対面証券のおすすめ5選!信頼できる証券会社を見つけよう

この記事で解決できるお悩み
  • おすすめの対面証券が知りたい
  • 初心者に優しい対面証券を選びたい
  • 各対面証券の違いを理解したい
  • 対面証券とネット証券どちらが自分に合うか知りたい

投資を始めたいけれど、どの証券会社を選べばいいの?

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

証券会社選びは、資産運用の第一歩であり、その後の投資体験を大きく左右します。どの会社を選ぶかで、受けられるサポートも、購入できる商品も、手数料も変わります。

本記事では、担当者と相談しながら投資できる「対面証券」の選び方を解説します。

野村證券や大和証券など主要5社の特徴を比較し、ランキングや手数料、向いている人のタイプまで網羅しました。​​自分に合った証券会社を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

監修者カード(全文表示・証券アナリスト版)
平 行秀
監修者

証券アナリスト(CMA)

平 行秀(Yukihide Taira)

アドバイザーナビ株式会社 代表取締役社長。野村證券を経て2019年に同社を創業し、 投資家とIFAのマッチング事業などを展開。

目次

対面証券とは?ネット証券との違い

対面証券を選ぶ前に、まずは基本的な特徴を理解しておきましょう。

ここでは、対面証券の定義と、ネット証券との違いを整理します。

対面証券の定義

対面証券とは、実店舗を持ち、営業担当者と直接相談しながら株式や投資信託などの金融商品を購入できる証券会社、およびそのサービスのことです。

野村證券や大和証券などは「総合証券会社」に分類されますが、対面とオンラインの両方でサービスを提供していることから、一般的に「対面証券」とも呼ばれています。

対面証券の主な特徴には、以下のようなものがあります。

  • 実店舗がある
  • 担当者がついて、投資の相談から注文までサポートする
  • 店舗のほか、電話やインターネットでの取引も可能
  • 店舗運営コストや人件費などを反映し、手数料が高い傾向にある

これらの特徴から、対面証券は投資初心者や専門家のサポートを受けながら投資を進めたい方に適しているとされています。

対面とネットの違い

対面証券とネット証券、どちらが優れているということはありません。大切なのは、自分の投資スタイルに合っているかどうかです。

両者の違いを整理してみましょう。

対面証券は、担当者が付いて相談しながら投資を進められます。電話や店頭で商品提案を受けられる反面、店舗運営費や人件費がかかるため手数料は高めです。

ネット証券は、自分で情報を集めて判断するスタイルです。人を介さない分、手数料は格安か無料のケースも多くあります。

それぞれ向いている人の特徴は以下のとおりです。

対面証券が向いている人 
  • 専門家のアドバイスを受けながら投資したい
  • まとまった資産を本格的に運用したい
  • 相続や税金対策も含めて相談したい
ネット証券が向いている人 
  • 自分で調べて判断できる
  • コストを最優先したい
  • 少額から気軽に始めたい

対面証券のランキング|3つの指標で比較

対面証券を選ぶ際の参考として、客観的な指標で各社を比較してみましょう。

ここでは、NPS(顧客満足度)、口座数・顧客資産残高の2つの観点からランキングを紹介します。

顧客満足度ランキング

NPS(ネット・プロモーター・スコア)は、「友人や同僚に薦めたいか」という質問から算出される顧客ロイヤルティの指標です。数値が高いほど、顧客の愛着や信頼が高いことを示します。

NTTコム オンラインが実施した「NPSベンチマーク調査2025 対面証券部門」によると、対面証券5社のランキングは以下のとおりです。

NPSランキング

順位会社名ロイヤルティ
1位SMBC日興証券-38.4ポイント
2位三菱UFJモルガン・スタンレー証券-41.6ポイント
3位大和証券-43.3ポイント
4位以降野村證券、みずほ証券

対面証券全体のNPS平均は-42.3ポイントでした。

この調査では、「お客様に寄り添う姿勢・大切にする姿勢」や「問い合わせ時の対応のよさ」が満足度を左右する重要なポイントであることがわかりました。

対面証券を選ぶ際は、こうした対応力にも注目してみてください。

口座数・顧客資産残高ランキング

顧客からの預り資産残高は、証券会社の規模や信頼性を測る重要な指標です。

預り資産残高ランキング

順位会社名預かり資産残高
1位野村證券約172.6兆円
2位大和証券約106.2兆円
3位SMBC日興証券約93兆円
4位みずほ証券約69.7兆円
5位三菱UFJモルガン・スタンレー証券約55.7兆円

対面証券が預り資産で上位を占める理由は、資産残高が大きい富裕層の顧客を多く抱えているからです。

参考までに、ネット証券最大手の楽天証券の預り資産残高は約48.7兆円。口座数では国内最多の1,300万口座を誇りますが、預り資産では野村證券の約3分の1にとどまります。

