Trunk(トランク)とは?SMBCグループの法人向けデジタル総合金融サービスを徹底解説

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「毎月の資金繰りが見通しにくい」「口座やカード明細の確認に時間がかかる」「請求書の支払いを手作業で処理していてミスが不安」。 法人のお金まわりの業務で、こうした悩みを抱えていませんか?

三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)が提供する「Trunk(トランク)」は、そんな課題を解決するための法人向けデジタル総合金融サービスです。法人向けのネット口座とビジネスカードを軸に、支払業務の効率化や資金の見える化をワンストップで実現。バラバラだったお金の管理を一つの口座を起点にまとめることで、経営者や経理担当者の負担を大幅に軽減します。

本記事では、「Trunkって具体的に何ができるの?」「手数料や導入手順は?」という疑問をお持ちの方に向けて、サービスの詳細から他社との比較、導入前に知っておきたい注意点までをわかりやすく解説します。

結論とまとめ
  • Trunkとは:SMBCグループが提供する、法人ネット口座を軸にしたデジタル総合金融サービス。
  • 主な機能:請求書支払、カード払い、資金の見える化、補助金サポートなどを一体で利用可能。
  • コスト:月額基本料は無料(※振込手数料やカード払い手数料などは利用に応じて発生)。
  • 導入スピード:オンライン申込み・Web面談で、最短翌営業日に口座開設が可能。
この記事でわかること
  • 法人向けサービス「Trunk」の具体的な機能と導入するメリット
  • 他社サービスと比較した際のTrunkの強み・特徴
  • 導入までの流れや必要書類など、実務で必要な手続き
  • 導入前に押さえておきたい注意点やよくある疑問(Q&A)
目次
この記事の監修者
クレジット S 編集長 / FP

国内メガバンク出身/AFP認定者。金融知識と10枚以上のカード活用実績を元に、忖度のない情報を発信中。

Trunkとは?SMBCグループの法人向けデジタル総合金融サービス

三井住友銀行の法人向けサービスTrunkの案内画面

Trunkの基本情報と提供背景

Trunkは、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井住友カードが連携して提供する法人向けデジタル総合金融サービスです。

2025年5月26日から、まずは三井住友銀行に法人口座を持っていない法人向けに、デジタル支店限定で提供が始まりました。現在は、条件を満たす既存の三井住友銀行法人口座利用者に対しても、Trunkへの切替案内が行われています。

背景にあるのは、法人の銀行口座・決済・ファイナンスを別々に扱うのではなく、より使いやすく一体化してほしいというニーズです。

特に中小企業では、経理担当者が少人数で、請求書の確認、振込、入出金管理、カード明細の確認まで担っているケースがあります。Trunkは、こうしたお金まわりの業務をまとめて扱いやすくすることを目的に開発されています。

「Trunk」という名称には、旅に使うトランクのように事業の道のりに寄り添う存在でありたいという意味と、英語の「木の幹」のように事業の成長を支える存在でありたいという意味が込められています。

Trunkの主な機能と特徴

Trunkの代表的な機能には、以下のようなものがあります。

  • 法人ネット口座:オンラインで申し込める法人向け口座です。Web面談と審査を経て、最短翌営業日での口座開設が可能です。
  • 低コストのインターネットバンキング:月額料金はかからず、三井住友銀行あての振込手数料は0円、他行あて振込手数料は145円です。
  • 口座・明細の確認:SMBC BUSINESSを通じて、振込、当行・他行の口座残高や明細、クレジットカード明細などを確認できます。
  • 請求書支払:受領した請求書をアップロードまたはスマートフォンで撮影すると、振込先口座情報や請求金額、支払期日などの読み取りを支援します。
  • カード払い:請求書に対する支払方法として、振込だけでなくカード払いも選べます。利用には手数料や審査があります。
  • 補助金サポート:会社概要や投資目的などを入力することで、条件に合う補助金の検索や申請サポートにつなげられます。

これらの機能により、請求書の確認、振込データ作成、資金繰り調整、補助金情報の収集といった業務を、ひとつの流れで確認しやすくなります。

ただし、すべての業務が自動化されるわけではありません。承認権限の設定、社内ルールの整備、カード払い利用時の審査など、企業側で確認すべき点もあります。

対象となる企業や業種

Trunkの導入を検討しやすいのは、以下のような企業です。

  • これから法人口座を開設したい新設法人や中小企業
  • 振込手数料やインターネットバンキングの固定費を抑えたい企業
  • 請求書の支払処理や入出金確認に時間がかかっている企業
  • 三井住友銀行あての振込が多い企業
  • 経理担当者が少人数で、業務の見える化を進めたい企業

