みずほ銀行カードローンは専業主婦でも借りられる？金利・審査についても解説

物価上昇や経済の不安定さに、頭を抱えている人も多い。

特に、専業主婦は大きな価格変動や急な物入りなど、お金に関する悩みが尽きない。

そのような中で「みずほ銀行のカードローンが気になるけど、専業主婦でも借りられるの？」と考えている人も多いはずだ。

そのような疑問に答えるため、本記事ではみずほ銀行カードローンについて詳しく解説する。

金利審査や専業主婦がお金を借りる方法についても解説しているため、ぜひ参考にして欲しい。

みずほ銀行カードローンは専業主婦でも借りられる？

まずは、みずほ銀行カードローンが専業主婦でも借りられるのかについて説明していこう。

結論から書くと、専業主婦であっても安定した収入があれば審査が通る場合もある。

就労して給与を得ていない専業主婦に安定した収入があるとは、一体どういうことなのか。

実は、この安定した収入とは配偶者の収入を意味している。

みずほ銀行カードローンの利用条件には、「安定した収入があること」といった記載がある。

そのため、安定した収入がない専業主婦では審査を受けることすらできないのだ。

本来であれば、貸金業法改正によって収入の3分の1以上の金額を借入することはできない。

そのため、収入がない専業主婦は、消費者金融で借入の申込ができないのだ。

専業主婦が借入できるのは、総量規制がない銀行カードローンに絞られる。

しかし、お金を貸す以上、銀行側も信用できる相手かどうか見極める必要がある。

この信用できる相手かどうかを見極めるため、安定した収入が求められるのだ。

専業主婦がみずほ銀行カードローンの審査を通る上では、配偶者の収入が安定しているかが重要なポイントになる。

みずほ銀行カードローンの金利は？

ここからは、みずほ銀行カードローンの金利について解説する。

お金を借りる以上、金利はしっかりと把握しておく必要があるといえる。

年2.0～14.0％

みずほ銀行カードローンの金利は年2.0〜14.0％で設定されている。金利の幅が大きいと感じる人もいる。

みずほ銀行のカードローンは大手銀行が提供しているサービスのため、他のカードローンと比べて比較的金利が低いとされている。

金利の数値に幅がある理由は、借入の利用限度額に応じて金利を設定しているからである。

利用限度額が低いほど金利が高くなっているため、注意が必要だといえる。

利用限度額によって金利が変わる

先述した通り、みずほ銀行カードローンでは、借入の利用限度額に応じて金利が変化するシステムが導入されている。

金利の振り分けは、以下の表の通りだ。

利用限度額	金利（基準）	みずほ銀行住宅ローン利用者に適用される金利
10万円以上100万円未満	年14.0％	年13.5％
100万円以上200万円未満	年12.0％	年11.5％
200万円以上300万円未満	年9.0％	年8.5％
300万円以上400万円未満	年7.0％	年6.5％
400万円以上500万円未満	年6.0％	年5.5％
500万円以上600万円未満	年5.0％	年4.5％
600万円以上800万円未満	年4.5％	年4.0％
800万円	年2.0％	年1.5％