この違いは顧客層の差を反映しています。ネット証券は少額から投資を始める若年層が多いのに対し、対面証券はまとまった資産を持つ富裕層が中心となります。

おすすめの対面証券5選

ここからは、主要な対面証券である野村證券、大和証券、SMBC日興証券以下の5社についてご紹介します。

投資信託ランキングを通じて、各証券会社の特徴などを分析しましたので、参考にしてください。

野村證券

野村證券は、野村ホールディングス株式会社の中核をなす証券会社です。

1925年の設立以来、日本の資本市場の発展を支えてきました。

個人投資家から機関投資家まで幅広い顧客に対して、株式や債券の売買、投資信託の販売、資産運用アドバイスまで総合的な金融サービスを提供しています。

2024年3月末現在の顧客資産残高は153.5兆円で、国内最大規模を誇ります

野村證券の強みとおすすめの理由

  • 外貨建債券、単元未満株(まめ株)、FX、海外資産への投資など、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています
  • 全国104の店舗網(2025年4月1日現在)を活かし、直接相談しながら投資できる対面サポートを提供しています
  • グループ内のサービスと組み合わせることで、ワンストップで幅広い金融サービスを利用できます
  • 未上場企業の株式や債券、不動産、インフラなどのプライベートアセットに注力しています
  • 富裕層のニーズに特化したサービス提供に注力しています。会社として、ウェルス・マネジメント事業の顧客資産残高の増加を目標に掲げています

野村證券の投資信託ランキング(月間)

以下は、集計期間(2024年5月1日〜5月28日)における野村證券のオンラインサービスでの売れ筋ランキングです。

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順位名称運用スタイル実質信託報酬シャープレシオ
(3年)
1位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型アクティブ1.727%1.17
2位野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)アクティブ1.65%1.29
3位eMAXIS S&P500インデックスインデックス0.33%1.37
4位野村インド株投資アクティブ2.2%1.42
5位フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)アクティブ1.65%1.26
  • 出典: 投資信託|商品・サービス|野村證券

米国株式やグローバル株式、およびテーマ型(セクターや新興国など)の投資信託に人気が集まっている点は、市場全体の傾向と一致しています。

また、「為替ヘッジなし」が人気という点も同様です。

特徴が見えるのは、以下のポイントです。

  • 一般のランキングではインデックス型の人気が高いですが、野村のランキングではアクティブ型が4本を占めています
  • 2本が野村アセットマネジメントの商品です
  • 「成長株」「セクター特化」「新興国特化」など、高リターンを狙うリスクが高めの商品が目立ちます
  • 一般的な人気ランキングでのS&P500投資信託は、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」ですが、これはネット取引での扱いとなるため、野村では「eMAXIS S&P500インデックス」がランクインしています(実質的な運用内容は同じです)

ランクインしている商品はシャープレシオが高めで、いずれもリスクとリターンのバランスが取れていると評価できます。

1位の「アライアンス・バーンスタイン」は平均的ですが、これ以外のシャープレシオはいずれも良好です。

商品選定は的確だと思われますが、全体的に高コストである点が気になります。

低コスト商品を希望する場合は、その意向をお伝えください。

シャープレシオとは

投資のリスク調整後のリターンを評価する指標で、数値が高いほど、リスクあたりのリターンが高いことを示します。

1.0未満リスクに見合ったリターンが得られていません

投資効率が低いとされます
1.0以上リスクに対して適切なリターンが得られています

リスク調整後のリターンがリスクフリーの投資よりも高いことを意味します
2.0以上かなり良好なパフォーマンスを示しています

大和証券

大和証券は、1902年に設立された大和証券グループの中核証券会社です。

リテール、ホールセール、アセットマネジメント、インベストメントの4つのセグメントを通じて幅広いサービスを提供しています。

大和証券の強みとおすすめの理由

  • 株式、債券、投資信託、預金、IPOなど幅広い金融商品を取り扱い、総合的なポートフォリオ構築が可能です
  • 高度なコンサルティングに基づく資産運用提案で、投資初心者から上級者まで幅広い層に対応しています
  • オルタナティブ投資商品の拡充や、不動産アセットマネジメント事業の強化により、高付加価値な投資機会を提供しています
  • 口座を持つ顧客向けに「オンライントレード」サービスを提供しています
  • アナリストレポートのみならず、動画やアプリに加えてセミナーや講演会で投資情報を発信しています
  • 投資スタイルに応じて、「ダイワ・コンサルティング」「ダイワ・ダイレクト」が選べます

大和証券の投資信託ランキング(週間)

大和証券が発表する投資信託買付金額(総合)ランキングは、以下のとおりです。

本稿で紹介する他の証券会社とは異なり、集計期間は1週間(2024年06月03日〜2024年06月07日)です。

また、「ダイワのオンライントレード」を通じて買い付けできる銘柄を対象にしています。

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順位名称運用スタイル実質信託報酬シャープレシオ
(3年)
1位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコースアクティブ1.727%1.17
2位ダイワ・ダイナミック・インド株ファンドアクティブ1.848%1.66
3位HSBCインド・インフラ株式オープンアクティブ2.09%2.06
4位フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)アクティブ1.65%1.26
5位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)アクティブ1.727%1.17
  • 出典: ランキングから探す| 投資信託| 大和証券

