1. ホーム
  2. クラウドファンディング
  3. 【種類別】クラウドファンディングのメリット・デメリットとは?

【種類別】クラウドファンディングのメリット・デメリットとは?

この記事で解決できるお悩み
  • クラウドファンディングの種類を知りたい
  • クラウドファンディングのメリットとデメリットがわからない
  • クラウドファンディングは資産運用として利用できるのか知りたい

クラウドファンディングには全部で6種類あり、それぞれ商品性やリターン内容などが異なる。クラウドファンディングに取り組む際は、各種類の特徴を理解しておくことが重要だ。

本記事では、クラウドファンディングのメリット・デメリットについて種類別に解説していく。

【PR】クラウドファインディングのおすすめ

CREAL  おすすめ!
上場会社のクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディング。1万円からはじめる、ほったらかしの資産運用。現在、投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

目次

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは、オンライン上で金銭的な支援を募集する仕組みだ。しかし、細かい特徴を見ていくと、次の6種類に分けられる。

  • 購入型
  • 寄付型
  • 融資型
  • ファンド型
  • 不動産投資型
  • 株式投資型

上記種類によって得られるリターンやメリット・デメリットが大きく異なるため、クラウドファンディングに取り組む際はこれらの違いをよく理解しておきたい。

【種類別】クラウドファンディングのメリット・デメリット

クラウドファンディングは、リターンの有無や内容・投資対象によって6つの種類に分けられる。ここからは、クラウドファンディングの種類別のメリット・デメリットについて紹介していこう。

購入型クラウドファンディングのメリットとデメリット

購入型クラウドファンディングとは、プロジェクトへ支援するリターンとしてモノやサービスを受けられるものだ。

メリットデメリット
モノやサービスのリターンが得られる

気軽にクラウドファンディングに参加できる

新しい商品や技術を体験できる
原則返品ができない

トラブルは自己責任

商品到着まで時間がかかる

購入型クラウドファンディングでは、ネットショッピングのような感覚でクラウドファンディングに取り組めるメリットがある。

一般のECサイトや実店舗では見かけないような新しい商品を受け取れるので、支援先を選ぶ時間も楽しく感じられる。

しかし、ネットショッピングとは違って、支援者側の都合で返品ができない点には注意したい。もしトラブルが起きた場合は、起案者と2者間で解決しないといけないため、クラウドファンディング特有のリスクはよく理解しておく必要がある。

寄付型クラウドファンディングのメリットとデメリット

寄付型クラウドファンディングは、モノやサービスなどのリターンがなく、支援者からの寄付で完結するものだ。

メリットデメリット
社会貢献できる

プロジェクトの思いや目標に共感した人
団体を支援できる

寄付金控除が受けられる
モノやサービスなどのリターンがない

プロジェクトが実行されないことがある

資金が違うことに流用されるリスクがある

寄付型クラウドファンディングでは社会貢献性の強いプロジェクトが多いため、自分の資産を社会に役立てられる満足感がある。また、プロジェクトによっては寄付金控除の対象となるため、税負担を軽減できる点もメリットだ。

ただし、中には「集まった資金を他のことに流用される」といったトラブルが起きた例もある。

きちんと当初の目的通り資金を使ってもらうためには、「しっかりとした計画が立てられているか」、「これまでクラウドファンディングを行った経験があるか」といったことをチェックするようにしよう。

融資型クラウドファンディングのメリットとデメリット

融資型クラウドファンディングとは、プロジェクトを通じて支援者から起案者に資金を貸し付けるものである。

メリットデメリット
定期的に利子を受け取れる

運用の手間がかからない

少額から投資できる
経営状況によっては配当金が減額されたり、ゼロになる可能性がある

貸し倒れリスクがある

原則中途解約ができない

融資型クラウドファンディングでは、支援者が貸し付けた金額や期間に応じて利子が受け取れる。定期的に収入が得られる点は、投資の楽しみにもなるだろう。

ただし、融資型クラウドファンディングでは、貸し倒れリスクについて考慮したい。もし貸付先企業の経営状況が立ち行かなくなれば、貸し付けた資金が戻ってこない可能性もある。

リスクの大きい金融商品であるため、貸付先企業の財務状況などは必ず事前にチェックするようにしよう。

ファンド型クラウドファンディングのメリットとデメリット

ファンド型クラウドファンディングは、ファンドを通じて配当金を受け取る金融商品である。

メリットデメリット
定期的に配当金が得られる

モノやサービスなどのリターンが付帯されることがある

短期ファンドから始められる
配当金が減額もしくは出ない可能性がある

償還が遅延するリスクがある

原則中途解約ができない

ファンド型クラウドファンディングでは、配当金だけでなくモノやサービスなどのリターンが付帯されることがある。リターンの内容はファンドによって異なるため、自分の投資意向に合った支援先を選ぶことが可能だ。

ただし、集まった資金の運用が上手くいかない場合は、配当金が減少したり、投資した資金の償還が遅れたりするリスクがある。原則中途解約もできないので、必ず余裕資金で取り組むようにしよう。

不動産投資型クラウドファンディングのメリットとデメリット

不動産投資型クラウドファンディングは、集まった資金をもとに不動産投資が行われるものだ。

メリットデメリット
少額から不動産投資ができる

定期的に分配金を受け取れる

相続税対策ができる
早期償還される場合がある

配当金が変動するリスクがある

災害リスクがある

不動産投資型クラウドファンディングでは、不動産投資によって得られた収益が投資家へ還元される。通常、不動産投資には大きな資金が必要となるが、クラウドファンディングでは少額からチャレンジすることが可能だ。

プラットフォームによっては1万円から投資できるところもあるため、初心者でも気軽に取り組みやすいといえる。

ただし、不動産物件に空室が続いたり、災害などによって予定より修繕費が掛かった場合は、当初の配当金が変動するリスクもある。

株式投資型クラウドファンディングのメリットとデメリット

株式投資型クラウドファンディングは、未上場の企業の株式を取得できるものだ。

メリットデメリット
未上場の企業の株式を取得できる

株主優待や配当金を受け取れる

大きなリターンを狙える
上場株式への投資に比べてリスクが大きい

流動性がない

投資した資金がゼロになることがある

一般的な株式投資は上場株式を対象としているが、株式投資型クラウドファンディングでは未上場の企業の株式を取得できる。設立から間もないベンチャー企業に投資できるため、その後の成長性によっては大きなリターンを狙うことも可能だ。

ただし、上場株式のように自由に売買できない点や、投資リスクが大きい点はきちんと理解しておこう。

【PR】クラウドファインディングのおすすめ

CREAL  おすすめ!
上場会社のクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディング。1万円からはじめる、ほったらかしの資産運用。現在、投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

種類別クラウドファンディングのメリットとデメリットに関するまとめ

クラウドファンディングにはさまざまな種類があるが、融資型やファンド型、不動産投資型、株式投資型などの金融型クラウドファンディングは、資産運用にも活用できる。

定期的に配当金が受けられたり、株主優待が受けられたりするため、投資の楽しみとして取り組むのもよいだろう。

また、クラウドファンディングには多くの種類があり、それぞれメリット・デメリットが存在する。リターンの内容やリスクも異なるため、クラウドファンディングに取り組む際は、各種類の特徴を理解したうえで商品を選定することが大切だ。

また、融資型やファンド型などの金融型クラウドファンディングは、資産運用先としても活用できる。もちろんリスクは考慮する必要があるが、定期的に配当金や株主優待が受けられる点は、投資家にとっても嬉しいポイントだ。

ただし、金融商品にはリスクがつきものであるため、自分の投資意向に見合った商品を選定する必要がある。「どの商品へ投資すればいいのか分からない」という場合は、金融のプロに相談することも選択肢の1つである。

【PR】クラウドファインディングのおすすめ

CREAL  おすすめ!
上場会社のクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディング。1万円からはじめる、ほったらかしの資産運用。現在、投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

投資家登録でAmazonギフト券をプレゼント

※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

  • URLをコピーしました!

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

目次