手元に資金が不足し、カードローンを利用したいと考えている方は多い。
そのようなときに悩むのが、どのカードローンを選ぶかという点である。また、カードローンを利用すれば、当然利息が発生する。
余分な利息を支払って損をしないためにも、メリット・デメリットを頭に入れ賢く利用するようにしたいものだ。
カードローンの借入業者を選ぶ際、知名度は一つの目安となる。大手銀行の知名度の高さは安心感につながる。
みずほ銀行も大手銀行の一つであり、カードローンを提供している。みずほ銀行カードローンの審査がどのようになっているのか、知りたい方も多いだろう。
本記事では、みずほ銀行カードローンの審査の流れ・申込方法・借り方について詳しく説明していく。
また、審査に通過しやすくするポイントや、みずほ銀行カードローンの向き・不向きについても言及していく。
知名度の高いみずほ銀行カードローンには一体どのような特徴があるのだろうか。
詳しく知りたい方はぜひ参考にしてほしい。
みずほ銀行カードローンの審査の流れ
ここでは、みずほ銀行カードローンの審査の流れについて詳しく説明していこう。
審査の際、みずほ銀行普通預金口座を持っている方と持っていない方で流れが変わってくる。
申込方法はパソコンやスマートフォンなどのインターネット・電話・みずほ銀行の店舗の3つから選べる。
カードには「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」の2種類がある。
この内、インターネットから申込できるのは「キャッシュカード兼用型」のみとなっている。
ここではインターネット申込かつみずほ銀行に口座を持っていると想定した場合の流れについて説明する。
パソコンやスマートフォンから申込
インターネットを使い、公式サイトの申込フォームからカードローンの申込をすることが可能である。
この時、24時間受付なのも嬉しいポイントだ。
電話やみずほ銀行の店舗での申込方法だと営業時間が限られる。
そのため、仕事をしていて時間が取れないという方も問題なく利用できる方法といえる。
積極的におすすめしたいものと言える。
審査開始
申込をした後は審査が行われる。審査結果の回答は最短当日と、他の申込方法と比べても短くなっている。
しかし、あくまで最短で当日というだけで、必ず当日に回答が得られるわけではないのでその点は頭に入れておきたい。
土日祝など、銀行が休業している日については審査が行われないため、翌営業日以降の回答となってしまうのだ。
メールで仮審査結果の回答
審査が終われば、仮審査結果の回答がメールで送られてくる。
この段階ではまだ「仮」であり、契約が結ばれたわけではないので注意しておこう。
本審査は、必要書類を登録することで行われる。
申込フォームと必要書類の内容から総合的に借入を承諾しても良いのか審査されるのだ。
よって、仮審査結果の回答が通過しただけでは借入はできないのである。
必要書類の登録
仮審査を通過すると、次は必要書類の登録をすることになる。
必要書類については、設定した利用上限額により異なってくる。
利用上限額が50万円以下の方は、運転免許証など本人確認書類のみで問題ない。
50万円を超える方は、本人確認書類に加えて本人の年収がわかる書類のコピーが必要となる。
利用上限が高くなるとこのように多少手間が増えてしまう。
ただ、利用上限が高ければ高いほど金利は低くなる。その点を頭に入れて上限額を設定するようにしたい。
利用開始の連絡
提出した書類に不備がなく、本審査を通過すると、カードローン口座開設完了および契約内容確認のメールが届く。
このメールをもって契約完了となり、利用を開始することができる。
インターネット申込の場合は「キャッシュカード兼用型」となる。
そのため、普段利用しているみずほ銀行普通預金口座のキャッシュカードにカードローン機能が付帯されることになる。
みずほ銀行ATM・コンビニATMですぐに利用を開始することが可能だ。
また、インターネットバンキングのみずほダイレクトを利用することも可能である。
みずほダイレクトを初めて利用する際は事前に登録が必要となり、1週間程度の時間がかかってしまう。
利用する予定のある方は早めに登録をするようにしておこう。
みずほ銀行カードローンの審査の申込方法
ここまで、パソコン・スマートフォンでの審査の流れについて説明してきた。
先ほども伝えたが、みずほ銀行カードローンを申込するには3つの方法がある。
ここでは、それぞれの申込方法についてさらに詳しく説明していこう。
インターネット
パソコン・スマートフォンなどからインターネットを使い、申込をする方法だ。
みずほ銀行カードローンの公式ホームページに、24時間受付の申込フォームがある。
ホームページには、「かんたん10秒診断」というものもある。
これは、年齢・年収・他社からの借入状況を入力するだけで借入できるかどうかの目安がわかるツールだ。
「まずはそちらを利用してみるのも良いだろう。
ただ、「かんたん10秒診断」は実際の審査内容とは異なるので注意が必要だ。
申込フォームには、「口座あり」と「口座なし」の2種類がある。
みずほ銀行普通預金口座を持っていない方は「口座なし」を選択し、カードローンと同時に口座開設にも申込することになる。
なお、「カードローン専用型」をご希望の方はインターネットでは申込できないため、頭に入れておこう。
審査結果は最短当日に回答と、他の審査方法と比べても最速である。
電話
電話で申込を行う際は、みずほ銀行カードローン専用ダイヤル(0120–324–426)に電話をかける必要がある。
フリーダイヤルのため通話料無料なので、安心して欲しい。
電話をかけると音声ガイダンスが流れるので、ガイダンスに従って申込を行うことになる。
営業時間は平日の9:00〜20:00となっている。
祝日・振替休日・年末年始などは利用できないため、注意が必要だ。
審査結果の回答は、申込受付から翌々営業日以降となる。
審査結果の回答は、審査に通過した場合と通過しなかった場合とで異なる。
通過した場合は電話での連絡となり、通過しなかった場合は郵送での連絡となるのだ。
店舗
みずほ銀行の店舗で申込をする際は、以下の書類が必要となる。
- カードローン申込書
- 本人確認書類のコピー
- 本人の年収を確認できる書類のコピー
不明点があればその場ですぐに確認することができるため、最も安心できる方法でもある。
店舗に足を運べれば検討の余地があると言える。
その際に活用したいのは、「来店予約サービス」だ。公式サイトから予約することができ、待ち時間なくスムーズに対応してもらうことができる。
積極的に利用をおすすめしたい。
みずほ銀行カードローンの審査についてさらに詳しく知りたい方はこちら。
みずほ銀行カードローンの借り方は?
みずほ銀行カードローンで借入を行う方法は、大きく分けて2種類ある。
インターネットバンキングのみずほダイレクトを利用する方法と、ATMを利用する方法だ。
みずほダイレクトはパソコン・スマートフォンから24時間いつでも利用することが可能だ。
時間・場所問わず利用できる非常に便利なサービスなので、積極的な利用をおすすめする。
ただし、以下の時間帯はシステムメンテナンスのため利用できないので、注意が必要だ。
- 土曜日22:00〜翌日曜日8:00
- 第1/第4土曜日の3:00〜5:00
さらに、みずほダイレクトを利用するには事前に登録が必要なため、早めに登録を済ませておこう。
みずほダイレクトは、みずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)で利用することができる。
曜日により利用時間が異なるため、詳しくはホームページで確認してから利用することをおすすめする。
時間外利用になると手数料が発生してしまうケースがあるので注意が必要だ。
また、ATMを利用する際に気をつけたいのが、提携金融機関やゆうちょ銀行のATMについてだ。
これらのATMはキャッシュカード専用型の場合は借入することができない。
カードローン専用型の場合のみ利用することができるのだ。
みずほ銀行のキャッシュカードが使えるため、勘違いしやすい点となる。覚えておいてほしい。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
みずほ銀行カードローンの審査にかかる時間は?
ここでは、みずほ銀行カードローンの審査にかかる時間について説明していく。
借入を急ぐ方にとって、審査時間は重要なポイントとなる。
前述した通り、申込方法は3種類ある。
それぞれ審査結果の回答までに要する時間も異なっているので事前に理解しておこう。
最短当日に審査結果が分かる
最短で審査結果の回答を得るには、インターネットから申込する必要がある。
インターネット申込の場合は、最短当日に回答が得られる。
電話申込・店舗申込の場合は翌々営業日以降となっている。
確実に当日中に回答があるわけではないが、他の申込方法と比べて早いのは確かだ。
そのため、早くカードローンを利用したい方は、インターネット申込が最良の方法といえるだろう。
しかし、インターネットで申込できるのはキャッシュカード兼用型のみである。
カードローン専用型は申込できないため、注意が必要だ。
審査の対応時間
審査が行われるのは、銀行が営業している日となる。
土日祝など、銀行が休業している日程については審査は行われないのだ。
休業日に申込を行ったとしても、審査が始まるのは翌営業日以降となることを頭に入れておきたい。
また、審査結果の回答までにかかる時間についてもあくまで目安であり、明確に開示されているわけではない。
申込状況によっても異なってくるため、確実にどの程度の時間がかかるかを知るすべはない。
みずほ銀行カードローンの審査時間について詳しく知りたい方はこちら。
みずほ銀行カードローンの審査に通過するポイント
ここでは、みずほ銀行カードローンの審査に通過しやすくするポイントについて解説していこう。
審査基準は明確に開示されていないが、審査を通過するために重視すべきポイントはある。
それは、「信用」と「他社からの借入」の2点だ。
まず、1つ目の「信用」について説明する。
クレジットカードや各種ローンなどの金融商品を利用するたび、信用情報というものが登録される。
この信用情報は、当然カードローンの審査の際にも確認されることとなる。
支払いの延滞などを行うと信用情報に傷がついてしまい、審査の際のマイナスポイントとなる。日頃から支払いが遅延しないよう気をつけるようにすることが大切だ。
2つ目の「他社からの借入」を減らしていくことも非常に重要だ。
他社からの借入の件数が少ないかつ借入額が少ないほど審査に通過しやすくなるといえる。
他社からの借入残高があれば、資金に余裕のない人だという評価がなされてしまう。
そうなれば、当然審査が通らなくなる確率も上がる。
もし、他社から借入をしているのであれば、全て精算する・もしくは件数や額を減らすことが必要になるだろう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認についてさらに詳しく知りたい方はこちら。
みずほ銀行カードローンの利用が向いている方
数多くあるカードローンの中で、みずほ銀行カードローンはどのような方に適している商品なのだろうか
ここでは、みずほ銀行カードローンのメリットを交えながら、どのような方が向いているのかについて詳しく解説していく。
金利を抑えたい方
みずほ銀行カードローンは、消費者金融と比べて金利が低くなっている。
借入額が高額で借入期間が長期間になるほど、金利の影響は大きくなってくる。
カードローンを賢く利用するためにも金利にはこだわっておきたい。
以下の表は、みずほ銀行カードローンと、大手消費者金融の金利の差を示している。
金利 | 利用限度額 | |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% | 800万円 |
プロミス | 4.5%〜17.8% | 500万円 |
アコム | 3.0%〜18.0% | 800万円 |
アイフル | 3.0%〜18.0% | 800万円 |
みずほ銀行カードローンの金利の低さがおわかりいただけただろう。
その分、消費者金融と比べて審査基準は厳しめにはなる。
ただ、審査に通過さえすればお得に利用することができるといえるだろう。
また、利用限度額が高ければ高いほど、金利を抑えることができることも頭に入れておきたいポイントだ。
利用限度額の高いカードローンを利用したい方
みずほ銀行カードローンの利用限度額は800万円だ。
また、他の銀行や消費者金融で1番高い限度額も800万円である。
そのため、利用限度額ができるだけ高いカードローンを利用したいという方にも、みずほ銀行カードローンはおすすめすることができる。
また、利用上限額800万円の審査に通過することができれば最低金利である2.0%が適応される。
これにより、非常にお得に利用することができるのも嬉しいポイントだ。
少額で返済したい方
少額で利用したい方にも、みずほ銀行カードローンは非常におすすめだ。
先ほども説明したが、みずほ銀行カードローンの強みはなんといっても低い金利となる。
利用限度額が低ければ金利が高くなってしまうものの、1番高い金利でも14.0%となっている。
消費者金融で同じ借入を行った際とは比べものにならないほど低金利となる。
そのため、少額利用したいという方にもみずほ銀行カードローンはおすすめといえるだろう。
キャッシュカード兼用型のカードを使用したい方
みずほ銀行カードローンには「キャッシュカード兼用型」というものがある。
これはみずほ銀行のキャッシュカードにカードローン機能を付帯させたものだ。
このサービスは、これ以上カードを増やしたくない人にとっても嬉しいものだろう。
既にみずほ銀行普通預金口座を持っている場合は、契約が完了した時点からキャッシュカードでカードローンの利用が可能となる。
自動貸越機能を利用したい方
自動貸越機能とは、キャッシュカード兼用型を利用している方へ向けたサービスだ。
キャッシュカードで普通預金を引き出す際に残高が不足していれば、利用限度額内で自動的にカードローン口座から借入が行われる。
これにより、引き出しがしやすくなっているのだ。
借入をする手間を省いてくれる、非常に便利な機能といえるだろう。
みずほ銀行カードローンの利用が向いていない方は?
ここまでみずほ銀行カードローンの利用が向いている方の説明をしてきた。
では逆に向いていないのはどんな方だろうか。
みずほ銀行カードローンに向いていない方は、以下のような方だ。
- 早急に借入をしたい方
- 審査に自信のない方
みずほ銀行カードローンは最短当日に審査結果が得られるが、消費者金融に比べると時間がかかってしまう。
消費者金融であれば最短数十分で回答が得られるケースもある。
みずほ銀行カードローンはメリットも多いが、審査時間においては消費者金融が上回る。
そのため、とにかく早く借入をしたいという方には向いていないのだ。
また、明確な審査基準は公表されていないものの、みずほ銀行カードローンの審査は消費者金融に比べると厳しめといえる。
大手銀行という安心感や低い金利は魅力的だが、その分審査は厳しくなってしまう。
以前クレジットカードやローンの支払いを延滞して信用情報に不安のある方や、他社から借入を行っている方は、審査に通過しづらい。
そのため、みずほ銀行カードローンに向いていないといえるだろう。
みずほ銀行カードローンの注意点
みずほ銀行カードローンには数多くのメリットがある一方で、利用者が注意すべき点も存在する。
ここでは、みずほ銀行カードローンを利用する際に注意したいポイントについて詳しく説明していこう。
返済期間の延長は支払総額の増加につながる
いくら金利の低いみずほ銀行カードローンだからといって、返済期間が長くなればその分利息の額は大きくなってしまう。以下の表を確認して欲しい。
借入金額 | 金利 | 返済期間 | 毎月の返済額 | 返済の総額 | 利息の総額 |
---|---|---|---|---|---|
50万円 | 14.0% | 1年 | 49,265円 | 541,920円 | 41,920円 |
50万円 | 14.0% | 2年 | 25,202円 | 579,637円 | 79,637円 |
50万円 | 14.0% | 3年 | 17,686円 | 618,984円 | 118,984円 |
支払い金額が長くなると、これだけ利息の差が大きくなってしまうのだ。
金利が低いとはいえ、返済が可能であれば短い返済期間に設定した方が賢い利用の仕方といえるだろう。
無利息期間は設けられていない
みずほ銀行カードローンには、無利息期間は設けられていない。
消費者金融であれば、初回利用から30日間であれば利息が発生しないことが多いが、そのようなサービスはないのだ。
そのため、30日以内の利用であれば、無利息期間を設けている消費者金融での借入のほうがお得といえるので注意したい。
みずほ銀行カードローンの審査に通らない場合の対処法は?
審査に100%受かる方法はない。そのため、対策しても落ちることはある。
どうしてもみずほ銀行カードローンを利用したいのであれば、最低でも半年は期間を空けてから再度申込をするようにしたい。
なぜなら、審査の記録は一定期間銀行に保存されるためである。
もし早急に資金が必要なのであれば、他社からの借入を検討することをおすすめする。
また、なぜ落ちてしまったのか理由を検証することも必要だ。
みずほ銀行カードローンの審査の流れを理解して申込しよう
本記事では、みずほ銀行カードローンの審査の流れ・申込方法・借り方について詳しく説明した。
みずほ銀行カードローンではインターネット・電話・店舗での申込ができ、インターネットであれば24時間いつでもどこでも申込可能で、審査結果も最短で当日受け取れる。
低金利かつ高い利用限度額が特徴のみずほ銀行カードローンは、金利負担を抑えたい方や大きな資金を必要とする方に適している。
みずほ銀行カードローンの審査を通過するためには、審査対象に該当していることや借入希望額が適切な金額になっているなどの様々なポイントが挙げられるだろう。
本記事を読了することで、読者は審査通過に役立つ重要なポイントを理解していることだろう。
これらのポイントを実践すれば、審査通過の可能性を高めることができる。
本記事を、皆様のお得なカードローンライフに役立てていただければ幸いである。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |