- 大和証券のサービスにどのような特徴があるのか知りたい
- 大和証券の評判が知りたい
- 運用相談をどこにするべきかわからない
国内大手証券会社として知られる大和証券。
総合証券会社ならではの手厚いサービスが魅力的な一方で、お得に証券取引をしたい人にとってはあまり適していないというデメリットも存在する。
本記事では、そんな大和証券のサービス内容やメリット・デメリットについて解説しつつ、利用者の評判を紹介する。
資産運用の相談先をどこにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしていただきたい。
また、大和証券のような対面証券の評判とその特徴についてはこちらにまとめてあるのでぜひ見てほしい。
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大和証券の総合評価

まずは、弊社が大和証券で取引をする投資家を対象に実施したアンケートをもとにした大和証券の総合評価から確認しよう。
※各項目の指標
口座開設:手続きやキャンペーンの内容など
取引手数料:妥当だと感じるか
取扱商品:種類や充実度
取引のしやすさ:取引ツールや分析ツールの利便性など
提供される情報:情報提供はタイムリーか、情報量は充実しているかなど
サポート体制:担当者のクオリティや問い合わせ窓口の対応など
特典・サービス:ポイント投資・銀行やクレジットカードとの連携など
項目 | 詳細 |
総合評価 | 3.09 |
口座開設 | 3.1 |
取引手数料 | 2.79 |
取扱商品 | 3.22 |
取引のしやすさ | 3.15 |
提供される情報 | 3.18 |
サポート体制 | 3.25 |
特典・サービス | 3.03 |
このように、大和証券については概ね標準的な評価が集まったものの、取引手数料については他の項目と比較して若干低評価の割合が多い結果となった。
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大和証券の良い評判と口コミ

弊社が実施したアンケートにて、大和証券について寄せられた良い評判・口コミには以下のようなものが挙げられる。
- 担当者からのサポートを受けられる
- IPOの取扱件数が多い
- 投資情報が充実している
- 大手ゆえの安心感がある
それぞれ具体的な口コミの内容や大和証券の利点について解説していく。
担当者からのサポートを受けられる
まず、担当者から充実したサポートを受けられる点が利用者から高く評価されていた。
投資初心者の方も安心して投資を始められる点は大和証券の大きなメリットと言えるだろう。
アンケート調査で担当者からのサポートについて満足している理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。

初心者だった自分に担当者が丁寧に説明してくれたので、安心できました



担当者のみならず、担当者の上司に至るまで、きめ細やかに対応してくれます。ネット証券に比べると、手数料は高いのですが、安心を買っているという点で、良しとできます。



担当者の技量が高いことは素晴らしい点です。手厚いサポートが受けられます。
大和証券では、担当者がアドバイスしてくれる「ダイワ・コンサルティング」コースが提供されている。
対面や電話で担当者に相談しながら投資を行えるため、初心者でも安心して取引をスタートできる点がメリットだ。
IPOの取扱件数が多い
IPOの取扱件数が多い点について満足しているユーザーも多かった。大きなリターンを期待できるIPO銘柄に投資しやすい点が大和証券の魅力だ。
アンケート調査でIPOについて満足している理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



IPO投資に強みがある点が良いです。大和証券ではIPOの主幹事になる回数が多いこともあって、それだけIPOの当選確率が上がるところに魅力を感じています。



IPOの主幹事会社になることが多く、割り当て数も多いため、当選確率を上げることができる。



IPO取扱数が多く、当選確率がとても高いです。また、IPO情報はウェブサイトで確認可能で、最新のIPO情報や過去の当選実績をウェブサイトで確認できとても利便性が高いです。
大和証券は2024年のIPOの取扱数が37銘柄となっており、そのうち17銘柄は主幹事だった。
IPO実績が多く、抽選に当たる確率が高い点が魅力の証券会社である。
IPO投資で高いリターンを狙いたい方にとって非常に魅力的だと言えるだろう。
投資情報が充実している
投資情報の充実度が高い点を評価しているユーザーも多い。
マーケット情報や個別企業の決算情報など、投資判断に必要な情報を入手しやすい点に魅力を感じている声が多く寄せられている。
アンケート調査で投資情報の充実度について満足している理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



情報提供量はとても多くて投資の知識をつけることができてとてもいいから



国内外のマーケット情報や決算情報など、投資に関する情報が豊富にあるから。



大和証券での取引は、サポートが丁寧であり、情報サービスも非常にわかりやすいものばかりで、初心者から上級者にも安定して利用できます。
大和証券では毎週市場の動向を解説してくれる「ダイワ投資情報ウィークリー」や、ストラテジストが選んだ注目銘柄の分析をまとめた「Stock News」などが提供されている。
各種レポートが充実しており、豊富な情報を得られることが魅力だ。
大手ゆえの安心感がある
大手証券会社であることの安心感も高く評価されているポイントのひとつだ。大切な資産運用を行う先として大和証券は高い信頼を得ている。
アンケート調査で大和証券の安心感について満足している理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



大手なのでまず安心感、直接店舗に相談でき、丁寧に教えてもらえるので初心者向けだと思う。



取引のしやすさがいいのは、会社として伝統もあり、信頼することができるので安心して取引することができます。



基本的にサポートの問い合わせに関するレスポンスが早いですし、更には対応自体も非常に丁寧なので、何かトラブルなどがあった場合にも安心感が湧いています。
大和証券は1902年の創業から長い歴史があり、現在では野村證券に次ぐ時価総額を誇る大手証券会社だ。
2025年1月時点での時価総額は1.5兆円となっており、安心感の高さが大きな強みとなっている。
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大和証券の悪い評判と口コミ


一方、アンケートにて大和証券について寄せられた悪い評判・口コミには以下のようなものが挙げられる。
- 取引ツールが使いづらい
- 取引手数料が高い
- 担当者との相性が悪い
それぞれ具体的な口コミの内容や大和証券のデメリットについて解説していく。
取引ツールが使いづらい
取引に用いるツール・システムの使いづらさに不満を抱くユーザーが少なくない。売買のたびにツールを使うことになるため、ストレスを感じてしまうだろう。
アンケート調査で取引ツールについて改善を求める理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



とにかく、直感的に機能が把握できない。どこに何があるのか。どうしたいときに何処を押せばよいのか分からない。以前のシステムも使い勝手悪かったが、リニューアルして、森が深くなった印象。



どうしてこんなセンスの無いシステムが作成できるのか、理解を超えて、会社自体の経営姿勢も疑ってしまう。まあだから保有株は全部手放してしまったのですけどね。



他のネット証券に比べて、オンライン取引がとてもしづらいので。
大和証券では自分でオンライン取引を行う「ダイワ・ダイレクト」コースが提供されている。
しかしオンライン取引用のツール・システムが使いづらいという声が多かったため、自分で取引をしたい場合はほかの証券会社を検討した方が良いかもしれない。
取引手数料が高い
取引手数料が高い点をネガティブに捉える声も多かった。
近年はネット証券が低コストで取引できる環境を提供しているため、相対的に大和証券の手数料が高いと感じている人が多い。
アンケート調査で手数料について改善を求める理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



日本株の株式売買手数料を無料にしている証券会社もあるので、ここもそれに倣ってほしいから。



もう少し取引手数料を安くして欲しいです。現状だと取引手数料が割高なので、取引手数料は今よりも引き下げて欲しいです。



オンライントレードでも、他のネット証券に比べると取引手数料はかなり高く、投資資金が少ない人には負担が大きすぎる。
大和証券の国内株式の取引手数料はオンライントレードでも最低1,100円から発生し、対面取引だと最低2,750円からとなっている。
国内株式の取引手数料を無料化しているネット証券が存在することを考えると、コストの負担は大きいと言えるだろう。
担当者との相性が悪い
「担当者の質が低い」「担当者と相性が悪い」という評判も少なくない。
大切な資産運用を任せる担当者と合わない場合、取引の際に非常にストレスを感じるだろう。
アンケート調査で担当者について改善を求める理由を質問したところ、以下のような回答が得られた。



営業成績を狙っていることもあるためか、やや不安になる商品を進められることがあります。



自分の担当者は入社3年目で、一目均衡表さえ分からない人物なのが非常に不満。上から言われた銘柄や投資信託しか紹介しないため、電話などは無視している。



総合窓口にログインの問い合わせをしたところ、担当者の理解が足りないようだった
対面型証券会社の営業担当社員にはノルマが課されるケースが多く、営業成績のために自分に合わない商品を提案されるケースもある。
そういった点での相性にストレスを感じているユーザーが多いことを頭に入れておこう。
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特徴と評判から見た大和証券が向いている投資家とは


ここからは、冒頭に紹介した大和証券の総合評価について、以下の項目ごとにそれぞれ紹介していく。
- 口座開設
- 取引手数料
- 取扱商品
- 取引のしやすさ
- 提供される情報
- サポート体制
- 資産管理
それぞれの項目の特徴を解説した上で、大和証券が向いている人・向いていない人の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
大和証券の項目別評価
口座開設
大和証券の口座開設について評価してもらったところ、平均結果は3.1点だった。
口座開設の手続きやキャンペーンの内容に関しては可もなく不可もなくという評価がされている。
大和証券はオンラインで口座開設が完結でき、スムーズに手続きを行えることが特徴だ。
店舗で申し込む場合は最短即日口座開設が可能であり、手続き面で大きな不満を抱くことは少ないだろう。
一方、口座開設で特典を得られるキャンペーンなどの実施はほとんどない。
口座開設でポイントが付与されるネット証券も多いため、やや物足りなく感じるユーザーは多いだろう。
取引手数料
大和証券の取引手数料について評価してもらったところ、平均結果は2.8点だった。
株式等の金融商品の取引にかかる手数料は、妥当と感じていないユーザーが多いようだ。
大和証券は店舗を持たないネット証券と違い、店舗の管理費や営業担当者の人件費などがかかる。
その分が取引手数料にかかっており、ネット証券に比べて割高な手数料となってしまう。
国内株式の売買手数料が無料となっているネット証券が多いことを考えると、大和証券は取引にコストがかかりやすいと言えるだろう。
取扱商品
大和証券の取扱商品について評価してもらったところ、平均結果は3.3点だった。
評価にはばらつきがあり、商品ラインナップを高く評価するユーザーもいれば、不満を抱くユーザーもいるという結果になった。
2025年1月時点で大和証券が取り扱う投資信託の本数は616本となっている。
SBI証券は2,557本、楽天証券は2,580本であるため、大手ネット証券に比べると物足りない水準と言えるだろう。
しかし「自分が購入したい商品があれば問題ない」という人にとっては、取扱本数はあまり関係ない。
投資したい銘柄を大和証券で取り扱っているかどうかを確認してから取引を始めると良いだろう。
取引のしやすさ
大和証券の取引のしやすさについて評価してもらったところ、平均結果は3.2点だった。
高評価・低評価がともに寄せられており、取引のしやすさを感じている人と不満を感じている人がそれぞれ存在する結果となった。
大和証券には担当者がサポートしてくれるため、自分で投資判断を行うネット証券より取引をしやすいと感じる人は少なくない。
一方、オンライントレードのツール・システムは使いづらいという声が多く寄せられている。
取引のスタイルによって感じ方は違うため、自分の投資スタイルを踏まえて大和証券を利用すべきかどうかを検討しよう。
提供される情報
大和証券から提供される情報について評価してもらったところ、平均結果は3.2点だった。
極端に低い評価を付けている人が多いわけではなく、可もなく不可もなくという評価が多く集まっている。
大和証券では投資情報をまとめたレポートが豊富に提供されており、初心者から上級者まで参考になる情報を得られる。
一方、担当者によっては提供してくれる情報の質が低い場合もあり、不満を感じるユーザーもいるようだ。
レポートを読んで投資情報を得たい人にとっては魅力的な環境だが、担当者からの情報提供については自分を担当するアドバイザーの能力に左右されやすいと言えるだろう。
サポート体制
大和証券のサポート体制について評価してもらったところ、平均点数は3.3点だった。
こちらも極端に低い評価を下すユーザーは少なかったものの、高く評価しているユーザーが多いわけでもないようだ。
担当者からの投資助言が助かっているという意見がある一方で「提案の質が低い」「不要な商品を提案される」といったネガティブな意見も聞かれた。
また、問い合わせ窓口に繋がりにくいという声もあった。
充実したサポートを提供してくれる担当者と出会えるかどうかで、大和証券のサポート体制に対する印象は大きく異なるだろう。
資産管理
大和証券の資産管理について評価してもらったところ、平均点数は3.1点だった。
5段階評価の3点をつける人が70%以上ととても多く、まずまず運用成績が出ていると感じている人が多いという結果になった。
対面型の証券会社の大きなメリットは「担当者が資産運用の助言を提供してくれる」という点である。
運用成績の良し悪しは対面型証券会社を評価する重要なポイントとなるが、そこまで悪いパフォーマンスとなっているユーザーは多くないようだ。
大切な資産の運用を任せるパートナーとして大和証券を検討してみても良いだろう。
大和証券が向いている人
ここまで紹介してきた評判・口コミや特徴を踏まえると、大和証券は以下のような人に向いている証券会社だ。
- 担当者にサポートしてほしい人
- 投資情報を活用したい人
- IPO投資を行いたい人
それぞれの特徴について解説していく。
担当者にサポートしてほしい人
大和証券の最大のメリットは「担当者がサポートしてくれる」という点だ。
「ダイワ・コンサルティング」コースであれば、面談や電話で担当者と相談しながら取引を行える。投資助言を受けながら取引を行える点は、大和証券の大きな強みだ。
ネット証券の場合、自分ひとりでマーケットの動きや個別企業の決算情報、投資対象地域の政治・経済の動向などを分析し、投資先の選定や売買タイミングの見極めを行う必要がある。
手間も時間もかかってしまい、なかなか資産運用が上手くいかないというケースは少なくない。
担当者にサポートしてもらえれば、投資判断に必要な情報の提供や分析はもちろん、最適な投資先の選定や売買タイミングのアドバイスなどをしてもらえる。
資産運用について総合的なコンサルティングを受けられることが魅力だ。
さらには相続対策や事業承継といったオーダーメイド型のソリューションを提供できる点も大和証券の強みである。
担当者からのサポートを受け、自分に合ったコンサルティングを提供してもらいたい人は大和証券がおすすめだ。
投資情報を活用したい人
大和証券は豊富な投資情報を提供していることも利点として挙げられる。
金融市場の動向や個別企業の決算情報などを分かりやすくまとめたレポートが提供されており、投資情報を得ながら取引を行えることが魅力だ。
大和証券には「アナリスト」や「ストラテジスト」といった情報分析の専門家が多く在籍しており、高度な専門知識を活かしてレポートをまとめている。
海外にもネットワークを有しており、世界中の情報をいち早くキャッチして投資家に伝える体制も整えている。
高度な専門性と広大なネットワークを活かした投資情報を得られる点が大和証券を利用するメリットだ。
豊富な投資情報を活用して取引を行いたい人は、大和証券の利用を検討してみると良いだろう。
IPO投資を行いたい人
大和証券はIPOの取扱件数が多いことがユーザーから評判となっている。IPOへの投資を検討している方は大和証券の利用がおすすめだ。
そもそもIPOとは未上場の会社が新たに証券取引所に上場し、株式を一般の投資家でも購入できるようにすることを指す。
IPOの際には証券会社が株式を引き受け、自社の顧客に株式を購入してもらうという流れになる。
IPO株は上場直後に大きく株価が上昇するケースが多いことから人気があり、購入する権利は抽選で付与されることとなる。
大和証券はIPOの幹事・主幹事となるケースが多く、IPO株の抽選に参加するチャンスも多い。
大きなリターンを狙えるIPO投資のチャンスが多い点は大和証券の大きな強みだ。
大和証券が向いていない人
特徴や評判を踏まえると、以下のような人は大和証券の利用に向いていない。
- 手数料を抑えて取引したい人
- 自分のペースで投資をしたい人
- 豊富な投資信託から投資先を選びたい人
それぞれの特徴について解説していく。
手数料を抑えて取引したい人
ユーザーからの不満で非常に多かったのが「取引手数料が高い」という点だ。とにかく手数料を抑えて取引をしたい人には大和証券の利用は向いていないと言えるだろう。
特に、短期的に売買を繰り返す投資スタイルの場合、売買のたびに割高な手数料が発生してしまう。
コストが利益を圧迫してしまい、十分なリターンを得られない可能性がある。手数料が低いまたは無料のネット証券を活用する方が良いだろう。
ただし、大和証券をはじめとした対面型証券は手数料の分だけ担当者からの付加価値を得られることが魅力だ。
手数料の高さだけで判断するのではなく、担当者によるコンサルティングの価値とコストを天秤にかけて利用すべきかどうかを検討しよう。
自分のペースで投資をしたい人
自分のペースで投資を行いたい人も大和証券には向いていない。
大和証券には「ダイワ・コンサルティング」コースと「ダイワ・ダイレクト」コースが存在するが、いずれの場合も自分のペースで投資をしたい人には向いていないだろう。
「ダイワ・コンサルティング」コースの場合、担当者からの提案を受けながら取引を行うため、自分のペースでの運用は難しい。
定期的に営業の電話がかかってくることもあり、マイペースで運用したい人にはストレスに感じる可能性もある。
「ダイワ・ダイレクト」コースの場合はインターネットでの取引を自分で行うため、ペースを乱されることはない。
しかし「ダイワ・ダイレクト」コースは主要ネット証券に比べると手数料が高い。
投資助言を得られないのであれば、大和証券でわざわざインターネット取引を行う必要性は低いと言える。
手数料が安いネット証券を活用し、自分のペースで投資判断をしながら運用していくと良いだろう。
豊富な投資信託から投資先を選びたい人
大和証券は、大手ネット証券に比べると投資信託の取扱数が少ない。
豊富な商品ラインナップから自分に合った投資先を選びたい人は、大和証券以外の証券会社を検討する方が良いだろう。
例えば、他社で大きな人気を集める「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などは大和証券で取り扱っていない。
これらの人気商品に投資をしたいのであれば、SBI証券や楽天証券などを選ぶほかない。
事前に投資したい銘柄が大和証券で取り扱われているかどうかをチェックしておくと良いだろう。
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資産運用の相談先にはどんな選択肢がある?


