楽天証券で新NISAを始める方法は? 口座開設から買い方、NISA口座のおすすめポイントまで詳しく解説

楽天証券のNISAは、投資信託を少額から積み立てられるほか、楽天ポイントを貯める・使う仕組みや、成長投資枠での国内株式・外国株式取引などに対応している点が特徴だ。

一方で、NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で買える商品や投資方法が異なる。さらに、ポイント付与率や取扱商品は変更されることがあるため、始める前に基本ルールと最新条件を確認しておきたい。

本記事では、楽天証券でNISAを始める方法、つみたて投資枠での買い方、投資信託を選ぶときの確認ポイントをわかりやすく解説する。

これから楽天証券でNISAを始めたい方は、口座開設前の確認から積立設定までの流れを整理する参考にしてほしい。

楽天証券とSBI証券の新NISA口座を比較する際は、取扱商品・手数料・ポイント条件・使いやすさをあわせて確認しよう

目次

一目でわかる!楽天証券の新NISA口座のポイント

楽天証券のNISA口座のポイントを解説する図

まず、楽天証券でNISAを始める前に、制度の基本と楽天証券の主な特徴を押さえておこう。

項目内容
つみたて投資枠年間投資枠は120万円。
対象商品は一定の基準を満たした投資信託等で、買付方法は積立投資が中心。
成長投資枠年間投資枠は240万円。
投資信託、国内株式、外国株式、ETFなどに投資できる。
年間投資枠つみたて投資枠と成長投資枠を併用すると、年間最大360万円。
非課税保有限度額総枠は1,800万円。
ただし、成長投資枠だけで使える上限は1,200万円。
NISA口座数1人につき1口座。
金融機関の変更は年単位で可能。
  • 楽天証券のNISA対象投資信託は、つみたて投資枠251本・成長投資枠1,324本が掲載されている
  • 投信積立は月々100円から始められる
  • 楽天ポイントが貯まる・使える条件がある
  • NISAでの国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託の売買手数料は無料
  • IPOや単元未満株も成長投資枠の対象になる
  • 成長投資枠では外国株式・海外ETFも購入できる
  • クレカ積立のポイント付与率はカード種類と銘柄条件で変わる

NISA対象の投資信託はつみたて251本・成長1,324本

楽天証券は、NISAで取引できる投資信託の選択肢が多いネット証券の一つだ。

楽天証券のNISA商品ガイドでは、投資信託の対象銘柄数として、つみたて投資枠251本、成長投資枠1,324本が掲載されている。いずれも2025年2月28日時点の掲載値であり、対象商品は追加・変更されることがある。

確認項目本数・内容補足
楽天証券のつみたて投資枠対象投資信託251本楽天証券掲載値
2025年2月28日時点
楽天証券の成長投資枠対象投資信託1,324本楽天証券掲載値
2025年2月28日時点
金融庁のつみたて投資枠対象商品354本2026年5月11日時点
証券会社ごとの取扱商品は各社で異なる

つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が定める一定の基準を満たした投資信託やETFに限られる。楽天証券で実際に購入できる商品は、楽天証券の取扱商品一覧や投信スーパーサーチで確認しよう。

また、楽天証券では、質問に答えて運用コースを診断できる「らくらく投資」や、人気ファンドを確認できる投資信託ランキングなども用意されている。

選択肢が多いほど迷いやすくなるため、初心者は「投資対象」「信託報酬」「リスクの大きさ」「つみたて投資枠の対象か」を確認しながら選ぶとよい。

証券アナリスト 平行秀

投資初心者にとっては「選べる数が多い=選びづらい」と感じることもあります。診断ツールやランキングを参考にしつつ、最終的には自分の目的やリスク許容度に合う商品かを確認しましょう。

投信積立は月々100円から始められる

楽天証券では、投信積立を月々100円から始められる。まとまった資金を用意しなくても、少額から投資に慣れやすい点は初心者にとって利用しやすい。

たとえば、毎月数百円〜数千円から始めて、投資に慣れてから金額を増やすこともできる。いきなり大きな金額を投資することに不安がある人は、まずは無理のない金額で始めるとよいだろう。

