- PayPay証券のサービスにどのような特徴があるのか知りたい
- PayPay証券の評判が知りたい
- 運用相談をどこにするべきかわからない
「PayPay証券は投資初心者におすすめ」と聞いたことはないだろうか?
実際に口座を保有している方は、9割以上が50代以下の資産形成層が占めている。
この記事では、PayPay証券が初心者から支持される理由や魅力を深掘りしつつ、評判から「どのような投資家におすすめなのか」について解説する。
最後には専門家の投資アドバイスを手に入れるためのIFAの存在についても触れるため、最後まで読み、投資戦略に活用していただきたい。
PayPay証券のサービス内容
PayPay証券のサービス内容について以下3つを解説する。
- 会社概要
- 提供するサービス
- 特徴
PayPay証券の会社概要
PayPay証券はソフトバンクの連結子会社だ。
会社概要は下記を参照してほしい。
会社名 | PayPay証券株式会社 [金融商品取引業者登録番号|関東財務局長(金商)第2883号] |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント |
代表者 | 代表取締役社長 番所 健児 社長ご挨拶 |
設立 | 2013年10月31日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 128名(2023年12月1日現在) |
事業内容 | 証券業 |
主要株主 | PayPay株式会社 みずほ証券株式会社 ソフトバンク株式会社 LINEヤフー株式会社 |
子会社 | PPSCインベストメントサービス株式会社 |
PayPay証券は2013年10月31日に「株式会社マイバンカー」として設立された。
2016年6月1日に証券アプリ「One Tap BUY」をリリースしている。
2021年2月1日に現在の社名である「PayPay証券株式会社」となった。
この証券会社は10年以上の歴史があり、安心して使用できるといえるだろう。
PayPay証券が提供するサービス
PayPay証券の商品ラインナップは下記の通りだ。
- 日本株(個別株・ETF・REIT)
- 米国株(個別株・ETF)
- 投資信託
- CFD・10倍CFD
税金対策に最適なNISA口座やiDeCo口座も開設できるため、税負担を抑えて資産運用できることも魅力だ。
またPayPay証券は下記のサービスを提供している。
おこづかい投資
おこづかい投資とは、100円または1,000円から資産運用を始められるサービスだ。
最低購入金額はアプリによって異なる。
アプリ名 | 金額 |
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PayPay資産運用(PayPay証券ミニアプリ) | 100円から1円単位 |
PayPay証券 アプリ | 1,000円から1円単位 |
日本株は100株単位での購入が必要なため、1銘柄購入するためには、数万円〜数百万円の投資資金が必要だ。
PayPayのおこづかい投資を活用すると、少額から資産運用を始められる。
また購入金額を自由に設定できるため、買い物で出たお釣りや臨時収入などを活用してコツコツ投資ができる。
なお、弊社がPayPay証券のユーザーを対象に実施したアンケートでも、「少額投資への取り組みやすさ」は同証券のメリットとして多くの投資家から支持されていた。
ポイント投資
初めての投資で自己資金を使うのが怖いという方には、ポイント投資がおすすめだ。
ポイント投資ではPayPayポイントやPayPayマネーを使って、いつもの買い物感覚で投資が始められる。
「1ポイント=1円」として使え、最低購入金額100円以上から1円単位で取引ができる。
購入可能な銘柄は450以上で、現在人気のアップルやアマゾン、Microsoftなどに投資が行える。
さらに分配金や配当金を受け取れるため、投資のメリットを感じやすいことも魅力だ。
ポイント投資は現金が減らないため、投資の経験を積むのに最適なサービスである。
ポイント投資で株式の値動きに慣れてから、おこづかい投資や積立サービスを活用して、さらに大きな金額を運用するのもよいだろう。
つみたてロボ貯蓄
つみたてロボ貯蓄とは、PayPay証券が取り扱っている米国株を積立できるサービスだ。
通常の積立投資よりもつみたて頻度を自由に設定できる。
- 毎週
- 週5回まで
- 毎月
- 月1回まで
- 毎年
- 年1回まで
最低購入金額は1度の積立につき1,000円から行える。
ただし後述の「おいたまま買付」を利用する場合は、最低購入金額が1万円になる。
さらにつみたてロボ貯蓄は自動売却設定も可能だ。
売却タイミングを読むことは非常に難しく、せっかく育てた資産を現金化できない投資家は多い。
自動売却設定を活用すると定期的に必要な分だけ売却してくれる。
つみたてロボ貯蓄は、購入と売却の手間をかけたくない方におすすめのサービスだ。