上記の表を見てわかる通り、みずほ銀行の住宅ローンを利用している人ならば、基準となる金利から0.5％引きされる。

そのため、みずほ銀行でローンを組んでいる人はお得に利用できるわけだ。

これから住宅ローンとカードローンを考えている人は、みずほ銀行でまとめて利用することをおすすめする。

みずほ銀行カードローンの審査方法は？

みずほ銀行カードローンの申込には、Webがおすすめだ。

Webでの申込なら、かんたん4ステップで24時間いつでも申込できる。

Webならば、上記の手順で申込から利用開始まで完結できることを踏まえても難易度は低いといえる。

検査結果も最短即日で届くなど、急な物入りで困っている人には嬉しいサービスだ。

Web以外にも、3つのみずほ銀行カードローン申込方法がある。

金利など返済に不安を感じる人は、申込前にかんたん10秒診断の返済額シミュレーションを受けてみて欲しい。

借入金額に対して返済期間や金利を把握できる。結果を元に無理のない返済プランを立てて、申込できるようにしよう。

みずほ銀行カードローンの申込条件

かんたん10秒診断で無理のない返済プランを立てられたら、みずほ銀行カードローンの申込条件を確認して欲しい。

条件に当てはまっていなければ、まず申込することすらできないからである。

上記4つの申込条件について、それぞれ詳しく解説していこう。

満20歳以上66歳以下であること

満20歳以上66歳以下でないと、みずほ銀行カードローンには申込できない。

これは健康面や安定した収入を考慮した上で決められている年齢となる。

定年である65歳を過ぎると、収入が年金だけになって不安定になる人も多い。

もちろん高齢者だけでなく、若い世代でも収入が不安定になることはある。

しかし、収入が不安定になってもやり直せる可能性を秘めていることを考慮した条件であることが見て取れる。

安定かつ継続した収入があること

借入と返済がセットである以上、安定かつ継続した収入があることは絶対条件である。

お金の貸借は信用問題だ。そのため、安定して返済ができる収入があるかどうかはみずほ銀行にとって、大きな審査のポイントであるといえる。

保証会社の保証を受けられること

みずほ銀行は、利用者がしっかり返済できるかに重点を置いている。保証会社の保証を受けられることは、返済能力の判断材料になるわけだ。

みずほ銀行からしてみれば、利用者に何かあった際に保証会社の保証を受けられることは重要なポイントである。

外国人の場合は永住許可を受けている必要がある

みずほ銀行カードローンは日本人だけでなく、外国人も申込できる。

ただ、外国人がみずほ銀行カードローンを申込する際には、永住許可を受けていることが必須である。

銀行カードローンは専業主婦でも利用できる？

みずほ銀行カードローンは、配偶者の収入が安定していれば申込できる。副業である程度の収入を得ている主婦であれば、審査が通りやすくなる。

ただ、専業主婦や副業で稼ぐ主婦の利用限度額が低くなるため、金利は高くなる可能性もある。

銀行カードローンを利用したいのであれば、シミュレーションを事前に行っておこう。

専業主婦がみずほ銀行カードローンでお金を借りる方法は？

収入が安定していないと銀行カードローンの審査を通ることは難しい。

これはみずほ銀行だけでなく、他の銀行カードローンでも同じことがいえる。

しかし、専業主婦がお金を借りられる方法はいくつかある。

上記3つの方法を、それぞれ解説する。

クレジットカードのキャッシング

1つ目はクレジットカードのキャッシングだ。誰もが1枚はもっているであろう、クレジットカードにもキャッシング機能がついている。

クレジットカードのキャッシング機能も、お金を借りる点ではカードローンと変わりはない。

ただし、クレジットカードのキャッシングにはいくつかの注意点がある。

上記の条件を満たしていれば、クレジットカードのキャッシングは利用できる。

借入する前に、カード会社にキャッシング機能について確認することがおすすめだ。

質店を利用する

今すぐ現金が必要なのであれば、質店を利用することも1つの手である。質店に買取を依頼すれば、その場で査定と現金引換が可能だ。

ただし、質店を利用する際に注意すべきことがある。それは、買った時の金額より買取金額は一般的に下がる傾向にある点だ。

買取金額を調査したい人は、画像査定や一括査定で買取金額のシミュレーションを行ってみよう。

プリペイドカードの後払い

3つ目は、プリペイドカードの後払いを利用することだ。クレジットカードやカードローンとは違い、審査や年齢制限がないメリットがある。

プリペイドカードはお金をカードにチャージする前払いが基本だ。

ただ、近年では後払いや後から分割払いにできるサービスが増えてきている。

そのため、自分に合ったプリペイドカードを利用することが大切になる。

プリペイドカードのメリットとデメリットを把握した上で、利用を検討して欲しい。

みずほ銀行カードローンの借入方法についての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローン以外で専業主婦でも借りられるカードローンは？

