- ポイント還元率が2.0%超えのクレジットカードとは?
- 還元率の高いクレジットカードを選ぶときのポイントを知りたい
- 還元率の高いクレジットカードにおける注意点を知りたい
「還元率2%のクレジットカードはあるのだろうか?」「できるだけ還元率の高いクレジットカードを持ちたい」と考えている方も多いのではないだろうか?
還元率2%以上のクレジットカードは、高還元の部類に入る。日常の中で利用すれば、効率よくポイントを貯められるだろう。
この記事では、高還元率のクレジットカードを3つ厳選して紹介する。
また同時に、選ぶ際のポイントや注意点も詳しく解説するので、あなたにぴったりのカード選びの参考になるだろう。
日々の支出を見直したい、もっとお得に生活したいと考えているあなたに役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてほしい。
自分のライフスタイルに合った最適なクレジットカードを見つけて、日々の生活をもっと豊かにしていこう。
ポイント還元率2%超えのクレジットカード3選
発行されている多くのクレジットカードは、0.5〜1.0%のポイント還元率となっている。
基本還元率が2.0%を超えるカードは、残念ながら発行されていない。
しかし、クレジットカードの特典や優待店舗などの条件をクリアすることで、クレジットカードの還元率を2.0%以上にすることも可能だ。
こちらでは、クレジットカードのポイント還元率が2.0%を超えるクレジットカードについて、その適用条件と一緒に紹介する。
JCB CARD W
メリット | デメリット |
---|---|
交換できるポイントの種類が豊富 39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費はタダ | VisaやMastercardと比べて利用できる店舗が少ない 40歳以上は申込できない |
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0~5.5%※ |
国際ブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay |
その他特徴 | ETCカード 海外旅行保険 家族カード |
\最大15,000円キャッシュバック※/
※キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
JCB CARD Wは、39歳以下の方を対象としている年会費永年無料のカードだ。
WEBからの申し込みで最短5分で即時発行され、すぐに決済手段として利用できる。
- 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
- 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
MyJCBアプリを利用することで、カード到着前でも事前に情報の確認と管理ができる。
カードのセキュリティ性能は高く、カード番号非表示のナンバーレスカード(NL)を採用し、安全性を高めている。
また、JCB一般カードの2倍のポイント還元率を誇り、特定の優待店ではポイントが大幅にアップする。
例えば、Amazonやセブンイレブンでの利用で4倍、オンラインショッピングサイト「OkiDokiランド」経由では最大20倍のポイントが獲得可能だ。
そして、非接触決済やタッチ決済によってスムーズな支払いが実現しており、MyJCBアプリの「使いすぎアラート」機能によって予算管理も容易になっている。
貯めたポイントは1ポイント単位でさまざまに利用可能で、マイルやクーポンへの交換やAmazonでの支払い、JCBプレモカードへのチャージなど、幅広い選択肢がある。
さらに、不正利用時の補償や旅行保険、ショッピング保険などの保険制度も充実しているのも大きなポイントだろう。
これらの特徴により、JCB CARD Wは日常使いから特別なショッピング、海外旅行まで幅広いシーンで活躍するクレジットカードだ。
楽天カード
メリット | デメリット |
---|---|
楽天ポイントが貯まりやすい プリペイド型電子マネー「Edy」搭載 | 公共料金の支払いは還元率が0.2%に下がる 国内旅行傷害保険の適用されない |
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0~3.0%※ |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
電子マネー | 楽天Edy |
その他特徴 | ETCカード 海外旅行保険 家族カード |
\ 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント /
楽天カードは、年会費が永年無料で、100円ごとに1ポイントが貯まる。
楽天市場での利用では3倍のポイントが付与され、楽天ポイントカード加盟店での利用や家族カード使用時にもポイントが効率よく貯まるのも大きなポイントだ。
貯めたポイントは1ポイント=1円として様々な支払いに利用可能で、楽天グループのサービスで広く使える。
日ごろの生活で楽天グループのサービスを利用している方と、非常に相性が良いクレジットカードだ。
セキュリティ面では、カード利用後の通知メールにより不正使用を迅速に発見でき、紛失・盗難時の補償も充実している。
海外旅行時には、最大2,000万円の傷害保険と日本語の緊急医療サポートが付帯して、利用者に安心を提供している。
また、プリペイド型電子マネー「Edy」機能付きカードも選択でき、Edyチャージによるポイント獲得も可能だ。
デザイン面では、複数の券面デザインから選択できるほか、MastercardとVisaのタッチ決済にも対応している。
これにより、コンビニやスーパーマーケットなどでの支払いが迅速かつ簡単に行えるため、利便性も優れている。
楽天カードは、日常の利用から特別なショッピング、海外旅行まで幅広いシーンで活躍するクレジットカードと言える。
三井住友カード(NL)
メリット | デメリット |
---|---|
対象のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元 SBI証券のクレカ積立でポイント付与 | 基本の還元率が0.5%と低い 銀行系カードで審査が比較的厳しい |
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
電子マネー | – |
その他特徴 | ETCカード 海外旅行傷害保険 家族カード |
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料という魅力的な特徴を持ち、特に対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済を利用する際のポイント還元率の高さが目を引く。
対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率が最大7%で、三井住友カードの中でもお得に利用できる。
加えて、最短10秒で即時発行される点も大きなメリットで、申し込み後すぐにカードを使用してショッピングを楽しむことができる。※即時発行ができない場合があります。
さらに、三井住友カード(NL)は、海外旅行傷害保険の利用付帯やVisaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済への対応など、安全性と利便性を兼ね備えている。
これらの特徴は、日常の買い物から海外旅行まで幅広いシーンでの利用に適しており、メインカードとしてはもちろん、初めてクレジットカードを持つ方にも最適だ。
初心者から上級者まで、幅広いユーザーに対応する機能性と利便性を備えた、三井住友カード(NL)はまさに多目的に使用できる理想的なクレジットカードと言えるだろう。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意
還元率2%超えのクレジットカードを選ぶときのポイント
カードを選ぶ際には、考慮すべきポイントがいくつかある。
以下ではそのポイントを紹介するので、参考にしてみてほしい。
年会費が永年無料かどうか
還元率が高いクレジットカードを選ぶ際、年会費の有無は重要なポイントだ。
1.0%以上の高還元率カードでも、年会費無料のオプションが多く存在する。
また、一部のカードでは年に一度の利用で翌年の年会費が免除されるなど、条件を満たせば無料になるものもある。
年会費は保有者にとってコストとなるため、細かい条件も含めて確認しよう。
年会費が無料のカードを選ぶことで、獲得したポイントのみで利益を得ることができ、実質的なお得感が高まるだろう。
基本的な還元率が高いか
クレジットカードを選ぶ際、基本還元率の高さは重要な判断基準のひとつだ。
多くのクレジットカードがポイントやマイルの還元を行っており、現金決済と比較して経済的なインセンティブがある点が人気を得ている。
例えば、基本還元率が0.5%のカードと1.0%のカードでは、ポイントが貯まるスピードに倍の差が付く。
利用額に応じて得られるリターンが大きくなるため、注目してみてほしい。
還元率が高ければ高いほど、貯まったポイントを商品やアイテムに交換する際のお得感が増す。
ただし、広告や宣伝で「100円あたり3ポイント貯まる」などと謳われている場合でも、実際のポイント還元率を自分で確認することが重要なので気をつけたい。
還元率と付与率は必ずしも同じ意味ではないため、細かい条件や計算方法を理解し、実質的な還元率を把握することが賢いカード選びに繋がる。
特典や付帯保険の充実度
クレジットカードの選択では、還元率だけでなく提供される特典や付帯保険の内容にも注目したい。
提携店舗での優待をはじめ、カードごとに特典は異なるので、自分の生活スタイルと鑑みて相性をチェックしてほしい。
旅行傷害保険や特定の店舗における割引セールなど、カード特有のサービスが豊富にあるので事前にチェックをしておこう。
例えば、海外旅行が趣味の人は旅行傷害保険が充実したカードを、グルメが好きな人はレストランの優待サービスがあるカードを選ぶと良いだろう。
趣味や生活スタイルに合っているカードを選べば、さらにお得に活用できる。
有効期限と最低交換ポイント
クレジットカードのポイントには、有効期限が設定されているケースが一般的だ。
有効期限内に利用、または最低交換ポイント数に達しなければ、ポイントが失効するリスクがある。
せっかく貯めたポイントが失効するのはもったいないため、有効期限や最低交換ポイントなどの条件は確認が必要だ。
また、ポイントに有効期限がないカードもあるため、ポイントの貯まりやすさと併せて検討するのが良いだろう。
生活圏内で利用しやすいか
クレジットカードの国際ブランドにはVisaやMastercard、JCBなどがあるが、すべての店舗で全ブランドが使えるわけではない。
自分のよく利用する店舗でどのブランドが使用できるかを確認し、自分のライフスタイルに合った国際ブランドを選ぶことも大切だ。
また、普段利用する店舗でのポイント還元率が高いカードを選ぶことで、年会費を上回るポイントを得ることも可能だろう。
クレジットカードの還元率を2%超えにする使い方
基本的な還元率が2.0%に満たないクレジットカードの場合でも、使い方を工夫することでポイント還元率をアップすることができる。
こちらでは、よりクレジットカードの還元率を2.0%超えにする使い方について、いくつか紹介する。
ポイントモール経由で買い物をする
クレジットカードの還元率を2%超えにするためのひとつの方法は、クレジットカード会社が提供するポイントモールを利用することだ。
例えば、JCBカードのOki Dokiランドや三井住友カードのポイントUPモールなどが挙げられる。
また、Amazonや楽天市場でのショッピングをポイントモールを経由して行うと、ポイント還元率が通常よりも大幅に上昇するカードもある。
増加するポイントの割合は、クレジットカード会社やショッピング先により異なるが、2倍から20~30倍にもなる可能性がある。
カードならではの特典を有効に活用すると、効率よくポイントを貯められるのでお得だ。
クレジットカード加盟店舗を利用する
クレジットカード会社には、加盟店や特約店が設けられている。
加盟店舗や特約店でクレジットカードを使用すると、ポイントが通常よりも多く獲得できる。
自分がよく利用する店舗が加盟店になっているかを確認して、そのクレジットカードを選ぶと良いだろう。
例えば、頻繁に利用するコンビニやガソリンスタンドがパートナー企業のカードを選ぶと、ポイントの獲得効率が上がる。
加盟店でのポイントアップ率はカードや店舗によって異なり、通常の2倍から10倍以上になることもある。
普段利用する店舗が特約店になっていないか、チェックしてほしい。
電子マネーのチャージに利用する
電子マネーへのチャージをクレジットカードで行うことも、ポイント還元率を上げる効果的な手段のひとつだ。
特定のクレジットカードでは、電子マネーへのチャージ時にもポイントが付与される。
直接カード払いするのではなく、電子マネーにチャージしてから電子マネー払いにすることで、より多くのポイントを獲得できる。
ただし、どの電子マネーがどのクレジットカードに対応しているかを事前に確認することが欠かせない。
SuicaやPayPayなどの電子マネーは多くあるが、普段使っている電子マネーと相性が良いカードを見つけよう。
固定費をクレジット払いにする
生活費の中で大きな割合を占める固定費(電気代、水道代、ガス代、通信費、家賃など)をクレジットカードで支払うことで、ポイントを安定的に獲得できる。
ただし、すべての固定費でカード決済が可能なわけではないため、どの固定費で利用できるかを事前に調べることが大切だ。
家賃や税金の支払いはカード決済が可能な場合が増えているが、手数料が発生する場合もある。
還元率に注目することは大切だが、手数料とのバランスも鑑みて、使いやすいかどうか確認することが重要だ。
還元率2%超えのクレジットカードにおける注意点
還元率が2.0%超えのクレジットカードを選ぶうえでは、いくつかの注意点が存在する。
こちらでは、具体的に還元率2%超えのクレジットカードにおける注意点をいくつかまとめた。
ポイントの有効期限を確認する
ポイントの有効期限の確認をすることは必要不可欠だ。
多くの場合、ポイントには一定の有効期限が設けられており、期限を過ぎるとせっかく貯めたポイントが失効してしまう可能性がある。
特に注意が必要なのは、通常ポイントと期間限定ポイントの違いだ。
通常ポイントの有効期限は最終利用月から1年程度が一般的で、新たなポイント獲得時に期限が延長されることもある。
その一方で、期間限定ポイントは有効期限が短く設定されていることが多い。
定期的に確認し、有効期限内に利用することが重要だ。
利用先によっては還元率が下がる
クレジットカードを利用する際、支払い先によって還元率が異なることに注意が必要だ。
条件次第では、ポイントが付与されない場合や還元率が下がる場合がある。
例えば、特定のカードでは国民年金保険料の支払いでポイントが付与されず、また別のカードでは公共料金や税金の支払いで還元率が低下することもある。
カード利用時には支払い先の条件を確認し、最適な利用方法を選ぶことが大切だ。
還元率が改悪される場合がある
還元率が高いクレジットカードを選ぶ際には、還元率が将来的に低下するリスクも考慮する必要がある。
クレジットカード会社は定期的に還元率を見直し、場合によっては改悪されることがある。
発行当初の条件が永続するわけではないため、注意しよう。
将来的には、ポイントの二重取りが不可能になったり、特定の支払いで還元率が低くなったり、さまざまな形で表れる可能性がある。
そのため、カード会社からの情報はこまめにチェックし、還元率の変更に対応することが重要になるだろう。
還元率の改悪があった場合でも、他のカードへの切り替えで還元率を維持する方法も検討するのもひとつの方法だ。
還元率2%越えを目指して賢くクレジットカードを利用しよう
現状では、基本還元率が2.0%を超えるクレジットカードは発行されていない。
しかし、クレジットカードの加盟店での利用やポイントサイトを経由させる工夫を施せば、2.0%を超えることがある。
基本還元率だけでなく、特約店やポイントモールなどをトータルで考えることが大切だ。
あわせて、特典や付帯保険の充実度などを加味するといいだろう。
クレジットカードの還元率を2.0%超えにする使い方としては、電子マネーのチャージに利用したり、固定費をクレジット払いにしたりすることでも可能だ。
ただし、ポイントの有効期限を確認することや、利用先によって還元率が下がる可能性があることも頭に入れるとよいだろう。
今持っているクレジットカードが改悪で還元率が下がるようなことがあれば、ぜひ今回紹介したクレジットカードの申し込みを検討してほしい。
また以下記事ではクレジットカードのポイント還元率ランキングについても紹介しているため参考にしてほしい。