みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由について悩む人は、「他のカードローンと同じ内容で申し込んだのに審査に落ちた」という状況に直面しているかもしれない。
みずほ銀行カードローンが初めてかどうかに関係なく、カードローンの申込の審査に落ちる人はいる。
審査基準はどの金融機関も明確に公表していないため、100%審査に通る方法というものは存在しない。
しかし、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由がわかっていれば、審査に落ちるリスクを減らせる。
この記事では、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い5つの理由とその対策について解説する。
審査に落ちるリスクを減らしたい方は、ぜひ参考にしてほしい。
みずほ銀行カードローンの審査基準
みずほ銀行カードローンを含むカードローンの審査基準は、各金融機関ごとに異なり、公表もされていない。
ただ、以下の3つの要素は、返済能力を評価するための重要な基準と考えられる。
- 属性
- 借入状況
- 信用情報
それぞれの基準について確認しよう。
属性
カードローンの審査における属性とは、申込時に入力する職業・年齢・勤続年数・住居情報などの情報を指す。
属性の項目ごとの評価を点数化し、合計点数が高いと審査が通りやすくなる。
一般的な点数の傾向としては、以下のようになる。
属性 | 点数が高い傾向 | 点数が低い傾向 |
---|---|---|
職業 | 一流企業の正社員、公務員 | 契約社員、アルバイト、パート |
年齢 | 20代後半~40代前半 | 20代前半もしくは40代後半以降 |
勤続年数 | 長いほどよい | 1年未満 |
住居情報 | 持ち家 | 賃貸 |
注意点としては、合計点数から総合的な見方をされるため、似た属性の人でも審査が通る人と通らない人が出てくることである。
借入状況
申込時点で他社での借入があると、審査は通りにくくなる。
みずほ銀行カードローンは、総量規制の対象外であるが、他社を含めた借入状況が影響しないわけではない。
総量規制とは、貸金業者から借りることができる上限を規制する法律である。
簡単にまとめると、本人の年収の3分の1を超えてはならないというものだ。
複数の借入先がある人は、返済能力が低いと判断されるため、審査が通りにくい傾向にある。
すぐに返済できる予定であっても、借入があるなら同じ扱いとなる。
ただし、住宅ローンや自動車ローンは総量規制の対象外だ。
そのため、全てのローンが審査に影響するわけではないのである。
信用情報
信用情報は、延滞や滞納の有無や過去の借入・返済履歴などを含む、クレジットカードの利用履歴に関する情報だ。
信用情報は一定期間記録が残るため、申込時点で問題がなくても、過去に問題があれば審査は落ちやすくなる。
つまり、信用情報に傷がない状態が審査の通りやすい状態となるのだ。。
また、住宅ローンや自動車ローンに関しても、返済が延滞していれば信用情報に残る。
基本的にローンの返済を延滞していなければ、審査に通りやすくなると言える。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由
みずほ銀行カードローンの審査に落ちても、その理由は明示されない。
しかし、以下の事柄に当てはまっている場合は、審査に落ちる原因となっている可能性が高い。
- 他社での借入件数が多い
- 他社での借入額が多い
- 延滞・滞納をした経験がある
- 収入が安定していない
- 書類の不備・申込内容に虚偽がある
それぞれの理由について解説していく。
他社での借入件数が多い
審査時に重要視される事項として、他社での借入件数がある。
多くの借入先がある場合、返済能力が低いと判断されて審査に不利になる場合があるのだ。
なぜなら、返済先が多ければ月々の返済額も大きくなるからだ。
