- 不動産投資型クラウドファンディングの事例を知りたい
- 不動産投資型クラウドファンディングの注意すべきポイントを知りたい
- 不動産投資型クラウドファンディングは資産運用として活用できるのか知りたい
不動産投資型クラウドファンディングは、少額から取り組める不動産投資として注目を集めている。
市場規模は年々拡大しており、組成されるファンド数も増加している状況だ。
とはいえ、いまいちどのような金融商品かピンとこない人も多いかもしれない。
そこで本記事では、過去に募集された不動産投資型クラウドファンディングの事例を紹介していく。
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不動産投資型クラウドファンディングの事例4選
不動産投資型クラウドファンディングに取り組む際は、過去に募集されたファンドの例をしっかりとチェックしておきたい。利回りや募集金額などの相場感を掴むためだ。
ここでは、実際に募集された4つのファンドの例を紹介していく。
ファンド例①店舗ビル
ファンド名 | (仮称)EGA駒込 |
プラットフォーム | creal |
想定利回り | 5.1% |
募集金額 | 1億2,400万円 |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 | 24ヶ月 |
本ファンドは、東京都豊島区にある店舗ビルへの投資を目的に立ち上げられたものである。通常、個人では購入が難しいようなテナントビルへ投資ができるのもクラウドファンディングの魅力だ。
不動産投資型クラウドファンディングでは運用期間が数ヶ月の短期ファンドが多いが、本ファンドは運用期間が24ヶ月とやや長めに設定されていることが特徴である。
「投資に手間をかけたくない」、「短期ファンドはすぐに償還するのが億劫」という人は、本ファンドのようなやや運用期間が長いものを探してみるとよいだろう。
ファンド例②ホテル
ファンド名 | (仮称)Rakuten STAY博多祇園 |
プラットフォーム | creal |
想定利回り | 6.0% |
募集金額 | 3億8,100万円 |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 | 19ヶ月 |
本ファンドは、福岡県福岡市のホテルへの投資を目的に立ち上げられたものである。
現物の不動産投資の場合、観光地のホテルを個人で購入するのはかなりハードルが高い。
しかし、クラウドファンディングであれば1万円から投資できるので、全国各地の不動産に気軽に出資できる。
本ファンドには投資金額に応じてホテルの宿泊代金がキャッシュバックされる優待も付帯されており、株主優待のような特典を楽しむことも可能だ。
また、本ファンドは募集金額が4億円近い大型ファンドであったが、満額の資金が集まりファンドが成立している。
ファンド例③ワンルームマンション
ファンド名 | RENOSY キャピタル重視型 第10号ファンド |
プラットフォーム | RENOSYクラウドファンディング |
想定利回り | 8.0% |
募集金額 | 1,960万円 |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 | 3ヶ月 |
本ファンドは東京都新宿区のワンルームマンションへの投資を目的に立ち上げられた。運用期間は3ヶ月と短いものの、8%という利回りは魅力的な水準だ。
不動産価格が高騰する現在、東京都心のマンションに1万円から投資できるのは嬉しいポイントである。
本ファンドは、好立地物件かつ高利回りファンドであったことから応募が殺到し、募集金額に対して649%の応募があった。
ファンド例④ワンルームマンション
ファンド名 | Renosy キャピタル重視型 第6号ファンド |
プラットフォーム | RENOSYクラウドファンディング |
想定利回り | 8.0% |
募集金額 | 1,421万円 |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 | 3ヶ月 |
本ファンドは、東京都千代田区のワンルームマンションへの投資を目的に立ち上げられた。
ワンルームマンション投資は現物投資でもよく知られる投資手法だが、大きな借り入れを行うことに抵抗がある人もいるだろう。
その点、不動産投資型クラウドファンディングでは1万円から投資ができるので、自己資金の範囲内で不動産投資が楽しめる。
本ファンドも8%と高利回りであったことから多くの投資家が応募し、募集金額の10倍を超える金額が集まった。
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不動産投資型クラウドファンディングで注意すべきポイント
多くの魅力がある不動産投資型クラウドファンディングだが、投資の際は次のようなポイントに気を付けたい。
- 配当金が変動する
- 原則中途解約ができない
- 人気ファンドは倍率が高い
- 事業者の倒産リスクがある
それぞれ詳しく解説していこう。
配当金が変動する
不動産投資型クラウドファンディングでは、あらかじめファンドの想定利回りが提示されているが、これはあくまで当初の見通しによるものである。
たとえば「空室が続き家賃収入が減少した」、「想定よりも修繕費がかかった」などのマイナス要因が起きれば、想定利回りを下回ることも十分考えられる。
不動産投資型クラウドファンディングに投資する際は、「想定利回りは絶対に受け取れる利益ではない」ということをきちんと理解しておこう。
原則中途解約ができない
不動産投資型クラウドファンディングでは、原則中途解約ができないことがほとんどだ。
もし資金が必要となることがあっても、運用期間中は引き出しができないため、必ず余裕資金で取り組むことが大切である。
なお、不動産投資型クラウドファンディングには「任意組合型」と「匿名組合型」の2種類があるが、投資家に不動産の所有権が与えられる任意組合型では中途解約が認められるケースもある。
その場合は事務手数料が徴求されることが多いため、任意組合型のファンドに投資する際は手数料規定についてもチェックしておこう。
人気ファンドは倍率が高い
先ほど紹介したファンド例からも分かる通り、不動産投資型クラウドファンディングでは高利回りのファンドや好物件のファンドは倍率が高く、なかなか投資ができないこともある。
ファンドの募集方式には「抽選方式」と「先着方式」の2種類があり、先着方式の場合は募集開始からあっという間に上限額に達することも珍しくない。
投資したいファンドがある場合は、チャンスを逃がすことがないように募集方式とスケジュールを事前に確認しておくことがおすすめだ。
事業者の倒産リスクがある
不動産投資型クラウドファンディングでは、「不動産特定共同事業者」が不動産投資を仲介してくれるが、この事業者が経営破綻した場合は投資した資金が返ってこないリスクがある。
不動産投資型クラウドファンディングに投資する際は投資先物件のリスクを検証するだけでなく、仲介事業者の財務状況を調べることも忘れないようにしよう。
また、過去のファンドの運用状況をチェックして、償還が遅れているファンドや配当金が未払いとなっているファンドがないかについても確認しておきたい。
資産運用の相談はIFAへ
不動産投資型クラウドファンディングは、少額から不動産投資に取り組めることが魅力の金融商品だ。
しかし、投資には必ずリスクが伴うことを理解しておこう。
リスクを適切にコントロールしながら資産運用を行うためには、金融のプロにアドバイスをもらうことも検討したい。最近では、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)と呼ばれる金融アドバイザーが増えており、新たな相談先として注目を集めている。
IFAは特定の金融機関に所属していないことが特徴で、フラットな立場で助言をくれることが魅力のひとつだ。
不動産投資型クラウドファンディングだけでなく資産運用全般の相談ができるので、ぜひ一度相談してみるとよいだろう。
リスクを適切にコントロールしよう
本記事では、不動産投資型クラウドファンディングの運用事例を紹介してきた。
中には高利回りの魅力的なファンドもあったが、投資に取り組む際は利回りだけでなく、リスクをきちんと検証することが欠かせない。
投資意向に合った適切な商品を選ぶためには、IFAのような金融アドバイザーへ相談することを検討しよう。
当サイト「資産運用ナビ」では、全国各地のIFAを検索できるサービスを提供している。
ご相談内容やご利用地域に応じてピッタリのIFAをご紹介させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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