- エポスカードでマイルを貯められるのか
- エポスカードでマイルを貯める場合のおすすめな方法は何か
クレジットカードでマイルを貯めている人も多いのではないだろうか。そのような人に共通して知りたいのが、「どのクレジットカードが最も効率よくマイルを貯められるか」だろう。
本記事では、エポスカードを使ってポイントを貯めた場合に、マイルをどれだけ貯められるのか具体的にまとめた。
結論として、エポスカードでマイルを貯めるならゴールドまたはプラチナカードがおすすめなのだが、それぞれのマイル還元率も具体的に解説している。マイルを効率よく貯めたいと思っている人はぜひ参考にしてほしい。
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エポスカードのポイントはANA・JALマイルに交換できる
そもそもであるが、エポスポイントはANAまたはJALマイルに交換可能だ。
エポスカードは、200円の利用につき1ポイント獲得できるため、ポイント還元率は原則0.5%となっている。
これはカードのランクを上げても変わらないのだが、ゴールド・プラチナカードにするとポイント還元に関する特典が豊富に用意されているため、マイルの獲得効率も飛躍的にアップするのだ。
マイルへの交換比率は1,000ポイントにつき500マイル
エポスポイントからマイルへの交換については、1,000ポイントにつき500マイルに交換できる。また、交換できる単位としては500ポイントずつとなっている点も覚えておこう。
つまり、カードの利用に対するマイルへの還元率は0.25%が原則になる(400円で1マイル)。
ゴールド・プラチナカードならANAマイルは0.6%還元
エポスゴールド・プラチナカードの場合、ANAマイルに関しては優遇されており、1,000ポイントにつき600マイルと交換できる。
つまり、カードのグレードを上げると、ポイントからマイルに交換する還元率を0.1%アップさせられるのだ。
エポスカードでマイルを貯めるならゴールドカードがおすすめ
本記事で最もおすすめしたいのが、エポスゴールドカードでANAマイルを貯める方法だ。ゴールドカードを発行すると、通常カードにはないさまざまな特典を受けられる。
- 利用額に合わせてポイントが追加でもらえる
- ポイントを3倍もらえるショップを3つまで自由に選べる
- 年会費を永年無料にできる
- 獲得できたポイントの有効期限がなくなる
上記は特に覚えておきたい特典で、これらのおかげでポイントの獲得効率は飛躍的にアップするのだ。
エポスゴールドカードならマイル還元率0.9%を実現できる
ゴールドカードの場合、年間利用額が50〜100万円未満の場合は2,500ポイント、100万円以上の場合10,000ポイントを別途獲得できる。
つまり、年間利用額が100万円だった場合、通常の利用に応じて獲得できる0.5%還元分の5,000ポイントと、先ほど紹介した10,000ポイントがもらえる。年間で15,000ポイント獲得でき、ANAマイルなら0.6%還元であることから、9,000マイルに交換できる計算だ。
まとめると、エポスゴールドカードを年間100万円利用すると、ANAマイルなら9,000マイル(JALマイルの場合は7,500マイル)獲得できる。つまり、マイル還元率は0.9%になるのだ。
さらに、「選べるポイントアップショップ」という3つの店舗を選んでポイントを3倍獲得できる特典を使えば、カード利用に対するポイントの獲得効率をさらに引き上げられるだろう。
対象となっている店舗は300以上で、スーパーやコンビニ、公共料金や鉄道など、さまざまなサービスから自由に選べる。特に、公共料金の支払いで効率よくポイントを貯められるため、マイル還元率をさらに引き上げることもできるだろう。
エポスゴールドカードは年会費無料で発行可能
エポスゴールドカードは、通常であれば年会費が5,000円かかるところ、以下のいずれかを満たせば年会費は無料になる。
- 通常カードを利用し、インビテーションを受けてランクアップする
- ゴールドカードを新規発行し、年間利用額50万円を超すと翌年度以降の年会費は永年無料
スタンダードなカードは年会費無料で発行でき、インビテーションを受けられれば年会費を一切かけることなく、ポイントの獲得効率を飛躍的に改善できるのだ。
そうでなくとも、ゴールドカードを最初から保有し、年間利用額100万円を目指して使用すれば、初年度に年会費がかかるだけで、2年目以降の年会費は0円になる。
そのような使い方でも恩恵は十分授かれるだろう。
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エポスカードのおすすめに関する記事は以下を参考にしてほしい。
エポスプラチナカードでマイルを貯めた場合
エポスプラチナカードを使った場合も、基本的にゴールドカードと同じ仕組みでマイル還元率を高められる。
ゴールドカードとの違いで言えば、追加でもらえるポイントの額が増えることだ。
- 年間利用額100万円〜:20,000ポイント
- 200万円〜:30,000ポイント
- 300万円〜:40,000ポイント
上記のように追加でポイントをもらえるため、年間利用額が100万円であれば、通常のポイントと合わせて合計25,000ポイント獲得できる。
これを全てANAマイルに交換すれば15,000マイルになるため、マイル還元率は1.5%になるのだ(JALマイルの場合12,500マイルで1.25%還元)。
エポスプラチナカードは年会費2〜3万円
エポスプラチナカードの場合、通常の年会費は30,000円だ。しかし、年間利用額が100万円を超えると年会費は20,000円に割り引かれるため、ややお得になる。
とは言っても、ゴールドカードに比べて少なくとも年間2万円のコストが追加されるのはネックになるだろう。
ただし、プラチナカードの場合、国内外の空港ラウンジが何度でも無料で利用できるプライオリティ・パス(通常であれば日本円にして約6万円)を特典としてもらえる。
ほかにも、コンシェルジュサービスなども追加されるため、ラグジュアリーな経験も加味して年会費をどう捉えるかだろう。
クレジットカードを複数所有して使い分けている場合は、プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスは不要かもしれない。逆に、エポスカードをメインで使い、旅行へ行く機会が多いのであれば、プラチナカードを発行してもよいだろう。
エポスカードのポイントをマイルに交換する方法
最後に、エポスカードのポイントをマイルに交換する方法を解説しよう。
そもそも、ポイントをマイルに交換するには「エポスNet」に登録する必要がある。
これは、マイルの交換に限らず、毎月の利用額や現在の獲得ポイント数を調べる際に利用するサイトであるから、登録は必須だろう。
エポスNetには保有するカード情報を入力する必要があるため、カードが手元に届いてから手続きを進めよう。
エポスNetへの登録が完了したら、ログインして「ポイントを交換する」からANAまたはJALマイルを選択して、所定の手続きを進めるだけだ。
なお、マイルに交換する際はマイレージクラブの会員番号が必要になる。そのため、マイル交換手続きの前にこちらの準備も済ませておこう。
マイルに交換する際の注意点
エポスポイントをマイルに交換する際、特に注意しなければならないのが交換できるポイント数だ。エポスカードの場合は500ポイント単位で交換する必要があり、通常のクレジットカード利用で言うと10万円分に相当する。
スタンダードカードの場合はポイントの有効期限が2年間であり、貯める前に失効する可能性もあるため、ゴールドまたはプラチナカードを発行して有効期限をなくすのがおすすめだ。
なお、年会費無料のクレジットカードであれば楽天カードも視野に入るだろう。楽天カードの場合、50ポイント単位で交換できるため(2ポイントにつき1マイルと交換)、交換のしやすさで言うとおすすめだ。
ただし、楽天カードの期間限定ポイントは交換対象外で、その点は使い勝手にやや難がある点も覚えておこう。
マイルにも有効期限がある点は注意
航空会社各社のマイルには有効期限があるため、うっかり失効しないように注意が必要だ。
ANA・JALマイルの場合は、搭乗日の36ヶ月後の月末までが有効期限と設定されている。要するに3年間が有効期限だ。具体的な条件は各社によって異なるため、詳細は公式サイトで確認しよう。
この点を踏まえると、クレジットカードのポイントをマイルに交換する際は、できるかぎりまとめて行ったほうがロスする可能性を減らせるだろう。そのため、ポイントを貯める場合は有効期限が無期限なものがおすすめだ。
エポスポイントはゴールド以上なら有効期限もなくなり、ポイントを貯めて一気にマイルに交換可能なため、ネックを解消できるだろう。
エポスカードはマイルを貯めやすくておすすめ
エポスカードからマイルに交換する際の還元率は原則0.25%で、400円につき1マイルと交換できる。
ぱっと見ではイマイチかもしれないが、ゴールド・プラチナカードでポイントを効率よく貯めれば、マイルへの還元率は0.9%〜1.5%まで引き上げられるのだ。
しかも、エポスゴールドカードはスタンダードカードからのインビテーションや年間利用額50万円以上の条件を満たせば年会費が無料になる。
年会費無料のクレジットカードでマイルへの還元率を0.9%にできるのは、かなり優秀と言えるだろう。
クレジットカードでマイルを貯めたい人は、エポスカードもぜひ視野に入れてみてはいかがだろうか。
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