返済額が同じでも、毎月の支払額合計が大きければ返済が滞る可能性も高まる。
また、カウント条件はカードローンを利用できる状況かどうかで判断される。
つまり、契約しているカードローンを利用していなくても、その契約はカウントされている。
よって、利用していない他のカードローンを複数契約しているだけでも、審査に落ちやすくなる。
借入件数としてカウントされるのは、銀行や消費者金融、信販会社などのカードローンやキャッシングなどとなる。
他社での借入額が多い
他社での借入額が多いと、返済能力が低いと判断され、審査に落ちやすくなる傾向がある。
なぜなら、他社での借入額が多い状況で申込をするということは、返済に充てるために借りようとしていると判断されるからだ。
他のカードローンと並行して借入しようとする人は、返済も同時に行う可能性が考えられ、滞納するリスクが高いと判断されやすい。
そのため、銀行や金融機関は、回収できる見込みのない人に貸すリスクは避けたいと考えるだろう。
延滞・滞納をした経験がある
カードローンの審査において、返済能力は重要な基準となるため、延滞・滞納をした経験があれば審査は落ちやすくなる。
見られる点は、申込時点で延滞・滞納をしているかではなく、信用情報に残っていることかである。
1日や2日程度の延滞・滞納を一回するだけでは、審査に影響する信用情報は残らない。
信用情報に残るのは、短期間でも常習化していたり、長期間に及んでいたりする場合である。
一度信用情報に残ると5年程度は消えないため、その期間は審査に通るのが難しくなるだろう。
収入が安定していない
収入は高さではなく、安定性が審査に影響する。
正社員や公務員の方が、契約社員や派遣社員よりも収入は安定していると見なされ、審査に通りやすくなる。
また、正社員だけでは安心できない。
なぜなら、勤めている企業の規模が小さかったり、立ち上げたばかりだったりすると倒産するリスクから収入の安定性は低いと判断されるからだ。
さらに、大手や有名企業の正社員でも本人の勤続年数が浅ければすぐに辞めてしまうリスクがあるため、正社員というだけで審査を通すことは難しい。
他にも、専業主婦がせどりや転売などで安定して稼いでいても、臨時の収入が続いていると判断される。
安定性があるとは見なされないため、専業主婦は審査に通りにくいのだ。
会社などに勤めずに収入の安定性を示すには、開業届を出し事業化することである。
しかし、自営業や個人事業主は収入が安定しない傾向にある。
なので、会社員や公務員などと同程度の収入があっても審査は通りにくい。
書類の不備・申込内容に虚偽がある
申込時に申告する情報と、提出する必要書類で確認できる情報に相違があれば審査は落ちやすくなる。
また、虚偽申告があれば審査には通らないだろう。
自身に虚偽申告をしたつもりがなくても、審査する側からすれば審査に不利な情報を隠ぺいもしくは改ざんしたと捉えられる。
特に、他社での借入件数や金額は提出書類がないため、自己申告で申込ができる。
しかし、審査をする側は信用情報機関から正確な情報を得られるため、誤魔化すことはできない。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由の審査通過率
みずほ銀行カードローンに限らず、銀行のカードローンにおける審査通過率は公表されていない。
しかし、消費者金融と比べると審査が厳しいため、審査通過率は低い傾向にある。
審査が厳しいにも関わらず、銀行カードローンの人気が高いのは低金利だからだ。
低金利であれば総返済額は少なくて済むため、審査通過率が低くても、金利の低いみずほ銀行カードローンを検討する人がいる。
ただ、条件が整っていないのにとりあえず申し込もうとすると、審査に通りにくくなる可能性があるため、注意が必要だ。
事前の準備をきちんとしてから、審査に臨んでもらいたい。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちたら?
みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合は、以下の3つから選ぶことになる。
- 借入希望額を減らしてみる
- 期間を空けて再度申込をする
- 中消費者金融を含む他社からの借入を検討する
それぞれの選択について解説していく。
借入希望額を減らしてみる
必要な金額を上回る額を申告していたなら、借入希望額を減らすと審査に通る可能性がある。
みずほ銀行カードローンは、総量規制の対象外だが、収入や他社での借入状況に関係なく好きなだけ借入できるわけではない。
収入に対して大きすぎる借入希望額の場合や、他社での借入額が多い場合は、返済能力が疑われて審査に通りにくくなる。
公式HPで利用限度額は800万円となっていても、すべての人が800万円まで借入できるわけではないため注意が必要だ。
期間を空けて再度申込をする
みずほ銀行カードローンの審査に落ちて、再度申込をするなら、6か月は空けなければ意味がない。
なぜなら、申込情報が6か月間は保存されているためである。
その間に同一人物からの申込であっても、条件を変更されているかに関係なく以前の申込情報による審査結果になる。
うっかりのミスの修正や虚偽申告の訂正であっても、審査する側には関係ない。
どうしてもすぐに必要であれば、他社を検討するしかない。
中消費者金融を含む他社からの借入も検討する
審査に落ちた理由によっては、他のカードローンの審査が通る可能性がある。
もちろん審査基準は公開されていないため、落ちた理由を知ることはできない。
しかし、明確に審査に落ちる要因がないのであれば、審査の厳しさが原因の可能性はある。
みずほ銀行カードローンの審査が落ちた場合は、大手消費者金融でも落ちる可能性はあるため、中小消費者金融まで検討した方がよい。
しかし、小規模の消費者金融だと自動契約機を設置していなかったり、コンビニ内のATMは利用できなかったりして不便な場合がある。
よって、ある程度の利便性がある中規模の消費者金融を中心に検討すると不便さは感じにくくなる。
注意点としては、不便さを許容して借入することを優先すると、闇金融(ヤミ金)と気付かず借りて後悔してしまう点である。
しっかりと確認しなければいけない。
みずほ銀行カードローンの審査を通過するための対応策
みずほ銀行カードローンの審査に落ちると、再度申込するまでの期間を6か月程度空ける必要がある。
よって、審査に落ちてからではなく、事前に以下の対策法を実行するのが重要だ
- 年収に見合った借入額を希望する
- 他社からの借入件数・金額を少なくしておく
- 雇用形態・勤続年数・収入などの属性を高くしておく
- 申込書類には正確な情報の記載を心掛ける
- 同時に複数社に申込をしない
- 信用情報に傷をつけない
それぞれの対応策を解説していく。
年収に見合った借入額を希望する
年収に見合っていない借入額を希望すれば審査は通りにくくなる。
みずほ銀行カードローンが総量規制の対象外だとしても、年収の3分の1程度を超えれば審査は通りにくくなる。
借入したい希望額ではなく、自身の年収を基に、審査に通る金額を設定することが大切だ。
他社からの借入件数・金額を少なくしておく
どのような理由であったとしても、他社からの借入は審査に影響する。
例えば、他社での借入が残っている状態でみずほ銀行カードローンに申込をすれば、切り替える予定だったとしても、返済に充てるための借入だと判断される。
つまり、他社で借入が残っているだけで返済能力は疑われる要因となる。
返済できるなら、借入件数や金額は少しでも減らしてからの申込が有効だ。
雇用形態・勤続年数・収入などの属性を高くしておく
申込時に申告する雇用形態・勤続年数・収入などの属性が高い方が、審査に通りやすい。
つまり、少し待つことで属性が高くなりそうな状況なら、高くなってから申し込むと審査に通りやすくなる。
しかし、少しでも早く借入したいからといって、申込時点と異なる属性を申告すれば、虚偽申告となり審査に落ちてしまうため注意が必要だ。
申込書類には正確な情報の記載を心掛ける
提出する必要書類を見ればわかるからと雑に申告をすると、審査に時間がかかったり、落ちやすくなったりする。
正確な情報を記載すれば通っていた申込内容であっても、虚偽申告をしたと判断されれば審査によい影響は及ぼさない。
金融機関に信用してもらうことは、合格への第一歩となる。
また、記載情報が正しいからと有効期限切れの必要書類を提出することも注意が必要だ。
同時に複数社に申込をしない
審査に落ちた時のことを考え、複数社を同時に申し込む人がいる。
しかし、複数社を同時に申し込む人に対して審査する側は返済能力に疑問を持つため、審査に落ちやすくなる。
複数社を同時に申し込んで、一つでも審査が通ればよいという考えではなく、希望の借入額で審査が通るカードローンをしっかりと検討して一つずつ申込むことが大切だ。
