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「資産10億円」の秘密を解き明かす!賢く収入を増やす運用戦略

この記事で解決できるお悩み
  • 資産10億円を手にするための資産運用を知りたい
  • 富裕層が利用するプライベートバンクについて知りたい
  • 資産運用におけるIFAの活用法を知りたい

近年、富裕層とそうでない人の格差が話題になることが多い。莫大な富や資産を築くための実践的な手法が知りたい方もいるだろう。

そこでこの記事では、高所得者や富裕層が実践する資産の運用や投資の方法を説明する。

特に、資産10億円を目指す人々へ向け賢い投資の方法について解説し、その実現の可能性について考察する。

目次

資産10億円の人が利用する資産運用の手法

資産10億円の人が利用する資産運用の手法 資産運用ナビコラム

野村総合研究所が定義する保有資産の階層分類によると、純金融資産5億円以上を保有する世帯は「超富裕層」と定義される。

2021年の調査では、5億円以上の資産を持つ「超富裕層」は9.0万世帯で、全体のわずか0.17%である。 資産10億円以上の世帯数はさらに絞られ、ごく一部の資産家と呼ぶにふさわしい資産規模だ。

一方、2021年の富裕層・超富裕層の合計世帯数は、この推計を開始した2005年以降、最も多かった2019年からさらに15.8万世帯増加している。

では、このような超富裕層はどのようにして資産10億円まで到達していったのであろうか。

その方法について解説していく。

資産10億円を築く方法とは

10億という巨額な資産を築くにはどうしたら良いか、その方法は未知数だろう。

資金さえできれば、起業して会社を大きくしていく方法もある。

実際にGoogleやMETAなどは起業することで巨額の富を得ている。

高収入の職業に就く

資産10億円は、国内に0.17%しかいないことから見てもわかるように、かなり少数であることがわかる。

しかし、まずは基本となる収入を大きくしていかなければ投資も何もできない。高収入の職業は、芸能人、プロスポーツ選手、開業医、弁護士・会計士、医師、外資系企業勤務などになるだろう。

年収2,000万円台を維持することで生活を安定的に維持し、投資資金なども得ることができる。

投資で大きく儲ける

低金利時代が続き、預貯金で資産を形成できる時代ではない。

そこで、資産を増やすには投資が最も近道だろう。株式、投資信託、不動産、ファンドなど様々な分野で投資を行い、利回りや売買を重ねて利益を得ていくのだ。

たとえば、10億円を年利1%で資産運用したとすると年利は1,000万円になる。

10億円を年利1%で資産運用した場合

10億円×1%=1,000万円

しかし、投資における標準的な利回りである3%で運用したとしよう。すると、年に3,000万円の資産収入が得られる。単純に、それが5年で1.5億10年で3億と、投資額が大きい分リターンも大きいため、富裕層を目指せる仕組みだ。

10億円を年利3%で資産運用した場合

10億円×3%=3,000万円
3,000万×5年=1.5億
3,000万×10年=3億

資産10億円の人が選ぶ投資の種類

投資の種類として、2つの例を見てみよう。

不動産投資

富裕層だからこそ、大きくできる投資方法だろう。安定的に家賃収入を得られるのも魅力だ。

資産が10億円あればマンションを1棟まるごと購入することも可能である上、区分所有でもリスク分散ができて良い投資になる。

しかし、投資額が大きい分、リスクを考え他の投資よりも一層信頼できる仲介業者などからアドバイスを受けて行いたい。

不動産投資は立地や物件が最も重要なポイントだ。都心や人が魅力的、総じて希少な物件でなければ借り手がつかず収益がマイナスになることもある。賢く資産を増やすためには、プロのアドバイスが重要なポイントとなるだろう。

富裕層向け投資商品

後述するプライベートバンクやヘッジファンドなどの、富裕層ならではの資産形成の方法もある。ヘッジファンドは、さまざまな金融手法を用いて、特定の株価指数以上の利益を出すことを目指す投資ファンドだ。

まとまった金額で投資をすればその分リターンも大きく期待できる。

しかし、その分リスクも大きい商品であり、投資である以上市場変動のリスクを受けることは変わらないので、負債が生じる可能性もあることも理解しておきたい。

プライベートバンクが勧める商品も含め、富裕層向けには通常は公開されない商品や資産があるからこそ有利な条件で運用できる商品などが揃えられている。

リスク管理の重要性とその手法

分散投資とは、資産クラスや商品、タイミングを分けて投資することだ。一部が暴落しても資産全体が大きな損失を出さないようリスクを分散させる方法と言える。

富裕層の場合、一つの投資先あたりの金額自体が大きいので、損失も大きくなる可能性がある。

そのため、資産の分散は非常に重要となる。以下、分散投資の基準について説明する。

資産を分ける場合

株式、債券、不動産、金など、日々の値動きの異なる商品に分散する。

地域を分ける場合

国内、先進国、新興国など経済状況や地政学リスクの異なる地域など社会情勢をみて分散していく。

タイミングを分ける場合

1度に全額投資せずに複数回に分けて資金を投入する。

ポートフォリオの構築とリバランス

先述したように、富裕層の場合手元にある投資額が大きいため、株式、投資信託、不動産など分散投資を行なっていく。これにより、特に海外の先進国、新興国のファンドなどで大きなリターンを見込める場合もある。

しかし、社会情勢によっては、ポートフォリオのバランスが崩れてくることもあるため、リバランスが必要になることも忘れてはならない。 

プライベートバンクの活用

プライベートバンクの活用 資産運用ナビコラム

「プライベートバンク」というサービスがあるのはご存知だろうか。資産が億単位の富裕層でないと利用できない銀行も存在するのだ。

プライベートバンクとは

プライベートバンクは、スイスで発祥し欧米で発展した、資産を一定以上保有している富裕層を対象とした金融機関だ。専任の担当がつき、資産運用などについて、コンシェルジュのような役割を果たす。

資産管理以外にも、富裕層の関心が高い様々なイベントも開催している。

プライベートバンクのビジネスモデルとは

銀行・証券・信託・保険・不動産など総合的な資産管理や資産運用サービスを業務としている。通常の金融機関と違い、家庭環境を含めて、個人のプライベートの深い部分までの付き合いを広げていく。

そのことにより、長期的な視点から顧客の老後資金や保険、子どもや孫への相続対策などあらゆる方面から資産を守る対策をとってくれるのが特徴だ。

証券会社のプライベートバンクを利用するには、最低でも1億円程度の資産が必要といわれている。この必要資産額を満たしていても、不動産や自社株などが多く、流動性資金の割合が少ない場合は、サービスを受けられないケースもある。

日本のプライベートバンク

日本国内にもプライベートバンクが存在する。三菱UFJモルガンスタンレー証券、野村證券、UBSなどがその一例だ。

その中でも、野村證券は、日本の独立系証券会社としてトップに君臨する証券会社だ。プライベートバンク部門は「ウェルスマネジメント業務」と言われている。

最低預入額は非公開だが、推定1億円以上と言われている。野村證券のプライベートバンクは「センチュリーオンカード」というクレジットカードを持つことができるが、年会費が35万円と高額で金額を見ても富裕層向けであることがわかるだろう。

また、投資の商品についても、富裕層限定ラップ口座の野村SMA、IPO株式の優先的割り当てなどがあり、富裕層にしかできない資産運用が可能なのだ。

専門家による資産運用のアドバイス

専門家による資産運用のアドバイス 資産運用ナビコラム

資産を10億円にする、10億円を所持するということは、適切な管理と運用をすることが最重要事項である。

そこで、プライベートバンクも然り、常に共に伴走しながら運用をしてくれるパートナーの助けやアドバイスが必要と言っても過言ではない。


金融機関から独立した、資産運用の専門家であるIFAはパートナーとしてうってつけだ。

IFAには転勤がなく、長期間同じ担当者からアドバイスを受ける事ができるからである。

IFAの概要と資産運用を相談するメリットや活用法について記載したので、ぜひ参考にしてほしい。

IFA(Independent Financial Advisor)とは

IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことだ。

初心者の場合は特に、このような投資のプロに自分の予算や投資の目的にあった商品や投資の仕方を相談し、指南を受けながら進めるのも良いだろう。

プライベートバンクは特定の金融機関によるサービスだが、IFAは中立的な立場で利用者の資産の運用や管理などのサポート等を行うという違いがある。

IFAに相談するメリット

10億ともなると資産を個人で管理することは規模的にも難しくなってくる。また富裕層になると、時間の使い方も日々の資産に関わってくる。

そこで、IFAに運用面で伴走をしてもらうことで効率的な運用が可能になるのは大きなメリットと言えるだろう。

また、第三者の目で現在の資産、投資などの状況を見ることによりリバランスを行うなど幅広く資産の形成が可能だ。

資産運用におけるIFAの活用法

IFAは、プロフェッショナルな視点からの運用、そして見直しに関するアドバイスを行い、さらに資産を増やすための具体的な手法を教示してくれる。

具体的には、目標達成に向けた運用の立案、新商品の紹介やカスタマイズ。

また、資産家にとっては重要な節税対策も含め、投資における弱点としているところをフォローしてもらうなど活用方法は幅広い。投資のみならず、税制の指南なども含めて活用してみるのはどうだろうか。

ただ、投資家の投資経験や投資意向によって、最適なIFAの選択肢も異なる。

自身の条件にあったIFAを見つけるには、「資産運用ナビ」などの検索プラットフォームの活用もおすすめである。無料相談もできるので、長期的な資産形成のパートナーとなる、信頼できるIFAが見つかるはずだ。

まとめ

「資産10億円」の秘密を解き明かす―賢く収入を増やす運用戦略 資産運用ナビコラム

この記事では、資産10億円を目指す人々の投資や資産運用の手法について解説し、その実現の可能性について考察した。

記事のテーマに沿って、IFAに相談することで資産10億円を目指す人々の投資の手法、リスク管理の重要性などについて深く学ぶことができる。また、お金にまつわる正しい指南を受け、理解を深めながら、安心して資産運用ができるので、資産が大きいほど、IFAはぜひ活用すべきだろう。

IFAはプロフェッショナルな視点からのアドバイスを行い、具体的な手法を教示しながら中立的な立場で目標達成に向けた運用の立案を行ってくれる。

一方プライベートバンクは、特定の金融機関によるサービスであり、一般の金融機関では取り扱いのない金融商品をヒアリングをした上で紹介してくれるなどの特別なサービスを受けることができるのがメリットだ。

それぞれのメリットを生かしながら資産の運用を進めるのも良作だろう。

IFAに依頼をしたい時は、「資産運用ナビ」をぜひ利用することをおすすめする。自身が運用していきたい商品や相談内容、地域を指定したうえで検索することもできるので、理想の資産運用を目指すためにも、無料相談を申し込んでみてほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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