「借入したお金の振込にはどれくらい時間がかかるのか知りたい」「すぐにお金を受け取る方法はあるのか?」
上記のように、カードローンで借入したお金を受け取るまでの時間が気になる人は多いのではないか。
オリックス銀行カードローンでの振込時間は、回線状況や金融機関によってタイミングが変化する。
条件によっては、即時に受け取ることも可能だが、翌日以降になることもある。
この記事では、オリックス銀行カードローンの振込時間を含めた利用条件や注意点を詳しく解説する。
カードローンを選ぶ基準に利便性を求めている人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
オリックス銀行カードローンの振込時間はどのくらい?
オリックス銀行カードローンの振込時間は、振込先の口座や手続き時の回線状況によって異なる。
オリックス銀行カードローンの公式サイトにおいて、以下のことが公表されている。
PayPay銀行あての場合
振込先の口座がPayPay銀行の場合は、毎日23時50分までの受付分を即時受け取れる。
他のネット銀行やオリックス銀行宛では、借入したお金を即時受け取ることはできないため、気をつけよう。
その他金融機関の場合
PayPay銀行以外の金融機関の口座へ振込を希望する場合は、平日15時までに振込申請をすることで即日受け取ることができる。
平日15時以降や土日祝日に振込の申請をした場合は、翌営業日の9時以降に振り込まれる。
注意点は、PayPay銀行以外は即時ではなく即日となる点だ。
しばらく時間がかかる場合もあるので、間違えないようにしよう。
回線状況や金融機関によって振込時間は異なる
オリックス銀行カードローンに限らず、借入したお金を口座を経由して受け取る方法は、振込をする側だけではなく振り込まれる側の事情もある。
つまり、月末月初や休日明けなど回線が混雑する時期は、着金が遅れる可能性がある。
さらに、回線が混雑していると、振込申請をしても受付が遅れたり、振込先の銀行へ受付状況がスムーズに反映されないことがある。
つまり、振込申請を毎回同じ曜日や時間帯に行っても、振込時間は同じにならないのだ。
オリックス銀行カードローンの利用条件
オリックス銀行カードローンを利用する場合に、振込時間だけを見るなら、PayPay銀行を持っていれば利便性は高いと言える。
しかし、以下の条件を満たさなければ、そもそもカードローン自体を利用することすらできない。
- 満20歳以上69歳以下である
- 原則安定した収入がある
- 日本国内に在住・外国籍の場合は永住者または特別永住者
- 保証会社の保証を受けられる
それぞれの条件について解説していく。
満20歳以上69歳以下である
オリックス銀行カードローンの利用条件は、満20歳以上69歳以下である。
2022年4月からは18歳で成人となり、保護者の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになった。
そして、18歳以上で収入があればクレジットカードを作ったり、住宅ローンやマイカーローンを組んだりできる。
しかし、オリックス銀行カードローンは満20歳になっていなければ、成人かどうかにかかわらず利用できない。
アルバイトで収入があったとしても、同じく20歳未満の利用は不可だ。
また、利用条件とは申込できる年齢ではなく、借入できる年齢となる。
69歳までに申込をして利用を開始しても、途中で70歳になった場合は追加の借入ができなくなり、以降は返済しかできなくなる。
原則安定した収入がある
オリックス銀行カードローンは、安定した収入がなければ借入できない。
つまり、無職や専業主婦、さらには稼いでいても安定した収入と見なされなければ審査は通らない。
収入があっても審査が通らないケースとしては、開業届などは出さずに、せどりや転売で稼いでいる状態である。
審査する側は臨時の収入が継続していると判断するため、安定した収入とは見なされない。
個人で稼いだ収入が安定していると見なされるためには、個人事業や自営業として収入の安定性を証明する必要がある。
日本国内に在住・外国籍の場合は永住者または特別永住者
オリックス銀行カードローンは日本国内の在住者か、外国籍の場合は永住者または特別永住者でなければ借入できない。
海外に在住している人や、日本国内に在住していても外国籍の場合は利用できないので注意しよう。
保証会社の保証を受けられる
オリックス銀行カードローンで借入をするには、保証会社であるオリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社のどちらかの保証を受ける必要がある。
保証会社とは、債務者が返済できなくなった場合に代わりに返済をする会社だ。
オリックス銀行カードローンに限らず、銀行のカードローンは保証会社の保証を受けられることを条件にしている。
保証を受けられるかは、審査をすることで決まる。
銀行と保証会社が別に審査を行い、両方の審査が通ることでカードローンの利用ができる仕組みだ。
オリックス銀行カードローンの振込による借入の特徴は?
オリックス銀行カードローンで借入をしたお金を受け取る方法には、以下のものがある。
- ローンカードを用いて提携ATMから引き出す
- 口座を指定して振込申請をする
提携ATMから引き出す場合は、手数料が無料だったり、多くの場所に設置されているため利便性が高い特徴がある。
口座へ振込する場合の借入には、以下の特徴がある。
- オリックス銀行の口座を持っていなくても振込による借入ができる
- 「登録口座」もしくは「振込専用口座」に振込が必要
それぞれ見ていく。
オリックス銀行の口座を持っていなくても振込による借入ができる
オリックス銀行カードローンの申込は、オリックス銀行の口座を持っている必要がない。
さらに、借入をしたお金を口座に振込をする場合でも、オリックス銀行以外の金融機関の口座を設定できる。
しかし、振込先の口座の名義人は契約者本人でなければいけない。
つまり、家族や会社名義の口座は設定できないのである。
「登録口座」もしくは「振込専用口座」に振込が必要
オリックス銀行カードローンで借入したお金の振込先は、事前に設定した「登録口座」もしくは「振込専用口座」の口座となる。
2つの口座の違いは、返済時の口座引き落としとしても利用可能かどうかだ。
「振込専用口座」は、借入したお金の振込先としてのみ設定できる。
そして「登録口座」は、振込先と返済時の口座引き落としに利用できる。
振込申請ごとに振込先を選べるため、両方を設定しておけば口座を使い分けたい場合に便利だ。
例えば「登録口座」はクレジットカードや光熱費の引き落としなど生活するのに必ず必要な分を入れておく。
一方、教育費などの必要に応じて引き出すことになる分は「振込専用口座」に振込をするなどの使い分けが考えられる。
どちらの口座でも、オリックス銀行カードローンの公式サイトにあるお客さま専用サイト「メンバーズナビ」にログインすれば設定できる。
オリックス銀行カードローンの振込の借入方法
オリックス銀行カードローンの借入で振込をする手順は以下のどちらかである。
- パソコン・スマートフォンから申込む
- 電話で申込む
それぞれ見ていこう。
パソコン・スマートフォンから申込む
オリックス銀行カードローンの公式サイトのお客さま専用サイト「メンバーズナビ」にログインすることで、振込の申請ができる。
アプリではないため、パソコンやスマートフォンなどのインターネットにつながる端末があれば申込可能だ。
しかし、携帯電話端末(フィーチャーフォン)専用のカードローンサイトは終了している。
そのため、古い携帯電話端末からはログインできない可能性がある。
電話で申込む
近くにインターネットへアクセスできる環境がなくても、電話ができれば振込申請は可能だ。
口頭で金額を伝えることで、口座に振込してもらうことができる。
しかし、振込先の口座設定は電話だけではできないため、気を付けよう。
インターネット以外で口座設定をするには、書面でのやり取りとなる。
また、電話は営業時間(9時から18時)があるため、営業時間外や土日祝および12月31日〜1月3日は振込申請ができない。
オリックス銀行カードローンの振込時間に関する注意点
オリックス銀行カードローンの振込時間は、回線状況や振込先の金融機関によって異なるため、注意が必要だ。
以下のように、振込先の金融機関や曜日、受付時間によって、振込申請の受付や振込の時間が変わってくる。
振込先の 金融機関 | 曜日 | 受付時間 | 振込時間 |
PayPay銀行 | 平日・土・日・祝日 | 0時15分~23時50分 | 即時振込 |
金融機関 | その他の平日 | 0時15分~8時40分 | 即日9時~10時 |
8時40分~15時 | 即日 | ||
15時~23時50分 | 翌営業日9時~10時 | ||
土・日・祝日 | 0時15分~23時50分 | 翌営業日9時~10時 |
また、申請した日時が月末月初や休日明けなど回線が混雑する時期だった場合、着金が遅れることがあるのには注意しよう。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