同日に申込めば他社での申込状況を確認できないかもと考える人はいるが、申込してから確認のタイミングはわからないため意味がないため注意しよう。
信用情報に傷をつけない
一度信用情報に傷がついてしまうと、原因の延滞や滞納などを解消しても、一定期間は消えない。俗に、ブラックリスト入りしたといわれる状態になる。
一般的に、信用情報が消えるまでの期間は、長期延滞や任意整理などの場合は約5年、自己破産や個人再生の場合は最長で約10年だ。
カードローンに限らず信用情報が影響することはあるため、軽い気持ちで延滞や滞納をしないことが大事になる。
信用情報については、自身で開示請求が可能なため、確認したい場合は事前に調べることが可能だ。
みずほ銀行カードローンの審査に向けた信用情報の開示請求
みずほ銀行カードローンの審査に落ちても、申込んだ側は落ちた原因を教えてもらうことはできない。
しかし、落ちる原因となる信用情報に問題があるかどうかを、開示請求をして確認することは可能である。
信用情報を管理している信用情報機関は、以下の3つとなり、それぞれ加盟している会社などに違いがある。
信用情報機関 | 加盟している会社の傾向 |
---|---|
CIC(シー・アイ・シー) | クレジットカードや消費者金融、ローン |
JICC(日本信用情報機構) | 銀行ローン、消費者金融 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行や信用金庫 |
信用情報の開示請求は、インターネットや郵送で可能だ。
一つの信用情報機関ですべてを確認できないため、自身で思い当たる機関に開示請求を行うことになる。
みずほ銀行カードローンに申し込む前に、返しきれていない借入がないか、自身の信用情報に傷がついていないか確認しよう。。
注意点として、開示請求には費用がかかること、開示された情報の修正や訂正はできないことが挙げられる。
信用情報の開示請求は、申込前の不安要素を減らすためや、落ちた際に理由を把握するために行うものなのだ。
みずほ銀行カードローンのかんたん10秒診断も活用してみよう
みずほ銀行のHPには「かんたん10秒診断」があるため、審査が通るか不安で申し込めない場合は活用しよう。
入力する情報は、以下の3つである。
- 年齢
- 年収
- 他社での借入状況(金額)
ただ、利用可能と診断結果が出ても、最終的な審査結果はどうなるか分からない。
あくまでも目安であることを忘れないで利用してほしい。
みずほ銀行カードローンの審査の厳しさについて詳しくは知りたい方はこちら。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちても闇金融に手は出さない
闇金融(ヤミ金)とは、違法な方法で貸付をする貸金業者全般のことを指す。
有名なものは法外な高利であり、例えば金利が10日で1割(トイチ)や5割(トゴ)などがある。
具体的な闇金融かの基準は、以下の条件を守っているかとなる。
- 出資法で定められた利率での融資
- 貸金業規制法に基づき財務局(国)または都道府県への登録
また、闇金融のターゲットは他の金融機関での融資が受けられない人であるため、審査が通りやすいことをアピールしていることが多い。
もちろん闇金融は違法であるため、借入しても返済の義務はないが、過剰な取り立てをされるきっかけを与えることになる。
親族や職場、さらには近所の人にまで迷惑が及ぶ可能性があるため、取り立ては自分だけの問題では収まらない。
闇金融の取り立てが返済を求めているだけでは、民事不介入の原則から警察は対処できない。
警察に相談したことがわかれば、さらに取り立てが過激になる可能性がある。
暴力や脅迫などがあり事件性が認められれば、警察は対処できるようになるが、すぐに問題解決するような対応ができるわけではない。
適切な対応としては、弁護士に相談することだ。
しかし、対処できる弁護士を探し対処するまでは、取り立てが続くため周りに迷惑がかかり続ける。
いかなる状況でも、闇金融の利用は選択肢に入れないでおこう。
しっかりと準備をしてみずほ銀行カードローンの審査に申込をしよう
みずほ銀行カードローンは、金利が低いカードローンのため、利用できるなら検討したいだろう。
しかし、しっかりと準備をして申し込まなければ、審査に落ちることになる。
なぜなら、銀行のカードローンは審査が厳しいためである。
審査基準は公開されていないため、審査を通す対策は難しい。
しかし、審査に落ちる理由は推測できるため、落ちるリスクを減らすことが有効だ。
共通するのは、信用が損なわれる申込をしないこと。
しっかりと準備すれば、誰でもできることが多いため、ぜひ参考にしてほしい。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |