Trunk(トランク)とは?SMBCグループの法人向けデジタル総合金融サービスを徹底解説

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「毎月の資金繰りが見通しにくい」「口座やカードの明細確認に時間がかかる」「請求書の支払いを手作業で処理していてミスが不安」。法人のお金まわりの業務で、こうした悩みを抱えていませんか?

SMBCグループが提供する「Trunk(トランク)」は、三井住友銀行の法人口座とインターネットバンキングを軸に、法人カードの同時申込、請求書支払、他行口座・カード明細の集約、補助金・資金調達支援などを利用できる法人向けデジタル総合金融サービスです。

結論からいうと、Trunkは、固定費を抑えながら三井住友銀行の法人口座と経理・支払関連の機能をまとめて使いたい法人におすすめです。初期契約料・月額利用料と三井住友銀行あての振込手数料は0円で、他行あて振込手数料は実質100円です。ただし、振込時には145円が引き落とされ、差額45円が後日返金されます。

一方、個人事業主は申込対象外です。また、長期間利用していない口座には未利用口座管理手数料がかかる場合があります。振込手数料だけを最優先する場合は、通常の他行あて振込が100円のネット銀行も含めて比較しましょう。

本記事では、2026年10月2日時点の公式情報をもとに、Trunkでできること、料金、他社法人口座との違い、申込条件、必要書類、実施中・終了済みのキャンペーンを解説します。

この記事でわかること
  • 法人向けサービス「Trunk」の機能と導入メリット
  • 振込手数料・維持コストと他社法人口座との違い
  • 申込条件、必要書類、口座開設までの流れ
  • 2026年10月時点のキャンペーン情報と利用時の注意点
目次

Trunkとは?SMBCグループの法人向けデジタル総合金融サービス

Trunkの基本情報と提供背景

Trunkは、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井住友カードが連携して提供する法人向けデジタル総合金融サービスです。

2025年5月26日から、三井住友銀行に法人口座を持っていない法人を対象に、デジタル支店で提供が始まりました。2026年7月28日付の公式発表では、利用口座数が9万口座を突破したと案内されています。

現在は、既存の三井住友銀行法人口座からTrunkへ切り替えられる法人もあります。ただし、すべての利用者が対象ではありません。Web21ライトまたはWeb21デビューを契約している法人など、所定の条件を満たす必要があります。対象法人には、ValueDoorログイン後の「商品・サービスに関するお知らせ」に切替案内が表示されます。

切替後も、口座番号、支店、キャッシュカード、通帳は原則として変わりません。一方、インターネットバンキングのプランや手数料、未利用口座管理手数料などの条件は変わるため、申込前に変更点を確認しましょう。

Trunkの特徴は、法人口座の開設だけでなく、振込、給与・賞与振込、請求書支払、外部口座の情報確認、補助金サポート、資金調達支援まで、日々のお金まわりの業務に関わる機能をまとめて利用しやすくしている点です。

中小企業では、経営者や少人数の経理担当者が、請求書の確認から振込、入出金管理、カード明細の確認まで担うことがあります。Trunkは、こうした業務をデジタル化し、本業に使える時間を増やすことを目指して開発されました。

「Trunk」という名称には、事業の道のりを旅に見立て、必要な機能を持ち運ぶトランクのように寄り添いたいという思いが込められています。また、英語の「木の幹」という意味から、事業とその成長を支える存在を目指す思いも表しています。