大和証券は担当者がついて投資相談を行えることが特徴だが、一方で担当者と合わないという評判も寄せられている。
ほかの資産運用の相談先はどういった選択肢があるのだろうか。
ここでは対面型証券での運用相談についての解説を行い、専門家に相談すべき理由や対面型証券以外の相談先を紹介する。
さらに相談先を探せるサービス「資産運用ナビ」の特徴も紹介するので、ぜひ参考にして相談先を探し出そう。
対面型証券でする運用相談のデメリット
近年、大和証券などの大手証券会社は富裕層の資産管理を強化している。
個人投資家の多くが手数料が安いネット証券に流れていることを受け、富裕層向けのサービスを強化することで収益を得る方向にシフトし始めているのだ。
そのため、対面型証券会社のサービスの恩恵を受けられない人も少なくない。
また、証券会社のアドバイザーは会社から販売方針を指示されたり、営業ノルマを課されたりしている。
担当者からの助言が必ずしも自分のニーズに合っているとは限らず、不要な商品ばかりを提案される可能性も十分にある。
担当者からのサポートを受けられることが対面型証券会社のメリットだが、一方で上記のようなデメリットがあることも頭に入れておこう。
資産運用を専門家に相談すべき理由
対面型証券での運用相談にはデメリットがあるものの、資産運用を始める際には専門家への相談を行うことをおすすめする。
資産運用を成功させるためには、自分に合った最適な投資戦略の実践が重要であるためだ。
自分に合った投資戦略は人によって異なっており、すべての人に共通する投資の正解は存在しない。
年齢や家族構成、ライフステージ、リスク許容度などによって適切な投資戦略は異なるため、信頼できる専門家に相談することが大切だ。
「対面型証券の相談はデメリットが多いから」という理由で自分ひとりで資産運用を始めるのではなく、ほかに資産運用の相談先を探してみよう。
「資産運用ナビ」の利用がおすすめ
対面型証券以外の相談先をお探しの方は、資産運用アドバイザーを検索できるサービス「資産運用ナビ」の利用をおすすめする。
「資産運用ナビ」では、あなたにぴったりの資産運用アドバイザーを無料で紹介するサービスを提供している。
「資産運用ナビ」に在籍しているアドバイザーは特定の金融機関に所属していないため、金融機関の利益ではなく顧客本位のアドバイスを提供できることが特徴だ。
転勤や異動などで担当者が変わってしまうこともなく、長期にわたって資産運用をサポートしてもらえる。
「資産運用ナビ」を利用する手順は以下の通りだ。
- 専用フォームに希望条件を入力する
- 条件に沿ったアドバイザーが自動診断される
- 診断されたなかから気になるアドバイザーを選ぶ
- 初回の面談日程を調整する
- アドバイザーと面談を行う
たった60秒、アドバイザーの希望条件を入力するだけであなたにぴったりのアドバイザーが自動診断される。
「資産運用ナビ」ではアドバイザーの詳細なプロフィールを公開しているため、事前に経歴や得意分野などをチェックした上で面談に進める。
もちろんアドバイザーは全国47都道府県どこでも紹介可能であり、オンラインでの面談にも対応可能だ。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用し、信頼できるアドバイザーに資産運用の相談をしてみてはいかがだろうか。
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大和証券の会社概要


ここまでアンケート調査に基づく大和証券の評判や口コミについて解説してきた。
ここでは改めて、大和証券の会社概要やサービス内容、取扱商品の詳細について確認しておこう。
大和証券の会社概要
大和証券は、創業120年を超える歴史のある証券会社だ。
全国に180店舗以上の支店を持ち、世界20ヵ国・地域に拠点も有している。
現在では一般的となったインターネットでの株式取引を国内で初めて導入した証券会社でもあり、他にもさまざまな新しいサービスの提供に取り組んでいる。
大和証券では、投資スタイルに合わせて「ダイワ・コンサルティング」コースと「ダイワ・ダイレクト」コースの2種類を選択できる。
ダイワ・コンサルティングコースは、担当者がついて資産運用に相談できるコースで、商品や銘柄選びについて詳しく相談したいという方に適したコースだ。
ダイワ・ダイレクトコースは、主にオンラインでの取引がメインとなるコースで、自分で情報収集して割安な手数料で取引したいという方に向いている。
大和証券が提供するサービス
大和証券で提供している商品やコース、サービスは下記の通りだ。
取扱商品 | 国内株式 外国株式 投資信託 債券 外貨預金 年金・保険 ロボアドバイザー ラップ口座 円預金 FX |
---|---|
取引コース | 「ダイワ・コンサルティング」コース 「ダイワ・ダイレクト」コース |
入金方法 | 大和ネクスト銀行入金 銀行振込入金 オンライントレード入金 提携ATM入金 |
出金方法 | 大和ネクスト銀行出金 銀行振込出金 オンライントレード出金 提携ATM出金 |
大和証券では、株式や債券、投資信託といった一般的な金融商品はもちろん、ロボアドバイザーや年金・保険、FXなど多彩な商品を取り扱っている。
手数料は、取引する商品や取引コースなどによって異なるため、取引前にあらかじめチェックするのをおすすめする。
例えば、国内株式現物取引の手数料は、下記のように設定されている。
料金 | ダイワ・コンサルティングコース | ダイワ・ダイレクトコース | ||
---|---|---|---|---|
対面 | オンライン | コンタクトセンター(フリーダイヤル) | オンライン/コンタクトセンター(自動音声応答) | |
最低手数料 | 2,750円 | 2,090円 | 1,925円 | 1,100円 |
~100万円 | 1.26500% | 0.94820% | 0.88550% | 0.37950% |
~500万円 | 0.96800%+2,970円 | 0.72600%+2,222円 | 0.67760%+2,079円 | 0.29040%+891円 |
~1,000万円 | 0.71500%+15,620円 | 0.53570%+11,737円 | 0.50050%+10,934円 | 0.21450%+4,686円 |
~3,000万円 | 0.57750%+29,370円 | 0.43230%+22,077円 | 0.40370%+20,614円 | 0.17270%+8,866円 |
~5,000万円 | 0.33000%+103,620円 | 0.24750%+77,517円 | 0.23100%+72,424円 | 0.09900%+30,976円 |
~1億円 | 268,620円 | 201,267円 | 187,924円 | 80,476円 |
~5億円 | 298,320円 | 230,967円 | 217,624円 | 110,176円 |
~10億円 | 331,320円 | 263,967円 | 250,624円 | 143,176円 |
その後5億円ごとに | +33,000円 | +33,000円 | +33,000円 | +33,000円 |
表からわかる通り、対面や電話で相談しながら取引を行うよりも、オンラインで自分で取引を行った方が手数料が安くなる。
また、ダイワ・ダイレクトコースの場合は、1日の約定代金合計が300万円までなら取引回数にかかわらず株式手数料が3,300円(税込)となる「ハッスルレート」サービスを利用できる。
大和証券の特徴
他の大手証券会社と比較したときの最大の特徴は、大和ネクスト銀行との連携サービス「ダイワのツインアカウント」だ。
大和証券の総合取引口座と大和ネクスト銀行の預金口座の両方を開設して連携させることで、投資の待機資金を普通預金で運用しながら、効率よく資産を管理できるというメリットがある。
大和ネクスト銀行に余剰資金を預けておけば、投資したいタイミングで自動で買付資金が充当されるため、自分で入金手続きを行う手間が省ける。
ネット証券などでは銀行との連携サービスも珍しくないが、大手総合証券では特徴的なサービスだと言えるだろう。
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大和証券の口座を開設するには