ただし、少額投資であっても元本保証ではない。値動きがある金融商品に投資する以上、短期的には評価額が下がる可能性もあることを理解しておこう。

楽天ポイントが貯まる・利用できる

楽天証券では、投信積立の決済方法や保有商品などの条件により、楽天ポイントが貯まる場合がある。また、貯まった楽天ポイントを投資信託の買付代金に利用することも可能だ。

楽天カードクレジット決済で投信積立を行う場合、毎月100円から100,000円まで積立設定でき、条件に応じて0.5%〜2%の楽天ポイントが付与される。

ポイント付与率は、楽天カードの種類と、ファンドの代行手数料が年率0.4%(税込)以上か未満かによって変わる。

カード種類代行手数料
年率0.4%(税込)以上
代行手数料
年率0.4%(税込)未満
楽天ブラックカード2%2%
楽天プレミアムカード1%1%
楽天ゴールドカード1%0.75%
上記以外の楽天カード1%0.5%

低コストのインデックスファンドは代行手数料が0.4%未満となるケースも多いため、ポイント付与率だけでなく、信託報酬などの運用コストもあわせて確認したい。

ポイントは投資を続けるうえで魅力的な要素だが、口座や銘柄を選ぶ主な基準は「自分の投資目的に合うか」「長期で保有しやすいか」「コストが納得できるか」に置くのが基本だ。

NISAでの売買手数料は無料対象が多い

楽天証券のNISAでは、国内株式・ETF、米国株式、海外ETF、投資信託の売買手数料が無料となる。

ただし、すべての費用がゼロになるわけではない。投資信託の信託報酬、信託財産留保額、単元未満株や金額指定取引のスプレッド、外国株式の現地税・為替関連コストなどは別途確認が必要だ。

商品楽天証券NISAでの主な手数料確認したい注意点
国内株式・国内ETF・REIT売買手数料無料かぶミニ・かぶピタッはスプレッドなどを確認。
米国株式・米国ETF売買手数料無料配当金には米国現地課税がかかる場合がある。
中国ETF・シンガポールETF売買手数料無料中国株式やアセアン株式はETFを除き手数料がかかる場合がある。
投資信託売買手数料無料信託報酬や信託財産留保額を確認。

長期投資では、取引時の手数料だけでなく、保有期間中にかかるコストも運用成果に影響する。商品ページや目論見書で費用を確認してから投資しよう。

IPOや単元未満株も成長投資枠の対象

楽天証券のNISA成長投資枠では、IPO、公募増資・売出、立会外分売、かぶミニ(単元未満株取引)、かぶツミ(国内株式積立)、かぶピタッ(金額指定取引)なども対象に含まれる。

単元株では購入金額が大きくなりやすい銘柄でも、単元未満株や金額指定取引を使えば、少額から投資しやすい。

ただし、成長投資枠はつみたて投資枠より自由度が高い分、個別銘柄の値動きや業績の影響を受けやすい。初心者は、投資額を抑えながら少しずつ慣れることを意識しよう。

成長投資枠では外国株式も購入可能

楽天証券のNISA成長投資枠では、日本株だけでなく、外国株式や海外ETFにも投資できる。

主な取扱対象は以下の通りだ。

  • 米国
  • 中国
  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア
  • インドネシア

外国株式に投資すれば、国内株式だけでは得にくい地域分散や通貨分散を図れる。一方で、為替変動や現地税制、海外市場特有の値動きにも注意が必要だ。

特に米国株式の配当金は、NISA口座で保有していても米国で源泉徴収される税金が非課税にならない場合がある。配当を重視する場合は、税金や受取方法も確認しておこう。

クレカ積立のポイント付与率は条件で変わる

楽天証券のクレカ積立は、楽天カードの種類と投資信託の条件によってポイント付与率が変わる。

また、ポイント付与率はキャンペーンやサービス改定で変更される可能性がある。積立設定前に、対象カード、対象ファンド、積立上限、ポイント付与率を必ず確認しよう。

証券アナリスト 平行秀

ポイント還元率だけで口座を選ぶと、手数料や取扱商品の充実度など、より重要な要素を見落としがちです。ポイントはおまけと捉え、長期的に使いやすい環境かどうかを基準に判断しましょう。

