【2026年8月最新】楽天証券で新NISAを始める方法は? 口座開設から買い方、NISA口座のおすすめポイントまで詳しく解説

楽天証券でNISAを始めようと思っても、「本当に楽天証券でよいのか」「口座を作った後、どこから買えばよいのか」「成長投資枠では何を選べばよいのか」と迷う人は少なくありません。

結論からいうと、楽天証券のNISAは、楽天カードや楽天ポイントを使いながら、投資信託を中心に自分で積み立てたい人と相性のよい選択肢です。NISA口座では国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託などを扱え、対象商品の売買手数料も原則無料です。

ただし、「楽天ポイントが付くから」という理由だけで決めるのはおすすめできません。ポイントの進呈条件は変わることがあり、投資信託には信託報酬、単元未満株にはスプレッドなど、売買手数料以外のコストもあります。NISAは利益を保証する制度ではなく、買った商品が値下がりすれば元本割れも起こります。

この記事では、楽天証券のNISAが向いている人、制度の基本、口座開設の始め方、投資信託・国内株・米国株の買い方、新NISAの成長投資枠での銘柄選びまで、初めての人が実際に判断できる順番で解説します。

最初に押さえる結論
  • 楽天証券の強みは、投信積立の決済方法、ポイント利用、取扱商品の幅、オンラインでの完結性です。
  • NISAは金融商品ではなく、投資で得た利益を非課税にできる制度・口座です。
  • 初心者は、まず生活に必要なお金を分け、無理なく続けられる積立額を決めます。
  • 成長投資枠でも対象となる投資信託を買えます。個別株を無理に選ぶ必要はありません。
  • 注文時は、口座区分が「NISAつみたて投資枠」または「NISA成長投資枠」になっているかを確認します。
目次

楽天証券のNISAは、楽天カードやポイントを使って自分で積み立てたい人に向く

楽天証券のNISAが合うかどうかは、「楽天ユーザーか」だけでは決まりません。日々の操作を自分で行えるか、どの商品を買いたいか、相談サポートをどの程度必要とするかまで含めて判断しましょう。

楽天証券のNISAが向いている人

次の条件に多く当てはまる人は、楽天証券を候補にしやすいでしょう。

  • 楽天カードや楽天ポイントを日常的に利用している
  • 投資信託を毎月自動で積み立てたい
  • 国内株式、米国株式、海外ETF、投資信託を一つの証券会社で管理したい
  • スマートフォンやパソコンで口座開設・注文・管理を行いたい
  • 商品を自分で比較し、最終判断できる
  • まず少額から操作に慣れたい

投資信託は100円以上1円単位で購入・積立できる商品があり、楽天カード決済、楽天ペイ残高、証券口座、その他の金融機関などから積立方法を選べます。楽天ポイントを投資信託・国内株式・米国株式の購入に使えることも、楽天のサービスを利用している人には分かりやすいメリットです。

楽天証券以外も比較したほうがよい人

一方、次のような人は楽天証券だけで即決せず、他社も比較したほうが安心です。

  • 対面で資産配分や商品選びを相談したい
  • 店舗や電話で注文を手厚く支援してほしい
  • すでに他社のNISAを使っており、管理を分けたくない
  • 楽天ポイント以外のポイントや銀行連携を重視している
  • 特定の海外商品、IPO、分析ツール、アプリの使い勝手を最優先したい

NISAでその年に新たな買い付けができる金融機関は1人につき1社で、つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関に分けることはできません。過去に別の金融機関で買ったNISA資産を保有し続けることはありますが、その年の新規買付先は一つです。

変更手続きや保有資産の管理も増えるため、「ポイントが少し多い」という理由だけで頻繁に乗り換える必要はありません。

3分で分かる楽天証券NISAの要点

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確認項目楽天証券NISAの概要初心者が注意する点
NISA対象商品の売買手数料国内株式・国内ETF、米国株式、海外ETF、投資信託は原則無料投信の信託報酬、単元未満株のスプレッド、注文方法・商品による例外は別
投信積立100円から設定できる商品がある少額で始めても値下がりリスクはある
楽天カード積立月10万円までポイント率はカード種類・対象ファンドで異なる
楽天ペイ残高積立月5万円まで残高管理とチャージ設定が必要
キャッシュレス積立合計で月15万円まで設定可能つみたて投資枠だけの年間上限は120万円
ポイント投資1ポイント=1円からNISAでも利用可能期間限定ポイントなど利用できないポイントがある
成長投資枠株式・ETF・対象投資信託などを購入可能個別株を買うことは義務ではない
操作ウェブやアプリで完結しやすい商品によって使う画面・アプリが異なる
相談操作サポートがある個別の資産配分を決めてもらうサービスとは別

初心者が迷わない最短ルート

初めて楽天証券でNISAを使う場合は、次の順番で進めると、商品を先に選んで混乱しにくくなります。

  1. 他社を含め、すでにNISA口座を持っていないか確認する
  2. 生活費と近く使うお金を投資資金から分ける
  3. 毎月無理なく続けられる金額を決める
  4. つみたて投資枠の対象投信から、中核にする商品を一つ比較する
  5. 積立設定で口座区分・金額・初回買付日を確認する
  6. 初回買付後、すぐに商品を増やさず、設定どおり買えているか確認する

