- みずほ証券で人気の投資信託が知りたい
- みずほ証券の投資信託の売上ランキングが知りたい
- どの投資信託を選べば良いか迷っている
大手証券会社の一社である「みずほ証券」。みずほ証券での運用を考えている方には、どのような投資信託がおすすめであるのか気になることだろう。
そこで本記事では、みずほ証券が取り扱う投資信託のランキングやおすすめの投資信託に見られる特徴、そしてあなたにあった方法で投資信託を運用する方法について解説していく。
ぜひ最後まで読んで、投資信託の運用に役立てていただきたい。
また、みずほ証券のような対面証券のおすすめもこちらにまとめておいたので、興味のある人はぜひチェックしてほしい。
みずほ証券の投資信託ランキング
ここでは、みずほ証券が取り扱う投資信託において、以下の3つのランキングを紹介する。
- みずほ証券の投資信託売り上げランキング
- みずほ証券の投資信託純資産総額ランキング
- みずほ証券の投資信託シャープレシオランキング
(いずれも2024年6月時点)
それぞれ見ていこう。
みずほ証券の投資信託売り上げランキングトップ3
みずほ証券が取り扱う投資信託のうち、売り上げのトップ3は以下の商品だ。
- 【1位】新光ピュア・インド株式ファンド
- 【2位】キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視)
- 【3位】キャピタル世界株式ファンド
1位の「新光ピュア・インド株式ファンド」は、インドの財閥グループである「TATAグループ」の投資信託会社が運用する投資信託証券への投資によって、主な投資対象をインド株式としている商品だ。
2位の「キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」と3位の「キャピタル世界株式ファンド」は、どちらも世界各国の株式等を主な投資対象とする商品で、決算回数が違うものとなる。
このことから、みずほ証券においては、海外株式を投資対象としている商品の人気が高いことがわかるだろう。
みずほ証券の投資信託純資産総額ランキングトップ3
みずほ証券が取り扱う投資信託のうち、純資産総額※のトップ3は以下の商品だ。※2024年6月12日時点
- 【1位】netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
- 【2位】グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)
- 【3位】グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)
1位の「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」は、テクノロジーの発展によって収益が上がったり、事業の継続性が期待できたりするアメリカ企業の株式を主な投資対象とした商品だ。
純資産総額はおよそ1兆1,340億円にものぼる。
2位の「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、ESG課題※への積極的な取り組みや、競争優位性が高いと考えられる世界各国の上場株式等を投資対象とするテーマ型商品であり、純資産総額はおよそ1兆1,122億円だ。※E:環境、S:社会、G:企業統治それぞれの諸課題のこと
3位の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、競争優位性や成長性などの視点から選出された企業のうち「市場価格<理論価格」と判断される世界各国の上場株式等を投資対象とする商品だ。純資産総額はおよそ7,131億円である。
みずほ証券の投資信託シャープレシオランキングトップ3
みずほ証券が取り扱う投資信託のうち、直近5年におけるシャープレシオ※のトップ3は以下の商品だ。※運用効率が高いこと
- 【1位】iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
- 【2位】キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA
- 【3位】iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
1位の「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)」は、コモディティの一種である金(ゴールド)を投資対象とし、金現物市場において代表的な指標「LBMA金価格(円換算ベース)」へ連動した運用成果を目指す商品だ。
シャープレシオは、数値が高ければ高いほど運用効率が高いことを表す。
一般的に1.0を超えると運用効率が高いと判断されるが、この商品のシャープレシオは1.53であるため、優良な投資信託である。
2位の「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」は、収益増大見込みや配当に着目し選出したアメリカの株式等を主な投資対象とする商品だ。
比較的リスクの高いアクティブ運用を行うファンドであるが、シャープレシオは1.36となっており、大きなリターンが得られていることがわかる。
3位の「iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」は、ベンチマークとする「S&P500指数(配当込み、円換算ベース)」に連動した運用成果を目標とし、アメリカの株式等を主な投資対象とする商品であり、シャープレシオは1.34だ。
ただ、シャープレシオは「投資対象が同じである投資信託」を比較するときに使用される指標である点には注意してほしい。
みずほ証券でおすすめの投資信託にはどんな特徴があるのか
みずほ証券でおすすめな投資信託には、以下のような特徴がある。
- インデックスファンドであること
- NISAでの取り扱いがあること
それぞれ解説していく。
インデックスファンドであること
インデックスファンドである点は、多くの投資信託に共通する特徴だ。
インデックスファンドは、ベンチマークとする指標が明確であることから、値動きの予測や資産計画の立案が容易となる。
また、比較的安定した運用が可能となるため、ポートフォリオに組み入れやすい。
NISAでの取り扱いがあること
おすすめな投資信託の特徴の一つとして、NISAでの取り扱いが可能な点も挙げられる。
NISAとは、非課税保有限度額の範囲内において得られた運用益に対して、非課税となる制度のことをいう。
NISAを活用しなかった場合、20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)が課税される。
運用益が大きくなればなるほど税金の影響も大きくなるため、税金対策を行うためにも、NISAでの取り扱いが可能な投資信託を選択することがおすすめだ。
ランキング上位がおすすめとは限らない!みずほ証券であなたにあった投資信託を見つける方法
ランキング上位の商品だとしても、その商品があなたに最適とはいえない場合もある。
ここでは、以下3点について解説していく。
- なぜ自分に合った投資信託で運用するべきなのか
- 投資信託選びのポイント
- 属性別におすすめの投資信託
それぞれ見ていこう。
なぜ自分に合った投資信託で運用するべきなのか
自分に合った投資信託で運用するべきなのはなぜか。それは、投資家個々人における投資の目的やリスク許容度※が異なるからだ。※どれだけの損失まで許容できるかといった度合いのこと
どれくらいの運用成果を目標とするのか、その目標を達成するためにはどのような商品で運用するべきかは投資の目的によって異なってくる。
また、みずほ証券が取り扱う投資信託は、商品ごとにさまざまなリスクが存在するのも事実だ。
例えば、主な投資対象を株式としている投資信託は比較的値動きが大きくなりやすい。
反対に、債券を主な投資対象としている投資信託は、比較的値動きが小さく安定している傾向にある。
リスク許容度が低いのであれば、値動きが小さく安定した運用が見込める債券を投資対象とした投資信託を選択することをおすすめする。
自分のリスク許容度に合った投資信託を選択し、長期運用を行うことを意識してほしい。
投資信託選びのポイント
投資信託を選ぶ際には、以下3つのポイントを重視してほしい。
- 運用コスト
- 運用手法
- 投資対象
投資信託には、さまざまな運用コストが発生する。
例えば、投資信託の購入時には購入時手数料が、運用期間中には信託報酬が、売却時には信託財産留保額がかかるのだ。
これらのうち、みずほ証券では購入時手数料および信託財産留保額が無料の商品も取り扱っている。
しかし、信託報酬に関してはどの投資信託を選んだとしても発生するコストであり、運用期間中は継続して支払わなければならない。
運用成果を縮小させないためにも、投資対象が同じ複数の投資信託を比較して、信託報酬が低い投資信託を選択するようにしよう。
また、投資信託の運用手法には主に「パッシブ運用」と「アクティブ運用」の2種類がある。
パッシブ運用は、ベンチマークとする指数に連動した運用成果を目指す運用手法であり、この手法をとる投資信託を「インデックスファンド」と呼ぶ。
反対に、アクティブ運用はベンチマークとする指数を上回る運用成果を目指す運用手法で「アクティブファンド」と呼ばれる。
加えて、先述したとおり、投資対象は商品によって異なるため、自分のリスク許容度を適切に評価し、それにマッチする運用手法・投資対象の投資信託を選ぶことが重要だ。
属性別におすすめの投資信託
ここでは、以下2つの属性別におすすめの投資信託を紹介する。
- 投資経験がなく、安定した運用を好む投資家
- 投資経験があり、積極的な運用を好む投資家