製造業、IT業、物流業、不動産業、店舗運営など、定期的な支払や入金確認が多い業種では、Trunkの請求書支払や口座管理機能を活用しやすいでしょう。

一方で、Trunkは法人向けのサービスです。個人事業主、法人格のない団体、外国法人などは対象外とされています。また、新規口座開設では「三井住友銀行に口座を持っていない法人」などの条件があります。

SMBCグループの「Trunk」のメリットと他社サービスとの違い

Trunkが注目される理由は、メガバンクの法人口座をオンライン中心で申し込めること、月額料金がかからないこと、請求書支払やカード払いなどの周辺機能が追加されていることです。

ここでは、導入を検討するうえで確認したい「コスト」「導入の手間」「機能性」に分けて、他社サービスとの違いを見ていきます。

手数料やコスト面での優位性

Trunkの分かりやすい特徴は、月額料金がかからない点です。

三井住友銀行のFAQでは、Trunkの月額料金はかからないと案内されています。ただし、振込手数料や請求書カード払いの手数料など、取引内容に応じた費用は発生します。

振込手数料は、三井住友銀行あてが0円、他行あてが145円です。三井住友銀行あての支払いが多い企業では、振込コストを抑えやすいでしょう。

一方で、他行あて振込手数料だけを比べると、ネット銀行のほうが安い場合もあります。そのため、Trunkは「最安の振込手数料だけで選ぶサービス」というより、メガバンクの口座、法人カード、請求書支払、補助金サポートなどをまとめて使いたい企業に向いた選択肢です。

また、既存の三井住友銀行法人口座を利用している法人は、条件を満たす場合にTrunkへ切り替えられる案内が行われています。対象かどうかは、ValueDoorログイン後のお知らせなどで確認する必要があります。

導入の手軽さとスピード

Trunkの新規口座開設は、オンラインで申し込みできます。申込後はWeb面談による審査などを経て、最短翌営業日で口座開設が可能です。

必要書類も、事業内容を確認できる書類を中心に準備する形です。具体的には、契約書、他社発行の請求書・発注書・納品書、事業計画書などが該当します。

ただし、最短で開設できるかどうかは、申込内容、Web面談の日程、審査状況、追加確認の有無によって変わります。急ぎで利用したい場合は、事業内容が分かる書類と本人確認書類を事前にそろえておくとスムーズです。

既存口座からTrunkへ切り替える場合は、新規開設とは流れが異なります。案内が届いている法人は、ValueDoor上の案内に沿って手続きする形になります。

他社サービスとの機能比較

法人向けの口座サービスには、三井住友銀行のTrunkのほか、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行などもあります。

以下では、手数料や開設方法、周辺機能など、導入時に比較しやすい項目で整理します。

比較項目Trunk(SMBCグループ)GMOあおぞら
ネット銀行
住信SBI
ネット銀行
主な位置づけメガバンクの法人ネット口座と周辺サービスネット銀行の法人口座ネット銀行の法人口座
月額利用料0円無料0円
自行あて
振込手数料
0円無料無料
他行あて
振込手数料
145円通常130円
優遇サービス利用時は121円
通常145円
優遇プログラムで最安130円
口座開設オンライン申込+Web面談
最短翌営業日
オンライン申込に対応オンライン申込に対応
最短翌日利用可
周辺機能請求書支払、カード払い、補助金サポートなどAPI連携や法人口座向け機能が充実振込優遇やネット銀行機能が充実
向いている企業SMBC口座の信頼性と業務効率化を両立したい法人他行あて振込手数料を重視する法人ネット銀行中心で低コスト運用したい法人

