7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%〜6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%〜5.0% |
700万円超800万円以下 | 年1.5%〜4.5% |
適用金利は、審査によって承諾された利用限度額とともに決まる。そのため、借入希望額から適用金利をある程度推測することができる。
自分がどれくらいの金利で借入できそうか、事前に見ておくと返済計画を立てやすくなる。
借入方法
三井住友銀行カードローンの借入方法には、以下の3種類がある。
ATMによる借入
三井住友銀行ATM・提携金融機関ATM・コンビニATMにて借入が可能だ。
ローン専用カードであればどのATMでも借入できるが、キャッシュカード一体型の場合はゆうちょATMでの借入はできないので覚えておこう。
インターネットバンキングによる借入
インターネットバンキングによる借入は、SMBCダイレクトを活用して他行口座へ振込してもらうか、三井住友銀行口座間での振替で行う。
この方法では、三井住友銀行の口座がなくても、普段利用している普通預金口座を使って借入ができる。また、自宅にいながら借入手続きができる点もメリットといえるだろう。
自動融資による借入
自動融資による借入は、返済用口座の残高不足で公共料金の支払いやカード利用代金の支払いができない時に、不足分を自動融資する。
自動融資を受けるには、三井住友銀行窓口やローン契約機での申込が必要になるため、利用する際は早めに手続きしよう。
返済方法
三井住友銀行カードローンの返済方法は、以下の3種類から選択できる。
ATMによる返済
ATMによる返済は三井住友銀行ATM・コンビニATM・ゆうちょATMから行える。
ただ、契約時にカードレスを選択している場合はATM返済はできず、ゆうちょATMではキャッシュカードを利用して返済ができないので注意が必要だ。
SMBCダイレクトによる返済
SMBCダイレクトによる返済は、三井住友銀行口座間での振替や他行インターネットバンキングからの返済に対応している。
口座引落による返済
口座引落による返済では、約定返済日に返済用口座から自動的に引き落としがかかる。
返済用口座にあらかじめ入金しておくことで返済忘れを防げるのが大きなメリットだ。
返済方法は自身の都合や利便性に応じて選べるので、自分に合ったものを考えてみよう。
三井住友銀行カードローンで最短融資を受けるための契約の流れ
三井住友銀行カードローンでスムーズに借入するには、申込から借入までの流れを把握する必要がある。
4つのステップで必要な手続きや注意点を解説するので、理解してもらいたい。
申込
まずはカードローンの申込手続きを行う。三井住友銀行カードローンの申し込みは
- パソコンやスマートフォンからの申込
- ローン契約機からの申込
- 電話での申込
上記3つから選択可能だ。
自宅で手続きを済ませたい方はパソコン・スマートフォンからの申込がおすすめだ。
また、ローン専用カードの受け取りまでを一度に済ませたい方はローン契約機を利用するのがいいだろう。
申込では氏名や住所、勤務先、年収など審査で重視されるポイントについて正確に入力する必要がある。
申込時は入力した内容が審査で確認されるため、入力内容に相違がないかを再度確認しておこう。仮に誤りがあると審査落ちの原因になってしまう。
必要書類提出
申込が完了すると、本人確認書類の提出が求められる。
本人確認書類としては、運転免許証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カードが利用できる。
また、公式サイトやアプリの書類提出サービスを利用すると、パソコン・スマートフォンでWebから即時提出可能だ。
少しでも早く融資を受けたい場合は活用すると良いだろう。
他にもローン契約機にて本人確認書類をスキャンしたり、郵送して提出する方法もあるため、自分が使いやすいものを選ぼう。
また、借入希望金額が50万円を超えると収入証明書類の提出も合わせて必要だ。収入証明書類としては、源泉徴収票や確定申告書が活用できる。
収入証明書類は普段使う機会がない書類のため、申込前にあらかじめ準備しておくと慌てずにすむ。
審査
申込書類や必要書類が三井住友銀行に受理されると、審査がスタートする。
審査では、借入希望額に対する収入の妥当性・他社借入の有無・過去の返済状況などが確認される。
また、借入希望額が年収の3分の1を超えている場合は、審査が通りにくくなる。
貸金業法のルールである総量規制によって、年収の3分の1を超える借入は禁止されており、あまりにも高額借入を希望すると総量規制を超える可能性があるからだ。
このルールは主に消費者金融に適用され、銀行での借入は総量規制の対象外だ。
ただ、銀行でも総量規制と同じように年収の3分の1を審査基準として借入の可否を判断している可能性は高い。そのため、借入希望額は適切に設定する必要があるのだ。