大和証券で口座開設を行う場合、以下のいずれか方法で手続きを進める。
- インターネットで申し込む
- 郵送で申し込む
- 店舗で申し込む
それぞれの申し込み手順を解説していく。
インターネットで申し込む
インターネットで申し込む場合、以下の手順で申し込み手続きを進める。
- ホームページで「口座開設を申込む」をクリックする
- 規定等を確認してメールアドレスを登録する
- 口座開設に必要な情報を入力する
- 本人確認書類を撮影してアップロードする
- 「口座開設のお知らせ」を受け取る
- 「大和証券マイナンバー登録用アプリ」でマイナンバーを登録する
- 取引を開始する
インターネットで申し込む場合は書類の郵送などは不要であり、オンラインで申し込み手続きが完結する。
ただし、アプリを利用できない場合は書面でマイナンバーを登録する必要があるため注意が必要だ。
郵送で申し込む
郵送で申し込む場合、以下の手順で申し込み手続きを進める。
- ホームページで「口座開設を申込む」をクリックする
- 口座開設に必要な情報を入力する
- 申込書を印刷または取り寄せる
- 申込書に署名・捺印をする
- 必要書類とともに大和証券に郵送する
- 「口座開設のお知らせ」を受け取る
- 取引を開始する
申込書を郵送する際、マイナンバー確認書類と本人確認書類を併せて郵送する必要がある。
事前にマイナンバー確認書類・本人確認書類を準備しておくと準備がスムーズに進むためおすすめだ。
店舗で申し込む
店舗で申し込む場合、以下の手順で申し込み手続きを進める。
- 大和証券の店舗に来店する
- 申込書を記入し、署名・捺印をする
- 口座開設が完了する
- 取引を開始する
店舗での申し込みであれば即日口座開設が完了し、取引をスタートできる。
なお、来店の際には「マイナンバー確認書類」「本人確認書類」「印鑑(届出印)」「取引先金融機関名・支店名・口座番号」の持参が必要だ。
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評判を参考に大和証券を利用すべきか検討しよう


本記事では、大和証券の良い評判・悪い評判をそれぞれ紹介してきた。
実際に利用しているユーザーの評判・口コミを参考に自分に合っているかどうかを判断し、大和証券を利用すべきか検討しよう。
近年、大和証券をはじめとする大手の対面型証券では富裕層向けのサービス強化に舵を切っている。
さらには会社方針や営業ノルマによって自分の運用ニーズに合った提案を受けられない可能性もある。
サポートを受けられるメリットの反面、デメリットも存在していることを理解しておくことが大切だ。
大和証券などの対面型証券の相談にデメリットがあるとはいえ、資産運用を行う際には専門家への相談をおすすめする。
自分に合った投資戦略を助言してもらい、資産運用を成功に近づけることが重要だ。
「資産運用ナビ」では、あなたにぴったりの資産運用アドバイザーを無料で紹介するサービスを提供している。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、信頼できる資産運用アドバイザーに投資相談をしてみてはいかがだろうか。
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大和証券の評判に関するQ&A


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