- IFAが主催するセミナーに参加したい
- どのような内容のセミナーがあるのか知りたい
- どのセミナーに参加すればよいのかわからない
投資助言を行う専門家である「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」は、近年注目を集める資産運用の相談先だ。
IFA主催のセミナーなども開催されており、参加を検討しているという方も多いだろう。
本記事では、IFAが開催するセミナーの種類やIFAセミナーを有効活用するポイント、資産運用をIFAに相談するメリットについて解説していく。
さらにはおすすめのプラットフォーム「資産運用ナビ」も紹介していくので、ぜひ本記事を参考に投資のパートナーを見つけ出そう。
どんなIFAセミナーがあるのか
IFAが主催するセミナーにはどういったものがあるのだろうか。
ここでは、IFAセミナーの主催元に分けて内容や特徴を解説していく。
IFA法人が主催するセミナー
IFA法人とは、法人でIFA活動を行う事業者のことだ。
内閣総理大臣の登録を受け、金融商品仲介業者として顧客の資産運用をサポートしている。
IFA法人が主催するセミナーは、法人に在籍するアドバイザーが担当する。
会場を使って対面で説明をしたり、オンラインで多くの参加者に向けたセミナーを行ったりすることが特徴だ。
IFA法人主催のセミナーは、最終的なゴールとして参加者に顧客になってもらうことを目指す。
セミナーをきっかけに資産運用に興味を持ってもらい、担当したアドバイザーが気に入ったらそのまま個別相談に進んでもらうという流れだ。
IFA法人は既存の金融機関に比べて小規模であるため、より親身な対応を行いやすいというメリットがある。
なかには個別のセミナーに対応しているケースもあり、悩みに合わせたサポートを行っている。
一方で居住している地域のIFA法人を探すことは容易ではなく、自分に合った相談先を見つけることが難しいというデメリットもある。
居住している地域で相談できるIFA法人がセミナーを開催している場合はおすすめだが、なかなか近所で探すことは難しいだろう。
各金融機関が主催するセミナー
IFAはSBI証券や楽天証券、マネックス証券などのネット証券と契約しているケースが多い。
各金融機関が主催となってIFAセミナーを開催することも多く、投資初心者などを対象にさまざまな情報発信を行っている。
金融機関が主催する場合、都市部での対面型セミナーやオンラインでのセミナーなどで大規模に行われるケースが多い。
IFA法人のように個別セミナーが行われることはほとんどないが、比較的相談先を見つけやすいことが特徴だ。
金融機関が主催するセミナーも最終的なゴールは顧客になってもらうことであり、参加費用は無料のケースが多い。
セミナーをきっかけに資産運用に興味を持ってもらい、金融商品の売買で手数料を徴収するという仕組みだ。
なお、金融機関が開催するセミナーは当然のことながら金融機関と契約しているIFAのみが講師として登場する。
そのまま個別相談に進むことも考えている場合、選択肢が限られてしまう点がデメリットと言えるだろう。
IFAプラットフォームが主催するセミナー
IFAと顧客をマッチングさせるプラットフォームもセミナーを主催することがある。
セミナーをきっかけにプラットフォームに登録されているIFAを顧客に紹介し、マッチング成立を狙うことが主な目的だ。
IFA法人や金融機関と同様、セミナー参加者に顧客になってもらうことがゴールである。
基本的には無料でセミナーに参加でき、対面やオンラインで説明を受けられる。
多くのIFAプラットフォームでは全国のIFAが登録されているため、居住している地域で相談できるIFAを探しやすいことが強みだ。
また、豊富なIFAが登録されており、相談先の選択肢も多い。
相談先のIFAをお探しであれば、IFAプラットフォーム主催のセミナーへの参加がおすすめだ。
IFAのセミナーを有効活用するためのポイント
投資助言のスペシャリストが開催するIFAセミナーに参加するのであれば、その効果を最大化させる取り組みが重要となる。
せっかくプロから説明を受けられるのであれば、事前にポイントを押さえてセミナーを有効活用することが大切だ。
ここでは、IFAセミナーを効果的に活用するためのポイントを解説していく。
運用目的の明確化
まず、セミナーに参加する前に運用目的を明確にしておくことが重要だ。
「何のために資産運用を行うのか」という目的がはっきりしていると、参加するセミナーの内容も適切なものを選択でき、セミナーで吸収できるものも多くなるだろう。
一口に「IFAセミナー」と言っても、投資初心者向けに投資のマインドを解説するものもあれば、直近のマーケットの状況を解説するものもある。
老後資産の準備に向けたセミナーや新NISAの特徴を詳細に解説するセミナーなどもある。
「どのような運用目的で投資を行うのか」によって参加すべきセミナーの種類が異なるため、自分の運用目的を明確にしておくことが重要だ。
また、運用目的を明確にした上で臨むセミナーは内容が入ってきやすく、多くの内容・知識を吸収できる。
事前に自分自身の運用目的をはっきりさせた上でセミナーに参加しよう。
IFAへの質問事項の準備
IFAセミナーでは、アドバイザーに対して質問を行える場合もある。
事前にある程度の質問事項を準備しておき、説明される内容で理解しきれなかった部分を質問で解消できるようにしておこう。
IFAへの質問事項として主に以下のようなものが挙げられる。
- 投資において想定されるリスク
- 直近のマーケットの状況
- 注目される投資先について
- 個別相談に進んだ場合の料金
セミナーのなかで上記のような内容の解説がなかった場合、質問できるタイミングで尋ねてみると良いだろう。
ただし、多くのIFAセミナーはほかの参加者もいるため、個別の資産状況や運用プランに関しての相談は難しい。
自分自身の運用について踏み込んだ質問をしたいのであれば個別セミナーに参加するか、IFAと契約して本格的な投資相談を行うと良いだろう。
振り返りと知識習得
IFAによるセミナーは受けて満足するのではなく、内容を振り返りながら知識の習得に繋げることが重要だ。
プロによる解説を有意義なものとするためにも、セミナー終了後の取り組みを意識しておこう。
例えば、IFAから解説された内容に関連する書籍を読んでみたり、実際に自分の資金計画に落とし込んでみたりすると知識は身に付きやすい。
投資や資産運用についての知識は一生役立つ財産となるため、学習した内容を忘れないように振り返っておこう。
また、セミナーの内容を自分ひとりで身に付けていくのが難しいと感じる場合は、IFAと契約して個別相談を行うという手もある。
より個別の状況に踏み込んだ投資助言を提供してくれ、さらには資産運用に関しての知識も習得できる。
どちらにしてもIFAセミナーの内容を定着させるためにも、内容を振り返りながら知識を習得していこう。
セミナーでIFAに興味が湧いた方必見!資産運用をIFAと始めるメリット
IFAに相談して資産運用を始めるメリットには以下の3点が挙げられる。
- 中立な立場から助言を提供してくれる
- あらゆる投資手法を検討できる
- 長期にわたるサポートを受けられる
IFAの魅力を踏まえた上でセミナーに参加しよう。
中立な立場から助言を提供してくれる
IFAは既存の金融機関から独立した立場を保っており、中立な目線で投資助言を提供してくれる。
「顧客資産の増加」という目標に向け、中立な立場を維持していることがIFAの強みだ。
金融機関で相談する場合、会社で売り出したい商品や手数料が高い商品などを提案されるリスクがある。
リスク許容度を上回るリスク水準の商品を提案されてしまったり、会社側ばかりが儲かる仕組みの商品を購入してしまったりする可能性があるのだ。
IFAは金融機関と業務提携を行っているものの、販売方針を指示されたり、営業ノルマを設定されたりすることはない。
本当に良いと思う商品を提案してもらえるため、信頼して運用相談を行える。
本当に自分に合う商品を探したい方はIFAへの相談がおすすめだ。
あらゆる投資手法を検討できる
IFAは複数の金融機関と提携を行うことも多く、豊富な商品を提案できることが特徴だ。
自社商品しか提案できない金融機関に比べ、多様な選択肢から最適な商品を選べる点がメリットとなっている。
また、IFAは株式や投資信託といった一般的な投資手法に加え、不動産投資やヘッジファンド、プライベートエクイティファンドなどの投資手法に対応している。
銀行や証券会社などではなかなか対応できない投資手法まで幅広く相談できるため、多様な投資手法を検討できることが大きな魅力だ。
さらには資産運用だけでなく、保険や相続・贈与といった内容もワンストップで相談できる。
多様な投資手法を検討しつつ、資金面での悩みを何でも相談できることがIFAを利用する大きなメリットだ。
長期にわたるサポートを受けられる
IFAの大きな特徴として「原則として転勤・異動による担当者の変更がない」という点が挙げられる。
担当者からの長期的なサポートを受けられることが大きな魅力だ。
金融機関の場合、数年おきに人事異動で担当者が変わってしまうことが多いため、その都度新しい担当者と運用方針を擦り合わせて信頼関係を構築していかなければならない。
一部の担当者は「どうせすぐ異動になるから」と短期目線で売買を提案し、顧客資産の増加ではなく手数料を稼ぐことに注力するケースもある。
IFAであれば同じ担当者が長期にわたってサポートしてくれるため、一貫した運用方針でじっくりと資産の増加を目指せる。
担当者変更によるストレスを感じることなく、自分をよく知るIFAから助言を得られる点は大きな魅力と言えるだろう。
また、ライフステージの変化に合わせた保有資産の見直し提案なども対応してくれ、長期間での運用戦略で資産を増やしていくことが可能だ。
資産運用を二人三脚で行えるパートナーをお探しの方はIFAへの相談を推奨する。
セミナー以外でIFAに相談するには
「IFA」であればどこで相談しても良いわけではなく、きちんと自分に合う相談先を探すことが大切だ。
いったいどこでIFAを探せば良いのだろうか。
ここでは、自分に合ったIFAを探すべき理由やIFAの選び方、おすすめのIFA検索サービス「資産運用ナビ」の特徴や利用方法について解説していく。
自分に合ったIFAを探すべき理由
IFAはそれぞれ専門領域や担当する顧客の資産規模などが異なるため、適当に相談先を選んでしまうと適切な提案を受けられない可能性がある。
希望する運用方法や資産状況に合ったIFAを探すことが大切だ。
例えば、株式や投資信託といった手法を検討している方がヘッジファンドに強みを持つIFAに相談しても効果的な助言は得られない。
同様に、資産規模が数百万円の人が「資産1億円以上」の富裕層をターゲットに活動しているIFAに相談しても、ミスマッチが起きてしまう。
相談内容と提供されるサービスにミスマッチが起こらないよう、自分の運用目的や資産状況に合ったIFAをじっくりと探そう。
IFAの選び方
IFAを選ぶ際、以下の3つのポイントをチェックした上で相談先を探そう。
- 経歴・実績
- 得意分野・メインクライアント層
- コミュニケーションの相性
まず、担当のIFAが信頼できる経歴・実績を有しているかという点をチェックしておきたい。
「IFAとしての活動実績が3年以上」であることを目安にしておくと、良いIFAに出会える可能性が高い。
また、先ほど解説したようにIFAは得意としている分野や担当しているクライアントの属性がそれぞれ異なる。
希望の運用手法や自身の資産規模とマッチしているかを確認しておくと良いだろう。
そして、IFAとは長期的な付き合いになる可能性が高いため、コミュニケーション面でストレスを感じないかという点も重要なチェック項目となる。
初回面談でIFAとの性格的な相性を確かめ、今後長く相談していけるかどうかを見極めよう。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」
IFA検索サービス「資産運用ナビ」では、あなたにぴったりのIFAを無料で紹介するサービスを提供している。
フォームに希望条件を入力するだけで、あなたの運用目的や資産状況、性格の相性がマッチしたIFAを全国のデータベースから抽出して紹介するサービスだ。
紹介されたIFAのなかに気になるアドバイザーがいれば、そのまま面談を申し込むことができる。
面倒な問い合わせなどをせずにスムーズに面談に進めるため、気軽にIFAとマッチングできることが特徴だ。
また、登録IFAのプロフィールが公開されているため、得意分野や経歴、メインクライアント層を把握した上で面談に進める。
初回面談は何人と行っても無料となっているため、性格の相性もじっくりと見極めてパートナーを選ぶことが可能だ。
信頼できるIFAをお探しの方は、ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用して自分に合う相談先を探してみてはいかがだろうか。
IFAセミナーに参加してみよう
IFAセミナーは、IFA法人や金融機関、IFAプラットフォームなどの主催で行われる。
運用目的の明確化、IFAへの質問事項の準備などを行った上でセミナーに参加し、振り返りによって知識を習得していこう。
また、IFAは中立な立場から長期にわたるサポートを提供してくれるため、信頼できる相談先と言える。
自分の運用目的や資産状況に合ったIFAを探し、適切な助言を受けながら資産運用を実践しよう。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」では、あなたに最適なIFAを無料で紹介している。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、信頼できるIFAを見つけ出そう。