イオンカードは何枚作れる？複数枚作る時のポイントを解説

イオンカードと一口に言っても、電子マネーWAON支払いで便利なイオンカード（WAON一体型）、イオンシネマの映画がお得に鑑賞できるイオンカード（ミニオンズ）やTGC CARD、Suicaと一体型のイオンSuicaカード、お得にJALのマイルを貯められるイオンJMBカード（JMB WAON一体型）などイオンカードにはさまざまな種類がある。

また、同じ機能のカードでもミッキーマウスデザインやトイストーリーデザインなど、デザインのバリエーションも豊富だ。

さらにはイオン銀行のキャッシュカードと一体になっているイオンカードセレクト、国内主要ラウンジが使えるイオンゴールドカードなどグレードが違うカードもある。

それぞれデザイン・機能に個性があるためイオンカードを複数枚もちたい方、何枚までつくれるのか気になる方もいるのではないだろうか。

本記事では「イオンカードは何枚まで持てるのか？」という疑問を解決する。

イオンカードは何枚作れるのか？

イオンカードは何枚までつくれるのかについてまずは解説する。

イオンカードは違うデザインなら何枚でもつくれる

結論から述べると、イオンカードはデザインが違うカードなら実は何枚でもつくれる。

例えばイオンカード（WAON一体型）をつくった後に、お得なイオンシネマの前売り券が買えるイオンカード（ミニオンズ）も追加でつくることができる。

もちろん、Suicaと一体型のイオンSuicaカードをさらに追加してつくることも可能だ。

イオンカードは共通の特典も多いが、券種ごとに特典や電子決済機能などに違いがある。また、VISAやMastercard、JCBなど国際ブランドを複数に分けたいケースもあるだろう。

違うデザインのイオンカードなら審査に通れば、何枚でもつくれるため、もし迷ったら複数種のイオンカードをつくるのも選択肢に入る。

カードが複数枚あると管理が煩雑になると心配する方もいるかもしれない。

しかし、イオンカード公式のスマートフォン用アプリ「イオンウォレット」でも複数枚のイオンカードを同時に登録して管理することも可能だ。

また、複数枚のカードを持つことで、複数枚分の割引券（サンキューパスポート）が配布されることもある。

ただ、カードが増えても増えた分だけ限度額が増えるわけではないため、限度額目当てでカードを複数枚つくることはおすすめできない。

同じデザインのカードは複数枚つくれない

同じデザインのイオンカードを複数枚つくることはできない。

例えばイオンカード（ミニオンズ）でVISA版とMastercard版は２種類同時に持てるが、イオンカード（ミニオンズ）のVISA版を同時に2枚は持てない。

しかし、デザインが異なれば同じ機能のイオンカードを複数枚もてるため自由度はかなり高いと言えるだろう。

イオンカードセレクトは1枚しかつくれない

イオンカードセレクトとは、イオン銀行キャッシュカードとクレジットカードと電子マネーWAONが一体となったカードのことだ。
イオン銀行のキャッシュカードと紐づいたカードは1枚しか発行できない。

そのため、イオンカードセレクトは1枚までしかつくれない。

つまり、イオンカードセレクトをつくる際には上記の4つのうち一枚のみを選ばなければいけない。

余談になるが、イオン銀行キャッシュ＋デビットもキャッシュカードと紐づいたカードは1枚しか発行できないという縛りがあるためイオンカードセレクトと同時に持てない点にも注意しよう。

イオンゴールドカードは1枚しかつくれない

イオンゴールドカードは一枚のみしかつくれない。

イオンカードを年間50万円以上のカードショッピングをすると、ゴールドカードのインビテーションの対象となる。イオンカード（ミニオンズ）やTGC CARDなど一部のカードはゴールドにできないため注意したい。

インビテーションの対象のカードは以下の通りだ。

ゴールドカードでありながら年会費無料で、国内の主要ラウンジが使える、無料付帯の各種保険の充実などゴールドカードにするメリットは大きい。

イオンカードの家族カード・ETCカードは何枚もつくれない

イオンカードを発行したら、そのカードに紐づけられた家族カード、ETCカードは何枚まで作れるのかも確認しておこう。
結論は以下の通りだ。

イオンカードに紐づく家族カードやETCカードは無制限に何枚もつくれるわけではない。

家族カードは3枚もあれば十分かもしれないが、ETCカードが一枚しか発行できない制約は面倒に感じる方もいるのではないだろうか。もし、ETCカードが1枚では足りないという場合は、複数枚イオンカードをつくると良いだろう。

イオンカード以外にも一度にクレジットカードを何枚も申し込むと審査が厳しい

イオンカードはイオンカードセレクト、ゴールドカードなどの例外を除けば、原則、何枚でも作れる。しかし、イオンカードに限らず一般論になるが、一度に複数枚のクレジットカードに申し込みをするのは、あまりおすすめできない。

いわゆるクレジットカードの「多重申し込み」に該当してしまう恐れがあるためだ。

クレジットカードは、カード会社が支払いを利用者に代わって建て替えてくれる仕組みで成り立っている。当然、後から建て替えた分は、クレジットカードの利用者に請求することになるが、万一、利用者が踏み倒してしまってはカード会社の損失になってしまう。

カードを一度に何枚も申し込む「多重申し込み」をしてしまうと、貸倒れを避けるリスク回避の観点から審査が厳しくなってしまう。

特に申込み者の信用情報やクレヒス（カード使用履歴）次第では、審査が厳しくなってしまう恐れがある。日本の信用情報機関として有名なのは以下の3カ所。もし、審査に不安があるなら情報開示をして確認しても良いだろう。

多重申し込みで審査に不利にならないように、イオンカードを複数枚、つくる際には何枚も同時に申し込みをせず一枚一枚、時間を空けてから、申し込むようにするのが無難だ。

複数枚、将来的に保有する予定があるなら、申し込むカードの順番も事前に考えておくと良いだろう。

イオンカードは種類が違うカードであれば何枚でも作成可能！

イオンカードは何枚つくれるのかについて解説した。改めて本文の重要なポイントを整理する。

イオンカードは一部、制限はあるものの、基本的には自由度が高く複数枚、持てる。

イオンカードは共通の特典も多いが券種によって電子マネー決済の機能、貯められるポイント、ポイントを貯める手段、映画の前売り券の特典などカードごとに違う魅力がある。もし、迷ったら複数枚のカードを発行するのも手だ。

ただし、イオンカードの発行には審査があり、一度に複数枚のカードを申し込む「多重申し込み」をしてしまうと審査に通りづらくなってしまう恐れがある。

本当に必要なカードがどれかをしっかり考えて、追加したいカードがあれば、適度に時間を空けて申し込むと良いだろう。

イオンカードは以下のボタンから申し込みに進ことができる。ぜひこの機会に申し込んでみよう。