エポスゴールドカードの魅力とは？5つのメリットと3つのデメリットを解説

エポスカードは種類が豊富だが、その中にワンランク上のゴールドカードがあり、エポスカードのなかで最も使い勝手がよいとされている。エポスカードを利用している人や、これからクレジットカードを発行しようと考えている人の中には、結局どのカードを使えばよいか悩んでいる人もいるのではないだろうか。

そこで本記事では、エポスゴールドカードの魅力をわかりやすくまとめた。

エポスゴールドカードを使うメリットや効率よくポイントを貯める方法、覚えておきたい注意点・デメリットもまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

​​エポスゴールドカードの基本情報

そもそもエポスカードは、百貨店の丸井グループが発行・運営するクレジットカードだ。

エポスゴールドカードは、ステータスがワンランク上に位置するカードで、通常のエポスカードにはないさまざまな特典がある。

はっきり言って、通常のエポスカードを使うくらいなら今すぐにでもゴールドカードに切り替えることをおすすめしたい。それほどメリットが多いため、次の章で解説する内容を一つずつ確認していこう。

エポスゴールドカードの基本還元率は0.5%

ちなみに、エポスゴールドカードの基本的な還元率は、通常カードと変わらず0.5%だ。

200円につき1ポイント還元で、この点だけを切り取ると「ゴールドカードにする意味がないのでは？」と思うかもしれない。

しかし、ゴールドカードに変更することでポイントの獲得効率が飛躍的に上がるため、実質的な還元率を1.5%以上まで引き上げることも十分可能だ。

エポスゴールドカードは招待を受けると年会費が無料

通常のエポスカードを利用している人の場合、利用履歴（金額）が多い人は、ゴールドカードへの切り替えに関する招待・インビテーションがある。

この招待経由で切り替えると、通常5,000円かかる年会費が永年無料になる。つまり、カード所有にかかるコストは今までと変わらず一切かからない。

それにも関わらずさまざまな特典を受けられるため、現在エポスカードを利用している人は、メインカードにするつもりで利用額を増やすとよいだろう。

エポスゴールドカードのメリット・特典5選

エポスゴールドカードを所有・利用するメリットは、大きく分けて以下の5つある。

条件次第で年会費は無料のままであるから、以下で解説する特典を受けないのはかなりの損をしていることに等しいだろう。以下、それぞれの特典について詳しく解説しよう。

ポイントの有効期限が無期限になる

そもそも、通常のエポスカードの場合、ポイントの有効期限は2年である。しかし、ゴールドに切り替えると有効期限がなくなり、無期限でポイントを貯められるようになる。

ポイントを貯めたものの、交換する際に「1,000ポイント単位」といった条件で、ポイントを使い損ねた経験がある人もいるのではないだろうか。

ポイントの有効期限がなくなれば、思いのままにポイントを貯められる。そのため、自身の目的に合わせてポイントを貯められるようになり、カードの使い勝手はかなり改善されるだろう。

利用額に応じてボーナスポイントがもらえる

エポスゴールドカードの場合、年間の利用額に応じてボーナスポイントが付与される。具体的には、以下の2パターンでポイントが別途もらえるのだ。

つまり、年間利用額がちょうど100万円であれば、1％相当のポイントがプラスで還元される。そのため、通常のカード利用で還元される0.5%分と合わせて、ポイント還元率は1.5%になるのだ。

年間100万円となると月に8.3万円程度の利用になるが、毎月の固定費やプライベートな支払いをすべてカード払いにすれば、多くの人が到達できる金額ではないだろうか。

決して高いハードルではなく、ゴールドカード限定のボーナスポイントはかなりのインパクトがあるだろう。

「選べるポイントアップ」で3ショップまでポイントが3倍になる

さらに、エポスゴールドカードの保有者限定で、300以上のさまざまなショップから自由に選んだ3店舗について、ポイント還元率が1.5%になる特典を用意している。

日常生活の各種ジャンルから好きな店舗を選べるため、利用頻度・利用額の多い3つを選べばポイント還元率をさらに引き上げられるだろう。

国内外の空港ラウンジが無料で使える

ポイント還元に関する特典以外にも、エポスゴールドカードなら、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる。

羽田や成田国際空港を中心とした国内16の主要空港だけでなく、ダニエル・K・イノウエ国際空港の出発ロビーラウンジやホノルルラウンジも対象だ。

ちなみに、楽天ゴールドカードの場合は「年2回まで」と上限が定められているが、エポスカードの場合、利用上限はない。そのため、旅行好きの人にとってはメリットが大きいだろう。

年間50万円以上利用すれば年会費を無料にできる

エポスゴールドカードは、インビテーションを受けてランクアップさせなくとも、通常の年会費である5,000円を支払えば誰でも発行できる。

新規でゴールドカードを発行した場合、年間利用額が50万円を超えると、翌年以降の年会費は永年無料になる。これも見逃せない特典の一つだ。

通常のエポスカードを発行してインビテーションを受けるのを待ってもよいが、初年度年会費として5,000円を支払って利用額の条件をクリアしてしまえば、2年目以降は無料でゴールドカードを利用できる。

これらの特典を無料で受けられることを思えば、最初の一年だけ5,000円を払う価値は十分あるだろう。

エポスゴールドカードは還元率1.5%以上を狙える

エポスゴールドカードの特典をフルに活用すれば、実質的な還元率は1.5%に近づけられる。

さらに、以下で紹介するポイントを取り入れると、ポイント還元率をより引き上げられるからぜひ参考にしてほしい。

エポスVisaプリペイドカードを使うとポイントがポイントを生む

貯めたポイントの使い方に関するおすすめな方法が、「エポスVisaプリペイドカード」へのチャージだ。

1ポイント1円換算で買い物に利用できるのだが、このプリペイドカードがあれば、国内外のVisa加盟店ならどこでも利用でき、利用額に対して200円につき1ポイントが還元される。

「エポスポイント＝マルイで使うもの」というイメージかもしれないが、プリペイドカードへのチャージなら、貯めたポイントをあらゆる店舗で利用できるようになる。この点も大きなメリットだろう。

エポスカードのおすすめに関する記事は以下を参考にしてほしい。

エポスゴールドカードのデメリット3選

最後に、エポスゴールドカードのデメリットを3つ紹介しよう。よい面だけではないため、双方を理解した上で発行を検討することが大切だ。

基本の還元率は変わらない

エポスゴールドカードは、基本の還元率自体は通常のエポスカードと変わらず0.5%のままだ。

ほかのクレジットカードの場合、ゴールドにすると通常の還元率がアップするものもあるが、エポスカードは条件が同じであるため、この点はネックになるだろう。

招待を受けないと無料で発行できない

エポスゴールドカードは条件を満たすと年会費が無料になるが、言い換えると、条件を満たさない限り5,000円の年会費がかかる。

どちらかを満たさないと年会費は無料にならないため、カードの利用計画をしっかり立てる必要があるだろう。

国内旅行の傷害保険はない

エポスゴールドカードには、海外旅行の傷害保険は付帯されているものの、国内旅行の傷害保険は付帯されていない。

万が一の保険の補償範囲が限定的と言わざるを得ず、国内旅行の傷害保険を必要とする人の場合は検討の余地があるだろう。

この点、クレジットカードを複数保有しており、そのカードに国内旅行傷害保険が付帯されていれば特段気にする必要はない。

エポスゴールドカードはメインカードとして十分使える

エポスゴールドカードは、条件次第で年会費が無料になり、1.5%以上のポイント還元率を狙える利用価値の高いカードだ。

通常のエポスカードにはない特典を豊富に用意しているため、現にエポスカードを使っている人は、この機会に切り替えを検討すべきだろう。

これからエポスカードの発行を考えている人も、年間利用額が50万円を超えそうであれば、初めからゴールドカードを発行して効率よくポイントを貯める形がおすすめだ。その上で、翌年度以降の年会費を無料にすれば、特典を十分授かれるだろう。

本記事を参考に、エポスゴールドカードの発行を検討してみよう。