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投資初心者は何からはじめるべき?注意点も一緒に解説!

  • 「これまでに投資をしたことがないが始めてみようと思っている」
  • 「何から始めて投資に取り組むべきかわからない」
  • 「どんな種類の投資法があるか知りたい」

今回はこのような疑問を解決していこう。

株式・債券・不動産・暗号資産・FX・NFTなど投資の種類は多く、何からはじめればいいかわからないという人は多いだろう。

結論から言うと、投資初心者は株式投資からはじめるべきである。

なぜなら、株式は伝統的な資産と呼ばれている投資の王道のような金融商品だからだ。

とはいえ、株式投資にしてもいくつかの種類がある。

本記事では株式投資のなかでも初心者におすすめの方法を紹介していく。

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目次

投資初心者は何からはじめるべき?

長期・分散・積立が投資の鉄則である。基本を抑えずに投資をはじめてしまうと取り返しがつかないことになってしまうかもしれない。

投資初心者には3つの基本を忠実に守りながら取り組める投資方法がおすすめだ。

初心者が最初に取り組むべき投資方法

  • つみたてNISA
  • iDeCo
  • 投資信託

ここでは、それぞれの投資方法について詳しく解説していこう。

つみたてNISA

1つ目の投資方法は「つみたてNISA」だ。

年間40万円までの投資元本から出た利益に対して20年間税金がかからないという制度である。株式投資で出た利益に耐しては約20%の税金を納める必要があるが、つみたてNISAでは非課税。税金がかからない分投資利回りが良くなるというわけだ。

また、つみたてNISAで購入できる商品は金融庁から認められた投資信託だけである。

そのため、怪しい商品への投資を回避できる

さらに、投資信託は複数の銘柄を組み合わせた詰め合わせパックのような金融商品なので、1本購入するだけで分散投資が可能だ。毎月定額を淡々と積み立てていく仕組みなので、投資時期の分散も図れている。

以上のような点から長期・分散・積立という基本に忠実なつみたてNISAは、未経験者におすすめの投資法と言える。

iDeCo

2つ目の投資方法は「iDeCo」だ。

iDeCoは個人型確定拠出年金のことで、老後資金を蓄えるために設計された税制優遇制度である。

つみたてNISAと同様に運用益が非課税であるうえに、毎月の掛金が所得控除の対象になったり、受け取り時にも退職金控除や公的年金等控除が適用されたりする。所得控除が適用されると納税額が減少するので、投資をしながら節税することができる。

iDeCoで投資できる金融商品は国内株式や海外株式を組み入れた投資信託が中心だ。証券会社のなかには、元本保証型の定期預金を扱っているところもある。

毎月定額を積み立てて複数の銘柄を組み合わせた投資信託を購入しているので投資タイミング・投資先ともに分散が図れていると言えるだろう。

また、iDeCoは老後に備えるための制度なので、特別な事由がない限り最短でも60歳までは引き出せない

長期投資も自動的に可能なので、基本を抑えた投資法だ。

投資信託

3つ目の投資方法は「投資信託」だ。

投資信託は複数の銘柄を組み合わせた金融商品で、1本購入すると投資先を分散させられる。また、証券会社によっては100円から購入できるので、初心者でもはじめやすいと言えるだろう。

投資信託は運用のプロが投資判断をするアクティブファンドと、日経平均株価やS&P500のような指数に連動するインデックスファンドがある。

信託報酬はアクティブファンドの方が高い傾向にあるが、運用実績にそれほど大きな差が出るわけではなくインデックスファンドが上回ることもあるので、初心者にはコストの低いインデックスファンドがおすすめだ。

分散・積立という基本の2項目を満たしており、途中で売買を繰り返さなければ長期投資も可能だ。

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投資初心者が投資をスタートさせるための3ステップ

投資をしたことがない人でもはじめやすい投資法を4つ紹介してきた。

ここでは、投資をスタートさせるための3ステップを紹介していこう。

証券口座を開設する

証券口座がなければ株式投資は始められない。

まずは証券口座を開設しよう。おすすめの証券口座は、SBI証券や楽天証券のような取引手数料が安いネット証券だ。

指定のクレジットカードを利用した積立設定でポイントが還元されたり、オンラインで口座開設が完結したりする点も2社をおすすめする理由である。

口座開設時には、免許証やマイナンバーカードのような顔写真つきの本人確認書類の提出が求められるので事前に準備しておこう。

また、証券口座を開設する際はマイナンバーの提出が義務化された。本人確認書類として、マイナンバーカードを使用すると手間が省ける。

マイナンバーカードを発行していない場合は、個人番号通知カードやマイナンバーが記載された住民票や住民票の写しでも楽天証券では手続き可能だ。証券会社ごとに取り扱い規定が異なるので、開設するところのホームページを確認しておこう。

メインの投資方法を決定する

口座開設の手続きが完了したら、前の章で紹介したもののなかからメインの投資方法を決定する。

いきなり複数の投資をはじめると混同する可能性があるので、1つずつはじめて慣れていくのが良いだろう。

初心者に最もおすすめの投資方法はつみたてNISAだ。非課税枠を利用できるお得な制度なので使わない手はないだろう。

年間40万円以上の投資元本を確保できた場合は、ほかの投資方法も検討すると良い。

商品を決定して購入する

メインの投資方法が決まったら商品を決定して購入しよう。

初心者におすすめの金融商品は、つみたてNISAやiDeCoで購入できる投資信託だ。

金融庁から認可を受けた投資信託しか販売できないつみたてNISAでも、投資対象の投資信託は100種類を上回っており、どれを選べばいいかわからないかもしれない。

日本株式・米国株式・先進国株式・全世界株式などの選択肢から投資したい対象を選んでいく。

ただ、それぞれの投資対象に対しても複数の商品が存在している。買付手数料が無料のノーロード型と呼ばれるものや、信託報酬が安いものを選ぼう。

信託報酬の目安は0.1%〜0.2%だ。なかには0.1%を下回るかなり良心的な信託報酬を設定しているファンドもある。

投資初心者が気を付けるべき注意点

初めての金融商品購入前に気を付けるべきポイントがいくつかある。

ここでは、投資をはじめるにあたっての注意点を紹介していこう。

リスク許容度を考慮する

1つ目は「リスク許容度を考慮する」だ。

リスク許容度とは、どれほどのリスクを取っても問題なく生活を続けられるかという指標である。リスク許容度が高ければ高いほど投資でリスクを取っても大丈夫ということになる。

リスク許容度が高い人の特徴

  • 独身
  • 若い
  • 高年収
  • 生活にかかるコストが低い

リスク許容度が低い人の特徴

  • 子どもがいる
  • 定年が近い
  • 年金暮らし

リスク許容度は、「高い=良い」「低い=悪い」というものではない。

自分のリスク許容度の範囲内で投資をすることが大切だ。投資をはじめる前にはリスク許容度がどの程度なのか把握しておこう。

生活資金で投資しない

2つ目は「生活資金で投資しない」だ。

金融商品への投資は価値の変動が伴う。生活資金を投資に回していると、リーマンショックのような暴落が訪れた際には生活費を捻出するために株式を売却する必要がある。

しかし、株式は大幅に下落しており生活費をまかなう金額に到達せず、家賃や光熱費などが支払えず生活が立ち行かなくなってしまうかもしれない。

そのような事態を防ぐためにも、投資は必ず余剰資金でおこなおう。

甘い話に乗らない

3つ目は「甘い話に乗らない」だ。

投資をはじめようとすると「簡単に稼げる」と唱える人や商品を目にする機会があるかもしれない。

信じて投資をした結果、最初はいくらか利益をもらえていたが、途中で連絡が付かなくなったり投資会社が解散して元本を失ったという消費者トラブルが多発している。

詐欺業者からしてみると知識の少ない投資初心者は狙いやすい存在だ。

簡単に稼げるという甘い話はないので、安易に乗って資金を失わないようにしよう。

短期で大きな利益を狙わない

4つ目は「短期で大きな利益を狙わない」だ。

株価は短期的に見ると上昇と下落を繰り返しているが、長期的に見ると右肩上がりに成長している。

つまり、経験や知識が乏しい初心者が安定した運用成果を出すためには、長期間にわたって投資をすることで右肩上がりの相場に乗ることが有効だ。

短期で利益を狙うと売買を繰り返すことになり、右肩上がりという株価の特徴を活かせない。

また、売買タイミングを見計らうためにパソコンやスマホの相場画面とにらめっこする必要があるので手間や時間もかかる。

そのため、短期売買は初心者にはおすすめできない

困ったことがあればIFAに相談する

投資をはじめるにあたって困ったことがあればお金の専門家であるIFAに相談しよう

疑問点や不明点をそのままにしておくと、後で取り返しのつかないことになってしまう可能性がある。

現在、「資産運用ナビ」では下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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