オリックス銀行カードローンのATMでの借入について
オリックス銀行カードローンは、ローンカードと提携ATMを利用すれば、口座を経由しなくても借入したお金を受け取れる。
ローンカードを紛失している場合は利用できないため、再発行などの手続きが必要となる。
ここからは、具体的な借入方法や注意点を確認していこう。
提携金融機関のATMで利用可能
オリックス銀行カードローンで利用できる提携金融機関のATMは、多くのコンビニや他の銀行に設置されている。
注意点は、オリックス銀行カードローン側の借入は24時間受付しているが、ATMを利用できない時間帯があることだ。
例えばコンビニに設置されている提携ATMは、日付が変わる前後や3時から4時10分までの間は利用できない。
他にもATMには定期点検があったり、設置しているスーパーや銀行など店舗ごとに営業時間が異なっている。
提携ATM手数料は無料
借入したお金が振込まれた口座から引き出す際には、手数料が発生する金融機関がある。
しかし、提携ATMから引き出すなら手数料は無料となる。
回数制限はないため、必要なタイミングで引き出すような利用をしても手数料は発生しない。
1,000円単位で借入が可能
オリックス銀行カードローンの提携ATMを利用した借入は、1,000円単位で可能だ。
口座への振込の場合は1円単位から可能なため、不便に感じるかもしれない。
しかし、口座への振込は申請が必要なため、すぐに使用する予定がなくても利用限度額全額を借入する人もいるかもしれない。
利便性を優先してまとめて借入すると、使ったかどうかに関係なく利子は発生してしまう。
また、返済金額も借入残高に応じて変わる。
つまり、返済による負担を増やしたくないなら、むやみにまとめて借入しない方がよいわけだ。
提携ATMを利用した借入であれば引き出す金額が借入金額となるため、1,000円単位で必要な分だけ借入することができる。
長期的に利用する予定なら、必要な分だけ借入することを検討しよう。
オリックス銀行カードローンの返済方法は?
オリックス銀行カードローンの返済方法は、以下の3つである。
- 提携ATMへの入金
- 指定口座への振込
- 自分の口座からの引き落とし
基本的に借入したお金を受け取る方法と同じく、提携ATMや口座を利用して返済が可能だ。
借入と同じ方法である必要はないため、返済しやすい方法を選ぶとよい。
提携ATMを利用して返済する場合は、借入と同じくローンカードを使用することで入金し返済できる。
指定口座は会社が個別に用意しているため、自分が用意する必要はない。
口座情報は専用サイト「メンバーズナビ」で確認できるため、口座引き落としのように「登録口座」などの設定は不要だ。
そして、口座引き落としに利用できない金融機関があるのには気をつけよう。
具体的には、以下の機関が当てはまる。
- 商工中金
- 農林中央金庫
- セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行などのネット系銀行(PayPay銀行・楽天銀行は除く)
- 外資系銀行(※SMBC信託銀行は引き落とし不可)
- 漁業協同組合
- オリックス銀行
融資振込ができた口座だから口座引き落としも可能ということはないため、気を付けよう。
さらに、口座を利用する場合の振込手数料は自己負担となることにも注意が必要だ。
ただ、借入と同じく提携ATMを利用して返済する場合の手数料は発生しない。
以下の記事では、オリックス銀行カードローンの返済方法について詳しく解説しているため、参考にして欲しい。
オリックス銀行カードローンの申込の流れ
オリックス銀行カードローンの申込の流れは、以下のようになる。
- 申込フォームへの入力・受付メール受信
- 審査開始
- 在籍確認・本人確認・申込内容確認
- ローンカード発行
- 必要書類提出・利用開始
順番に見ていこう。
申込フォームへの入力・受付メール受信
オリックス銀行カードローンの申込は、公式サイトにある申込フォームから可能だ。
申込フォームのページへ進むには、カードローンのページか「かりる」項目からアクセスすることになる。
申込フォームには、規約などの確認や個人情報、借入希望金額などを入力する。
後で提出する必要書類の情報と相違があると、審査に時間がかかったり通りにくくなる原因となる。
提出前に間違いがないか、必ず確認しよう。
必要事項を記入して申込すると「Eメールアドレスの確認」についてのメールが登録したアドレスへ送信される。
届いたメール記載のURLにアクセスしてEメールアドレスの確認が完了すると、申込が完了する。
こうなれば、受付メールを受信できるようになる。
審査開始
申込の受付後に、銀行と保証会社による審査が開始される。
申込は土日祝日や深夜でも可能だが、審査は営業時間に行われるため、少しでも早く申込をすれば早く審査結果が出るわけではない。
そして、審査の結果は登録Eメールアドレス宛に送信される。
在籍確認・本人確認・申込内容確認
申込時に入力した勤務先に、電話で在籍確認が行われる。
在籍確認後に、本人に対して本人確認や申込内容の確認も電話で行われる。
在籍確認の電話に自分が対応する必要はないため、対応した人が在籍していることを伝えてくれるだけで確認は完了する。
注意点は、在籍確認は連絡先の確認ではないことだ。
審査が通っても、在籍確認が完了しなければカードローンの利用はできないのである。
よって、個人情報保護の理由から職場の人も対応してもらえない場合は、職場に伝えておくなどの対処が必要となる。
ローンカード発行
発行されるローンカードは、登録した自宅住所宛に簡易書留(転送不可)で送付される。
ローンカードは借入や返済を提携ATMで行うときに必要となるため、利用するつもりがなくてもしっかりと保管しよう。
また、ローンカードが手元にあっても、審査が通っていなかったり、利用停止していたりすれば借入はできない。
必要書類提出・利用開始
本人確認や申込内容の確認ができた後に、必要書類の提出についてのメールが送信される。
提出方法は、メールに記載されているURLからアクセスして、必要書類の画像情報をアップロードするものだ。
提出を求められる必要書類は、本人確認書類と所得証明書類である。
具体的な書類として以下の中から、用意できるものを提出しよう。
本人確認書類 | 所得証明書類 |
---|---|
運転免許証 マイナンバーカード 健康保険証 パスポート 在留カードまたは特別永住者証明書 | 源泉徴収票 住民税決定通知書または課税証明書確定申告書 |
必要書類の提出が確認できたら「手続き完了のご連絡」のメールが送信される。
注意点は、提出する書類にある有効期限が切れていると、情報が正しくても審査に落ちることにつながる点だ。
そして、審査が通っていれば、オリックス銀行カードローンが利用可能となる。
お客さま専用サイト「メンバーズナビ」から振込申請をしたり、届いたローンカードを用いて提携ATMから引き出せる。
オリックス銀行カードローンの利用を考えているなら
本記事では、オリックス銀行カードローンの概要や振込時間について解説してきた。
オリックス銀行カードローンの利用を考えているなら、先ずは自分の状況に照らし合わせることから始めよう。
他の人にとって利便性が高くても、条件が合わなければ自分は利便性を感じない可能性があるからだ。
例えば、借入したお金を振込で受け取る場合、PayPay銀行の口座を持っていなければ即時受取はできない。
PayPay銀行以外の金融機関へ振込を行う場合は最短で即日だが、受付時の曜日や時間帯によっては翌営業日となり、振込時間に差がある。
他にも、自身の生活圏内に借入や返済ができる提携ATMがなければ、多くのコンビニや銀行に設置されていても不便に感じる。
口座を利用する場合でも、生活のリズムに合わず引き出せるタイミングが翌日以降になってしまう人もいるだろう。
しかし、オリックス銀行カードローンの利便性を感じられる条件が整っていれば、非常に利便性が高い。
また、金利も抑えつつ利用できるため検討して欲しい。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |