- 米国株に投資したいが、どの証券会社を使うべきか迷っている。
- 特定口座とは何かがわからない
- 投資を始めるための具体的な手順や注意点が知りたい。
「最近は米国株が人気だが、どのように投資すればいいのかわからない」という方も多いのではないだろうか。
米国は世界経済の中心で、投資家保護の法整備も整っているため、非常に魅力的な投資先となる。
米国株を購入するにあたって、どの証券会社を使うべきか悩んでしまう人もいると思われるが、楽天証券の利用がおすすめだ。
この記事では、米国株と楽天証券のメリットなどを解説する。
米国株投資と楽天証券の選択理由
米国株投資をするにあたって、楽天証券は非常に相性がいい。
まずは、米国株投資の魅力や楽天証券の強みなどを解説する。
米国株投資の魅力と可能性
米国の代表的な株価指数である「NYダウ」は、平成の30年間で約10倍にも成長した。一方で、日本の代表的な株価指数である日経平均株価はほぼ横ばいにとどまっている。
アメリカでは次々にイノベーションが起こる土壌が整っており、また言わずと知れた「世界の金融の中心」でもある。
米国は今後も人口が増えることが予測されているため、経済成長が期待できる点も大きな魅力だ。
また、米国企業は株主への還元として配当を重視する傾向が強い点が特徴だ。25年以上にわたって増配を続けている企業を「配当貴族」と呼ぶが、米国には多くの配当貴族企業が存在する。
つまり、米国株を保有していれば、株価の上昇による利益の他、安定して配当金を受け取れるメリットが期待できるのだ。
楽天証券の特徴と強み
楽天証券は人気のネット証券だ。
楽天証券の強みは業界屈指の手数料の安さにある。約定金額によっては手数料がかからないため、手数料負担を回避できる可能性がある。
また、1取引当たりの手数料「約定代金の0.495%(税込)」も、業界最安クラスだ。
同じ商品を買う場合でも、証券会社によって手数料は異なるが、楽天証券であればコスト負担を軽減できるメリットが期待できる。詳しい手数料は楽天証券HPを確認しよう。
なぜ楽天証券が選ばれるか?
取引にあたっての手数料が安い点は、先ほど解説した通りだ。
また、楽天証券ならではのメリットとして「資産運用を通じて楽天ポイントがたまる」点が挙げられる。
日頃から楽天経済圏で生活しており、貯めるポイントを楽天ポイントに集中している方にとって、楽天証券を利用しない手はない。
米国株への投資を通じてポイントを獲得でき、また獲得したポイントは投資へ回すことも可能だ。
もちろん、楽天ポイントを使える店舗で買い物をすることもできるため、楽天経済圏で生活している方にとって大きな経済的メリットとなる。
特定口座を活用した投資法
証券口座を開設するときには、「一般口座」と「特定口座」から選ぶことになる。
どちらを解説するべきか迷ったら、「特定口座」を選択しよう。
ここでは、特定口座の仕組みや米国株との関係について解説する
特定口座の仕組みとメリット
特定口座とは、上場株式等や投資信託にかかる譲渡益の計算を、本人に代わって証券会社が行う口座だ。
特定口座で取引をすれば、納税関係の手続きを証券会社が行ってくれるため、本人の事務負担を軽減できる。
「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があるが、「源泉徴収あり」を選択すれば、本人が確定申告を行う必要はない。
自分自身で利益を計算し、確定申告をする手間を省略できる点が特定口座のメリット。
特定口座での米国株投資の利点
特定口座(源泉徴収あり)で米国株投資を行えば、譲渡益や為替差益は自動的に計算される。
つまり、自分自身で為替の計算などを行う必要はなく、すべて証券会社で納税手続きを代行してくれるので非常に便利だ。
米国株は、日本株の取引とは異なり「為替」も運用成績に大きな影響を与える。
自分で納税手続きを行う場合、「取得時の為替レート」と「売却時の為替レート」などを勘案して計算する必要があるため、非常に面倒だ。
しかし、特定口座で米国株投資を行えば、納税忘れを防ぐのはもちろん、これらの煩雑な手続きを委託でき、正しい納税額を自動で計算してくれる。
楽天証券での特定口座の開設方法
楽天証券で特定口座を開設する方法は、下記のとおりである。
- 口座開設の申込
- 楽天証券ホームページ内の「口座開設」ボタンから申し込む
- 本人確認書類を提出する
- 本人情報の入力
- メールにてログインIDの受け取り
- 初期設定(マイナンバーの提出)
申し込んだその日のうちに特定口座の開設は完了する。
取引を始めるまでの手間がかからず、スピーディーに進む点も楽天証券のメリットといえるだろう。
投資を始める!楽天証券での具体的手順
続いて、楽天証券で米国株投資をするときの具体的手順を見ていこう。
投資にはリスクがあるのは当然だが、米国株ならではの特徴や注意点があるため、事前に把握することが大切だ。
米国株の購入方法と注意点
楽天証券での口座開設が完了し、米国株投資を始めるときは下記の流れで進んでいく。
- 楽天証券口座への入金
- 購入したい銘柄を探す
- 購入の注文をする
楽天銀行の口座を持っており、楽天証券と「自動スイープ機能」を設定すれば、楽天証券の口座に入金する手間を省ける。
また、米国株を購入する際には「円貨決済」か「米ドル決済」を選択する必要がある。
できるだけ手間をかけたくない場合は「円貨決済」を選び、為替レートを見極めてから購入したい場合は、円を米ドルに換えたうえで「米ドル決済」を選ぶと良いだろう。
資金計画とリスク管理
株式はリスクが大きい資産であるため、価格変動リスクは常に付きまとう。米国には優良企業が多いとはいえ、しっかりと企業分析を行わないと損失を抱えてしまうため注意が必要だ。
また、米国株を購入する際には「為替リスク」がある点にも留意しよう。購入時よりもレートが円高に振れれば、為替差損が発生してしまう。
為替を正確に読むことはできないとはいえ、米国株投資を行うにあたっては小さくないリスクだ。
資金計画をしっかりと立てたうえで、リスク許容度の範囲で投資を行うことが重要と言えるだろう。
長期的視点での資産運用のススメ
米国の株式市場は長期的にも成長を続けているため、米国株投資は長期視点で行うことをおすすめする。
投資期間が長くなれば損失を被るリスクをヘッジでき、また長期にわたって配当金を受け取れる。
利益が出たら売却して利益を確保する短期保有も一つの手段だが、リスクを抑えながら安定した配当を受け取りたい場合は、目先の株価変動を追う必要がないだろう。
心理的な不安を軽減するためにも、長期的視点で投資を行うメリットは大きいと言える。
疑問や不安を解消するIFAへの相談
米国株の投資経験がない方は、投資のやり方や将来のリスクに関して疑問や不安を抱えることもあるだろう。
米国株を始める中で疑問や不安があるときは、疑問や不安を解消してくれるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への相談をおすすめする。
IFAに相談するべき状況
自分自身のリスク許容度や米国株のリスクを正しく理解できていないときは、プロのアドバイザーであるIFAに相談するべき状況といえる。
将来は不確実である上に、投資は必ず儲かるとは限らない。
様々な不安があり、なかなか米国株投資に踏み込めないという方も、IFAに相談してみると良いだろう。
「投資をしない」ということは大きな機会損失につながる点は、常に意識するべきだ。
IFAが解決できる問題とそのメリット
IFAとは、特定の金融機関に身を置かず、独立した立場から資産運用の相談を行う金融アドバイザーだ。
金融機関出身者が多く、豊富な金融知識と経験を有していることから、投資初心者にとって非常に頼りになる存在である。
IFAに相談することで、米国株のメリットやデメリット、自身の投資余力などの疑問を解決できるだろう。
投資で大きな損失を出すことを未然に防ぐためにも、IFAに相談して専門的なアドバイスをもらう意義は大きい。
「資産運用ナビ」の無料相談の利用方法
「資産運用ナビ」では、無料で最適なIFAを見つけ、資産運用に関するあらゆる相談ができる。
「資産運用ナビ」公式ホームページより「お問い合わせ」を押し、氏名や連絡先などの情報をフォームに入力すれば無料相談の申し込みは完了だ。
通常2営業日以内に、カスタマーサポートの担当者から連絡が来るため、不安なことがあれば相談すると良いだろう。
まとめ
本記事では、米国株のメリットや、米国株を購入する際におすすめの証券会社などを解説した。
もし不安や疑問があれば、専門的な知識を持ち合わせている専門家のサポートを受けながら米国株投資の準備を進めよう。
効率的に投資を行うためにも、IFAに相談するメリットは大きい。
IFAは、顧客の疑問や不安を解決してくれるだけでなく、運用に対する広範なアドバイスを中立的な立場から提供してくれる存在で非常に頼りになる。
米国株に投資を行いたい方は、以下のボタンからまずは「資産運用ナビ」の無料相談に申し込んでみると良いだろう。