上位5ファンドすべてがアクティブ型であり、積極的なスタイルの投資信託を推奨する姿勢が伺えます。

2位、3位をインド株式対象商品が占めていることから、新興国推しの姿勢も見えます。

アライアンス・バーンスタインは、1位と5位に2本がランクインしています。

どちらも米国の成長株に投資する商品で、定期的な収益分配を行う運用実績の長いファンドですが、以下の2点において違いがあります。

  • 分配頻度
    Dコースは毎月決算型、Bコースは年2回決算型です。
  • 予想分配金提示の有無
    Dコースは予想分配金提示型(毎月の分配金額があらかじめ提示されます)ですが、Bコースは提示がありません。

SMBC日興証券

SMBC日興証券は、1918年に川島屋商店として現物株の取り扱い業を行う個人商店として創業しました。

2009年にSMBCグループの一員となりました。

株式や債券の売買、投資信託の販売、資産運用アドバイスなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。

クロスボーダーM&Aや海外での資金調達支援にも力を入れ、グローバルな展開を強化しています。

SMBC日興証券の強みとおすすめの理由

  • 国内営業拠点は105店舗(2025年12月30日時点)あり、対面での相談需要に細やかに対応しています
  • 支店やコンタクトセンターでのチャット、メール、電話によるサポートを提供しています
  • 100円から株が買える「日興フロッギー」、dポイントを使って株購入、および積立プランなど、初心者向けサービスが充実しています
  • 米国株式は1株から購入可能です。夜間や祝日・休日でもリアルタイム取引が可能です
  • 動画や記事による独自レポートが充実しており、「学びながら投資するスタイル」を推進しています

SMBC日興証券の投資信託ランキング(月間)

SMBC日興証券が発表する、オンライントレード(日興イージートレード)における月間買付金額ランキング(集計期間: 2024年5月1日〜5月28日)は、以下のとおりです。

SMBC日興証券には、アドバイスを受けながら取引する「総合コース」のほか、ネットで安く取引できる「ダイレクトコース」があります。

サイトでは、これらの2つを別のランキングとして発表しているため、本稿でも2つのランキングをご紹介します。

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順位総合コースダイレクトコース
1位インド小型厳選株式ファンド(アクティブ、実質信託報酬1.738%)eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(インデックス、実質信託報酬0.09372%)
2位HSBC インド・インフラ株式オープン(アクティブ、実質信託報酬2.09%)eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(インデックス、実質信託報酬0.05775%)
3位インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(アクティブ、実質信託報酬1.903%)SBI 日本株4.3ブル(アクティブ、実質信託報酬 0.968%)
4位日経225ノーロードオープン(インデックス、実質信託報酬0.55%)アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース(アクティブ、実質信託報酬1.727%)
5位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース(アクティブ、実質信託報酬1.727%)iTrustインド株式(アクティブ、実質信託報酬0.9828%)
  • 出典: 投資信託ランキング/買付金額(総合コース)│投資信託│SMBC日興証券

ダイレクトコースでは、一般的にも名前が知られている「eMAXISシリーズ」が1、2位を占めました。4位には最近人気の「アライアンス・バーンスタイン」がランクインしています。

総合コースに比べてダイレクトコースでは、低コストファンドの人気が高いです。

インド株式対象ファンドだけを単純に比較すると、iTrustインド株式は、実質信託報酬の安さが際立つ商品です。

自ら投資判断を下す投資家に、低コスト志向の広がりが伺えます。

みずほ証券

みずほ証券は、みずほフィナンシャルグループの一員として、グループ各社と連携したワンストップの高度なサービスを提供しています。

国内公募債引受業務やSDGs債引受業務、株式引受業務やM&Aアドバイザリー業務における高い実績を持っています。

みずほ証券の強みとおすすめの理由

  • 個人投資家の意向に基づき、専門家が運用する「ファンドラップサービス」を提供しています
  • 毎月1,000円から始められ、毎月一定額を自動で積み立てる「投信積立サービス」を提供しています
  • みずほフィナンシャルグループとの連携により、相続・贈与に関する総合的なコンサルティングを提供しています
  • 全国各地の支店やコンタクトセンターで、チャット、メール、電話によるサポートを提供しています

みずほ証券の投資信託ランキング(月間)

みずほ証券の、2024年5月に買付けされた上位10ファンドは、以下のとおりです。

積立投資信託での買付け金額は含まれず、また、ブル・ベアなどの商品性が複雑なファンドは除外されています。

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順位名称運用スタイル実質信託報酬シャープレシオ
(3年)
1位ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンドアクティブ1.3915%
2位キャピタル世界株式ファンドアクティブ1.701%0.94
3位キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視)アクティブ1.701%0.95
4位ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンドアクティブ1.463%0.81
5位新光ピュア・インド株式ファンドアクティブ2.06%1.56
  • 出典: 投資信託ランキング| みずほ銀行

みずほ証券のランキングでは、5本すべてがアクティブ運用のファンドが占め、結果として信託報酬が高めとなっています。

また、「eMAXISシリーズ」などの、比較的メジャーな商品が入っていない点も特徴的です。

1位の「ピクテ・プレミアム・アセット・アロケーション・ファンド」は、ファンド設定日が2023年9月8日の若いファンドであり、成長可能性は未知数です。

2位から4位までの3商品は、3年のシャープレシオで1を割り込んでおり、中期的に効率的な運用がなされているとは言い難いです。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループとモルガン・スタンレーのジョイントベンチャーとして2010年5月に設立された総合証券会社です。

個人から法人まで幅広い顧客の金融ニーズに対し、多角的な視点でのサービスを提供しています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の強みとおすすめの理由

  • 富裕層向けのサービスが充実しています。相続・事業承継、ラップサービスなどの幅広いサービスラインナップを有しています
  • モルガン・スタンレーの世界41カ国以上のネットワークを活用した、グローバルな投資機会を提供しています
  • 投資スタイルに合わせて「MUFGテラス・コース」と「コンサルティング取引コース」を選べます
  • スマホだけで資産の相談・管理が可能な「MUMSSモバイルPark」があります
  • 国内トップレベルのアナリストによる充実したリサーチ情報を提供しています

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資信託ランキング(月間)

同社オンライントレードで扱う、国内の投資信託を対象とした買付金額のランキングは以下のとおりです(集計期間:2024年5月1日〜5月31日)。

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順位名称運用スタイル実質信託報酬シャープレシオ
(3年)
1位netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)アクティブ2.09%0.88
2位イーストスプリング・インド消費関連ファンドアクティブ1.9497%1.60
3位アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコースアクティブ1.727%1.17
4位フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)アクティブ1.6445%
5位三菱UFJ インデックス225オープンインデックス0.55%0.78
  • 出典: 投資信託ランキング|投資信託|三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

米国やインドに投資する商品が人気という傾向は一般にみられるものですが、その中でも米国テクノロジー、インド消費関連、グロース(成長株)など、リスクが高めの商品がランクインしている点は特徴的です。

3位と4位に毎月決算型が占めている点も、他のランキングとは異なります。

5位の「三菱UFJ インデックス225オープン」の運用会社である三菱UFJアセットマネジメント株式会社は、「eMAXIS 日経225インデックス」の運用会社でもあります。

eMAXISの方が信託報酬は低く(年率0.439%)、過去のパフォーマンスも良いです。

インデックス型は同種商品との比較が比較的容易ですので、必ず比較をしたうえで投資判断をしてください。

おすすめの対面証券を見つけるためのポイント

対面証券を選ぶ際のポイントを整理します。以下の5つの観点から、自分に最適な会社を見つけてください。

商品ラインナップの豊富さ

\\ Point //

将来の取引ニーズを見据えて、商品が豊富な証券会社を選ぶのが賢明です

自分のニーズに合った投資をするために、取り扱い商品を確認しましょう。将来の取引ニーズを見据えるなら、商品が豊富な証券会社を選ぶのが賢明です。

確認すべき取り扱い商品として、株式、債券、投資信託、IPO(新規公開株)、外国株式、先物・オプション、FX(外国為替証拠金取引)、保険商品などがあります。

取引サービスについては、単位未満株(ミニ株)、積立投資、信用取引、新NISAへの対応状況を確認しておくとよいでしょう。

特に新NISAについては、つみたて投資枠の取扱銘柄数が証券会社によって大きく異なります。150本以上を取り扱っている会社もあれば、10〜30本程度の会社もあるため、事前の確認が欠かせません。

サポート体制の充実度

\\ Point //

対面証券のコンサルティング品質は会社ごとに差があり、担当者との相性も重要です

投資に関する疑問や不安を解消するために、充実したサポート体制は欠かせません。特に投資初心者にとって、丁寧なサポートは重要です。

Webや口コミ情報などから、担当者の知識や経験、問い合わせへの対応スピードや姿勢を確認しておくことをおすすめします。セミナーの開催やオンラインサポートの充実度、店舗の数や立地、営業時間などの利便性もチェックしましょう。

対面証券は、投資アドバイスなどのコンサルティングを一つの売りとしており、サービスの質に顕著な違いがあります。担当者との相性も大切な要素です。

投資情報の質と量

 \\ Point//

自分のスキルに合った情報提供やサポートがあるかを確認しましょう

投資情報の提供は、証券会社の大きな役割の一つです。自分のスキルに合ったサポートの提供がある証券会社を選んでください。

初心者向けのセミナーや勉強会の開催状況、上級者向けの高度な分析ツールの提供、アナリストによる投資レポートの質と量、情報の更新頻度と提供される情報の有料・無料などを確認しましょう。

野村證券は約300名のリサーチャーが世界各地から情報を発信しており、大和証券はアナリストランキングで高い評価を得ています。情報力を重視するなら、これらの点も比較のポイントになります。

手数料体系

\\ Point //

投資スタイルに応じて、重視すべき手数料の種類が異なります

手数料の設定は、対面証券を選ぶ際の重要なポイントです。証券会社によって手数料体系が異なるため、比較サイトなどで比べてみることをおすすめします。

頻繁に売買する人は売買手数料を、長期投資の人は口座管理費用の安さを重視するとよいでしょう。売買手数料や口座管理費用の比較、取引量に応じた手数料プランの有無なども確認してください。

対面証券でも、オンライン取引を利用すれば手数料が安くなるコースを用意している会社が多いです。手数料の詳細は次章で解説します。

オンラインサービスの使いやすさ

\\ Point //

オンライン取引を活用すれば、手数料を抑えながら便利に取引できます

対面証券でもオンラインサービスを提供している会社は多く、これを利用する場合は手数料等が安くなります。オンラインでの取引サービスについては、以下の点をチェックしておきましょう。

取引ツールのわかりやすさや操作性、モバイルアプリの有無、システムの安定性とセキュリティ面の信頼性を確認してください。

各社ともスマートフォンアプリを提供していますが、機能や使い勝手は異なります。口コミなどで実際の使用感を確認しておくとよいでしょう。

対面証券の手数料を比較|コストはどれくらい?

対面証券を利用する際に気になるのが手数料です。

ここでは、株式売買手数料と投資信託の手数料、そして手数料を抑えるコツを解説します。

株式売買手数料の比較

対面証券の手数料は、取引方法によって大きく異なります。

一般的に、店頭での対面取引が最も高く、電話取引、オンライン取引の順に安くなります。

主要な対面証券の手数料を比較すると、以下のとおりです。

証券会社コース手数料の目安
野村證券本・支店口座
(対面)
約定代金20万円以下で最低2,860円
野村ネット&コール
(オンライン)
約定代金10万円以下で152円
SMBC
日興証券
総合コース
(対面)
約定代金100万円以下で1.265%(最低5,500円)
ダイレクトコース
(オンライン)
約定代金10万円以下で137円
大和証券ダイワ・コンサルティング
(対面)
対面向け手数料体系
ダイワ・ダイレクト
(オンライン)
オンライン向け手数料体系

このように、同じ証券会社でもコースによって手数料に大きな差があります。オンライン取引を活用すれば、対面取引と比べて手数料を大幅に抑えられることがわかります。

また、取引金額が大きくなるほど手数料率は下がる傾向にあります。たとえば野村證券の対面取引では、100万円の取引で手数料率約1.22%ですが、500万円では約0.93%になります。

投資信託の手数料比較

投資信託にかかる手数料は、主に3種類あります。

手数料の種類かかるタイミング目安
購入時手数料購入時0〜3.30%程度
信託報酬保有期間中(毎日)年率0.1〜3%程度
信託財産留保額売却時設定なしの商品も多い

購入時手数料は、投資信託を購入する際にかかる手数料です。対面証券では最大3.30%程度の商品もありますが、ノーロード(購入時手数料無料)の商品も増えています。

信託報酬は、投資信託を保有している間、継続的にかかる費用です。年率0.1%〜3%程度まで商品によって大きく異なります。長期投資では信託報酬の差が運用成績に大きく影響するため、注意が必要です。

信託財産留保額は、投資信託を売却する際にかかる費用です。設定されていない商品も多くあります。

対面証券で担当者から提案される商品は、手数料が高めの商品が多い傾向にあります。低コストの商品を希望する場合は、その意向をはっきり伝えることが大切です。

手数料を抑えるコツ

対面証券でも、工夫次第で手数料を抑えることができます。

以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • コース選択を見直す
    対面でのサポートをあまり必要としないなら、オンライン取引主体のコースに変更することで手数料を大幅に削減できます。SMBC日興証券の「ダイレクトコース」や野村證券の「野村ネット&コール口座」などが該当します。
  • 低コスト希望を明確に伝える
    担当者には「信託報酬が低い商品を希望します」「購入時手数料が無料の商品はありますか」と具体的に伝えましょう。自分の意向を明確にしないと、手数料の高い商品ばかりを提案される可能性があります。
  • 回転売買を見極める
    頻繁な売買を提案された場合は、その必要性をしっかり確認しましょう。売買のたびに手数料が発生するため、不要な売買は避けるべきです。長期投資の方針であれば、あらかじめ担当者にその旨を伝えておくことをおすすめします。

対面証券はこんな人におすすめ|3つのケース

対面証券が向いている人の特徴を整理します。

以下のケースに当てはまる方は、対面証券の利用を検討してみてください。

  • 投資未経験で専門家に相談したい
    基本から丁寧にサポートしてもらえる
  • まとまった資産を本格運用したい
    富裕層向けの商品・サービスが充実
  • 相続・税金対策も含めて相談したい
    銀行グループと連携した総合提案が可能

投資未経験で専門家に相談したい人

投資を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからないという方には、対面証券がおすすめです。

担当者が付いて、投資の基本から商品選びまでサポートしてくれます。「どの商品を選べばいいの?」「リスクはどれくらい?」といった初歩的な疑問にも丁寧に答えてもらえるでしょう。

セミナーや勉強会も充実しているため、学びながら投資を始めたい方にも適しています。SMBC日興証券の「日興フロッギー」のように、記事を読みながら株を購入できるサービスもあります。

ただし、担当者のアドバイスを鵜呑みにせず、自分でも商品内容を理解する姿勢は持っておきましょう。

まとまった資産を本格運用したい人

退職金や相続した資産など、まとまった金額を運用したい方にも対面証券は向いています。

大手対面証券では、1口座あたりの預り資産額が2,000〜3,000万円程度と、ネット証券と比べて高い水準です。富裕層向けのサービスやファンドラップ、プライベートアセットへの投資など、まとまった資産がある方向けの商品やサービスが充実しています。

野村證券や大和証券では、富裕層のニーズに特化したウェルス・マネジメント事業に力を入れています。専門家による総合的な資産運用提案が受けられる点が魅力です。

相続・税金対策も含めて相談したい人

投資だけでなく、相続や税金対策も含めてトータルで相談したい方には、銀行系の対面証券が特におすすめです。

みずほ証券やSMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、メガバンクグループの一員として、銀行や信託銀行と連携したサービスを提供しています。相続・贈与に関する総合的なコンサルティングが受けられます。

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を介した相談も選択肢の一つです。特定の金融機関に属さないため、より中立的な立場からのアドバイスが期待できます。

対面証券が向かないケース

一方で、以下のような方には対面証券よりネット証券が向いているかもしれません。

  • コストを最優先したい人
    手数料を抑えたい方は、ネット証券を選ぶ方が合理的です。SBI証券や楽天証券など、国内株の取引手数料が無料の会社もあります。
  • 自分で調べて判断したい人
    対面証券では担当者から積極的に提案を受けることがあり、自分のペースで投資したい方にはストレスになる可能性があります。自分で情報収集して判断したい方は、ネット証券の方が向いています。
  • 少額から気軽に始めたい人
    ネット証券では、100円から投資できるサービスや、ポイント投資ができる会社も増えています。まずは少額で試してみたいという方には、こうしたサービスが便利です。

対面証券の口座開設から始め方まで

対面証券を利用するための具体的な手順を解説します。

口座開設から初回相談まで、スムーズに進められるよう準備しておきましょう。

口座開設に必要な書類

対面証券で口座を開設する際に必要な書類は、基本的に以下のとおりです。

必要書類
  • 本人確認書類
    運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
  • マイナンバー確認書類
    マイナンバーカードまたは通知カード
  • 印鑑
    銀行届出印と同じものを使用する場合もあり
  • 金融機関の口座情報
    出金先として登録するため

店舗で口座開設する場合は、来店予約を取っておくとスムーズです。

オンラインでの口座開設に対応している会社も増えており、スマートフォンからの申し込みで最短即日〜数日で取引を開始できる場合もあります。

初回相談の流れ

対面証券では、口座開設後に担当者との初回相談が行われることが一般的です。

以下のような流れで進みます。

STEP
投資経験・資産状況・投資目的のヒアリング

まず、担当者からあなたの状況についてヒアリングがあります。「老後資金を準備したい」「子どもの教育資金を増やしたい」など、具体的な目標を伝えましょう

STEP
リスク許容度の確認

「どれくらいの損失なら許容できるか」「投資期間はどれくらいを想定しているか」といった質問に答えます。ここでの回答をもとに、自分に合った商品提案を受けやすくなります。

STEP
具体的な商品提案

ヒアリング内容をもとに、担当者から商品の提案があります。提案内容が理解できない場合は、遠慮なく質問してください。すぐに決める必要はありませんので、持ち帰って検討しても構いません

初回相談で聞くべきこと

初回相談では、以下のような点を確認しておくとよいでしょう。

受け身にならず、自分から質問することで、担当者との信頼関係も築きやすくなります。

手数料の内訳

「この商品にかかる手数料は全部でいくらですか」「信託報酬は年間いくらかかりますか」など、具体的な数字を確認しましょう。曖昧な説明のまま契約しないことが大切です。

提案の基準・方針

「どのような基準で商品を選んでいますか」「なぜこの商品を提案するのですか」と質問することで、担当者の姿勢や考え方がわかります。

売買頻度の考え方

「どれくらいの頻度で売買を提案されますか」「長期保有を前提とした提案は可能ですか」と聞いておきましょう。頻繁な売買は手数料がかさむ原因になります。

担当変更の可否

担当者との相性が合わない場合に、担当者変更を依頼できるかどうかを事前に把握しておくと安心です。

連絡頻度・連絡方法

「どれくらいの頻度で連絡がありますか」「電話が苦手なのでメールでの連絡を希望します」など、自分の希望を伝えておきましょう。後からストレスを感じないためにも、最初にすり合わせておくことをおすすめします。

対面証券の利用における注意点

対面証券を利用する際の注意点をまとめました。

満足いく投資ライフを送るために、以下の3つのポイントを確認してください。

手数料は高すぎないか

対面証券は、オンライン証券に比べて手数料が高くなる傾向があります。提案された商品にかかる手数料が同類の商品と比べて高すぎないか、きちんと確認しましょう。

同じカテゴリーの投資信託でも、信託報酬が0.1%の商品と1.5%の商品では、長期保有すると大きな差になります。比較サイトなどで類似商品の手数料をチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。

頻繁な売買を提案される場合は、手数料負担が大きくなる可能性があるため注意が必要です。なぜ売買が必要なのか、その理由を確認してください。

「手数料の高さ=相談料」という見方もできますが、その価値に見合ったサービスを受けられているかは常に意識しておきましょう。

長く付き合えるアドバイザーがいるか

コンサルティングサービスの提供を受ける場合、担当者の知識や経験を確認するとともに、長く付き合えるアドバイザーがいるかどうかも重要なポイントです。

スキル面のチェック

投資方針や商品説明がきちんとできるか、疑問点に適切に答えられるかなど、担当者の能力を見極めることが大切です。担当者の言動に不安を感じた場合は、別の担当者への変更を希望するか、他社への乗り換えも検討しましょう。

長期的な関係を築けるか

信頼できる担当者が見つかったとしても、頻繁に変更になるようでは、長期的な視点でのサポートを得ることが難しくなります。担当者との信頼関係を築き、長期的な視点に立ったアドバイスが受けられるかどうかは、しっかり確認しておきたいポイントです。

提案内容は自分に適しているか

提供情報や提案内容が良いものでなければ、投資の成功は望めません。投資判断に役立つ情報の質や量が十分かどうかを確認しましょう。

担当者の提案が、自分の投資目的やリスク許容度に合っているかどうかは特に重要です。自社グループの商品ばかりを推奨するようなら、中立的な推奨であるかは疑わしいといえます。

こんな提案には注意

  • 高リスク商品や複雑な仕組みの商品を強く勧められる
  • 不要な売買を頻繁に提案される
  • 説明が曖昧で、質問にも明確に答えてもらえない

このような場合は、自分の投資方針をしっかりと伝え、それに沿った提案をしてほしいという希望をはっきりと伝えましょう。レポートの内容や更新頻度、担当者からのアドバイスの質なども、満足度を左右する重要なポイントです。

対面証券は本当におすすめ?IFAという新たな選択肢も

対面証券を利用するなら、せっかく提供されているコンサルティングを活用しない手はありません。しかし、意に沿わない提案や、疑問が残る提案もあるかもしれません。

このときは、独立した資産運用の専門家によるセカンドオピニオンの利用をおすすめします。

中立的立場から最良の提案をするIFA

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、特定の金融機関に所属せず、独立した立場で資産運用のアドバイスを行う専門家です。

対面証券の担当者IFA
所属証券会社に所属特定の金融機関に属さない
提案の傾向自社商品が中心になりやすい中立的な立場で提案できる
取扱商品自社の取扱商品が基本複数の金融機関の商品を扱える

対面証券の担当者は、所属する証券会社の商品を中心に提案する傾向があります。これは組織に所属している以上、致し方のない面があるでしょう。

一方IFAは、特定の金融機関に縛られないため、より中立的な立場からの提案が可能です。取り扱い商品も幅広く、多くの選択肢の中から投資家のニーズに合った商品を選定し、売買のサポートまで提供してくれます。

証券会社の提案に疑問を感じたら、IFAにセカンドオピニオンを求めることも一つの選択肢です。

IFAがおすすめな理由

IFAには、対面証券にはないメリットがいくつかあります。

  • 長期的な関係を築ける
    証券会社の担当者は数年で異動することが多いですが、IFAには異動や転勤がありません。同じアドバイザーと10年、20年と長期的な関係を築くことができます。老後資金の準備など長期の目標を持つ投資家にとって、これは大きなメリットといえます。
  • ライフプランに寄り添った提案ができる
    IFAは投資家の希望を丁寧にヒアリングし、ライフプランを見越した商品提案を行います。資産運用の途中でポートフォリオが目標から乖離した場合にも、リバランスなどを通じて適切にリスク対応をしてくれるでしょう。

専門家探しのおすすめツール「資産運用ナビ」

信頼できるIFAを見つけるには、専門家探しのツールを活用するのが効果的です。中でもおすすめなのが、資産運用ナビです。

資産運用ナビは、質の高いIFAを厳選し、顧客のニーズに合致する最適なIFAを紹介するサービスです。簡単な質問に答えるだけで、自分に合ったIFAを見つけることができます

初回の面談は無料ですので、まずは気楽に試してみてから、相性を確認することも可能です。証券会社のサービスと併用しながら、セカンドオピニオンとして活用することをおすすめします。

まとめ|自分に合ったおすすめの証券会社を見つけよう

本記事では、対面証券の選び方について詳しく解説しました。

対面証券は、専門家のサポートを受けながら投資できる点が最大の魅力です。投資初心者や、まとまった資産を運用したい方、相続・税金対策も含めて相談したい方に適しています。

一方で、手数料がネット証券より高い点や、担当者によってサービスの質が異なる点には注意が必要です。提案内容が自分に合っているか、常に確認する姿勢を持ちましょう。

投資の意思決定は、あくまでも自分自身で行うべきです。しかし、専門家による提案は、意思決定に役立てられます。証券会社によるコンサルティングも活用しつつ、IFAのアドバイスにも耳を傾けてください。

資産運用ナビで信頼できるIFAを見つけ、より自分に合った資産運用方針を立てていくことが、長期的な資産形成の成功につながるはずです。

おすすめの対面証券に関するQ&A

初心者におすすめの対面証券はどこですか?

初心者の不安を軽減するような、以下のようなサービス提供がある証券会社がおすすめです。100円から始められる「日興フロッギー」を提供するSMBC日興証券や、CFP認定者が多数在籍する大和証券、全国108店舗で対面サポートが受けられる野村證券などが候補になるでしょう。オンラインや店舗での対面サポート、電話やチャットサポートの充実度、投資の基礎知識を学べるセミナーや初心者向け教育コンテンツの有無を確認して選ぶことをおすすめします。

対面証券の安全性を評価するポイントは何ですか?

顧客資産が分別管理されており、金融庁に登録されている証券会社なら、破綻した場合でも投資者保護基金により、一定の限度額までが補償されます。このほか、大手格付け会社により高い格付けを得ていることもポイントです。みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券は、国際的な格付機関からAクラスの格付けを得ています。また、自己資本比率や純資産額が高い証券会社なら、金融危機時にも安定して運営できる可能性が高いでしょう。

対面証券の評判はどこで確認できますか?

対面証券の評判は、複数の方法で確認できます。証券会社の口コミやレビューを掲載しているサイト、投資や金融に関する専門サイトで証券会社の評価やランキングを確認できます。SNSやX(旧Twitter)、投資関連の掲示板で利用者の意見や感想をチェックすることも有効です。また、家族や友人・知人で実際に利用している人がいれば、直接意見を聞くのも参考になるでしょう。NPSランキングなどの第三者機関による調査結果も、客観的な評価として参考になります。

対面証券ではなくIFAに相談するメリットは何ですか?

IFAに相談するメリットとしては、幅広い商品ラインナップを持つ点と、中立的なアドバイスを提供する点が挙げられます。IFAは特定の金融機関に属さない独立した存在であり、顧客である投資家の利益を最優先した提案が可能です。また、異動や転勤がないため、同じアドバイザーと長期的な関係を築けます。資産運用だけでなく、税金対策や相続対策なども含めた総合的なアドバイスが可能である点もメリットです。一人ひとりのライフプランに寄り添い、よりパーソナライズされた投資アドバイスを受けられます。

対面証券とネット証券は併用できる?

はい、併用は可能です。むしろ、それぞれの強みを活かした使い分けがおすすめです。例えば、ネット証券で手数料無料の取引を行いながら、対面証券では専門的なアドバイスを受けるという活用方法があります。相続や税金対策など複雑な相談は対面証券で行い、日常的な積立投資はネット証券で行う、といった使い分けも考えられます。複数の口座を持つことで、IPO(新規公開株)の抽選機会を増やせるというメリットもあります。

対面証券で提案を断りにくいときはどうする?

担当者からの提案を断りにくいと感じる方は多いですが、投資判断は自分で行うべきものです。「検討してから連絡します」「家族と相談してから決めます」と伝えて、その場での決定を避けることが大切です。提案された商品について、他社の類似商品と比較してから判断するのも有効です。どうしても断りにくい場合は、担当者の変更を依頼するか、他の証券会社への乗り換えも検討しましょう。IFAにセカンドオピニオンを求めることで、客観的な判断材料を得ることもできます。

対面証券の手数料体系はどこで確認する?

各証券会社の公式サイトで、手数料体系を確認できます。「手数料」「取引コスト」「サービス・手数料」などのページに詳細が記載されています。店頭取引、電話取引、オンライン取引で手数料が異なることが多いため、自分が利用する取引方法の手数料を確認しましょう。投資信託については、目論見書に購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額などが記載されています。複数の証券会社を比較する場合は、金融情報サイトの比較ページを活用すると便利です。

対面証券で担当者変更はできる?

多くの対面証券では、担当者の変更に対応しています。担当者との相性が合わない場合や、サービスに不満がある場合は、遠慮なく変更を依頼しましょう。変更を希望する場合は、支店の窓口やコールセンターに連絡します。具体的な理由を伝える必要はありませんが、「投資スタイルが合わない」「連絡頻度を減らしてほしい」など、希望があれば伝えておくとよいでしょう。担当者を変更しても改善が見られない場合は、他社への乗り換えも選択肢として検討してください。

出典一覧

この記事を書いた人

証券会社・証券口座メディア編集部は、ネット証券から対面・外資系証券まで多様な証券会社の選択肢を解説し、投資初心者でも最適な口座を開設できるよう支援している。元証券会社勤務者の知見を活かし手数料やサービス内容を客観的に比較し、おすすめのネット証券や対面証券をご紹介。運営元アドバイザーナビ株式会社は資産運用アドバイザーと投資家のマッチングサービス「資産運用ナビ」を展開し、読者が信頼できる相談先を提案している。透明性の高い情報提供を通じて、資産形成の第一歩を後押しする。