Trunkの主な機能と特徴

Trunkの代表的な機能は、以下のとおりです。口座開設後に、別途申込や連携設定が必要な機能もあります。

  • 法人ネット口座:オンラインで申し込める三井住友銀行の法人口座です。本人確認、Web面談、審査を経て、条件を満たせば最短即日で開設できます。
  • 低コストのインターネットバンキング:初期契約料・月額利用料は0円です。三井住友銀行あての振込は0円、他行あては145円の引落しと45円の後日返金により実質100円です。
  • 振込・税公金の支払い:通常の振込に加え、総合振込、給与・賞与振込、Pay-easyによる税金・各種料金の払込などに対応しています。口座振替による自動納付を利用する場合は、別途手続きが必要です。
  • 口座・明細の確認:SMBC BUSINESSでTrunk口座の残高や入出金明細を確認できます。freeeとの連携設定を行うと、他行口座やクレジットカードの残高・明細をまとめて表示する機能も利用できます。
  • 請求書支払:請求書ファイルのアップロード、メール送信、スマートフォンでの撮影に対応し、読み取った内容を振込データに変換します。読み取り結果に誤りがないか、支払前の確認は必要です。
  • 請求書カード払い:請求書の支払方法として、銀行振込に加えてカード払いを選べます。手数料は利用金額の3%、最低460円です。クレジットカードの締め日・支払日によっては、実質的な支払いを最大60日延長できます。利用には審査があり、対象外の支払先もあります。
  • 補助金サポート:自社の情報や投資目的などをもとに補助金を探し、専門家への相談につなげられます。無料相談のほか、有料の申請書類作成サポートなどもあります。補助金の採択を保証するサービスではありません。
  • デジタル保証協会付融資(東京都):東京都内の対象法人は、保証協会付融資について来店せずオンラインで相談できます。口座開設とは別に、銀行や信用保証協会による融資審査があります。

口座開設時には、三井住友カードの「ビジネスオーナーズ」を同時に申し込むこともできます。ただし、カードは自動付帯ではなく、カード会社所定の審査があります。代表者以外が口座開設手続きをする場合、ビジネスオーナーズの同時申込はできません。

外部口座の情報集約には、freeeのアカウントと連携設定が必要です。現在freeeを利用していなくても、無料アカウントを作成して連携できます。ただし、これは口座情報を表示するための連携であり、freeeの会計サービス全体を無料で利用できるという意味ではありません。

Trunkを導入しても、経理業務のすべてが自動化されるわけではありません。請求書の読み取り結果や支払内容の確認、承認権限・振込上限額の設定、社内ルールの整備は企業側で行う必要があります。

Trunkが向いている企業と申込対象

Trunkは、特に以下のような企業におすすめです。

  • これから法人口座を開設したい新設法人や中小企業
  • インターネットバンキングの固定費を抑えたい企業
  • 請求書の支払処理や入出金確認に時間がかかっている企業
  • 三井住友銀行あての振込が多い企業
  • 口座・カード・請求書の情報をまとめて確認したい企業

申込条件を満たせば、幅広い業種の法人が利用できます。定期的な振込や入金確認が多く、経営者または少人数の担当者が経理業務を担っている企業は、機能を活用しやすいでしょう。

新規口座開設の主な条件は、法人であること、三井住友銀行ではじめて法人口座を申し込むこと、取引責任者がスマートフォンとマイナンバーカードまたは運転免許証を用意できることです。取引責任者とは、開設する口座について、すべての取引を行う権限を持つ担当者を指します。

個人事業主、法人格のない団体、外国法人、国・地方公共団体、独立行政法人などは対象外です。また、すでに三井住友銀行と取引がある法人、親会社やグループ会社が同行で融資などの個別審査を伴うサービスを利用している法人、代表社員が法人である場合なども、新規申込の対象外となります。

すでに三井住友銀行の法人口座を利用している法人は、新規口座開設ではなく、既存口座からの切替手続きを確認してください。まずはValueDoorにログインし、「Trunk切替のご案内」が表示されているかを確認しましょう。

SMBCグループの「Trunk」のメリットと他社サービスとの違い

Trunkのメリットは、三井住友銀行の法人口座をオンライン中心で申し込めること、インターネットバンキングの月額料金がかからないこと、請求書支払や外部口座の情報集約などの周辺機能を利用できることです。

ここでは、導入時に確認したい「コスト」「口座開設」「機能」の3点から、他社サービスとの違いを見ていきます。

Trunkの手数料と維持コスト

Trunkは、初期契約料とインターネットバンキングの月額利用料が0円です。取引件数が少ない月でもネットバンキングの固定費がかからないため、新設法人や小規模法人も導入しやすい料金体系です。

振込手数料は、三井住友銀行あてが0円、他行あてが実質100円です。他行あて振込時には145円が引き落とされ、差額45円が振込実施月の翌々月末までに返金されます。返金時点でTrunk口座を解約している場合などは返金されません。