表を見ると、他行あて振込手数料だけではネット銀行が有利なケースもあります。

一方で、Trunkは三井住友銀行の法人口座をベースに、法人カード、請求書支払、カード払い、補助金サポートなどをまとめて使える点が特徴です。

つまり、Trunkは「振込手数料の安さだけで選ぶサービス」ではなく、「銀行口座を中心に、経理・支払・資金繰りをまとめて整えたい企業」に向いたサービスといえます。

SMBCグループの「Trunk」の導入方法と注意点

ここからは、Trunkの導入を進めるための具体的な流れを確認します。

新規で法人口座を開設する場合と、既存の三井住友銀行法人口座から切り替える場合では手続きが異なります。まずは、自社がどちらに該当するのかを確認しましょう。

導入までのステップ

新規でTrunkの法人口座を開設する場合は、以下の流れで進みます。

  1. 【対象条件の確認】法人であること、取引責任者がスマートフォンと本人確認書類を用意できることなどを確認します。
  2. 【必要書類の準備】事業内容を確認できる書類や、本人確認に使うマイナンバーカードまたは運転免許証を準備します。
  3. 【申込フォーム入力】三井住友銀行の専用Webページから法人情報、代表者情報、利用目的などを入力します。
  4. 【本人確認・Web面談】スマートフォンでの本人確認や、審査のためのWeb面談を行います。
  5. 【審査・口座開設】審査完了後、最短翌営業日で口座開設が完了します。
  6. 【初期設定】ログイン後、振込権限、承認権限、明細確認、請求書支払などの初期設定を行います。

基本的にはオンラインで進められますが、Web面談や審査があります。申込内容に不備がある場合や、追加確認が必要な場合は、開設までに時間がかかることがあります。

既存の三井住友銀行法人口座を利用している法人は、条件を満たす場合に切替案内が届きます。申込リンクはValueDoorログイン後のお知らせ欄などで確認する形です。

必要な書類や情報

Trunkの新規口座開設では、次の情報や書類を事前に準備しておくとスムーズです。

  • 法人名、所在地、代表者情報、法人番号などの基本情報
  • 取引責任者のスマートフォン
  • 本人確認に使うマイナンバーカード、または運転免許証
  • 事業内容を確認できる書類
    例:締結済みの契約書、他社発行の請求書・発注書・納品書、事業計画書など
  • 口座の利用目的や主な取引内容を説明できる情報
  • 代表者以外が手続きする場合は、委任状や法人の印鑑登録証明書が必要になる場合があります。

事業内容を確認できる書類は、実際にどのような事業を行っているかが分かるものを用意することが大切です。会社概要だけでは情報が不足する場合があります。

設立直後で契約書や請求書がまだない場合は、事業計画書などで事業内容を説明できるようにしておきましょう。

導入時の注意点

Trunkを導入する際は、以下の点を確認しておきましょう。

  • 対象条件の確認
    Trunkは法人向けサービスです。個人事業主や法人格のない団体などは対象外です。新規口座開設と既存口座からの切替でも条件が異なります。
  • 審査に時間がかかる場合があります
    最短翌営業日での口座開設が可能ですが、申込状況や審査、追加書類の有無によっては時間がかかります。
  • カード払いには手数料と審査があります
    請求書カード払いは資金繰り調整に役立ちますが、利用の都度手数料が発生します。また、利用にあたって審査があります。
  • 社内フローの見直しが必要です
    振込承認者、実行者、明細確認者などの権限を整理しておくと、導入後の運用がスムーズです。
  • 既存口座からの切替は案内の有無を確認します
    既存の三井住友銀行法人口座を利用している場合、対象法人にはValueDoor上などで案内されます。案内がない場合は条件を確認しましょう。

Trunkは便利なサービスですが、導入するだけで経理業務がすべて自動化されるわけではありません。社内の承認ルールや運用手順を整えたうえで使うことが大切です。

【終了済】Trunk導入で最大5万円相当おトク!リリース記念キャンペーン

Trunkリリース記念キャンペーンの案内画像

ここで紹介しているリリース記念キャンペーンは、2025年に実施された過去のキャンペーンです。2026年5月時点では、当初のリリース記念キャンペーンは受付終了しています。

正式リリース時には、口座開設と付帯サービスの利用により、総額48,000円相当おトクになるキャンペーンとして案内されていました。特典には条件があり、対象サービスや申込時期によって受け取れる内容が異なります。

現在申し込む場合は、このキャンペーン内容をそのまま適用できるわけではありません。最新のキャンペーンや特典は、必ず三井住友銀行の公式ページで確認してください。

通常特典(最大25,000円相当)

過去のリリース記念キャンペーンでは、Trunkの口座開設に加えて、法人カードや周辺サービスの利用に応じた特典が用意されていました。

サービスカテゴリ内容例
法人用クレジットカード三井住友カード ビジネスオーナーズなど
電子契約サービスSMBCクラウドサインなど
決済サービスstera packなど
業務SaaSGoogle Workspace、Microsoft 365など

これらは、Trunkのリリース時に用意されていた付帯サービスの一例です。現在の特典内容や対象サービスは変更されている可能性があるため、申込前に公式情報を確認しましょう。