加えて、既に他社での借入がある場合はその金額も合算されて審査対象となる。そのため、借入件数が多すぎると審査が不利になりやすい。
他にも過去の返済状況について信用情報をもとに審査が進められる。過去に延滞した記録などがあると審査ではマイナスに捉えられる。
反対に、一括返済などで約定よりも早く完済した場合はプラスに捉えられるケースもある。
このように、さまざまな視点から総合的に判断されて審査は行われるのだ
契約・借入
審査が通ればカードローンの契約が締結可能となり、借入できるようになる。
カードローンはWeb上でも契約の締結が可能であり、最短で融資を受けたい時にはおすすめの方法だ。
他にも、ローン契約機で画面上で契約する方法や書面で署名を行う方法などがある。
カードローン契約が締結されて初めて借入が開始できる。三井住友銀行カードローンでは既に持っているキャッシュカードを活用して借入が可能だ。
また、三井住友銀行に口座がない方でもSMBCダイレクトによって、普段使っている口座へ借入金の入金が可能である。
三井住友銀行カードローンの融資を最短で受けるための注意点
三井住友銀行カードローンの融資を最短で受けるためには、下記の点に注意が必要である。
- 必要書類をあらかじめ用意しておく
- 平日の午前中に申込をする
- 週の前半に申込をする
- 在籍確認へ確実に対応できるようにしておく
最短で融資を受けられる可能性を高められるように、それぞれの注意点について理解しておこう。
必要書類をあらかじめ用意しておく
三井住友銀行カードローンの融資を最短で受けるためには、必要書類を申込前にあらかじめ用意しておこう。
運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類や源泉徴収票・確定申告書などの収入証明書を揃えておけば審査完了までの時間を短縮できる。
収入証明書の中には市区町村窓口にて発行依頼が必要なものもあるため、早めに準備を始めることを推奨する。
平日の午前中に申込をする
カードローンの申込は原則24時間365日いつでも可能だが、審査は平日日中に実施される。
そのため、最短当日回答を得るためには平日の午前中に申込すると良いだろう。
借入を急ぐ場合は申込のタイミングも大切である。
また、申し込み内容の確認で時間がかかることもあるため、審査時間も考慮すると平日の出来るだけ早い時間に申込することをおすすめする。
週の前半に申込をする
カードローン申込のタイミングとして、休日の前は避けてなるべく週の前半に申込をすると良いだろう。
週後半にカードローンの申込が集中した場合、審査が間に合わず、次週へ持ち越される可能性があるからだ。
審査が平日に行われることから、休日前に申し込まれると審査結果を出すまでの時間が限られてしまう。こうなると、週内に回答がもらえないケースがある。
出来る限り月曜日や火曜日に申し込むと、早めに審査回答が得られる可能性があるだろう。
在籍確認へ確実に対応できるようにしておく
カードローンの審査では勤務先への在籍確認が行われる。在籍確認に確実に対応できるようにしておくことも最短で融資を受けるためのポイントである。
在籍確認とは申告された勤務先へ申込者が在籍しているかを確認するもので、電話連絡で実施されることが多い。
電話連絡で申込者本人が電話に出るか、不在時でも申込者が勤務先に在籍していることが確認できれば、在籍確認は無事完了する。
在籍確認ができなければ審査が完了しないため、電話にすぐ出られるよう準備しておくことをおすすめする。
どうしても即日での融資が必要なら消費者金融のカードローンを選ぶ
三井住友銀行カードローンは最短当日回答が得られるが、即日融資を受けることはできない。
そのため、即日借入を希望している場合は消費者金融のカードローンを利用するのも1つの方法だ。
大手消費者金融では、申込から最短20〜30分で借入が可能である。借入方法もアプリを使えばカードレスで借入できるため、すぐに手元へ現金を用意できる。
ただし、消費者金融は銀行カードローンと比較すると適用金利が高いため、返済に時間がかかると利息負担も増大しやすい点には注意が必要である。
三井住友銀行カードローンの融資を最短で受けるコツを掴もう
本記事では、三井住友銀行カードローンで最短で融資を受けるためのポイントや注意点について解説してきた。
最短で借入をするには、申込から借入までの流れを把握し、必要書類を準備しておこう。
また、三井住友銀行カードローンの基本情報を押さえておくとスムーズに手続きが進めやすくなる。
また、申込するタイミングとして平日の早めの時間帯や週の前半に行うと審査結果が最短当日回答で得られる可能性を高められる。
三井住友銀行カードローンは銀行ならではの金利で借入できる点や自分に合った借入・返済方法が選べるといったメリットが多い。
銀行カードローンで借入を検討していれば、活用することをおすすめしたい。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |