- 学生でも作れるクレジットカードが知りたい
- 学生のクレジットカード選びのコツが知りたい
- 「学生は安定した年収や信用履歴がないからクレジットカードを作れない」と諦めていないだろうか?
学生だと収入も心許なく、社会的信用も高くないのでクレジットカードが持てないだろう、と諦めている人もいるかもしれない。
ただ、実際は学生だからといって、クレジットカードの発行をあきらめる必要はない。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで、18歳・19歳の学生でもクレジットカードが作れるようになった。
そこで本記事では、学生でもすぐ作れるおすすめクレジットカード5選を紹介する。
また、初めてクレジットカード発行に申し込む人のために、申し込みの流れやポイント、カード選びのコツも紹介する。
クレジットカードを持ちたい学生はぜひ参考にしてほしい。
学生でもすぐ作れるおすすめクレジットカード5選
それでは、学生でもすぐ作れるおすすめクレジットカード5選を紹介する。
ちなみに5つのクレジットカードはいずれも、「即日発行」に対応している。
審査に通過できればスマホアプリでカード情報を確認でき、オンラインショップやスマホ決済対応店で利用可能だ。
カード名 | 三井住友カード(NL) | エポスカード | JCBカード W | PayPayカード | イオンカード (WAON一体型) |
---|---|---|---|---|---|
券面画像 | |||||
年会費 | 永年無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
国際ブランド | Visa Mastercard | Visa | JCB | Visa Mastercard JCB | Visa Mastercard JCB |
ポイント還元率 | 0.5%~7% | 0.5〜15% | 1.00%~5.50% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 1.0〜5.0% | 0.5〜1.0% |
ポイントの種類 | Vポイント | エポスポイント | Oki Dokiポイント | PayPayポイント | WAON POINT |
家族カード | 永年無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ETCカード | ETCカード 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料 | 無料 | 無料 | 年会費550円(税込) | 無料 |
スマホ決済 電子マネー | iD(専用) Google Pay Apple Pay PiTaPa WAON | Google Pay Apple Pay EPOS PAY 楽天Edy 楽天Pay PayPay d払い モバイルSuica | Google Pay Apple Pay QUICPay | PayPay Apple Pay QUICPay QUICPay+ | イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) | 3,000万円 | 2,000万円 | なし | なし |
国内旅行傷害保険 | なし | なし | なし | なし | なし |
その他の保険 | なし | なし | ショッピングガード保険 | なし | ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償 |
即日発行 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
審査時間 | 最短10秒 ※即時発行ができない場合があります。 | 最短5分 | 最短5分 | 最短2分 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満18歳以上の方 (高校生を除く) | 満18歳以上の方 (高校生を除く) | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) | 日本国内在住の満18歳以上で、本人または配偶者に安定・継続した収入がある方 (高校生を除く) | 18歳以上 (高校生不可) |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
それぞれの特徴・メリットを見ていこう。
三井住友カード(NL)
三井住友カード (NL)は三井住友カード株式会社が発行しているクレジットカードだ。
高校生は申し込みできないが、18歳以上の大学生・専門学生・高専生なら申し込みできる。
三井住友カード (NL)は基本のポイント還元率が0.5%と低めだが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済なら最大7%還元されるので、対象のコンビニ・飲食店をよく利用する人におすすめだ。※
また、デザインがシンプルで、一般カードの中ではステータス性が高い。
持っていると嬉しいクレジットカードと言える。
三井住友カード(NL)の最大の魅力は、なんといっても「Vポイント最大7%還元」だ。
学生に特に人気のこの特典により、対象店舗でのスマホ決済でVポイントが貯まる。
さらに、貯まったVポイントは1ポイント1円相当で、世界中の多くのVisa加盟店で使えるため、日常使いから旅行まで幅広く活用できる。
学生生活をより豊かにする強力な味方となるだろう。
新規入会&条件達成で
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※期間:2024/11/1~2025/2/2
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意
エポスカード
エポスカードはマルイとエポスカードが共同発行しているクレジットカードだ。
ポイントアップサイトを利用すれば、獲得できるポイントが最大で30倍になる。オンラインストアで、ポイントをしっかり貯めたい学生におすすめだ。
また、カードを持っていることでポイント還元以外のメリットも多い。
例えば、マルイで年4回開催される「マルコとマルオの7日間」はマルイ全店とオンラインストアでの購入代金が10%OFFされる。
さらに、最高3,000万円が補償される海外旅行保険も付帯されている。これから海外旅行や短期留学をする学生にもおすすめの1枚だ。
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JCBカード W
JCBカード Wは国際ブランドのJCBが発行しているクレジットカードだ。
国際ブランドが発行するプロパーカードなのでステータス性が高い。
JCBカードで貯まるWのOki Dokiポイントの基本還元率は0.1%だが、JCBカード Wならいつでも0.2%になる。
獲得したポイントは最大5円相当※と交換可能なので、実質のポイント還元率は1.0%だ。
たとえばAmazonなら1ポイント=3.5円として利用でき、JCBプレモカードには1ポイント=5円分としてチャージできる。
また、Starbucks eGiftの購入でポイントが21倍になるなどポイントアップ特典も充実している。
ポイントを貯めやすいプロパーカードとして人気なので、ぜひ検討してほしい。
ちなみにJCBカード Wは2024年3月31日まで新規入会キャンペーンを実施している。
実施中のキャンペーンを組み合わせると最大13,000円キャッシュバックを獲得できるので、お得な機会に申し込もう。
- 出典:JCB「JCBカードW」
\最大15,000円キャッシュバック※/
※キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
PayPayカード
PayPayカードはQRコード決済サービスのPayPayから発行されているクレジットカードだ。
PayPayは急速に浸透したキャッシュレス決済なので、普段から使っている学生も多いだろう。
PayPayカードはPayPayの利用実績があれば学生でも審査に通りやすいため、おすすめの1枚になる。
また、PayPayカードはYahoo!ショッピング・LOHACOで利用すると、ポイント還元率がいつでも5.0%になる。
さらに、30回&10万円以上の利用を前月に達成しているとポイント還元率が0.5%加算される。
PayPayポイントをたくさん貯めたい学生は検討すべきカードだ。
\ 年会費永年無料! /
※ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。 ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。 なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。 手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。 ※ポイント付与の対象外となる場合があります。 例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」 「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)はイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行しているスタンダードなクレジットカードだ。
イオングループ店舗での使い勝手の良さと、ポイント還元率の高さがメリットとなっている。
イオンカード(WAON一体型)をイオングループ店舗で利用すると、ポイント還元率が1.0%に上がる。
さらに、毎月20日・30日の買い物はお買い物代金が5%OFFになる。
そのため、生活圏にイオングループ店舗がある学生には強くおすすめしたい1枚だ。
また、年間50万円以上利用すると年会費無料のゴールドカードに招待される。
利用金額によっては発行から半年程度でゴールドカードの招待が届くこともあるので、ゴールドカードを目指したい人は検討しよう。
学生でも作成可能!
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学生でもすぐ作れるクレジットカード申し込みの流れとポイントを解説
初めてクレジットカードを申し込む学生に向けて、申し込みの流れとポイントを解説する。
Webサイトで申し込む
クレジットカードの申し込み方法にはWeb申し込み、店頭申し込み、郵送申し込みの3種類がある。
Web限定の新規入会キャンペーンもあるので、スマホから気軽に申し込めるWeb申し込みがおすすめだ。
必要情報を正直に入力する
Web申し込みを始めたら、必要情報を入力していこう。主に入力を求められる情報は次のとおりだ。
入力項目 | 詳細 |
---|---|
氏名 | 本人確認書類と同一の氏名を記入する |
性別 | 戸籍上の性別を入力する |
生年月日 | 本人確認書類と同一の生年月日を入力する |
連絡先 | 携帯電話と自宅電話の番号どちらか一方、またはどちらも入力する |
メールアドレス | 登録するメールアドレスを入力する |
住所 | 本人確認書類と同一の住所を入力する |
住宅ローン有無 | 住宅ローンまたは家賃払いの有無を選択する |
家族人数 | 配偶者の有無、自分を含む家族の人数を入力する |
職業 | 該当する職業を入力する |
預貯金 | 1年間にクレジットの支払いに充てられる預貯金額を記入する |
他社からの借入れ | 学生ローンや消費者金融からの借入残高を入力する |
運転免許証の有無 | 運転免許証または運転経歴証明書の有無を入力する |
学校の名称 | 学校の名称を正式表記、フリガナで入力する |
学校の電話番号 | 学校の電話番号を入力する |
在学年数 | 在学年数で該当するものをリストから選択する |
世帯年収 | 両親の年収を含めた世帯年収を入力する |
キャッシング枠 | キャッシングサービスの利用金額を入力する |
必要情報は、必ず正確に入力しよう。審査時に情報が正しいかチェックされ、虚偽または間違った情報を入力していると審査に通らない可能性が高い。
カード会社からの信頼を失わないためにも、正しい情報を入力することを心がけよう。
また、入力し終わった後に一度見直すことも大切だ。
誤りは誰にでも起こりうるため、自分を過信しすぎないようにしよう。
キャッシング枠は0円で設定
クレジットカードを申し込む際は、キャッシング枠を設定する必要がある。
キャッシングとはカード発行会社が提供している借入サービスであり、ATMなどで現金を引き出せる。
利用予定がなければキャッシング枠は0円で設定しておくのがいい。
なぜなら、キャッシングは貸金業法の「総量規制(年収の1/3以上は貸付してはいけないルール)」の対象になっているからだ。
そのため、キャッシング枠を設定すると審査が厳しくなってしまう。
学生は収入が少ないため、社会人に比べてクレジットカードの審査が通りにくい。
審査通過の可能性を少しでも上げるために、キャッシング枠を0円で設定するようにしよう。
振替口座の事前設定がおすすめ
クレジットカードをWeb申し込みする際に、振替口座を事前設定すると審査通過後からカードが発行されるまでが早くなる。
カードが届いてから振替口座を設定するのでも問題はない。
ただ、カードが使えるようになるまで時間がかかるかもしれないので、事前設定しておくことをおすすめする。
一度に複数のカードに申し込まない
自分がどのカードにいつ申し込んだかは、クレジットヒストリー(信用情報)として記録されている。
カード発行会社同士で情報が共有されているので、一度に複数のカードを申し込むと審査時に返済能力を疑われる可能性が高い。
そのため、一度に複数のカードに申し込まないようにしよう。
クレジットカードの申し込みを行う際は、「1回1枚」を原則としよう。
2枚目のカードが欲しい人は、一度申し込んだら1ヶ月以上は期間を空けてから次のカードに申し込もう。
学生のクレジットカード選びのポイント
最後に、学生ならではのクレジットカード選びのポイントを解説する。
国際ブランドはVisa、Mastercard、またはJCBを選ぶ
クレジットカードの国際ブランドとは、決済システムを提供している会社のことだ。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubが有名どころだ。
初めてクレジットカードを作る学生は、VisaまたはMastercardを中心にカードを作ろう。
VisaとMastercardは加盟店舗数が最も多く、世界中どこに行っても「使えなかった」というトラブルに遭うことが少ない。
次に検討して欲しいのがJCBだ。JCBは日本初の国際ブランドとして、世界の加盟店舗数を伸ばし続けている。
そのため、日本国内なら「使えない」と困ることはまずない。
American Express、Diners Clubはステータス性の高いカードだが、加盟店舗数が少ない。
1枚目で持つと決済に利用できないことがあるため、注意しよう。
ポイントの還元率と使いやすさをしっかりチェックする
クレジットカードは、決済金額に応じてポイントが還元される。
還元率が高いカードを選ぶことはもちろん、ポイントの使いやすさも重視してほしい。
ポイントの利用範囲はクレジットカードによって大きく違うので注意してほしい。
たとえばイオンカード(WAON一体型)のWAON POINTは、1ポイント=1円として全国のWAON POINT加盟店で使えるため、使い勝手がいい。
クレジットカードによっては、キャッシュバックを経由しなければいけなかったり、特定の商品として交換できなかったりする場合もある。
全てのカードでポイントが直接支払いに使えるわけではないので、注意しておこう。
短期留学を検討している人は旅行保険付帯カードを
90日以内の短期留学を検討している学生は、海外旅行保険が付帯したクレジットカードを選ぼう。
海外旅行保険とは、渡航先で有事が起きた際に損害金などを補償してくれるサービスだ。
死亡・後遺障害だけでなく、怪我や病気で病院にかかった際の費用や入院費用などを補償してくれるケースもある。
クレジットカードの旅行保険なら任意の留学保険よりも安いので、短期留学を検討している学生は旅行保険付帯のカードを選ぼう。
学生でもすぐ作れるクレジットカードを有効的に活用しよう!
本記事では学生でもすぐ作れるおすすめクレジットカード5選や、学生なりのクレジットカードの選び方などを解説した。
自分のライフスタイル次第で選ぶべきクレジットカードは異なる。
まずは自分のライフスタイルを整理した上で、ポイント還元率やポイントの使いやすさを重視しながらカードを選んでみよう。
今回紹介したクレジットカードはいずれも新規入会キャンペーンを実施している。
入会・利用の条件達成で数千〜10,000円相当のポイント還元・キャッシュバックなどが受けられるのだ。
お得な機会を逃さず、自分に合ったクレジットカードを申し込もう。