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証券会社を選ぶときのポイントとは

国策として貯蓄から資産形成へという流れのなかで、iDeCoやNISAで投資の機運が高まっている。

テレビやスマホで証券会社の広告が目に入り、投資をしてみたい!でも、どこの証券会社で口座を作ったらいいの?と迷っている人も多いはずだ。

今回は迷ったときの証券会社選びのポイントをお伝えする。

目次

手数料体系は自分にあっているか

手数料体系は自分にあっているか 資産運用ナビコラム

コストカット!少しでも安くするには

最初に気を付けることは、手数料を抑えることだ。

なぜなら、商品の売買を繰り返すと、毎回手数料が取られコストとなり、利益が減ってしまうからだ。利益を減らさないために、手数料は安いほうがよい。

しかし、一番大切なのは「自分の投資スタイルに合った手数料体系」を選ぶということだ。

株式取引の場合、デイトレードという一日に繰り返し売買をするスタイルか、一度株式を購入したら長期保有でじっくり値上がりを待つスタイルか、あなたはどのような投資をしたいのか、しっかりと投資スタイルを決めよう。

投資スタイルが決まれば、それに合わせてなるべく手数料がかからない証券会社を選ぼう。

あなたにピッタリのコースを選ぼう

手数料は自由化されており、各社いろんなサービスが増えている。

一般的なものは取引の都度手数料がかかるコースだが、一日の取引金額に対応した定額制のコースもある。

一日に何度も取引を繰り返すデイトレーダーにピッタリのコースだ。

さらに、一定年齢(例えば25歳)以下であれば手数料が無料の証券会社もある。

まずは、自分の投資スタイルを決めて、投資スタイルにあった手数料体系の会社を選ぶとよいだろう。

取扱商品で選ぶ

取扱商品で選ぶ 資産運用ナビコラム

証券会社は洋服店でたとえるとセレクトショップのようなもの。

セレクトショップはいろんなブランドの商品が集まっており、商品のラインナップはお店の個性が現れる。

証券会社も同じで、商品のラインナップにはそれぞれの証券会社のこだわりがある。

一番証券会社の特徴が出るポイントなので自分が何に投資をしたいか、によって証券会社を選ぶのもよい。

外国株・・・オーソドックスで人気のある米国株。

取り扱っている証券会社は多いが、差が出るのが銘柄数。

多い証券会社では約5,000銘柄、少ない証券会社で約500銘柄と10倍も差が出ている。人気の米国株に投資をするときは、希望する銘柄が購入できるかどうかもチェックしておこう。

他には中国・ロシア・ベトナムなど新興国の株式は取り扱い証券会社が限られる。

それはハイリスク、ハイリターンの市場だからだ。

つい最近はロシアのウクライナ侵攻問題でロシアの株式市場が売買停止に陥っていた。

その為、株を買いたくても買えない、売りたくても売れないリスクがある。

ネット専用証券・・・ミニ株やポイントで投資ができる。

ミニ株とは、通常株式は最低取引単位が100株だが単元未満でも取引が出来るサービスのことで、メリットは少額からでも取引ができることだ。

ポイント投資・・・現金ではなく買い物で貯めたポイントを投資にまわせるサービス。

財布や銀行口座の資金を使わずに投資ができるので、心理的なハードルは低く、投資初心者にはおススメのサービスだ。

信頼できるアドバイザーで選ぶ

信頼できるアドバイザーで選ぶ 資産運用ナビコラム

初心者の人は何から始めて良いか分からない。そんな、困ったときに背中を押してくれるのがアドバイザーだ。

何に投資をすべきか決められない・・・と、困っている人には、ネット証券のアドバイザー付きのコースや対面営業の証券会社の営業員に担当してもらってアドバイスを受けることも選択肢の一つに入れておこう。

しかし、ここで注意が必要だ。証券会社などの担当者は自分で選ぶことはできず、必ずしもあなたにとって最良のパートナーではないこともある。

また、大抵の証券会社は転勤があり、担当の営業員は3~4年程度で異動をする。

せっかく良いアドバイザーに出会えたとしても、会社都合により転勤し、また新しい担当者とイチから関係を築く必要がある。

非常に煩わしく、しかも新しい担当者との相性がよいとは限らない。

そんな時はIFAへ相談すると良いだろう

IFAとはIndependent Financial Advisorの略で独立系ファイナンシャルアドバイザーの略。

証券会社や銀行に所属せず、中立的な立場でのアドバイスが期待できる。

そもそも、資産形成とは短期間ではなく長期のスパンが必要だ。

なぜなら、人生には様々なライフイベントがあるからだ。

例えば、結婚、子供の誕生、住宅購入、定年退職、セカンドライフなど、人生の節目でライフプランが変わり、資産形成もどうように見直しが必要になる。

短期間で担当がコロコロ代わっては満足のいく運用が難しいが、その点、IFAであれば転勤がなく長期に渡って付き合いができる。

しかも、取り扱う商品は幅広く、不動産活用・相続・保険・事業承継などさまざまな顧客のニーズに対してトータルアドバイザーとしての役割が期待できるだろう。

これから始めてみようという方、今の担当に不満のある方は、一度IFAに相談してみよう。

まとめ

まとめ 資産運用ナビコラム

投資は銀行の預金とは異なり、上がったり下がったり、常に変動しリスクのある商品だ。

みんな利益が出ることを望んで投資をするが、残念ながらうまくいかないときもある。

失敗するケースで多いのは、自分ではよく理解していないのに買った、というケースだ。

そんな時は、資産運用アドバイザーに相談をしてはいかがだろうか。

プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

現在、下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。

資産運用に関して、少しでも不安やお悩みがある方は、無料相談を申し込んでみてはいかがだろうか。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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