成長投資枠は、つみたて投資枠の設定後に考えても遅くありません。

楽天証券で始める前に、現行NISAの仕組みを理解する

楽天証券はNISAを利用する金融機関です。NISAそのものは国の税制優遇制度であり、預金のような金融商品ではありません。日本国内に住み、口座を開設する年の1月1日時点で18歳以上の人が利用できます。

通常、株式や投資信託で得た売却益・配当・分配金には20.315%の税金がかかります。NISA口座で対象商品を買い、制度の条件を満たした利益については、日本国内の税金が非課税になります。

ただし、非課税になるのは利益です。投資元本が保証されるわけではなく、商品価格が下がれば損失が出ます。

先に知っておきたい用語

  • 投資信託:多くの投資家から集めたお金をまとめ、運用会社が株式や債券などへ投資する商品です。
  • インデックス投信:市場全体の動きを示す指数への連動を目指す投資信託です。
  • ETF:証券取引所に上場し、株式と同じように売買できる投資信託です。
  • REIT:オフィス・住宅・商業施設などへ投資する不動産投資信託です。
  • 信託報酬:投資信託を保有している間、資産から継続的に差し引かれる運用管理費用です。
  • スプレッド:買う価格と売る価格の差です。明示的な手数料が0円でも実質的な取引コストになります。
  • 為替ヘッジ:外国資産の為替変動を抑える仕組みです。ヘッジには別のコストが生じることがあります。

つみたて投資枠と成長投資枠の違い

2024年に始まった現行NISA(通称・新NISA)には、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。二つは併用できます。

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項目つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
主な対象商品長期・積立・分散に適した一定の投資信託上場株式、ETF、REIT、一定の投資信託など
買い方積立が基本積立・一括購入の両方が可能
非課税保有期間無期限無期限
生涯の非課税保有限度額二つの枠を合わせて1,800万円1,800万円のうち最大1,200万円

年間では二つの枠を合わせて最大360万円まで投資できます。ただし、これは投資しなければ損をするノルマではなく、あくまで上限です。家計に余裕がなければ、月数千円や月1万円など、無理なく継続できる金額から始めて構いません。

NISAで間違えやすい5つのルール

1.使わなかった年間投資枠は翌年に繰り越せない

今年のつみたて投資枠を50万円だけ使っても、残り70万円が翌年の枠に上乗せされるわけではありません。ただし、枠を使い切るために生活費まで投資へ回す必要はありません。

2.売却しても、その年の年間投資枠は復活しない

今年100万円で買った商品を同じ年に売却しても、その100万円分を同じ年にもう一度使えるわけではありません。

3.売却した商品の取得額分は翌年以降に再利用できる

生涯の非課税保有限度額は、売却した商品の取得価格に相当する分が翌年に復活します。100万円で買った商品を120万円で売っても、復活するのは120万円ではなく100万円です。

4.NISAの損失は損益通算・繰越控除ができない

NISA口座で損失が出ても、特定口座や一般口座の利益と相殺できません。翌年以降へ損失を繰り越すこともできません。

5.課税口座で保有している商品をNISAへ移せない

特定口座や一般口座ですでに持っている投資信託・株式を、そのままNISA口座へ移すことはできません。NISAで保有したい場合はNISA口座で新たに買い付けます。

課税口座の商品を売って買い直すと、売却益への課税や売却から再購入までの価格変動が生じるため、機械的な買い直しは避けましょう。

楽天証券でNISAを使う5つのメリット

楽天証券の魅力は、ポイントが付くことだけではありません。商品、コスト、決済、管理のしやすさを一体で考えると判断しやすくなります。

1.NISA口座の対象商品の売買手数料が原則無料

楽天証券では、NISA口座で行う次の取引の売買手数料が原則無料です。

  • 国内株式・国内ETF
  • かぶミニ、かぶピタッ
  • 米国株式
  • 海外ETF
  • 投資信託

ただし、「売買手数料が無料」と「投資にかかる費用がすべて無料」は同じではありません。

投資信託には保有中に信託報酬が差し引かれ、商品によっては売却時に信託財産留保額がかかります。かぶミニのリアルタイム取引や、かぶピタッにはスプレッドが生じます。海外ETFにはファンド内部の経費があり、外国資産には為替変動の影響もあります。

また、中国株式・アセアン株式はNISA口座でも所定の取引手数料がかかります。オペレーター経由の注文やIFA契約口座など、無料の対象外となる取引もあるため、自分が買う商品と注文方法の条件を確認してください。

コストを比較するときは、キャンペーン表示だけでなく、目論見書や商品詳細画面で「管理費用」「信託財産留保額」「為替・スプレッド」を確認しましょう。

2.楽天カードで月10万円まで投信積立ができる

楽天カードのクレジット決済では、投資信託を毎月100円から10万円まで積み立てられます。NISAにも対応しており、1月から毎月10万円をつみたて投資枠で積み立てれば、年間120万円の枠に達します。

ポイント進呈率は、楽天カードの種類と投資信託の代行手数料によって異なり、2026年8月注文分では0.5%から2%です。最大2%は楽天ブラックカード利用時であり、すべての利用者・ファンドに一律で適用されるわけではありません。

ポイント率だけで商品を選ぶと、保有中の信託報酬が高く、長期では受け取るポイント以上のコスト差が生じることがあります。まず投資対象と信託報酬を比較し、その後にポイント条件を確認する順番が安全です。