まず、投資経験がなく、安定した運用を好む投資家におすすめなのは「たわらノーロード 全世界株式」だ。
この商品は全世界の株式を投資対象とし、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動した運用成果を目標とする投資信託だ。
投資対象が全世界と幅広いため、リスクを抑えた運用が可能となると同時に、世界経済の成長に伴って資産の成長が見込まれる。
リスク許容度が低く、安定した運用を求める投資家にとってはうってつけの商品だ。
続いて、投資経験があり、積極的な運用を好む投資家におすすめなのは「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド」だ。
この商品は、アメリカにおいて成長性が高いと判断される銘柄を主な投資対象とする。
およそ70〜120銘柄で構成され、銘柄はアナリストの分析によって定期的に組み替えられ、積極的な運用が行われる。
ただ、ここで挙げた商品はあくまでも一例だ。
みずほ証券には約90種類の国内投資信託が用意されている。
自身が重視する指標や基準をもとに、ぴったりな投資信託を探してほしい。
みずほ証券以外におすすめの相談先はある?資産運用の新たな選択肢とは
ここでは、以下3点について解説していく。
- みずほ証券などの対面証券で資産運用をする限界
- IFAの役割と相談するメリット
- IFA検索サービス「資産運用ナビ」とは
それぞれ見ていこう。
みずほ証券などの対面証券で資産運用をする限界
みずほ証券などの対面証券の強みは、担当者と相談しながら商品の購入や売却などの運用が可能となる点だ。
疑問点があればその場で解決できるため、自分一人で資産運用を行うことに不安がある方にはおすすめの相談先である。
しかし、対面証券の担当者に提案してもらえる商品は、その証券会社が取り扱っている商品に限定される。
そのため、自分に最適とはいえない商品の提案を受けてしまうリスクもあるのだ。
自分に合った商品で運用を行うためにも、幅広い選択肢の中から中立的な立場でアドバイスを提供してくれる専門家に相談するべきである。
IFAの役割と相談するメリット
IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことをいい、銀行や証券会社などに所属せず活動を行う資産運用の専門家だ。
IFAに相談するメリットは、主に2つある。
- 中立的な立場から最適な商品提案が受けられる
- 長期的に相談が可能
先述したとおり、金融機関に所属する営業担当者は取り扱える商品が限られている。
しかし、IFAはさまざまな金融機関と業務委託契約を締結することで、幅広い商品の取り扱いが可能だ。
そのため、幅広い商品の中からあなたにとって最適なアドバイスを中立的な視点を持って提供してくれる点は、IFAに相談する最大のメリットである。
また、金融機関の営業担当者は数年ごとに転勤があることが多いが、IFAには基本的に転勤が伴わないため、長期的に相談できる点もメリットの一つだ。
このことから、相談先としてIFAを選択することをおすすめする。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」とは
「どうやってIFAを探せば良いかわからない」という方も多いのではないだろうか。
IFA探しに迷ったら、ぜひIFA検索サービスである「資産運用ナビ」を活用してほしい。
「資産運用ナビ」とは、オンライン上で簡単な項目を入力するだけで、あなたに合ったIFAが見つけられるサービスだ。
このサービスに登録されているIFAは、プロフィールや得意な提案領域なども事前に確認できるため、あなたの希望に沿ったIFAを見つけやすい。
信頼できるIFAを見つけるためにも、「資産運用ナビ」を活用しよう。
みずほ証券のランキングが全てではない!自分にあった投資信託で運用しよう
本記事では、みずほ証券で取り扱う投資信託のランキングについて「売り上げ」「純資産総額」「シャープレシオ」の3つの観点から紹介した。
ここで紹介した投資信託のうち、多くの商品に共通するのが「インデックスファンドであること」「NISAで取り扱いがあること」だ。
ただ、ランキング上位の商品が、必ずしもあなたに最適な商品であるとは限らない。
投資信託を選ぶポイントである「運用コスト」「運用手法」「投資対象」を踏まえながら、自分のリスク許容度にマッチした商品を選択するようにしてほしい。
また、みずほ証券などの対面証券では、その場で担当者に相談しながら資産運用ができる点が最大のメリットであるが、提案が受けられる商品が限定されてしまう。
そのため、幅広い選択肢の中から最適な商品を提案してくれるIFAに相談することも検討しよう。
中立的な立場からアドバイスを提供してくれるはずだ。
そして、相談するIFAを探す際には「資産運用ナビ」を活用し、信頼できるIFAを見つけてほしい。