三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードで高速道路がお得に！申込方法や年会費も解説

三井住友カード ゴールド（NL）はゴールドクラスのステータスがありながら、条件達成で年会費が永年無料になるクレジットカードだ。※年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードHPを参照

また、SMBCグループのブランド力もあり人気が高い。

本記事ではそんな三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードについて解説する。

三井住友カード ゴールド（NL）でETCカードは作成できるのか？

メリットやデメリットなど、ETCカードを必要とする人はぜひ参考にしてほしい。

三井住友カード ゴールド（NL）とは？

まずは、三井住友カード ゴールド（NL）の基本情報や特徴を整理してこう。

年会費	5,500円（税込） ※年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料 ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードHPを参照
国際ブランド	Visa Mastercard
ポイント還元率	0.5%～7%（※）
ポイントの種類	Vポイント
家族カード	永年無料（人数制限なし）
ETCカード	550円（税込）※初年度無料　※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料
スマホ決済 電子マネー	iD（専用） Google Pay Apple Pay PiTaPa WAON
海外旅行傷害保険	最高2,000万円（利用付帯）
国内旅行傷害保険	最高2,000万円（利用付帯）
その他の保険	ショッピング補償
申し込み条件	満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方（高校生は除く)

年間100万円以上で年会費永年無料

三井住友カード ゴールド（NL）の通常年会費は5,500円（税込）であり、他のクレジットカードに比べると比較的安い。※年間100万円利用で翌年以降の年会費永久無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードHPを参照

ゴールドカードの年会費

カードの種類		年会費
楽天ゴールドカード		2,200円（税込）
エポスゴールドカード		5,500円（税込）
三菱UFJカード ゴールドプレステージ		11,000円 （税込）
JCBゴールド		11,000円 （税込）
アメリカン・エキスプレス(R)・ゴールド・カード		31,900円 （税込）

ただ安いだけでなく、年間100万円以上のクレジット決済があると翌年度以降の年会費が永年無料になるためコストパフォーマンスを大幅にアップできるのが特徴だ。

カード継続時に10,000ポイント獲得

年間100万円以上のクレジット決済という条件を達成すると、もう一つ大きな特典がある。

カード継続時にVポイントを10,000ポイント獲得できるのだ。

三井住友カード ゴールド（NL）の通常ポイント還元率は0.5％なので、年間100万円のクレジット決済を使用して10,000ポイント獲得したと仮定すると、ポイント還元率は実質的に1.5％に上がったと言える。

対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7％ポイント還元

三井住友カード ゴールド（NL）は、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7％ポイント還元(※)されるクレジットカードだ。

たとえば1,000円（税込）のクレジット決済の場合、通常5ポイント獲得するところを対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使えば70ポイント獲得できる。

ポイントアップの対象のコンビニ・飲食店

店舗形態	対象のコンビニ・飲食店
対象のコンビニ	セイコーマート・セブンイレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソンなど
対象の飲食店	マクドナルド・モスバーガー・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・ドトールコーヒーショップ・エクセシオール カフェなど

よく利用する店舗がある場合はVポイントを効率よく貯められるので、事前にチェックしてみよう。

ライフスタイルに合わせた無料保険

三井住友カード ゴールド（NL）には最高2,000万円が補償される海外・国内旅行傷害保険が付帯している（どちらも利用付帯）。

しかし、旅行をあまりしない人についてはメリットを感じないだろう。

そこで、三井住友カード ゴールド（NL）は海外・国内旅行傷害保険から切り替え可能な無料保険を提供している。

保険内容	詳細
スマホ安心プラン（動産総合保険）	スマートフォンの万が一に備える安心の保険 破損・故障・盗難にあった場合に補償され、加入手続きから保険金請求までWebで完結できる
弁護士安心プラン（弁護士保険）	他人にケガを負わされた、モノを壊されたなどの事故により被害に遭った際に、法律相談費用や弁護士費用などが補償される
ゴルフ安心プラン（ゴルファー保険）	ゴルフの練習中、競技中または指導中の賠償事故やゴルフ場敷地内でのゴルフ用品の盗難、ゴルフクラブの破損または曲損を補償する安心の保険 打球をほかのプレーヤーに当ててしまった場合などの法律上の損害賠償責任、ゴルフクラブの破損などが補償される
日常生活安心プラン（個人賠償責任保険）	日常生活のケガや賠償に備えた安心の保険 日常生活で他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したりしたことにより、法律上の損害賠償責任を負った際の損害が補償される
ケガ安心プラン （入院保険（交通事故限定））	交通事故によるケガを補償する安心の保険 交通事故によるケガで、入院した場合や手術を受けられた際に補償される
持ち物安心プラン（携行品損害保険）	身の回りの持ち物が、盗難・破損・火災などの被害にあってしまった場合に補償される安心の保険 カメラ、衣類、レジャー用品などに、偶然な損害が発生した際に補償される

自分のライフスタイルに合わせて無料保険を切り替えることで、カードの価値を落とさずに所有できるのも三井住友カード ゴールド（NL）の大きな特徴だ。

三井住友カード ゴールド（NL）でETCカードは作成できるのか？

結論から言って、三井住友カード ゴールド（NL）はETCカードを作成できるクレジットカードだ。

ここではETCカードの発行条件や、年会費などを解説していく。

ETCカードの作成条件

三井住友カード ゴールド（NL）を含む三井住友カードにおけるETCカードの作成条件とは、ETCカード対応のクレジットカードが発行されることだ。

提携カードを除く三井住友カードのうち、ETCカードに対応しているのは次の11種となっている。

三井住友カード ゴールド（NL）はETCカード対応のクレジットカードなので、本会員に対して1枚のETCカードを発行できる。

また、三井住友カード ゴールド（NL）で作成した家族カードに対してもそれぞれETCカードを1枚発行できる。

ETCカードの年会費

三井住友カード ゴールド（NL）を含む三井住友カードで発行したETCカードの年会費は、初年度無料となっている。

また、年間に1回以上のETCカード利用があれば、翌年度の年会費が無料になる。

つまり、日常的にETCカードを利用する人なら実質的に年会費が永年無料になる。

一方で、年間にETCカードを一度も利用しなかった場合は、年会費として550円（税込）の支払いが必要だ。

年会費の支払いがある場合は、クレジット決済の利用代金と同時に引き落とされる。

ETCカードの利用方法

三井住友カード ゴールド（NL）で作成したETCカードが自宅に届いたら、車に搭載したETC車載器に挿入するだけですぐに利用できる。

その際、ETC車載器のランプが緑色に点灯していることを確認しよう。

また、ナビ連動のETC車載器は挿入した際に音声案内が流れるので、それによって利用可能なETCカードかどうかを知らせてくれる。

車にETC車載器がない人は、ETCカードが自宅に届く前にETC車載器を購入し取り付けておこう。

三井住友カード ゴールド（NL）で作るETCカードのメリットとデメリット

続いて、三井住友カード ゴールド（NL）で作成するETCカードのメリットとデメリットを解説する。

メリット1. ETCカードの利用でもポイントが貯まる

三井住友カード ゴールド（NL）で作成するETCカードは、ETCの利用によってVポイントを獲得できる。

通常還元率の0.5％を獲得できるので、たとえばETC利用料金が3,000円（税込）なら15ポイント獲得できる。

通勤等で毎日有料道路を利用する人は、三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードを搭載するだけでVポイントを貯められるのは大きなメリットだ。

ちなみに、ポイント獲得に特化した「三井住友カード プラチナプリファード」ならETCの利用で3.0％ポイント還元される。

メリット2. 家族カードに対してもETCカードを作れる

三井住友カード ゴールド（NL）で作成できるETCカードは、本会員カードまたは家族カードに対して1枚だ。

つまり、家族もそれぞれETCカードを持つことができる。

もちろん、家族カードに対して作成するETCカードなのでETC利用代金は本会員カードに合算して支払われる。

クレジットカードの中には、本会員カードに対してETCカードを作れても家族カードでは作れないケースもあるので注意しよう。

メリット3. ETCマイレージも貯められる

ETCマイレージとは、ETCマイレージサービスに登録することでETC利用金額に応じたポイントが貯まるサービスだ。

貯まったポイントは還元額に交換し、有料道路の通行料金に充てることができる。

さらに、ETCマイレージサービスに加入するとＮＥＸＣＯ東/中/西日本、本州四国連絡高速道路株式会社、および宮城県道路公社が実施している頻度型時間帯割引の「平日朝夕割引」の対象になる。

デメリット：年会費が発生する可能性がある

前述のように、三井住友カード ゴールド（NL）で作成するETCカードは前年度に1回以上の利用があれば年会費が無料になる。

一方で、前年度に一度もETCカードを利用していない場合は年会費550円（税込）がかかる。

そのため、ETCカードは必要だが高速道路を利用する頻度が少ない人は、年会費が発生する可能性があるので注意しよう。

また、ETCカードの年会費は1枚ごとにかかるため、家族カードで作成したETCカードにも年会費がかかる点に注意してほしい。

家族カードに対してETCカードが作れるからといって不要なETCカードを増やしてしまうと、その分年会費がかかってしまう。

三井住友カード ゴールド（NL）におけるETCカードの申し込み方法と注意点

最後に、三井住友カード ゴールド（NL）におけるETCカードの申し込み方法と注意点を紹介する。

ETCカードの申し込み方法

三井住友カード ゴールド（NL）で作成するETCカードの申し込み方法は2通りある。

三井住友カード ゴールド（NL）はカード入会申し込みを行う際に、ETCカードの申し込みも同時に行えるようになっている。

申し込み画面でETCカードを同時に申し込むかどうかを質問する項目があるので、ETCカードがすぐに必要な人は同時申し込みを行おう。

一方で、ETCカードをすぐに利用する予定のない人は三井住友カード ゴールド（NL）が自宅に到着してから申し込むこともできる。

その際は、三井住友カードのWebサービスである「Vpass」にログインし、ETCカードの発行を申し込もう。

ちなみにETCカードは発行から自宅に届くまで2週間ほどかかる。

ETCカードを利用する予定がある人は、予定日に間に合うよう余裕を持って申し込んでほしい。

ETCカードの注意点

最も注意してほしいのが、ETC利用代金の請求タイミングだ。

三井住友カード ゴールド（NL）で作成するETCカードは年間1回以上の利用で翌年度の年会費が無料になるが、その集計のタイミングは「ETC利用」ではなく「請求」となっている。

ETC利用代金が請求されるタイミングは「利用から約2ヶ月後」だ。

この請求が、ETCカード年会費無料の集計のタイミングである。

たとえば、集計期間11ヶ月目でETCを利用しても、請求時期が集計期間を超える可能性が高い。

すると翌年度のETC年会費550円（税込）が発生する。

「年会費無料だと思っていたのに年会費が発生した」となるケースがあるので注意しよう。

ただし上記のようにETC利用代金の請求が翌年度の集計期間にずれ込むと、「翌々年度」のETC年会費が無料になるため損をするわけではない。

三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードを上手に活用しよう！

本記事では三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードについて解説した。

ETCカードがあれば有料道路の利用がよりスムーズかつ快適になる。

しかも、ETC利用でVポイントPayギフトも貯められるので一石二鳥だ。

「ETCカードが必要だ」という人は、三井住友カード ゴールド（NL）で作ることを検討しよう。

ちなみに三井住友カード ゴールド（NL）は新規入会キャンペーンを定期的に実施している。

新規入会と利用条件の達成でVポイントを獲得できるので、お得な機会を逃さずに申し込んでほしい。

三井住友カード ゴールド（NL）のETCカードに関するQ&A