- マネックス証券で人気の投資信託が知りたい
- マネックス証券の投資信託の売上ランキングが知りたい
- どの投資信託を選べば良いか迷っている
ネット証券大手のマネックス証券では豊富な投資信託を取り扱っているが、どの商品を選べば良いのだろうか。
個人投資家が選んでいる商品を参考にしたいと考えている方も多いだろう。
本記事では、マネックス証券の投資信託ランキングやおすすめ商品の特徴、自分に合った商品を見つける方法について解説していく。
さらにおすすめの相談先である「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」についても紹介し、投資信託を選ぶ際に役立つ情報を提供する。
マネックス証券の投資信託ランキング
マネックス証券の投資信託について以下の3つの切り口からランキング上位の銘柄を紹介していく。
- 資金流入
- 値上がり率
- 分配金利回り
ランキングを参考にして投資する商品を選択していこう。
マネックス証券の資金流入ランキング
マネックス証券における投資信託の2024年5月1日〜5月31日の月間売れ筋ランキング上位3銘柄は以下の通りだ。
- SBI 日本株4.3ブル
- 楽天日本株4.3倍ブル
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
日本株に投資を行うレバレッジ商品が1位・2位となっている。2024年に入ってからの日本株の相場上昇に後押しされて人気を集めていると考えられる。
次いで3位には米国株式に投資するインデックスファンドがランクインした。
世界中の株式市場から資金が集まる米国株にまとめて投資を行える商品であり、個人投資家からの人気も高い。
マネックス証券の値上がり率ランキング
マネックス証券で取り扱う投資信託のなかで、2023年6月1日〜2024年5月31日までの1年間で値上がり率が高かった銘柄トップ3は以下の通りだ。
- SBI 日本株4.3ブル
- 楽天日本株4.3倍ブル
- 楽天日本株トリプル・ブル
値上がり率の上位2銘柄は先ほどの資金流入ランキングと同様の結果になっている。
過去1年間での値上がり率の高さが銘柄の人気に直結していると言えるだろう。
3位の銘柄も日本株に投資を行うレバレッジ商品となっており、いずれも相場の上昇で大きなリターンを得られる商品だ。
新NISA開始後からの日本株の上昇相場に乗り、大きな値上がりになったと考えられる。
マネックス証券の分配金利回りランキング
マネックス証券で取り扱われている投資信託のうち、2024年5月末時点での分配金利回りが高い上位3銘柄は以下の通りだ。
- GS 日本株・プラス(通貨分散コース)
- GS 日本株式インデックス・プラス
- GS 米国成長株集中投資ファンド 年4回決算コース
いずれもゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社が運用している商品である。
分配金利回りが高いだけでなく、投資元本を取り崩さずに分配金を支払っているため、分配金の健全性が高い銘柄となっている。
ただし、運用の状況によっては分配金が減らされる可能性を考慮しなければならない。
上記のランキングはあくまで2024年5月末時点での分配金利回りであり、今後も継続的に高い利回りで運用できるとは限らない点に注意しておこう。
マネックス証券でおすすめの投資信託にはどんな特徴があるのか
マネックス証券のランキング上位に入る銘柄にはいったいどういった特徴があるのだろうか。
マネックス証券での人気銘柄に共通している特徴を紹介していく。
日本株ファンド
2024年5月時点では、日本株に投資を行うファンドが高い人気を集めている。
他社では米国株式や全世界株式に投資する商品が人気となっているなか、マネックス証券のランキング上位には日本株ファンドが多く並んでいるのだ。
先ほど紹介した値上がり率ランキングでも日本株に投資する商品が上位に名を連ねていたことから、やはり直近での大きなリターンが人気の理由と考えられる。
新NISA制度のスタートやインフレによる企業の業績向上などが原因で日本株の相場が上昇したことで、日本株ファンドを購入する投資家が多くなっているのだろう。
なお、NISAでの月間売れ筋では米国株式や全世界株式に投資する商品が高い人気を集めている。
長期投資に向いているNISA口座では長期的なリターンが期待できる海外株式ファンドに投資を行い、相場の上昇に乗るためにNISA以外の口座で日本株ファンドに投資するという投資家が多いと推測できる。
レバレッジ商品
マネックス証券における人気商品のもうひとつの特徴が「レバレッジ商品」である。
レバレッジ商品とは、投資対象となる指数の値動きに一定の倍率を掛けた値動きに連動するように投資を行う商品のことだ。
例えば日経平均株価を参照指数とする3倍レバレッジの商品の場合、日経平均株価が1%上昇したときに3倍の3%上昇するという仕組みである。
もちろん日経平均株価が1%下落したときには3%下落することとなるため、ハイリスク・ハイリターンな商品だ。
2024年に入ってからは日本株の相場が上昇していたため、レバレッジ商品は非常に大きなリターンを得られた。
短期的な相場の上昇を利用して資産を増やそうと考える投資家が多いのだろう。
レバレッジ商品は長期投資には向かず、NISAの対象商品からも外されている。
短期的な売買でリターンを狙う戦略には向いているが、長期での資産形成には適さないため注意しておこう。
ランキング上位がおすすめとは限らない!マネックス証券であなたにあった投資信託を見つける方法
ここまでマネックス証券のランキング上位銘柄を紹介してきたが、商品を選ぶ際に「ランキング上位だから」という理由で購入することはおすすめしない。
自分に合った商品をじっくりと見極め、最適な商品で資産を運用していくことが大切だ。
ここでは、自分に合った投資信託で運用すべき理由や投資信託選びのポイント、属性別のおすすめ投資信託について解説していく。
自分に合った投資信託で運用すべき理由
自分に合った投資信託を探して運用すべき理由として「投資の最適解が人によって異なる」という点が挙げられる。
ランキング上位に来るような世間一般から人気の商品が必ずしも自分の状況に合っているとは限らないのだ。
例えば「20代の独身者」と「2人の子どもがいる50代」では、投資において許容できるリスクの水準や資産状況などが大きく異なる。
前者はこれからリスクを取って資産を拡大していくべきだが、後者はむしろリスクを抑えて資産を守っていくことが重要となる。
取るべきリスクの大きさが異なるということは、選択すべき投資信託の種類も異なるということだ。
世間一般的にリスクが高めの商品が人気を集めていても、自分自身のリスク許容度が低ければ人気の商品を選ぶべきではない。
ランキングはあくまで参考程度にチェックしておき、自分に合った投資信託を選ぶことが重要だ。
投資信託選びのポイント
投資信託を選ぶ際、以下の3点をチェックしておきたい。
- リスク許容度
- 運用目的
- 手数料
前述の通り、リスク許容度は年齢や家族構成、資産状況などによって異なる。
自分がどの程度のリスクを許容できるかという点を理解し、適切なリスク水準の商品を選択しよう。
リスク許容度が高い場合は株式中心のファンド、低い場合は債券ファンドやバランス型ファンドなどを選択すると良い。
また、運用目的によっても選ぶべき商品は変わってくる。
資産を増やすことが目的であれば株式の比率が高い商品、堅実に減らさない運用を希望する場合は債券の比率が高い商品が推奨される。
定期的にインカムゲインを得ていきたい場合は、分配金が支払われるタイプの商品を選ぶ必要があるだろう。
そして、投資信託の運用にかかる手数料も比較しておきたい。
投資信託には取引時にかかる「購入時手数料」や商品の保有期間中に引かれ続ける「信託報酬」などの手数料がある。
似たような特徴の商品でも信託報酬が異なる場合があるため、できる限り低コストで運用できる商品を選択しよう。
属性別のおすすめ投資信託
次に、属性別のおすすめ商品について紹介する。自分自身の運用ニーズに近いものを参考に商品を選択しよう。
まず、資産を増やしていきたい若年層の場合は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がおすすめだ。
資産を増やしていくためには積極的にリスクを取る必要があるため、海外株式に投資するファンドでリターンを狙いに行こう。
一方、すでにまとまった資産がある方や50代・60代といった年齢層の方は「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」や「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」などの商品が良いだろう。
株式や債券、REIT(不動産投資信託)にバランス良く投資されているため、安全性が比較的高い。
堅実な運用で資産を減らさないことが推奨される属性の方におすすめだ。
自分自身の資産状況や年齢、リスク許容度に合った投資信託を選択しよう。
マネックス証券でおすすめの投資信託を探しているならIFAに相談しよう
ここまでマネックス証券の投資信託ランキングや自分に合った商品の探し方を解説してきたが、投資を行う際にはリスクが伴うため自分で管理することは容易ではない。