楽天証券で新NISAを始める方法

楽天証券でNISAを始める方法を解説する図

楽天証券でNISAを始める場合は、以下の流れで手続きを進める。

ここでは、楽天証券の総合口座をまだ持っていない人を想定して解説する。

  1. 楽天証券で口座開設を申し込む
  2. 本人確認手続きを行う
  3. 本人情報を入力する
  4. 初期設定を行う
  5. NISA口座の開設が完了する

楽天証券で口座開設を申し込む

まずは、楽天証券で総合口座とNISA口座の開設を申し込む。

楽天証券では、総合口座とNISA口座を同時に申し込める。楽天証券公式サイトの「口座開設」ボタンから、「楽天会員の方」または「楽天会員ではない方」を選択しよう。

楽天会員の方は、楽天IDとパスワードでログインして手続きに進む。楽天会員ではない方は、メールアドレスを登録し、届いたメール内の案内に従って申し込みを進める。

本人確認手続きを行う

口座開設の申し込み後、本人確認書類を提出する。楽天証券では、主に以下の方法で本人確認を行える。

本人確認方法主な必要書類口座開設までの目安
スマホ撮影で本人確認マイナンバーカードまたは運転免許証最短翌営業日
アプリでマイナンバーカードを読み取りマイナンバーカード最短翌営業日
書類アップロードで本人確認マイナンバーカード、運転免許証、住民票の写しなど約5営業日

「スマホ撮影で本人確認」を選ぶ場合は、本人確認書類の原本と顔写真を撮影する。画面の案内に従って撮影すれば、本人確認手続きは完了する。

楽天証券のスマホ本人確認画面の例
証券アナリスト 平行秀

本人確認の方法によって、口座開設までにかかる日数が変わります。マイナンバーカードを使える場合は、手続きがスムーズに進みやすい点も押さえておきましょう。

マイナンバーカードや運転免許証を利用できない場合は、書類アップロードで本人確認を行う。この場合、ログインIDが郵送で届くため、スマホで本人確認する方法より日数がかかることがある。

本人情報を入力する

本人確認手続きが完了したら、氏名、住所、生年月日、勤務先情報などを入力する。

証券口座では、口座開設時に特定口座または一般口座を選ぶ。NISA口座だけで取引する予定でも、NISA以外の課税口座の区分として選択が必要だ。

NISA以外でも投資する可能性がある場合、特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、証券会社が税金の計算や納税を代行してくれるため、確定申告の手間を抑えやすい。

ただし、税務上の扱いは収入状況や取引内容によって異なる。迷う場合は、税理士や税務署などに確認しよう。

楽天証券でNISAを利用したい人は、NISA口座の選択画面で「開設する」にチェックを入れる。入力内容と規約を確認し、同意すれば申込手続きは完了だ。

初期設定を行う

申込後、楽天証券で審査が行われる。審査が完了すると、ログインIDがメールまたは郵送で届く。

楽天証券公式サイトの「ログイン」ボタンから、IDとパスワードを入力してログインしよう。

楽天証券のログイン画面の例

ログインできたら、取引暗証番号や勤務先情報などを登録する。本人確認書類として運転免許証を提出した場合などは、初期設定時にマイナンバー登録が必要になる。

NISA口座の開設が完了する

初期設定後、NISA口座で取引できる状態になる。ただし、NISA口座の開設には楽天証券の確認に加えて、税務署での審査も行われる。

他社ですでにNISA口座を開設しているなどの理由で楽天証券でNISA口座を開設できなかった場合、楽天証券のNISA口座で行った取引は一般口座での取引に変更される可能性がある。

一般口座に変更されると、売却益や配当金などが課税対象になる可能性がある。すでに他社でNISAを利用している人は、楽天証券で申し込む前に、金融機関変更の手続きや当年のNISA利用状況を確認しておこう。

証券アナリスト 平行秀

NISA口座は1人1口座です。すでに他社でNISA口座を開設している人は、事前に金融機関変更の条件を確認しておくと安心です。

楽天証券の新NISAつみたて投資枠での買い方

楽天証券のNISAつみたて投資枠での買い方を解説する図

楽天証券でNISA口座の開設が完了したら、つみたて投資枠で投資信託の積立設定を行う。

基本的な流れは以下の3ステップだ。

  1. 口座に資金を用意する
  2. 購入する銘柄を選択する
  3. 積立設定を行う

口座に資金を用意する

まずは、投資信託を買い付けるための資金を用意する。

楽天カードクレジット決済や楽天キャッシュを利用する場合、積立代金は設定した決済方法から引き落とされる。一方、証券口座から引き落とす場合や、積立金額を増額する場合は、証券口座にあらかじめ資金を入れておく必要がある。

証券アナリスト 平行秀

積立投資は継続しやすい仕組みを作ることが大切です。楽天銀行との自動入出金設定やクレカ積立など、自分が管理しやすい方法を選びましょう。

楽天証券の主な入金方法は以下の通りだ。

入金方法対象金融機関手数料向いている人
自動入出金
(スイープ)
楽天銀行無料入金の手間を減らしたい人
らくらく入金楽天銀行
みずほ銀行
無料楽天証券の画面からすぐ入金したい人
リアルタイム入金楽天銀行
みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行など
無料インターネットバンキングを使っている人
通常振込入金全国の金融機関顧客負担上記の方法を利用できない人

楽天銀行の口座を持っている場合は、自動入出金(スイープ)を設定すると、対象商品の買付時に楽天銀行から楽天証券へ自動で資金移動できる。

自分で都度入金する場合は、らくらく入金やリアルタイム入金が使いやすい。通常振込入金は利用金融機関の振込手数料がかかるため、コストを抑えたい人は無料の入金方法を優先して検討しよう。

購入する銘柄を選択する

資金の準備ができたら、つみたて投資枠対象の投資信託から、積み立てる銘柄を選ぶ。

楽天証券では、銘柄選びをサポートする以下のような機能がある。

  • らくらく投資
  • NISAランキング
  • 積立おすすめファンド
  • ファンドセレクション
  • 投信スーパーサーチ

商品選びに手間をかけずに始めたい人は、らくらく投資の診断を参考にできる。自分で比較したい人は、投信スーパーサーチやランキングで、投資対象・信託報酬・純資産総額・過去の値動きなどを確認しよう。

銘柄選びでは、以下の点を確認すると判断しやすい。

  • 投資対象:米国株式、全世界株式、国内株式、債券、REITなど
  • 運用方法:指数連動を目指すインデックス型か、指数を上回る運用を目指すアクティブ型か
  • コスト:信託報酬、信託財産留保額、その他費用
  • リスク:投資先の集中度、為替リスク、値動きの大きさ
  • NISA枠:つみたて投資枠の対象か、成長投資枠のみの対象か
証券アナリスト 平行秀

「人気だから」という理由だけで選ぶのではなく、運用方針やコスト、値動きの大きさを確認することが重要です。長期の積立投資ほど、自分の目的に合った商品を選ぶことが続けやすさにつながります。

積立設定を行う

積み立てる銘柄が決まったら、楽天証券の画面で積立設定を行う。

選んだ銘柄の「積立設定」ボタンをクリックし、口座区分として「NISAつみたて投資枠」を選択する。

楽天証券のNISAつみたて投資枠の口座区分選択画面

口座区分を選ぶと、積立注文画面が開く。毎月の積立金額、積立頻度、ボーナス設定の有無などを入力しよう。

積立頻度や選べる引落方法は、設定内容によって異なる。楽天カードクレジット決済を利用する場合は、毎日積立を指定できないなどの条件があるため、画面上の案内と利用条件を確認しよう。

楽天証券の積立金額設定画面

積立金額の設定後、分配金コースを選択する。長期の資産形成を目的とする場合は、分配金を再投資する設定を選ぶ人が多いが、商品の性質や自分の目的に合わせて選ぼう。

楽天証券の分配金コース選択画面

入力が完了したら、「目論見書の確認へ」へ進み、目論見書の内容を確認する。

楽天証券の目論見書確認画面

次に、積立購入資金の引落方法を選ぶ。主な選択肢には、楽天キャッシュ、楽天カードクレジット決済、証券口座、その他金融機関などがある。

楽天証券の引落方法選択画面

積立指定日を選ぶと、初回買付日が表示される。開始時期や引落方法に問題がないか確認しよう。

楽天証券の初回買付日確認画面

最後に設定内容を確認し、取引暗証番号を入力して「設定する」をクリックすれば、積立設定は完了だ。

NISAのこと

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楽天証券の新NISAで検討される銘柄例10選

投資初心者が楽天証券のNISAを使う場合、まずはつみたて投資枠の対象となる低コストの投資信託から検討すると始めやすい。

ただし、人気ランキング上位のファンドがすべての人に合うとは限らない。以下は楽天証券のNISAランキングで確認できる銘柄例であり、購入を推奨するものではない。

実際に購入する前に、つみたて投資枠の対象か、成長投資枠のみの対象か、信託報酬や投資対象が自分の目的に合うかを確認しよう。ランキング順位や表示銘柄は更新されるため、最新情報は楽天証券の商品画面で確認する必要がある。

スクロールできます
ファンド名主な投資対象確認ポイント
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
全世界株式世界中の株式へ広く分散したい人向け。
為替リスクあり。
楽天・プラス・NASDAQ-100
インデックス・ファンド
米国株式NASDAQ-100指数への連動を目指す。
ハイテク関連の比率が高く値動きは大きめ。
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
米国株式米国主要企業に投資したい人向け。
米国への集中リスクあり。
楽天・プラス・オールカントリー株式
インデックス・ファンド
全世界株式楽天グループの低コスト系ファンド。
全世界分散を重視する人は候補になる。
iFreeNEXT FANG+インデックス米国株式一部の成長企業に集中しやすい。
値動きの大きさを理解して検討したい。
楽天・プラス・S&P500
インデックス・ファンド
米国株式S&P500指数への連動を目指す楽天系ファンド。
コストと純資産を確認。
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド
(四半期決算型)
米国高配当株式分配方針や成長投資枠・つみたて投資枠の対象可否を確認したい。
iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株
(Zテック20)
先進国テクノロジー株式テーマ型に近く値動きが大きくなりやすい。
分散状況を確認。
楽天・プラス・SOX
インデックス・ファンド
米国半導体関連株式半導体関連に集中しやすい。
テーマ型としてリスクを理解して検討。
eMAXIS Slim 国内株式
(TOPIX)
国内株式日本株へ分散投資したい人向け。
海外株式との組み合わせも検討。

初心者が最初に検討しやすいのは、全世界株式や米国株式など、投資対象がわかりやすく、信託報酬が低いインデックスファンドだ。

一方で、NASDAQ-100、FANG+、SOX、テクノロジー関連などは投資対象が限定されるため、値動きが大きくなりやすい。ポートフォリオ全体の一部として使うかどうかを慎重に判断したい。

投資信託を選ぶ際は、ランキング順位だけでなく、信託報酬、純資産総額、投資対象、過去の値動き、つみたて投資枠の対象可否を確認しよう。

証券アナリスト 平行秀

人気ランキングは、多くの投資家に選ばれているファンドを把握する材料になります。ただし、自分の目的やリスク許容度に合っているかを確認することが、長期投資ではより重要です。

証券アナリスト 平行秀

信託報酬は長期的に運用成果へ影響する要素です。目に見えにくいコストにも注目し、無理なく保有を続けられる商品を選びましょう。

楽天証券で新NISAを始めるならプロにも相談できる

楽天証券でNISAを始める際、銘柄選びや資産配分に迷う場合は、資産運用の専門家に相談する方法もある。

ここでは、専門家に相談するメリットと、相談先を選ぶ際に確認したい点を整理する。

新NISAの運用で注意すべきポイント

NISAを始めるうえで大切なのは、自分のリスク許容度やライフスタイルに合わせて運用計画を立てることだ。

収入や生活費に対して無理のある積立金額を設定すると、相場が下がったときに継続しにくくなる。また、リスクの大きい商品をよく理解しないまま購入すると、値下がり時に不安が大きくなりやすい。

そのため、まずは投資目的、運用期間、毎月投資できる金額、値下がりに耐えられる範囲を整理しておこう。

また、NISAで資産運用を続けるには、定期的なポートフォリオの見直しも重要だ。年齢、収入、家族構成、住宅購入、教育費、老後資金などの変化に合わせて、投資額や資産配分を調整する必要がある。

こうした判断を自分だけで行うのが難しい場合は、専門家に相談して整理するのも一つの方法だ。

安心して運用を続けるならプロへの相談も選択肢

初めて投資に取り組む人にとって、銘柄選びや資産配分、運用状況の見直しを一人で行うのは難しく感じられることもある。

FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(資産運用アドバイザー)などに相談すれば、ライフプランやリスク許容度を踏まえて、投資方針を整理しやすくなる。

なお、日本でIFAと呼ばれる相談先の多くは、金融商品仲介業者として金融商品取引業者や登録金融機関の委託を受け、有価証券の売買の媒介などを行う。相談先によって、得意分野、手数料体系、提案できる商品、サポート範囲は異なる。

相談前に、相談料、商品販売に伴う手数料、継続サポートの有無、提案できる商品の範囲を確認しておこう。

楽天証券のようなネット証券は、自分で商品を選びやすい一方、対面相談の窓口は限られる場合がある。必要に応じて、IFAに相談できるサービスなども比較して検討するとよい。

楽天証券で新NISAを始める前に目的とリスクを確認しよう

楽天証券のNISA口座では、つみたて投資枠と成長投資枠を活用し、投資信託、国内株式、外国株式、ETFなどに投資できる。

投資信託は少額から積み立てられ、条件によって楽天ポイントを貯めたり、ポイント投資に使ったりできる点も特徴だ。

ただし、NISAは非課税制度であって、利益が保証される制度ではない。投資先の値動きにより元本割れする可能性があるため、自分の目的やリスク許容度に合った商品を選ぶことが重要だ。

銘柄選びや資産配分に迷う場合は、FPやIFAなどの専門家に相談し、運用方針を整理するのも選択肢となる。

相談料や手数料体系は相談先により異なるため、事前に確認したうえで利用を検討しよう。

証券アナリスト 平行秀

運用方針は、年齢やライフイベントによって変わります。専門家の客観的な視点を取り入れることで、短期的な損益に振り回されず、長期視点で資産形成を続けやすくなります。

楽天証券の新NISA・成長投資枠に関するQ&A

新NISAの成長投資枠のメリットとは何ですか?また、メリットを最大限に活用するための戦略を教えてください。

成長投資枠では、つみたて投資枠の対象外となる上場株式等や投資信託にも投資できる。NISA口座で得られる売却益や配当・分配金が非課税となる点が大きな特徴だ。

ただし、国内上場株式等の配当金を非課税で受け取るには、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要がある。投資信託の分配金については、受取方法を問わず非課税となる。

成長投資枠を活用する際は、長期・積立・分散の考え方を参考にするとよい。

  • 長期投資のメリット
    • 非課税保有期間が無期限のため、期間終了を気にせず保有しやすい
    • 長期で運用することで、複利効果を活用しやすい
  • 積立投資のメリット
    • 購入時期を分散し、価格変動の影響を平準化しやすい
    • 無理のない金額で継続しやすい
  • 分散投資のメリット
    • 投資対象を分けることで、特定の資産や銘柄に偏るリスクを抑えやすい
    • 成長投資枠では、投資信託だけでなく株式やETFも組み合わせられる

成長投資枠では一括投資も分割投資もできるため、投資経験や資金状況に合わせて使い分けたい。

楽天証券で新NISAを始める際の注意点はありますか?

楽天証券は、楽天ポイントや楽天銀行などを普段から利用している人にとって使いやすい選択肢となる。

一方で、すべての人にとって最適な証券会社とは限らない。NISA口座は1人1口座のため、取扱商品、手数料、ポイント条件、画面の使いやすさ、サポート体制を他社と比較してから選ぼう。

また、他社でNISA口座を開設済みの場合は、金融機関変更の手続きが必要になる。変更したい年にすでにNISA口座で取引している場合、その年の金融機関変更ができないことがある点にも注意したい。

成長投資枠での効果的な資産配分方法を教えてください。

資産配分は、投資目的、運用期間、リスク許容度によって異なる。

一例として、つみたて投資枠を長期分散投資の「コア」とし、成長投資枠を個別株やテーマ型ファンドなどの「サテライト」として使う考え方がある。

ただし、成長投資枠でリスクの高い商品に偏ると、値動きが大きくなりやすい。自分に合った配分がわからない場合は、資産運用の専門家に相談するのも選択肢だ。

新NISAの成長投資枠でのリスク管理について教えてください。

リスク管理の基本は、分散投資と定期的な見直しだ。

株式、投資信託、ETFなどを組み合わせる場合は、投資対象の地域、資産クラス、通貨、業種が偏りすぎていないか確認しよう。

また、相場環境が変わった場合でも、短期的な値動きだけで判断せず、投資目的やリスク許容度に照らして保有継続・売却・入れ替えを検討したい。

成長投資枠で投資した資産が損失を出した場合、どのように対処すればよいですか?

まず、値下がりの要因を整理しよう。市場全体の下落、為替変動、金利動向、個別企業の業績悪化など、原因によって対応は異なる。

投資目的や運用期間に変化がない場合、短期的な値下がりだけで慌てて売却する必要がないケースもある。一方で、個別株式の場合は業績や事業継続の見通しを確認し、必要に応じて売却や入れ替えを検討しよう。

なお、NISA口座で生じた損失は、課税口座の利益との損益通算や繰越控除ができない。この点もリスク管理として理解しておきたい。

新NISAの成長投資枠で海外株式に投資することは可能ですか?

可能だ。ただし、取扱国・銘柄・手数料は証券会社によって異なる。

楽天証券の成長投資枠では、米国株式、中国株式、アセアン株式、海外ETFなどが対象になる。海外株式に投資する場合は、為替変動、現地税、取引時間、情報収集のしやすさも確認しよう。

また、整理銘柄・監理銘柄など、NISAの対象外となる銘柄もあるため、注文前に商品画面で対象可否を確認したい。

新NISAの成長投資枠でETFに投資するメリットは何ですか?

ETFは、株式市場に上場している投資信託だ。市場で売買でき、指数に連動する商品を使えば、少額でも複数銘柄へ分散投資しやすい。

NISAの成長投資枠でETFに投資すれば、売却益や分配金を非課税で受け取れる可能性がある。ただし、国内上場ETFなどの分配金を非課税で受け取るには、配当金受取方式の確認が必要になる場合がある。

ETFを選ぶ際は、投資対象、信託報酬、売買手数料、流動性、分配方針を確認しよう。

新NISAの成長投資枠で投資できない商品はありますか?

制度上、成長投資枠で投資対象外となる商品がある。

主な対象外商品は以下の通りだ。

  • 整理銘柄
    上場廃止が決定した銘柄
  • 監理銘柄
    上場廃止基準に該当するおそれがある銘柄
  • 信託期間が20年未満の投資信託
  • 毎月分配型の投資信託
  • デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等
  • 外貨建MMFなど、証券会社がNISA対象外としている商品

同じ投資信託でも、NISA対象かどうかは商品によって異なる。購入前に、楽天証券の商品画面で「NISA成長投資枠」「NISAつみたて投資枠」の対象表示を確認しよう。

出典

金融庁「NISAを知る」
金融庁「つみたて投資枠対象商品」(更新日:2026年5月11日)
金融庁「つみたて投資枠対象商品の概要について」(更新日:2026年5月11日)
国税庁「No.1535 NISA制度」(更新日:2025年4月1日)
楽天証券「NISA商品ガイド」
楽天証券「取引・ルール」
楽天証券「NISA口座開設の流れ」
楽天証券「日米株式の取引手数料が無料」
楽天証券「投信積立」
楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」
楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」(更新日:2026年4月27日)
楽天証券「入出金」
楽天証券「口座開設から手続きまで」
楽天証券「NISAランキング(積立金額)」
日本証券業協会「金融商品仲介業者」

この記事を書いた人

NISAメディア編集部は、新NISA制度を「最大限に活かす」ための実践知をお届けしています。野村證券出身者・金融機関出身者を中心としたメンバーが、統計データと市場データを読み解きながら、新NISAのおすすめ口座新NISAのおすすめ銘柄新NISAの相談先などの情報を提供。運営元であるアドバイザーナビ株式会社は、資産運用アドバイザーを紹介するプラットフォーム「資産運用ナビ」を展開しており、読者が信頼できる専門家にスムーズに相談できるプラットフォームづくりをしている。