3.楽天ペイ残高で月5万円まで積み立てられる

楽天ペイ残高を使った投信積立は月5万円まで設定でき、利用額に対して0.5%相当の楽天ポイントが進呈されます。

楽天カード積立の月10万円と合わせると、キャッシュレスで月15万円まで投信積立を設定できます。ただし、つみたて投資枠の年間上限は120万円です。つみたて投資枠だけで毎月15万円を買えるわけではありません。

たとえば、楽天カードで月10万円をつみたて投資枠に設定した場合、追加の月5万円をNISAで積み立てるには、成長投資枠の対象となる投資信託を使う方法があります。課税口座で積み立てる選択肢もあるため、注文画面の口座区分を確認してください。

楽天ペイ残高が不足すると積立エラーになります。残高キープチャージを使う場合、設定時期によっては同じ月に2カ月分のチャージが発生することもあるため、カード請求額まで確認しましょう。

4.楽天ポイントを投資に使える

楽天ポイントは1ポイント=1円として、投資信託のスポット購入・積立購入、国内株式、米国株式の円貨決済などに利用できます。NISA口座にも対応しています。

ただし、期間限定ポイントや他ポイントから交換したポイントなど、一部は利用できません。利用上限もあるため、保有ポイントのすべてを必ず投資に使えるとは限りません。

普段の買い物で貯めたポイントを使えば、現金だけで始めるより心理的な負担を抑えられる人もいるでしょう。ただし、ポイント進呈は投資収益とは別です。ポイントで買っても値下がりリスクは変わりません。現金で買うときと同じ基準で商品を選びましょう。

5.投資信託から国内株・米国株まで一つの口座で管理しやすい

つみたて投資枠で投資信託を積み立てながら、成長投資枠で同じ投資信託を追加購入したり、国内株式・米国株式・ETFを買ったりできます。

初心者のうちは投資信託一つから始め、知識や家計余力が増えた段階で成長投資枠を使うことも可能です。最初から二つの枠を同時に埋める必要はありません。

楽天証券のNISAで知っておくべきデメリット・注意点

メリットだけでなく、使い始めてから困りやすい点も確認しておきましょう。

対面で商品を決めてもらうサービスではない

楽天証券はオンラインで自分で操作することを前提とした証券会社です。チャットなどの操作サポートはありますが、すべての利用者に対して資産配分や購入銘柄を個別に決めるサービスではありません。

「いくら投資に回せるか分からない」「退職金を一括投資してよいか判断できない」「老後の取り崩しまで含めて設計したい」という場合は、商品販売の有無や相談料を確認したうえで、専門家への相談も選択肢になります。

ポイント制度は変更される可能性がある

カード積立の上限、対象カード、ポイント率、対象ファンドなどは将来変わる可能性があります。NISAは長期で利用する制度なので、数カ月分のポイント差だけで証券会社や商品を決めないことが大切です。

国内株式の配当金は受取方法に注意する

NISA口座で保有する国内上場株式・ETFの配当金を非課税にするには、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります。

銀行口座や郵便局で受け取る方式のままだと、NISAで保有していても配当金が課税される場合があります。国内株やETFを買う前に、登録している受取方法を確認してください。

なお、国内市場に上場する外国株式・外国ETFなどは、配当等の取扱いが通常の国内株式と異なり、NISAでも非課税にならない場合があります。

米国株式の配当には米国で10%が源泉徴収される

NISA口座で米国株式を保有した場合、日本国内での配当課税は非課税になりますが、米国での10%の源泉徴収は残ります。NISA口座の米国株配当では、この米国税について外国税額控除を利用できません。

「NISAなら米国株の配当も完全に無税」とは限らない点を覚えておきましょう。

NISAの損失は税務上のメリットに変えられない

NISAで値下がりした商品を売っても、その損失を課税口座の利益と相殺できません。短期売買を繰り返すより、家計に無理のない金額で、長期保有を前提に商品を選ぶほうが制度と相性はよいといえます。

フィッシング詐欺への対策が必要

証券口座を狙う不正アクセスへの備えも必要です。楽天証券では2026年6月以降、ログイン時のパスキー認証を順次必須化しています。

公式サイトや正規アプリをブックマークして利用し、メールやSMSに記載されたリンクから安易にログインしない、パスキーを設定する、ログイン履歴・通知を確認するといった対策を行いましょう。

楽天ニーサの始め方|状況別に口座開設の流れを確認する

楽天証券との相性とNISAの仕組みを確認したら、次は口座の状態を確かめます。「楽天ニーサを始めたい」と思ったら、最初に自分がどのケースに当てはまるかを確認してください。

ケース1.楽天証券の総合口座もNISA口座も持っていない

楽天証券の総合口座とNISA口座を同時に申し込みます。スマートフォンで本人確認を行う場合の基本的な流れは次のとおりです。

  1. 楽天証券の公式サイトから口座開設を申し込む
  2. スマートフォンで本人確認を行い、氏名・住所などを入力する
  3. メールでログインIDを受け取る
  4. ウェブサイトへログインし、暗証番号・勤務先情報などの初期設定を行う
  5. マイナンバーを登録する
  6. 税務署の確認後、本開設完了の通知を受け取る

本人確認にはマイナンバーカードや運転免許証などを利用できます。初期設定はスマートフォンアプリのiSPEEDやiGrowからは行えないため、楽天証券のウェブサイトから進めます。

税務署の審査は通常1〜2週間程度です。仮開設後に取引できる場合でも、他社ですでにNISA口座を持っていたことなどが判明し、本開設できなければ、取引が一般口座へ変更され、利益・配当にさかのぼって課税されることがあります。NISA口座の有無が分からない人は、取引前に確認しましょう。

ケース2.楽天証券の総合口座はあるが、NISA口座はない

楽天証券へログインし、「NISA口座開設」または「NISA口座を追加で開設」から申し込みます。楽天証券にマイナンバーを登録していない場合は追加提出が必要です。

受付後は、ログイン後のお知らせとメールを確認します。本開設が完了するまでは、税務署審査の結果によって課税口座へ変更される可能性がある点に注意してください。

ケース3.他社ですでにNISA口座を使っている

楽天証券へ乗り換えるには、NISA口座の金融機関変更手続きが必要です。つみたて投資枠だけ楽天証券、成長投資枠だけ他社という分け方はできません。

金融機関変更をしても、変更前のNISA口座で保有している商品が自動的に楽天証券へ移るわけではありません。既存商品は原則として変更前の金融機関で保有・売却し、新しい買い付けを変更先で行います。

当年にまだNISAで買い付けていない場合は、制度上9月30日までに手続きが完了すれば、その年から変更先を利用できる場合があります。実務上は書類不備や審査期間もあるため、楽天証券は9月中旬ごろまでの手続きを案内しています。

10月1日から12月31日までの手続きは原則として翌年分の変更です。当年にすでにNISAで買い付けている場合も、その年の金融機関は変更できません。変更前・変更先の両社で締切を確認してください。

口座開設前に準備するもの

  • 本人確認書類
  • マイナンバー確認書類
  • 本人名義の金融機関口座
  • 楽天カード積立を使う場合は本人名義の楽天カード
  • 登録するメールアドレス・電話番号
  • 投資に回せる金額の目安

クレジットカードや銀行口座は、楽天証券口座と同じ本人名義で登録する必要があります。

楽天ニーサの買い方|投資信託を積み立てる手順

先に「どの画面を使うか」を整理する

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やりたいこと主に使う画面の目安注意点
口座開設後の初期設定楽天証券のウェブサイトiSPEED・iGrowからは初期設定できない
投資信託の検索・積立ウェブサイト、iGrowなどNISA対象表示と口座区分を確認
国内株・米国株の注文ウェブサイト、iSPEEDなど商品・注文方法により対応画面が異なる
積立設定・保有状況の確認NISAの積立設定一覧・資産画面初回買付日と利用枠を確認

画面名称や対応チャネルは更新されることがあります。ここでは、ボタンの位置そのものに依存せず、共通して確認すべき項目を説明します。

初心者が最初に選びやすいのは、つみたて投資枠で対象の投資信託を毎月積み立てる方法です。

1.投資信託を検索する

楽天証券へログインし、投資信託の検索画面から商品名や投資対象を探します。商品詳細で次を確認してください。

  • 「NISAつみたて投資枠」が利用可能か
  • どの国・地域・資産へ投資するか
  • 連動を目指す指数
  • 信託報酬などの管理費用
  • 分配方針
  • 為替ヘッジの有無
  • 純資産額や運用期間
  • 目論見書に記載された主なリスク

ランキング上位だけを理由に選ばず、投資対象とコストが自分の目的に合うかを確認しましょう。

2.「積立設定」を選ぶ

商品詳細画面から「積立設定」を選びます。口座区分では「NISAつみたて投資枠」を選択します。

同じ投資信託が成長投資枠でも買える場合がありますが、つみたて投資枠を使いたい人は口座区分を取り違えないようにしてください。

3.毎月の積立金額を決める

毎月の積立額を入力します。つみたて投資枠の年間上限は120万円ですが、上限まで設定する必要はありません。

積立額は、次の順番で決めると無理が生じにくくなります。

  1. 当面の生活費と近い将来に使うお金を預貯金で確保する
  2. 毎月の収入から固定費・生活費・臨時支出の積立を差し引く
  3. 相場が下がっても取り崩さず続けられる範囲を投資額にする

投資を始めたために、家賃・住宅ローン、教育費、税金、医療費などの支払いが苦しくなる金額は避けましょう。

積立額を考える簡単な式

毎月の手取り収入 − 毎月の生活費 − 近い将来の支出に向けた貯蓄 − 臨時支出の予備費 = 投資に回せる上限の目安

この計算結果をすべて投資する必要はありません。収入の不安定さ、家族構成、住宅・教育・介護の予定を考え、相場が大きく下がっても積立を止めずに済む金額へさらに抑える方法があります。

4.分配金コースを選ぶ

長期の資産形成を目的にする場合は、分配金を受け取らず再投資する商品・設定のほうが管理しやすい傾向があります。ただし、ファンドの分配方針や目的を確認し、表示される選択肢から判断してください。

再投資型では、分配金が同じNISA枠で再投資されます。再投資時に必要な非課税枠が残っていない場合は、課税口座で再投資されるため、年間枠の利用状況も確認しましょう。