損失を被る可能性が十分にあるため、投資助言を行う専門家に相談することを推奨する。
ここでは、資産運用を専門家に相談すべき理由やおすすめの相談先「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」の概要、IFA検索サービス「資産運用ナビ」について解説していく。
専門家に相談すべき理由
資産運用を専門家に相談すべき理由として「投資の最適解に最短で到達できる」という点が挙げられる。
リスク許容度や運用目的に最適な投資戦略を提案してもらえるため、自分なりの最適解にスムーズに辿り着いて効率的な運用を実践できるのだ。
投資信託を活用した運用を実践する場合、自分自身のリスク許容度や運用目的、年齢、家族構成などを総合的に考慮して商品を選ばなければならない。
マネックス証券では1,700種類以上の投資信託を取り扱っており、どの商品が自分に適しているかを判断することは容易ではないだろう。
投資助言を行う専門家に相談することで、あなたのリスク許容度や運用目的を踏まえた最適な商品を紹介してもらえる。
投資信託におけるリスクについても熟知しており、適切なリスク管理のもとで安心して運用を行うことが可能だ。
専門家の力を借りて自分にとっての投資の最適解を紹介してもらい、効率的な運用を実践することを推奨する。
IFAとは何か
IFAとは資産運用アドバイザーであり、特定の金融機関には所属せずに顧客の資産運用をサポートする専門家のことだ。
顧客からの相談を受けて投資計画を策定したり、提携先の金融機関の商品を提案・仲介したりすることが主な役割となっている。
IFAに相談するメリットは主に以下の2点だ。
- 中立な立場からの投資助言を得られる
- 長期的なサポートを受けられる
IFAは金融機関から独立しており、顧客に対しての中立性を保っている。
手数料が高い商品や意向に沿わない商品などを無理に提案される心配がなく、本当に自分に合った商品のみを紹介してもらえる点がIFAの魅力だ。
また、IFAには原則として転勤や異動などがなく、担当者は長期にわたるサポートを提供してくれる。
資産運用はもちろん、生命保険や相続・贈与、保有資産の見直しなど、さまざまな相談を行えるパートナーとして活用できるだろう。
中立な立場からベストな投資助言を長期にわたって提供できることがIFAの強みだ。
資産運用の相談先としてIFAを選んでみてはいかがだろうか。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」
信頼できるIFAをお探しの方は「資産運用ナビ」の利用を推奨する。
「資産運用ナビ」とは、相談窓口を探す投資家とIFAをマッチングさせるオンラインプラットフォームのことだ。
サービスを利用すれば非常に簡単にIFAとマッチングできる。
たった60秒、あなたの希望する条件をフォームに入力するだけで、資産状況や運用目的にぴったりのIFAが紹介される仕組みとなっている。
紹介されたIFAのなかに気になるアドバイザーがいれば、そのまま面談を申し込むことも可能だ。
事前に経歴や得意分野などのプロフィールもチェックできるため、安心して面談に進めるだろう。
IFAの紹介料・相談費用は無料となっており、面談は全国47都道府県どこでも対応可能だ。
WEBでの面談にも対応しており、気軽にIFAとマッチングできることが特徴となっている。
自分に合った相談先をお探しの方は、ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用してみてはいかがだろうか。
マネックス証券のランキングを参考に最適な投資信託を選ぼう
本記事では、マネックス証券の投資信託について「資金流入」「値上がり率」「分配金利回り」という3つの切り口でランキングを紹介した。
マネックス証券では、日本株に投資を行うレバレッジファンドが人気を集めていることが分かった。
しかしランキング上位だからという理由で選ぶのではなく、自分に合った商品を見極めることが大切だ。
自分に合う投資信託を選ぶことが難しいという方は投資助言を行う専門家への相談を推奨する。
特にIFAは中立な立場から長期にわたって最適な投資助言を提供してくれるため、安心して相談できるだろう。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」では、あなたにぴったりのIFAを無料で紹介するサービスを提供している。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、自分に合った信頼できるIFAを探してみよう。