- イオンカードの国際ブランドをどちらにするべきか知りたい
- MastercardとJCBの違いを理解したい
- どの国際ブランドが自分に合っているかわからない
イオンカードでは、Visa・JCB・Mastercardの3種類の国際ブランドから選択できる。Visaは国内シェアが最も高い国際ブランドなので、持っている方も多いだろう。
サブカードとして作成する際に、悩みやすいのがMastercardとJCBである。
そこで本記事では、JCBとMastercardの違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説する。
イオンカードにおける国際ブランドの選び方についても紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
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イオンカードの国際ブランドはどっちがいい?MastercardとJCBの基本的な違い
MastercardとJCBのどちらにするかを決める前に、まずはそれぞれの違いを理解することが大切だ。
なぜなら、異なるポイントを把握することで比較がしやすくなり、それぞれの良い面と悪い面を見つけやすいからだ。
そこでここでは、利用可能店舗や特典、サービスなどの観点から、MastercardとJCBの違いを解説しよう。
加盟店舗数・カード発行枚数
MastercardとJCBの加盟店舗数・カード発行枚数の違いは以下の通りだ。
Mastercard | JCB | |
---|---|---|
加盟店舗数 | 1億店 | 約4,300万店 |
カード発行枚数 | 約27.7億枚 | 約1.54億枚 |
加盟店舗数とカード発行枚数ともに、MastercardがJCBを上回っている。そのため、基本的にはMastercardの方が使い勝手が良いと言える。
しかし、イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」では、日本における国際ブランドのシェアが、「Mastercard:17.8%」「JCB:28.0%」となっているのだ。
つまり、日本に限定するとJCBの方がMastercardよりも多くのシェアを獲得している。
特典
MastercardやJCBといった国際ブランドは、独自に特典を用意している。そのため、どの国際ブランドを選択するかによって受けられる特典は違う。
まずはMastercardの特典から見てみよう。
Agoda割引 | 世界中のホテル予約:最大12%オフ |
---|---|
Avisレンタカー割引 | 通常料金より最大35%オフ |
エクスペディア特別優待 | ホテル予約:最大8%オフ |
One Dines Free | シンガポール マレーシア インドネシア ベトナム タイ 日本 香港 インド 台湾 フィリピン オーストラリア ニュージーランドの提携レストランでメインディッシュが無料 |
ベッドロックオリジンBedrock Origin | 支払金額の最大17%ドルの割引や限定クーポンを利用可能 |
ブルックス ブラザーズ | ブルックス ブラザーズの対象店舗にて、3,000香港ドル(本プロモーションの対象外商品または既に割引が適用されている商品を除く)を購入すると300香港ドルの割引 |
ソウルスカイ | 入場料が20%オフ |
ロッテワールド | 1dayチケットが20%オフ |
ホテルやレンタカーに割引が適用されるトラベル特典、提携レストランのメインディッシュ無料や割引があるグルメ特典、アパレル割引のファッション特典、テーマパーク割引のエンターテインメント特典など、非常にバリエーションが豊かだ。
その他にも特典が用意されているうえに変更される可能性もあるので、定期的にチェックしていただきたい。
一方で、JCBの特典は以下の通りだ。
ディズニープラス | 特設サイトから新規登録すると2か月間無料で視聴可能 |
---|---|
東京ディズニーリゾート | 利用額に応じてパークチケットなどが当たるキャンペーンに応募可能 |
JCB海外優待たびらば | 店舗ごとに設定されている優待を活用可能(ハワイ、グアム・サイパン、ロサンゼルス、ラスベガス、サンフランシスコ、ニューヨーク、カナダ、韓国、台湾、香港・マカオ、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、イギリス、イタリア、スイス・オーストリア、ドイツ、スペインの23エリアが対象) |
チケットJCB | 劇団四季や宝塚歌劇団などのチケットを割引価格で購入可能 |
JCBはディズニーと提携していることもあり、東京ディズニーリゾート関連の特典が多い。クレジット利用額に応じてペアチケットが当選したり、会員限定の貸切イベントに参加できたりするのもJCBならではの魅力だ。
サービス
VisaやMastercard、JCBからどの国際ブランドを選んだ場合でも、イオンカード独自のサービスが共通で付帯している。
イオンフィナンシャルサービスが提供している特典は以下の通りだ。
- イオングループの対象店舗なら還元率1.0%になる
- 20日と30日のお客様感謝デーなら会計が5%オフになる
- イオンシネマでチケットを割引価格で購入できる
イオングループの対象店舗における決済にイオンカードを使用すると、200円(税込)ごとに2ポイントが貯まる。
通常還元率は0.5%とそれほど高くないものの、イオングループで使用する場合は還元率が高くなるのだ。
イオンカードを利用するとWAONポイントの還元率が2倍になるイオングループ店舗の一例(2024年8月時点)は以下の通りだ。
総合スーパー スーパーマーケット ショッピングモール | イオン イオンスタイル イオンモール ダイエー マックスバリュ マルナカ ピーコックストア KOHYO カスミ |
---|---|
コンビニ ディスカウントストア ドラッグストア | ミニストップ アコレ ウエルシア |
ホームセンター ペット | サンデー ホームワイド ペテモ |
ネットショップ | イオンスタイルオンライン イオンショップ saQwa AEONMOBILE |
グルメ フーズ | 四六時中 キッチンオリジン やまや イオンリカー |
エンターテインメント カルチャー トラベル | イオンシネマ 未来屋書店 アシー R.O.U イオンカルチャークラブ |
ファッション ビューティー スポーツ | スポーツオーソリティ イオンボディ イオンバイク ikka |
また、イオンやマルナカ、マックスバリュなどで開催されている毎月20日と30日の「お客様感謝デー」なら、イオンカードを持っていれば買い物代金が5%オフになる。
日用品や食料品をお得に購入できるため、家計が楽になるだろう。
さらに、20日と30日はイオンシネマのチケット代にも割引が適用される。通常は1枚1,800円する大人チケットが、700円割引の1,100円で購入できるのだ。
なお、お客様感謝デー以外も割引は適用されるので、300円割引の1,500円でイオンシネマに入場して映画を鑑賞可能だ。
イオンカードの国際ブランドにMastercardとJCBを選ぶメリット・デメリット
ここからは、イオンカードの国際ブランドにMastercardとJCBを選ぶメリット・デメリットを見ていこう。
国際ブランドにMastercardを選択するメリット
イオンカードに申し込む際、国際ブランドにMastercardを選択すると以下のようなメリットがある。
- 世界各国のさまざまな都市で利用できる
- 独自の特典が充実している
Mastercardは世界中で約1億の加盟店舗数を誇っており、海外旅行の際に使用できる可能性が高い。
特にMastercardはヨーロッパで勢力を拡大しているため、イタリアやフランス、スペインなどの欧州諸国に旅行に行く際は非常に便利だろう。
また、トラベル特典やエンターテインメント特典やショッピング特典、グルメ特典が充実しているのもMastercardのメリットだ。
シンガポールや韓国、マレーシア、インドネシアなどで使える特典が多く、Mastercardを活用することでより海外旅行を楽しめるだろう。
国際ブランドにMastercardを選択するデメリット
イオンカードの発行時、国際ブランドにMastercardを選ぶデメリットとして、日本国内ではJCBよりも使い勝手が悪いことが挙げられる。
イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」のデータを見ると、日本国内のシェアが17.8%とJCBよりも小さいからだ。
ただし、キャッシュレス化の動きにともない、日本国内でもMastercardを利用できる店舗は増えている。
そのため、それほど大きなデメリットとは言えないだろう。
国際ブランドにJCBを選択するメリット
イオンカードを作成する際、国際ブランドにJCBを選択するメリットは以下の通りだ。
- ディズニーデザインのカードを発行できる
- 日本国内の多くの店舗で使用できる
イオンカードでJCBを選択すると、トイ・ストーリーやミッキーマウスといったディズニーデザインのカードを発行できる。
VisaやMastercardにはディズニーデザインがないため、JCBの大きなメリットだと言えるだろう。
また、JCBは日本発の国際ブランドということもあり、国内シェアはVisaに次ぐ2位だ。
そのため、JCBを持っていれば、国内のクレジットカード決済で困ることは基本的にないだろう。
国際ブランドにJCBを選択するデメリット
イオンカードに申し込む際、国際ブランドにJCBを選ぶデメリットは、海外旅行の際に使えない可能性があることだ。
JCBは日本の国際ブランドなので、国内では利用可能な店舗が多い。一方で、世界的に見ると加盟店舗数がVisaやMastercardの半分程度に留まっている。
そのため、JCBだけを持って海外に行くとクレジットカードが使えない恐れがある。
もし海外に行く機会があるのであれば、JCBだけではなくVisaやMastercardも作成しておいた方が安心だ。
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Mastercard?JCB?イオンカードの国際ブランドの選び方
それぞれの違いやメリット、デメリットを把握したうえで、「イオンカードの国際ブランドをMastercardとJCBのどちらにするか決められない」という方もいるのではないだろうか。
自身に合った国際ブランドを選べるように、利用する地域や特典・サービスなどの観点から見るべきポイントを解説する。国際ブランド選びに迷っている方は、ぜひ参考にしていただきたい。
利用する地域
MastercardとJCBで悩んでいるなら、利用する地域に合わせて選択すると良いだろう。
なぜなら、MastercardとJCBでは使い勝手が良い地域が異なるためだ。Mastercardはヨーロッパを中心に海外で利用しやすいのに対して、JCBは日本でのシェアが大きい。
そのため、海外旅行に行く機会が多い方にはMastercardの方がおすすめだ。
一方で、日本国内での利用がメインのクレジットカードなら、JCBの方が適しているだろう。
特典やサービス
イオンカードでMastercardを選択すると、Mastercardが独自で提供しているトラベル特典やグルメ特典、エンターテインメント特典なども利用できる。
一方で、JCBが提供している特典を活用できるのは、JCB CARD WやJCB CARD W plus Lといったプロパーカードだけだ。そのため、特典を重視する方にはMastercardの方がおすすめである。
イオンカードでMastercardとJCBのどっちにするか迷ったら違いを把握しよう
ここまで解説してきた通り、利用可能店舗や特典・サービスがMastercardとJCBの違いだ。
MastercardとJCBの加盟店舗数・カード発行枚数は以下の通りである。
Mastercard | JCB | |
---|---|---|
加盟店舗数 | 1億店 | 約4,300万店 |
カード発行枚数 | 約27.7億枚 | 約1.54億枚 |
加盟店舗数と発行枚数ともにMastercardの方がJCBよりも多く、海外で利用しやすいが、世界中のどこでもMastercardの方が使い勝手が良いわけではない。
特にJCBは日本発の国際ブランドということもあり、国内シェアはMastercardよりもJCBの方が大きい。
そのため、海外利用がメインならMastercard、国内利用がメインならJCBを選択するのが良いだろう。
また、国際ブランド独自の特典で比較すると、Mastercardの方が優れている。そのため、特典を重視する場合はMastercardがおすすめだ。
なお、クレジットカードによっては特定の国際ブランドの使い勝手が悪いことがある。
しかし、イオンカードはどちらのブランドでも使いやすいうえに、豊富な特典が用意されている。
効果的に利用できればお得にショッピングを楽しんだり、割引価格で映画を鑑賞できたりするので、魅力的に感じたのであればイオンカードを作ってみてはどうだろうか。
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イオンカード、MastercardとJCBカードどちらかに関するQ&A
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