毎月分配型の投資信託は成長投資枠の対象外です。また、分配金が多いから運用成績がよいとは限らず、分配金の一部が元本の払い戻しとなる場合もあります。

5.引落方法と積立指定日を選ぶ

楽天証券では主に次の引落方法を選べます。

  • 楽天カードクレジット決済
  • 楽天ペイ残高
  • 証券口座(楽天銀行マネーブリッジを含む)
  • その他の金融機関

引落方法によって積立指定日や申込締切日が異なります。楽天カードと楽天ペイ残高では、毎月12日までに設定すると原則として翌月分の積立に間に合います。12日を過ぎると、開始が翌々月になる場合があります。

設定が完了しても、カードの利用可否や楽天ペイ残高の不足などで買付できないことがあります。初回買付後は、注文が成立したか、積立設定一覧と取引履歴で確認してください。

6.ポイント利用を設定する

楽天ポイントを積立に使う場合は、ポイント利用の有無と上限を設定します。ポイント利用は対象となる積立注文へ順番に充当されるため、複数の積立を設定する人は利用順も確認しましょう。

7.目論見書・設定内容・初回買付日を確認する

最後に目論見書を読み、次を確認して注文します。

  • 商品名
  • 口座区分
  • 積立金額
  • 引落方法
  • 積立指定日
  • 初回買付日
  • 分配金コース
  • ポイント利用

特に口座区分と初回買付日は見落としやすい項目です。設定後はNISAの積立設定一覧で反映されているかを確認してください。

注文確定前の3点確認
  1. 口座区分が「NISAつみたて投資枠」になっているか
  2. 積立額と引落方法が意図した内容か
  3. 初回買付日が想定した月になっているか

NISAの選択肢が表示されない場合は、口座開設状況、対象商品の可否、利用可能枠を確認してください。

楽天証券の成長投資枠で投資信託を一括購入する方法

成長投資枠では、対象となる投資信託を積み立てるだけでなく、必要なときに金額を指定して一括購入できます。

基本的な手順は次のとおりです。

  1. 投資信託を検索する
  2. 商品詳細で「NISA成長投資枠」が利用可能か確認する
  3. 「購入」を選ぶ
  4. 購入金額を入力する
  5. 口座区分で「NISA成長投資枠」を選ぶ
  6. 分配金コースを選ぶ
  7. 目論見書と注文内容を確認して発注する

まとまった資金があっても、一度に投資することが不安なら、成長投資枠で同じ投資信託を複数回に分けて買うこともできます。分けて買えば必ず運用成績がよくなるわけではありませんが、買った直後の値下がりに対する心理的負担を抑えやすい人もいます。

楽天証券の成長投資枠で国内株・米国株を買う方法

成長投資枠では、一定の国内株式・米国株式・ETFなども購入できます。注文画面でNISAを選ばなければ課税口座で買われるため、最終確認が重要です。

国内株式の買い方

  1. 国内株式の検索画面で銘柄を探す
  2. 「買い注文」を選ぶ
  3. 株数または金額、注文方法、価格を入力する
  4. 口座区分で「NISA」を選ぶ
  5. 取引暗証番号を入力し、注文内容を確認する
  6. 注文後、約定状況を確認する

成行注文は価格を指定しないため、相場が急変すると想定より高い価格で成立することがあります。初心者は、成行・指値の違いを理解してから発注しましょう。

国内株式の配当をNISAで非課税にしたい場合は、配当金受取方法が「株式数比例配分方式」になっているかも確認します。

米国株式の買い方

  1. 米国株式の検索画面で銘柄・ETFを探す
  2. 「買い注文」を選ぶ
  3. 株数、注文方法、価格、決済通貨を入力する
  4. 口座区分で「NISA」を選ぶ
  5. 為替・受渡金額・注文内容を確認する
  6. 注文後、約定状況を確認する

米国株式は株価変動に加えて為替変動の影響を受けます。円高になると、ドル建ての価格が変わらなくても円換算の資産額が減ることがあります。配当には米国で10%の税がかかる点も含め、国内株式とは別のリスクがあります。

新NISAの成長投資枠で何を買う?楽天証券での銘柄選び

成長投資枠の銘柄選びで最も大切なのは、人気ランキングを見て商品名を決めることではありません。まず、成長投資枠を自分の資産全体で何に使うかを決めます。

成長投資枠は「個別株を買うための枠」ではない

成長投資枠という名前から、値動きの大きい成長株を選ばなければならないと思う人もいます。しかし、成長投資枠では対象となる低コストのインデックス投資信託も買えます。

つみたて投資枠と同じ投資信託を追加購入し、資産配分をシンプルに保つ方法もあります。個別株やテーマ型ファンドを無理に加える必要はありません。

商品名より先に「役割」を決める

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成長投資枠で持たせたい役割比較の起点になる商品主な注意点
世界の株式へ広く分散する中核資産全世界株式型のインデックス投信株式100%なら大幅下落もある
米国株式へ重点的に投資するS&P500など米国株指数連動型国・大型株への集中、為替変動
株式以外も組み合わせる株式・債券・REIT等のバランス型元本保証ではなく、各資産が同時に下がることもある
配当・分配を得る国内高配当株、ETF、海外ETFなど減配、価格下落、税・為替、分散不足
特定企業の成長に投資する国内株・米国株業績悪化、集中投資、売買判断の難しさ
特定テーマへ少額投資する半導体、AI、インドなどのテーマ型値動き・コストが大きく、割高時に買いやすい

初心者が迷う場合は、つみたて投資枠で使っている広範囲のインデックス投信を、成長投資枠でも買う方法から検討すると、資産配分を把握しやすくなります。

まだ判断できないときの選択肢

成長投資枠は使わずに待つこともできます。商品を理解できないまま個別株やテーマ型ファンドを買うより、つみたて投資枠だけを続ける、または同じ中核投信を成長投資枠で追加するほうが、保有内容を把握しやすい場合があります。

比較の起点にできる投資信託の例

以下は、楽天証券で2026年8月4日時点に、つみたて投資枠・成長投資枠の両方で購入可能と表示されていた代表例です。特定の人に最適な商品を示すランキングではありません。対象可否・費用は変わるため、購入直前に商品詳細と最新の目論見書を確認してください。

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商品例主な投資対象管理費用の目安(年率・税込)向きやすい考え方主な注意点
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド日本を含む全世界株式0.0561%1本で世界株式へ広く投資したい株式100%、為替変動あり
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)日本を含む全世界株式0.05775%全世界株式を中核にしたい株式100%、為替変動あり
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国の大型株0.0814%米国中心で運用したい米国・大型株への集中、為替変動
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)国内外の株式・債券・REIT0.143%1本で複数資産へ分散したいREIT・新興国を含み、元本保証ではない

全世界株式型を二つ同時に買えば、必ず分散が増えるわけではありません。連動する指数や組入銘柄が近ければ中身は大きく重なります。似た商品を増やすより、低コストで目的に合う一つを選び、継続管理しやすくする考え方も有効です。

全世界株式型とS&P500型のどちらが将来高い収益になるかは事前には分かりません。違いは「世界全体へ広げるか」「米国の大型株へ比重を置くか」です。過去の成績だけでなく、米国への集中をどこまで受け入れられるかで比較してください。

迷ったときの一行判断
  • 将来伸びる国を自分で決めたくない:全世界株式型を比較する
  • 米国へ重点投資する理由を説明でき、集中を受け入れられる:S&P500型などを比較する
  • 株式だけの大きな値動きが不安:債券等を含むバランス型を比較する
  • どれも判断できない:成長投資枠を急いで使わず、学びながら待つ

投資信託を選ぶ7つの確認項目

  1. 投資対象:全世界、米国、日本、債券など、どこへ投資するか
  2. 資産配分:株式100%か、債券・REITも含むか
  3. 信託報酬:保有中に継続して差し引かれる費用はいくらか
  4. 指数と運用方針:何への連動を目指し、どの方法で運用するか
  5. 純資産額・資金流出入:運用規模が極端に小さくないか
  6. 分配方針:頻繁な分配で資産形成を妨げないか
  7. 既存資産との重複:同じ国・企業・業種へ偏っていないか

過去1年の値上がり率やランキングは、将来の成績を保証しません。上昇した商品ほど割高になっている可能性もあるため、目的・コスト・分散を優先しましょう。

投資信託の基準価額が1万円の商品と4万円の商品を比べても、1万円のほうが割安とは限りません。基準価額は設定時期、分配、値動きなどで変わるため、価格の数字だけでなく、投資対象・信託報酬・運用方針を比較してください。

個別株を選ぶときの5つの確認項目

個別株は、投資信託より一社の影響を大きく受けます。最低でも次を確認してください。

  1. 何で利益を得ている会社かを自分の言葉で説明できる
  2. 売上高・利益・営業キャッシュフローが長期で安定しているか
  3. 借入金が過大ではないか
  4. 配当を出している場合、利益・キャッシュフローで維持できるか
  5. 一社がNISA資産の大半を占めないか

「有名企業だから」「配当利回りが高いから」「株価が下がったから」という理由だけで買わないことが大切です。高い配当利回りは、業績悪化で株価が下がった結果として表示されている場合もあります。

初心者が楽天証券NISAで始めるなら、最初の形はシンプルでよい

NISAを始めると、年間360万円や生涯1,800万円という数字が目に入り、早く枠を埋めたくなる人がいます。しかし、投資額は制度の上限ではなく、家計から逆算して決めます。

まずは三つだけ決める

  1. 何年以内に使うお金を投資から除くか
  2. 毎月いくらなら下落時も続けられるか
  3. 中核にする商品を一つに絞れるか

たとえば、家計管理と操作に慣れることが目的なら、少額で広く分散された投資信託を一つ積み立て、数カ月後に金額を見直す方法があります。

すでに十分な預貯金があり、投資経験もある人は、つみたて投資枠に加えて成長投資枠を使うこともできます。それでも、年初に一括投資するか、数回に分けるかは、資金の使用予定・価格変動への耐性・資産配分を考えて決めるべきです。

初心者向けの考え方の例

スクロールできます
状況最初の進め方の例避けたいこと
投資経験がなく、操作も不安少額・1商品で積立設定を試し、初回買付を確認最初から多数の商品を買う
毎月の黒字額が安定している黒字の範囲で積立額を設定し、年1回程度見直す年間枠から逆算して無理に増額する
まとまった預貯金がある生活資金を分けたうえで、積立と一括の比率を決める近く使うお金を一度に投資する
つみたて投資枠をすでに利用中成長投資枠の役割を決め、同じ中核投信の追加も検討「成長」の名称だけで高リスク商品へ移る
個別株にも興味がある資産の一部に限定し、一社への集中を避ける配当利回り・話題性だけで選ぶ

楽天証券NISAの商品を売却・取り崩すときの考え方

NISAは長期保有と相性のよい制度ですが、売却してはいけない制度ではありません。生活目的の支出、資産配分の見直し、保有商品の方針変更など、必要に応じて全部または一部を売却できます。

売却の基本手順

  1. 売却する理由と必要金額を確認する
  2. 全部売却か、一部売却かを決める
  3. 商品画面から売却注文を入力する
  4. 約定価格・受渡日・売却代金を確認する
  5. 必要に応じて証券口座から銀行口座へ出金する

投資信託は、注文時点で売却価格が確定しない商品があります。売却から現金の受渡しまでの日数も商品ごとに異なるため、支払期限の直前ではなく余裕を持って手続きしてください。

売却後のNISA枠は、その年には戻らない

売却しても、その年に使った年間投資枠は復活しません。売却商品の取得価格に相当する生涯の非課税保有限度額は翌年以降に復活します。値上がり後の時価ではなく、買ったときの金額を基準に戻る点が重要です。

値下がりだけを理由に慌てて売らない

保有目的や家計状況が変わっていないのに、短期の値下がりだけで売却すると、その後の回復局面に参加できないことがあります。

一方、近く使うお金まで投資していた、想定よりリスクが大きかった、特定銘柄へ偏りすぎていた場合は、売却や配分変更を検討する理由になります。

楽天証券NISAで初心者が避けたい9つの失敗

1.その年に利用するNISAが別の金融機関にあるのに重複して申し込む

その年に新規買付できるNISAの金融機関は1社です。重複申込みのまま仮開設で取引すると、一般口座へ変更され、税務手続きが必要になる可能性があります。過去に他社で買ったNISA資産を保有しているだけなら、ただちに重複申込みになるとは限りません。

2.生活費や近く使うお金まで投資する

NISAの商品は原則売却できますが、必要なときに値下がりしている可能性があります。住宅購入、教育費、納税、医療費など、使用時期が近いお金は分けておきましょう。

3.年間投資枠を使い切ることを目標にする

枠は上限であり、投資目標ではありません。投資額が家計の継続性を超えると、相場下落時に売却しやすくなります。

4.ポイント率だけで証券会社・商品を決める

ポイントは補助的なメリットです。商品選びでは、投資対象・信託報酬・分散・リスクを優先します。

5.人気ランキング上位をそのまま買う

ランキングは過去の売れ行きや値動きを反映するもので、将来の利益を保証しません。自分の保有資産との重複も確認しましょう。

6.似たインデックス投信を何本も買う

全世界株式型を複数持つ、S&P500型を複数持つといった買い方は、見た目ほど分散にならないことがあります。管理が複雑になるだけなら、一つに整理するほうが分かりやすくなります。

7.注文時の口座区分を確認しない

投資信託・株式がNISA対象でも、注文時に特定口座・一般口座を選べば、その買付は課税口座になります。注文確認画面で口座区分を毎回確認してください。

8.国内株の配当金受取方法を確認しない

配当を非課税にしたい場合は、株式数比例配分方式の設定が必要です。購入後ではなく、買う前に確認すると安心です。

9.ログイン情報をメールやSMSのリンク先へ入力する

偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺に注意が必要です。公式アプリや自分で登録したブックマークからログインし、パスキーなどの認証を設定しましょう。

楽天証券NISAに関するよくある質問

楽天証券のNISAは本当に手数料無料ですか?

NISA口座での国内株式・国内ETF、米国株式、海外ETF、投資信託の売買手数料は原則無料です。ただし、中国株式・アセアン株式、オペレーター経由の注文、IFA契約口座などは条件が異なります。

投資信託の信託報酬、商品によっては信託財産留保額、単元未満株のスプレッド、海外ETFの内部経費、為替変動など、別のコスト・リスクもあります。

楽天銀行や楽天カードがなくてもNISAを使えますか?

使えます。楽天カードや楽天銀行は必須ではありません。証券口座やその他の金融機関から積立資金を引き落とせます。カード積立のポイントや楽天銀行との自動入出金を使いたい場合に連携を検討します。

楽天カードと楽天ペイ残高で、つみたて投資枠に毎月15万円を積み立てられますか?

つみたて投資枠の年間上限は120万円なので、毎月15万円をすべてつみたて投資枠で積み立てることはできません。楽天カード月10万円で年間120万円に達します。追加の月5万円は、成長投資枠の対象投信または課税口座などで設定することになります。

成長投資枠では個別株を買わなければいけませんか?

いいえ。成長投資枠でも、対象となる全世界株式型や米国株式型などの投資信託を購入できます。つみたて投資枠と同じ商品を買い増すことも可能です。

つみたて投資枠と成長投資枠を別の証券会社で使えますか?

使えません。同じ年の新規買付は、二つの枠とも一つの金融機関で行います。過去に別の金融機関で買ったNISA資産を保有し続けることは可能です。金融機関は年単位で変更できます。

他社で買ったNISA商品を楽天証券へ移せますか?

金融機関を変更しても、変更前のNISA口座で保有する商品は通常、その金融機関に残ります。NISA保有商品を楽天証券のNISAへそのまま移管することはできません。既存商品を売却するかどうかは、価格・資産配分・今後の管理を考えて別に判断します。

特定口座で持っている投資信託をNISAへ移せますか?

移せません。NISAで保有するにはNISA口座で新たに買う必要があります。特定口座の商品を売って買い直すと課税や価格変動が起こり得るため、安易に行わないでください。

NISAの商品はいつでも売れますか?

原則として売却できます。ただし、売却してもその年の年間投資枠は復活しません。取得価格に相当する生涯の非課税保有限度額は翌年以降に再利用できます。

楽天証券のNISAで損をしたら、他の利益と相殺できますか?

できません。NISAの損失は税務上ないものと扱われ、特定口座・一般口座との損益通算や繰越控除はできません。

楽天ポイントで買えば元本割れしませんか?

ポイントで買っても、商品の値動きは現金で買った場合と同じです。投資信託や株式が値下がりすれば、ポイントで購入した分の評価額も減ります。

楽天証券のNISAで、結局どの商品を買えばよいですか?

全員に共通する一つの正解はありません。長期の資産形成を目的とし、個別企業を分析する予定がない初心者は、まず広範囲へ分散する低コストの投資信託を比較の起点にしやすいでしょう。

全世界株式、米国株式、複数資産のバランス型では、投資範囲と値動きが異なります。家計、保有期間、許容できる下落幅から選び、成長投資枠を無理に使わない選択も含めて判断してください。

投資信託は基準価額が低い商品ほどお得ですか?

いいえ。基準価額の高さ・低さだけでは、割安かどうかを判断できません。投資対象、運用方針、信託報酬、指数との連動状況、純資産などを比較してください。

楽天証券のアプリだけで口座開設から積立まで完了しますか?

口座開設後の初期設定は、iSPEEDやiGrowでは行えず、楽天証券のウェブサイトから手続きします。取引開始後は、投資信託やNISAの管理にiGrowなどを利用できますが、商品によって使う画面・アプリが異なります。

目安として、初期設定はウェブサイト、投資信託の確認・注文はウェブサイトやiGrow、国内株・米国株の注文はウェブサイトやiSPEEDなどを使います。画面構成は変更されることがあるため、公式の操作ガイドも確認してください。

売却したお金はすぐ銀行口座へ戻せますか?

売却注文は出せますが、売却代金が受け渡される日は商品によって異なります。投資信託は申込日と同じ価格で売れるとは限らず、受渡しまで複数の営業日がかかる商品もあります。

証券口座から銀行口座への出金にも手続きが必要なため、支払日の直前まで投資したままにしないでください。

まとめ|楽天証券のNISAは、ポイントより「続けやすい仕組み」で選ぶ

楽天証券のNISAは、楽天カード・楽天ペイ残高・楽天ポイントを使いながら、投資信託を中心にオンラインで運用したい人に向いています。NISA口座の国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託の売買手数料が原則無料で、少額から積立を始めやすい点も特徴です。

一方、投信の信託報酬や単元未満株のスプレッドは残り、米国株配当の現地課税、国内株配当の受取方法、NISA損失の扱いにも注意が必要です。ポイント率や人気ランキングだけで選ばず、家計・投資対象・コスト・分散を確認しましょう。

始めるときは次の三つを順番に行ってください。

  1. すでに他社でNISA口座を持っていないか確認する
  2. 生活に必要なお金を分け、下落時も続けられる積立額を決める
  3. 中核となる商品を一つ比較し、注文時のNISA口座区分を確認する

成長投資枠は個別株を無理に買う枠ではありません。つみたて投資枠と同じ低コストの分散型投資信託を追加で買う方法も含め、自分の資産全体での役割から選びましょう。

参考資料・確認日

以下はいずれも2026年8月5日に確認した公式情報です。制度・商品・ポイント条件・画面仕様は変更されることがあるため、利用時は最新情報も確認してください。

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、掲載順は推奨順位ではありません。特定の金融商品・証券会社の利用を勧誘または推奨するものではありません。投資には価格変動・為替変動・信用・流動性などのリスクがあり、元本割れの可能性があります。最終的な判断は、最新の契約締結前交付書面・目論見書・公式情報を確認したうえで行ってください。

  1. 金融庁「NISAを知る」
  2. 金融庁「NISAのよくある質問」
  3. 金融庁「つみたて投資枠対象商品」
  4. 楽天証券「NISA/新NISA」
  5. 楽天証券「NISA 取引・ルール」
  6. 楽天証券「NISA口座開設の流れ」
  7. 楽天証券「積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)」
  8. 楽天証券「クレカ積立」
  9. 楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」
  10. 楽天証券「楽天ペイ残高で投信積立」
  11. 楽天証券「ポイント投資」
  12. 楽天証券「パスキー認証」
  13. 楽天証券「投資信託のスポット購入 操作ガイド」
  14. 楽天証券「お客様サポート・FAQ(NISA)」
  15. 楽天証券「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」
  16. 楽天証券「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
  17. 楽天証券「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
  18. 楽天証券「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」

この記事を書いた人

NISAメディア編集部は、新NISA制度を「最大限に活かす」ための実践知をお届けしています。野村證券出身者・金融機関出身者を中心としたメンバーが、統計データと市場データを読み解きながら、新NISAのおすすめ口座新NISAのおすすめ銘柄新NISAの相談先などの情報を提供。運営元であるアドバイザーナビ株式会社は、資産運用アドバイザーを紹介するプラットフォーム「資産運用ナビ」を展開しており、読者が信頼できる専門家にスムーズに相談できるプラットフォームづくりをしている。