請求書支払機能の初期費用・月額利用料も無料です。銀行振込には通常の振込手数料がかかり、カード払いには利用金額の3%、最低460円の手数料がかかります。たとえば、1万円の請求書をカードで支払う場合、3%は300円ですが、最低手数料が適用されるため460円です。10万円の場合は3,000円となります。

また、Trunkの提供開始と最後の入金・振込・払戻しなどの取引のうち、遅い時点から12カ月以上取引がない口座は、未利用口座管理手数料の対象となる場合があります。事前案内から約3カ月が経過しても取引がなく、免除条件に該当しない場合の手数料は年間1,100円です。借入れがある場合などには免除条件が設けられています。

初期契約料・月額利用料が0円でも、カード払い、ATM、各種手続きなどを含め、すべてのサービスが無料になるわけではありません。利用予定の機能と、実際に発生する手数料を分けて確認しましょう。

他行あて振込手数料だけを比べると、ネット銀行が同等または安くなる場合があります。Trunkは、三井住友銀行あて振込0円に加え、請求書支払、外部口座の情報集約、補助金・資金調達支援まで含めて選びたい法人におすすめです。

既存の三井住友銀行法人口座から切り替える場合は、現在の契約と比べて月額料金、振込手数料、利用できる機能、未利用口座管理手数料がどう変わるかを確認してください。現在のプランによっては、月額料金自体は変わらない場合もあります。

Trunkの口座開設は最短即日

Trunkの新規口座開設は、申込フォームの入力、必要書類のアップロード、本人確認、Web面談までオンラインで進められます。代表者本人が手続きする通常のケースでは、来店や申込書類の郵送は原則不要です。

2026年10月2日時点の公式申込ページでは、最短即日で口座開設できると案内されています。主な条件は、代表者本人が取引責任者として手続きすること、本人確認にマイナンバーカードを使うこと、申込日中にWeb面談を実施することです。

ただし、当日のWeb面談予約枠が埋まっている場合、銀行休業日に申し込んだ場合、審査に時間がかかる場合は即日開設できません。運転免許証で本人確認をする場合や、代表者以外が手続きする場合も、同じ日数で開設できるとは限りません。

必要書類は、本人確認書類に加え、事業内容を確認できる書類1点が基本です。契約書、他社発行の請求書・発注書・納品書、自社発行の請求書・納品書などから、条件を満たすものを準備します。設立間もない法人でこれらを用意できない場合は、事業計画書や会社紹介資料でも申し込めます。

代表者以外が手続きする場合は、法人の印鑑証明書原本の郵送と委任状が必要です。合同会社・NPO法人などでも追加資料や本人確認が必要になるため、すべての法人が書類1点だけで完了するわけではありません。

急いでいる場合は、法人名・所在地と具体的な事業内容が確認できる書類を事前にそろえ、Web面談の予約枠に余裕を持って申し込みましょう。口座開設後に銀行から届く郵便物を受け取れるよう、住所や受取体制も確認しておく必要があります。

既存口座からTrunkへ切り替える場合は、新規開設とは手続きが異なります。対象法人は、ValueDoor上の案内に沿って申し込んでください。

GMOあおぞらネット銀行・ドコモSMTBネット銀行と比較

法人向けの口座サービスには、三井住友銀行のTrunkのほか、GMOあおぞらネット銀行やドコモSMTBネット銀行などがあります。ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月3日に住信SBIネット銀行から商号を変更した銀行です。

比較する際は、振込手数料だけでなく、総合振込などの利用方法、口座開設の条件、必要な周辺機能も確認しましょう。

スクロールできます
比較項目Trunk
(SMBCグループ)
GMOあおぞら
ネット銀行
ドコモSMTB
ネット銀行
主な特徴三井住友銀行の法人口座と経理・支払支援低コストの振込、振込入金口座、API連携法人アプリ、デビットカード、事業性融資
月額利用料・口座維持費初期契約料・月額利用料0円
未利用口座管理手数料は条件により年1,100円
口座維持手数料0円口座維持手数料・月額基本料金0円
自行あて
振込手数料
0円0円0円
他行あて
振込手数料
実質100円
145円引落し後、45円を返金
通常100円
とくとく会員99円
別途月額500円
通常の振込100円
総合振込サービスは145円
口座開設オンライン申込+Web面談
条件を満たせば最短即日
オンライン申込に対応
条件により最短即日
オンライン申込に対応
条件により最短翌日から利用可能
主な周辺機能請求書支払、カード払い、口座情報集約、補助金・融資支援などビジネスデビット、振込入金口座、API連携などデビットカード、法人アプリ、事業性融資など
選びやすい企業SMBC口座と経理・支払機能をまとめたい法人返金を待たない振込料金やAPI・入金管理機能を重視する法人通常振込100円と法人アプリを重視する法人

比較表は、2026年10月2日時点の各社公式情報に基づく税込料金です。通常料金と継続的な有料会員料金を記載し、期間限定キャンペーンや口座開設時の無料回数などは含めていません。提携サービスの口座などでは条件が異なる場合があります。

GMOあおぞらネット銀行の通常の他行あて振込手数料は100円です。「振込料金とくとく会員」は1件99円ですが、別途月額500円がかかります。有料の他行あて振込だけを単純比較すると、通常料金との差は1件1円のため、月500件で同額、501件以上で会員料金のほうが安くなります。実際には、無料回数やATMなどの会員特典も含めて判断しましょう。

ドコモSMTBネット銀行は、2026年10月1日から通常の他行あて振込手数料を一律100円に改定し、振込件数に応じた従来の優遇プログラムを廃止しました。ただし、総合振込サービスは改定対象外で、他行あては1件145円です。また、予約振込には予約受付時点の手数料が適用されるため、改定前に予約した振込は料金を確認してください。

Trunkの他行あて振込は、通常の振込に加え、総合振込や給与・賞与振込も実質100円の対象です。ただし、いずれも145円の引落しと45円の後日返金という仕組みです。同じ「100円」でも、引落方法や適用される振込サービスが異なります。

たとえば、キャンペーンを適用せずにTrunkから他行へ月100件振り込む場合、振込時の手数料の引落額は合計14,500円です。その後4,500円が返金され、実質負担が10,000円になります。返金前の資金残高も考慮して比較しましょう。

Trunkは、三井住友銀行あて振込0円や、請求書支払、外部口座の情報確認、補助金・資金調達支援も含めて選ぶことが大切です。自社の主な振込先、月間振込件数、通常振込と総合振込の使い分け、必要な経理機能を整理して判断しましょう。

SMBCグループの「Trunk」の導入方法と注意点

ここからは、Trunkを導入する具体的な流れと、申込前に確認したいポイントを解説します。

新規で法人口座を開設する場合と、既存の三井住友銀行法人口座から切り替える場合では、対象条件と手続きが異なります。まず、自社がどちらに該当するかを確認しましょう。

Trunkの口座開設手順

新規でTrunkの法人口座を開設する場合は、以下の流れで進みます。

  1. 【対象条件の確認】法人であること、三井住友銀行ではじめて法人口座を申し込むこと、取引責任者がスマートフォンと本人確認書類を用意できることなどを確認します。
  2. 【必要書類の準備】事業内容を確認できる書類と、本人確認に使うマイナンバーカードまたは運転免許証を準備します。法人の種類や手続きする人によっては追加書類も必要です。
  3. 【申込フォーム入力】三井住友銀行の専用Webページで、法人情報、代表者・取引責任者情報、口座の利用目的などを入力し、必要書類をアップロードします。
  4. 【本人確認・Web面談】スマートフォンで本人確認を行い、Web面談を予約して、審査のための面談を受けます。
  5. 【審査・口座開設】審査完了後に口座が開設されます。代表者本人がマイナンバーカードを使って手続きし、申込日中にWeb面談を実施できた場合などは、最短即日で開設できます。
  6. 【初期設定】ログイン後、利用者、振込・承認権限、上限金額、通知などを設定します。請求書支払や外部口座の情報集約も、必要に応じて申込・連携設定を行います。

基本的にはオンラインで進められますが、Web面談と審査があります。当日の予約枠がない場合、申込内容に不備がある場合、追加確認が必要な場合は、口座開設までに時間がかかります。

代表者以外が手続きする場合は、法人の印鑑証明書原本を郵送する必要があります。また、銀行から送付される郵便物を受け取れない場合は、口座の利用制限や解約につながることがあるため、郵送先や受取方法も確認しておきましょう。

既存の三井住友銀行法人口座を利用している法人は、Web21ライトまたはWeb21デビューの契約状況など、所定の条件を満たす場合に切替対象となります。ValueDoorログイン後のお知らせ欄で案内を確認し、新規口座開設とは別の手続きを進めてください。

Trunkの必要書類と準備する情報

Trunkの新規口座開設では、次の情報や書類を準備しておくとスムーズです。

  • 法人名、所在地、代表者、法人番号などの基本情報
  • 取引責任者のスマートフォン
  • 本人確認に使うマイナンバーカード、または運転免許証
  • 事業内容を確認できる書類1点
    例:発行日または締結日から6カ月以内の締結済み契約書、他社発行の請求書・発注書・納品書、自社発行の請求書・納品書、売上や活動状況を客観的に確認できる書類
  • 設立間もない法人で上記書類を用意できない場合は、事業計画書または会社紹介資料
  • 口座の利用目的、主な取引内容、実質的支配者などを説明できる情報
  • 代表者以外が手続きする場合は、発行日から6カ月以内の法人の印鑑証明書原本と、口座開設に関する委任状

事業内容確認書類には、法人名・法人住所と、第三者が見ても具体的な事業活動がわかる内容が必要です。履歴事項全部証明書、定款、法人設立届出書、公共料金請求書、オフィスの賃貸借契約書などは、それだけでは事業内容確認書類として受け付けられない例に挙げられています。

公式ページでは、発行日・締結日から6カ月を過ぎた書類、日本語以外で記載された書類、押印・電子署名がない書類も、受け付けられない例として案内されています。提出前に、日付、法人名、所在地、具体的な取引内容と、書類に必要な押印・署名を確認しましょう。

合同会社・NPO法人では、実質的支配者の類型に応じて定款の提出が必要となり、実質的支配者全員の本人確認も求められます。定款は事業内容確認書類の代わりではなく、実質的支配者を確認する追加資料として必要になる点に注意してください。

金融業・投資事業を行う場合、日本以外にも納税義務がある場合、実質的支配者が外国籍の場合なども、該当する届出書や確認書類が必要です。申込画面と公式の提出書類一覧で、自社に必要な追加書類を確認しましょう。

Trunk導入前に確認したい注意点

Trunkを導入する際は、以下の点を確認しておきましょう。

  • 対象条件を確認する
    Trunkは法人向けです。個人事業主や法人格のない団体などは対象外で、新規口座開設と既存口座からの切替でも条件が異なります。
  • 最短即日は条件付き
    代表者本人による手続き、マイナンバーカードによる本人確認、申込日中のWeb面談などが必要です。当日の予約枠や審査状況によっては即日開設できません。
  • オンライン完結にも例外がある
    代表者以外が手続きする場合は、法人の印鑑証明書原本の郵送が必要です。追加書類の提出や、銀行からの郵便物の受取りが必要になる点も確認しましょう。
  • 他行あて実質100円は後日返金方式
    振込時には145円が引き落とされ、差額45円は振込実施月の翌々月末までに返金されます。返金時点で口座を解約している場合などは返金されません。
  • 請求書カード払いには手数料・審査・対象外取引がある
    手数料は利用金額の3%、最低460円です。国内発行のVisa・Mastercardのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードに対応しますが、一部利用できないカードもあります。
    個人事業主、適格請求書発行事業者として登録されていない法人への支払い、海外口座への支払いなどは対象外です。通常の銀行振込とは利用条件を分けて確認してください。
  • デビット・プリペイドカードでは支払いを延長できない
    デビットカードやプリペイドカードは即時に残高が引き落とされるため、クレジットカードのような支払繰延効果はありません。
  • 請求書支払は初回申込とカード払いの審査が必要
    初回申込は、管理者権限を持つ利用者がWebから行います。請求書カード払いを使わない場合でも申込・審査が行われますが、審査結果にかかわらず、請求書の読取・管理・銀行振込は利用できます。
  • 口座と支店の扱いを確認する
    新規申込はデジタル支店の口座で、支店を自由に選ぶことはできません。新規申込で開設できるTrunk口座は、原則として一法人一口座です。
  • 未利用口座管理手数料と自動解約に注意する
    12カ月以上取引がないなど所定の条件に該当すると、事前案内後に年間1,100円の手数料がかかる場合があります。残高が手数料額に満たない場合は、残高が手数料に充当され、原則として口座が解約されます。
  • 社内フローを整える
    振込データの作成者、承認者、実行結果の確認者などの役割を決めましょう。振込上限額は業務に必要な範囲に設定し、通知や権限の管理方法も共有しておくと安心です。
  • 既存口座からの切替は案内と変更点を確認する
    対象法人は、ValueDoor上の切替案内を確認して申し込みます。切替申込後は取消しができないため、現在利用している機能や認証方法、手数料への影響を事前に確認してください。

Trunkは経理業務を効率化する手段ですが、支払内容の最終確認や社内承認まで代行するものではありません。自社の業務フロー、権限管理、セキュリティ設定を整えたうえで利用しましょう。

Trunkのキャンペーン情報|2026年10月は1周年記念キャンペーンを実施中

2025年のTrunk提供開始時に実施されていたリリース記念キャンペーンは終了しています。過去のキャンペーンページに特典が掲載されていても、現在の申込に同じ条件が適用されるとは限りません。

2026年10月2日時点で、新たに申し込める主な期間限定キャンペーンは「Trunk 1周年記念キャンペーン」です。預金連動キャンペーンは2026年8月31日に受付を終了し、条件達成者の2026年9月の振込分が最後の特典対象でした。

2026年10月時点で実施中の1周年記念キャンペーン

1周年記念キャンペーンは、期間中にTrunkを新規申込し、期限までに口座を開設する法人を対象とした、エントリー不要のキャンペーンです。申込期限と口座開設期限が異なるため、両方を確認してください。

項目内容
キャンペーン名Trunk 1周年記念キャンペーン
申込期間2026年7月28日(火)〜2026年10月31日(土)
口座開設期限2026年11月30日(月)まで
振込特典口座開設月を含む12カ月間、他行あて振込手数料を月50回までキャッシュバックし、実質無料
カード同時申込特典Trunkと三井住友カード ビジネスオーナーズを同時に新規申込し、所定の条件を満たすと、通常のカード入会特典と合わせて最大70,000円相当
主な注意点給与振込手数料は振込特典の対象外です。カード入会には審査があり、特典額はカード種別や利用条件によって異なります。

振込特典は、総合振込と振込振替が対象で、給与振込手数料は対象外です。手数料は一度引き落とされ、後日キャッシュバックされるため、振込時点の負担がなくなるわけではありません。公式FAQでは、キャンペーン適用対象月の翌々月末までにTrunk口座へ入金すると案内されています。

特典期間は「口座開設月を含む12カ月間」です。口座開設月が1カ月目として数えられるため、月末に開設した場合でも、その月が特典期間に含まれます。

カード同時申込特典の最大70,000円相当は、通常のカード入会特典である最大65,000円相当のVポイントと、Trunk同時申込特典の5,000円相当のVポイントPayギフトを合計した金額です。VポイントとVポイントPayギフトは別の特典であり、現金70,000円が一律に付与されるものではありません。

最大額は、対象のカード種別で所定の利用条件を満たした場合の金額です。Trunk口座を2026年11月30日までに開設し、2027年2月1日時点でカード入会を完了していることなどが必要です。代表者以外がTrunkの口座開設手続きをする場合、ビジネスオーナーズの同時申込はできません。

同時申込特典のVポイントPayギフト5,000円分は、2027年3月末までの進呈が予定されています。通常のカード入会特典とは条件や進呈方法が異なるため、申込時のキャンペーン詳細と、登録メールアドレスに届く案内を確認してください。

預金連動キャンペーンは2026年8月31日で終了

預金連動キャンペーンは、2026年6月1日から8月31日まで実施されていました。判定日のTrunk口座の円普通預金残高に応じて、翌月の他行あて振込手数料がキャッシュバックされる内容でしたが、現在は新たに参加できません。

最後の判定日は2026年8月31日でした。この日の判定残高が300万円以上500万円未満の場合は最大11回、500万円以上の場合は最大22回、2026年9月の他行あて振込手数料がキャッシュバックの対象となりました。

対象となるには、トランクNORTH支店の口座を持ち、SMBC BUSINESS上で口座情報を連携していることなどの条件がありました。freeeのIDだけを連携した場合や、クレジットカード情報だけを連携した場合は対象外です。

1周年記念の振込手数料還元キャンペーンとは併用できません。預金連動キャンペーンの特典は対象月の翌々月末までに入金されるため、9月利用分は2026年11月末までが入金時期の目安です。すでに条件を達成している法人は、受付終了後もTrunk口座の明細を確認しましょう。

実施中・終了済みキャンペーンの整理

Trunkの主なキャンペーン状況は、以下のとおりです。「申込受付の終了」と「条件達成者への特典進呈の終了」は、必ずしも同じ時期ではありません。

キャンペーン2026年10月2日時点の扱い
Trunk 1周年記念キャンペーン2026年10月31日まで申込受付中
預金連動キャンペーン2026年8月31日で受付終了
条件達成者の9月利用分が最後の対象
2025年のリリース記念キャンペーン申込受付終了
2025年の事前受付キャンペーン2025年5月25日で受付終了
2026年1月〜3月の振込手数料還元キャンペーン2026年3月31日で申込受付終了

2026年10月2日時点で新たに申し込める主な期間限定特典は、Trunk 1周年記念キャンペーンです。預金連動キャンペーンや2025年のリリース記念キャンペーンは、新規受付を終了しています。

キャンペーン情報はこちら:Trunk 1周年記念キャンペーン公式ページ/終了済みの預金連動キャンペーン公式ページ/終了済みのTrunkリリース記念キャンペーン公式ページ

【まとめ】Trunkは三井住友銀行の法人向けデジタル総合金融サービス

Trunkは、三井住友銀行の法人口座を中心に、インターネットバンキング、法人カードの同時申込、総合振込、請求書支払、外部口座・カード情報の集約、補助金・資金調達支援などを利用できる法人向けデジタル総合金融サービスです。

初期契約料と月額利用料は0円で、三井住友銀行あての振込も0円です。他行あて振込は実質100円ですが、振込時に145円が引き落とされ、差額45円が後日返金されます。長期間利用していない口座には、所定の条件により年間1,100円の未利用口座管理手数料がかかる場合があります。

請求書支払や複数口座の情報確認も含めて、経理業務をまとめたい法人におすすめです。一方、個人事業主は対象外です。請求書カード払いには利用金額の3%、最低460円の手数料と審査があり、支払先にも制限があります。

口座開設は最短即日ですが、代表者本人による手続き、マイナンバーカードによる本人確認、申込日中のWeb面談などの条件があります。代表者以外が手続きする場合は、印鑑証明書原本の郵送も必要です。

2026年10月2日時点では、1周年記念キャンペーンが実施されています。申込期間は2026年10月31日までで、振込特典を受けるには2026年11月30日までに口座を開設する必要があります。預金連動キャンペーンは受付を終了しています。

導入を検討する際は、自社の申込条件、主な振込先、月間振込件数、返金時期、利用したい経理機能を整理しましょう。他社口座についても通常振込と総合振込の料金を分けて比較し、公式ページの最新条件を確認して、自社の経理フローに合うサービスを選ぶことが大切です。

SMBCグループの「Trunk」に関するFAQ

Trunkを導入すれば、すべての業務が自動化されますか?

いいえ。Trunkは、請求書の読み取りや振込データへの変換、口座情報の確認などを効率化できますが、すべての業務を自動化するサービスではありません。

読み取り結果や支払内容の確認、承認フローの整備、振込上限額・通知・担当者ごとの権限設定などは、企業側で管理する必要があります。

Trunkは無料でずっと利用できますか?