みずほ銀行カードローンでは、専業主婦がカードローンを利用することが難しいといえる。

では、専業主婦でも借りられるカードローンはないのか。

みずほ銀行以外の上記4つのカードローンを調査してみた。

専業主婦でも借りられるかについて、それぞれの銀行カードローンを詳しく見ていこう。

ベルーナノーティス

ベルーナノーティスのカードローンは、女性のためのキャッシングであることを全面に押し出している。

専業主婦・パート・アルバイトでも申込できると公式サイトにも明記されている。

初めての人でも24時間以内に融資を受けられ、手続きもWebで最短30分から審査が完了する。

借入限度額が50万円以下で、他社からの借入が100万円以下の場合は収入証明書が原則不要だ。

手軽にカードローンを受けたい人には嬉しいサービスと言える。

また、提携ATMやカード発行にかかる手数料は免除される。

手数料を無料で利用できることは、利用者にとって大きなメリットである。

上記5種類のATMと提携しているため、利用できるATMは全国に5万台以上と安心して利用できる。

さらに嬉しいサービスが、14日利息0円が何度でも利用できる点だ。

ただし、14日利息0円を利用するにはいくつかの注意点がある。

14日利息0円は魅力的なサービスだが、終了する可能性があることも留意して欲しい。

楽天銀行スーパーローン

すでに楽天会員の人は、楽天スーパーローンがおすすめだ。

日本最大級のネット銀行ともいわれている楽天銀行のカードローンなら、楽天会員のランクに応じて審査が優遇される。

年会費が永年無料やポイントバックキャンペーンなど、利用者に優しいサービスが充実している。

また、通販サイトと同じポイントがカードローンでも貯められる点も、利用者によっては大きなメリットとなる。

ベルーナノーティスと同様に申込では、利用限度額が50万円以下であれば収入証明書が原則不要である。

さらに、主婦の場合は勤務先への在籍確認が免除される点でも申込しやすい。

すでに楽天会員である人はもちろん、これから利用を検討している人にとっても楽天銀行カードローンは利用しやすいサービスだ。

楽天ポイントが付与されることも考慮した上で、ぜひ検討してみて欲しい。

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンはイオングループが展開しているカードローンだ。

パート・アルバイト・自営業者・専業主婦でも申込が可能だとはっきり公式サイトに記されているため、安心して利用できる。

ただし、収入がない専業主婦の場合は配偶者に収入があることを前提としている。

申込は限度額50万円までとなるため、少額の借入をしたい人に向いている。

ベルーナノーティスと楽天銀行スーパーローンに比べると、金利の上限が低いのが魅力的になる。

イオン銀行カードローンは、金利を抑えたい人におすすめである。

カードローン金利から借入のシミュレーションができるため、ぜひ活用して欲しい。

PayPay銀行カードローン

スマート決済を利用している人は、PayPay銀行カードローンがおすすめだ。

もちろん、PayPay銀行カードローンもWebで申込から返済まで完結できる。

さらに、主婦やアルバイトでも申込が可能だ。

専業主婦の場合は、ほかの銀行カードローンと同様に配偶者の収入が安定していれば申込できる。

年会費や契約後に借入を行わなくても費用は発生しないため、安心して申込できる。

PayPay銀行カードローンの利用方法は上記の通りだ。

金利には振り幅があるため、金利を抑えたい人は注意が必要である。

専業主婦でも借りられるカードローンを選ぶには、借入と返済をスムーズに行えるものを選ぶことが重要だ。

自分自身にあったカードローンを検討する際の参考にしてみて欲しい。

みずほ銀行カードローンで専業主婦がお金を借りる場合の注意点は？

お金を借りる際にはいくつかの注意点がある。

ここから各項目を詳しく見ていこう。

違法業者から借りないように注意する

必ず安心できるカードローンを選ぶことが何よりも重要なポイントだ。

違法業者から借りないことを、心に留めておいて欲しい。

違法業者から借入をしてしまうと、後から高額な金利を上乗せした返済金額を提示される可能性が高い。

お金を借りる際は大手銀行や大手企業を選ぶことはもちろん、公式サイトや口コミなどを利用しよう。

銀行カードローンよりも金利や利用条件が非常に優れている場合には、細心の注意を払うことを心がけて欲しい。

郵便物で家族に知られないように注意する

カードローンの利用者には、家族に知られないようにしたいと考える人も多い。

家族に知られる要因となるのは、カードローンに関する郵便物だ。

家族が郵便物を受け取る可能性も高いため、知られることも時間の問題となる。

そのような危険を避けるためには、アプリで一括管理できる銀行カードローンを利用することがおすすめだ。

郵便物や電話を省略できるか、あらかじめ確認しておこう。

ローンカードで家族に知られないように注意する

ローンカードの収納先には注意が必要だ。特に家族用の財布を準備している場合、ローンカードを見られるリスクが高くなる。

また、ローンカードを発行すると郵便物として送られる。家族が郵便物を受け取ってしまえば、知られてしまう。

郵便物は日時指定ができない。

リスクを回避したいのであれば、ローンカードなしで借入ができるカードローンを選ぶことをおすすめする。

振込・アプリ・Webで完結できるかどうかを調べた上で、申込を行うよう心がけて欲しい。

延滞をすると電話がかかってくることがあるため注意する

電話を省略できるカードローンでも、延滞すれば電話がかかってくる。

振込・アプリ・Webで完結できるサービスは、あくまでも返済を延滞しないことを前提としているサービスだ。

もし、返済を延滞してしまうと配偶者に電話がかかる可能性も否定できない。

催促の電話を避けたい場合は、返済日を忘れないよう注意しよう。余裕をもった返済計画を立てることが大切だ。

専業主婦がみずほ銀行カードローンを利用できるかどうか知りたいなら

本記事では、専業主婦がみずほ銀行カードローンを利用できるかどうかについて解説してきた。

みずほ銀行では、確実にお金を借りられるとは断言できないのが現状だ。

みずほ銀行カードローンは、配偶者の収入が安定していることを条件として専業主婦が利用できる仕組みとなる。

どうしてもみずほ銀行でカードローンを申込したい場合には、申込の前にみずほ銀行カードローン専用ダイヤルに問い合わせてみるとよい。

専用ダイヤルの受付時間は平日9時00分〜20時00分となっているため、時間に注意して活用して欲しい。

カードローンを有効に活用するためには、余裕をもって借入と返済ができるように計画を立てて利用しよう。