期間限定特典(2025年8月31日まで)

2025年5月26日(月)から2025年8月31日(日)までの期間には、口座開設やインターネットバンキング利用などを条件とした期間限定特典が案内されていました。

この期間限定特典は、現在は受付終了しています。過去のキャンペーン情報を参考にする場合でも、最新の申込条件とは切り分けて確認することが大切です。

事前受付キャンペーン(5月25日まで)

Trunkの提供開始前には、2025年4月15日から2025年5月25日までの期間に、口座開設の事前登録をした方へAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントするキャンペーンも案内されていました。

こちらも現在は終了済みです。過去のキャンペーンを見て申し込むのではなく、現時点で実施中の特典があるかどうかを確認しましょう。

リリース記念キャンペーンは終了済みです。最新情報は公式ページで確認しましょう。

キャンペーン現在の扱い
リリース記念キャンペーン受付終了
期間限定特典2025年8月31日で終了
事前受付キャンペーン2025年5月25日で終了
最新特典公式ページで確認が必要

過去のキャンペーン詳細はこちら:Trunkリリースキャンペーン公式ページ

まとめ

Trunkは、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井住友カードが提供する法人向けデジタル総合金融サービスです。

法人ネット口座とビジネスカードを軸に、振込、明細確認、請求書支払、カード払い、補助金サポートなど、お金まわりの業務をまとめて扱いやすくする設計になっています。

月額料金がかからず、三井住友銀行あての振込手数料が0円である点は、固定費を抑えたい法人にとって大きなメリットです。一方で、他行あて振込手数料やカード払い手数料などは発生するため、実際の取引件数に合わせて確認する必要があります。

また、リリース記念キャンペーンはすでに終了しています。これから導入を検討する場合は、料金、必要書類、対象条件、最新キャンペーンを公式ページで確認したうえで、自社の経理フローに合うかを判断しましょう。

SMBCグループの「Trunk」に関するFAQ

Trunkを導入すれば、すべての業務が自動化されますか?

いいえ、Trunkは多くの業務を効率化できますが、すべての業務が自動化されるわけではありません。

請求書の読み取りや支払データ作成の支援などはできますが、承認フローの設定、支払内容の確認、社内ルールの整備は必要です。

Trunkは無料でずっと利用できますか?

月額料金はかかりません。ただし、振込手数料や請求書カード払いの手数料など、利用内容に応じた費用は発生します。

費用を確認する際は、月額料金だけでなく、振込件数やカード払いの利用頻度もあわせて見ることが大切です。

操作に慣れていない社員でも使いこなせますか?

基本的な画面操作は分かりやすく設計されていますが、導入初期には社内で使い方を共有しておくと安心です。

特に、振込権限、承認権限、請求書支払、カード払いの扱いは、担当者ごとの役割を事前に決めておきましょう。

Trunkの導入にはどれくらいの時間がかかりますか?

新規でTrunkの法人口座を開設する場合、オンライン申込とWeb面談による審査を経て、最短翌営業日で口座開設が可能です。

ただし、申込内容や審査状況、追加書類の有無によっては時間がかかります。既存口座から切り替える場合は、ValueDoor上の案内に沿って手続きします。

どのような企業がTrunkに向いていますか?

新設法人や中小企業、三井住友銀行あての振込が多い企業、請求書支払や入出金管理を効率化したい企業に向いています。

一方で、個人事業主や法人格のない団体などは対象外です。申込前に、自社が利用条件を満たしているか確認しましょう。

出典

三井住友銀行「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』2025年5月26日よりサービス開始」(公開日:2025年5月26日)
三井住友銀行「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』を2025年5月より提供開始」(公開日:2025年4月15日)
三井住友カード「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』の新機能リリースについて」(公開日:2026年1月19日)
三井住友銀行「三井住友銀行の法人口座『Trunk(トランク)』|オンライン完結」
三井住友銀行「法人口座開設時の提出書類一覧」
三井住友銀行「Trunk法人口座開設に申込できる条件は何ですか?」(公開日:2025年1月20日)
三井住友銀行「Trunkは有料ですか?」(公開日:2025年2月25日)
三井住友銀行「当社はTrunkに切り替えることができますか?」(更新日:2026年3月12日)
三井住友銀行「Trunk 請求書支払」
GMOあおぞらネット銀行「手数料」
住信SBIネット銀行「手数料・金利|法人のお客さま」

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