2026年10月2日時点では、初期契約料と月額利用料は0円です。ただし、他行あて振込、請求書カード払い、ATMなど、利用内容に応じた手数料は発生します。

他行あて振込は、振込時に145円が引き落とされ、差額45円が後日返金されることで実質100円となります。請求書カード払いの手数料は利用金額の3%、最低460円です。

また、12カ月以上取引がないなど所定の条件に該当する口座には、事前案内後に年間1,100円の未利用口座管理手数料がかかる場合があります。将来もすべての料金条件が変わらないと保証されているわけではないため、利用時の規定・料金を確認してください。

操作に慣れていない社員でも使いこなせますか?

公式の使い方ガイドには、残高確認、振込、請求書支払などの操作手順が掲載されています。導入時に担当者が必要な操作を確認し、社内ルールを共有しておくと安心です。

特に、振込データの作成、承認、実行結果の確認は、担当者ごとの役割を決めておきましょう。銀行振込と請求書カード払いでは、費用や利用条件が異なることも共有してください。

Trunkの導入にはどれくらいの時間がかかりますか?

2026年10月2日時点の公式申込ページでは、本人確認とWeb面談による審査を経て、最短即日で口座開設できると案内されています。

主な条件は、代表者本人が手続きし、マイナンバーカードで本人確認を行い、申込日中にWeb面談を実施することです。当日の予約枠、申込内容、審査状況、追加書類の有無によっては、翌営業日以降になります。

代表者以外が手続きする場合は、法人の印鑑証明書原本を郵送する必要があります。また、口座開設後には初期設定や、利用したい機能の申込・連携設定を行う時間も見込んでおきましょう。

どのような企業がTrunkに向いていますか?

新設法人や中小企業、三井住友銀行あての振込が多い企業、請求書支払や入出金管理を効率化したい企業におすすめです。振込手数料だけでなく、必要な経理機能も合わせて判断すると選びやすくなります。

一方、個人事業主や法人格のない団体などは対象外です。新規口座開設と既存口座からの切替では条件が異なるため、申込前に自社が利用条件を満たしているかを確認しましょう。

出典

三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行・三井住友カード「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』2025年5月26日よりサービス開始」(公開日:2025年5月26日)
三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行・三井住友カード「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』を2025年5月より提供開始」(公開日:2025年4月15日)
三井住友銀行・三井住友カード「法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』における新機能のリリース、およびサービス内容の一部改定について」(公開日:2026年7月28日)
三井住友フィナンシャルグループ「Vol.10 法人向けデジタル総合金融サービス『Trunk』 中小企業経営者の“信頼できる経理部長”となる金融サービス提供」(公開日:2025年9月30日)
三井住友銀行「三井住友銀行の法人口座|Trunk(トランク)口座開設」
三井住友銀行「法人口座Trunk|既に口座をお持ちの方へ切替のご案内」
三井住友銀行「Trunkへの切替を申し込みましたが、申込を取消(キャンセル)したいです。」
三井住友銀行「法人口座開設時の提出書類一覧」
三井住友銀行「Trunk 請求書支払」
三井住友銀行「Trunk使い方ガイド」
三井住友銀行「未利用口座管理手数料についてのご説明」
三井住友銀行「おトクなキャンペーン・プラン情報」
三井住友銀行「Trunk 1周年記念キャンペーン」
三井住友銀行「Trunk 振込手数料1年間実質無料キャンペーン」
三井住友銀行「【Trunk一周年記念・振込手数料還元キャンペーン】特典はいつ、どのように受け取れるか教えてください」
三井住友銀行「【Trunk一周年記念・振込手数料還元キャンペーン】対象となる振込について教えてください。」
三井住友銀行「Trunk×三井住友カード ビジネスオーナーズ同時申込特典」
三井住友銀行「法人口座Trunk|預けるほど振込手数料がおトクなキャンペーン」
三井住友銀行「法人ネット口座『Trunk(トランク)』リリースキャンペーン」
三井住友銀行「事前受付キャンペーンエントリー」
三井住友銀行「法人口座Trunk振込手数料還元キャンペーン」
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ドコモSMTBネット銀行「ドコモSMTBネット銀行への社名変更について」
ドコモSMTBネット銀行「手数料・金利|法人のお客さま」
ドコモSMTBネット銀行「法人の他行宛振込手数料を一律100円(税込)に引下げ~件数に関わらず最大45円の引下げ~」(公開日:2026年9月2日)
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