PayPay証券の特徴
PayPay証券の特徴は下記の4つだ。
- わかりやすい操作性
- PayPay銀行の活用で手数料が無料
- 証券口座への送金手続きが不要
- アプリ1つで米国株も購入できる
PayPay証券は、条件次第で買付の手数料が無料になる。
低コストで資産運用したい方は参考にしてほしい。
わかりやすい操作性
PayPay証券のアプリは直感的な操作で、銘柄の買付・売却や積立設定、保有資産管理が行える。
これまで投資経験のない方やITツールに苦手意識を持っている方でも、簡単に使えることが魅力だ。
新しい知識や操作を覚える必要はなく、誰でも簡単に使用できる。
PayPay銀行の活用で手数料が無料
PayPay銀行を活用すると、送金・振替手数料が無料で、証券口座に資金を移せる。
PayPay証券の出金手数料は、下記の通りだ。
みずほ銀行宛て | みずほ銀行以外宛て | |
---|---|---|
3万円未満 | 110円(税込) | 275円(税込) |
3万円以上 | 220円(税込) | 385円(税込) |
※入金時の手数料は利用している金融機関を確認してほしい。
毎月3万円以上みずほ銀行以外宛てに出金すると、年間の手数料は4,620円にもなる。
これに加え入金手数料も必要だ。
PayPay銀行を利用すれば余計な手数料はかからなくなり、投資のリターンを最大化できる。
証券口座への送金手続きが不要
一般的に銘柄を購入するためには、銀行口座から証券口座への送金手続きが必要だ。
しかしPayPay証券の「おいたまま買付」を利用すると、送金手続きが不要で購入代金の決済が行える。
「おいたまま買付」は、連携している銀行内に残高が残っていれば、その場で株式や投資信託を買付られる。
そのため、送金手続きの手間がかからず、取引チャンスを逃すことがなくなる。
対応している金融機関はPayPay銀行だけでなく、メガバンク3社やゆうちょ銀行、南都銀行だ。
またPayPayマネーやd払い残高、ソフトバンクカードのチャージ残高からも買付できる。
※d払いでは日本株の買付はできない。
アプリ1つで米国株も購入できる
PayPay証券はアプリ1つで日本株と米国株、投資信託が購入できる。
証券会社によっては日本株と米国株を取引できる。
1つのアプリであらゆる銘柄を購入できると、どのアプリでどの銘柄が買えるのかを悩むことがなくなる。
PayPay証券の評判とは?
PayPay証券の評判について以下3つを解説する。
- 顧客満足度や信頼度について
- 良い評判の例
- 悪い評判の例
PayPay証券の顧客満足度や信頼度について
PayPay証券は、投資初心者や50代以下の資産形成層に支持されている証券会社だ。
2024年3月31日時点で口座開設は107万口座を突破している。
そのうち50代以下の方が9割以上を占めており、さらに30代以下が顧客層の半分もいる。
2023年3月末時点では52.2万口座だったため、1年間で口座開設数は倍以上に増加した。
加えて口座開設者のおよそ7割が株式投資の経験がなく、投資初心者に人気のある証券会社とわかる。
PayPay証券の良い評判の例
100円または1,000円から取引できるところに魅力を感じるという声が多い。
また銘柄を均等購入できるため、ポートフォリオを作成しやすいとの意見もあった。
アプリ上に表示される情報が洗練されているため、投資初心者でもどこを見たらいいのかわかりやすいとの声もある
PayPay証券の悪い評判の例
取扱銘柄が少ないとの意見があった。
PayPay証券は取扱銘柄を絞ることで、投資初心者でも銘柄選びに迷わないようにしている。
またチャートを見ながら取引できない、手数料が比較的割高との声もあり、デイトレードやスイングトレードなどの短中期の投資にはおすすめできないとの意見もあった。
特徴と評判から見たPayPay証券に向いている投資家とは
PayPay証券はどのような投資家におすすめなのかについて、以下3つを解説する。
- PayPay証券のメリット・デメリット
- どんな投資家におすすめなのか
- 資産運用における専門家の重要性
PayPay証券のメリット・デメリット
PayPay証券のメリットとデメリットは下記の通りだ。
PayPay証券のメリット
PayPayの本人情報と連携すると、口座開設の手続きを大幅に削減できる。
手続きは最短3分で完了するため、ほとんど手間がかからない。
およそ1週間かかる審査で何も問題を指摘されなれば、口座が開設される。
日常生活でPayPayを利用している方は、PayPay証券であれば、手続きの手間がかからないためおすすめだ。
またPayPay証券は投資を勉強するためのツールが充実している。
投資の勉強に最もおすすめなのは、スマートフォンから閲覧できるオウンドメディア「資産運用の1st STEP」だ。
このオウンドメディアではショート動画や、画像がふんだんに使われた解説記事などが充実している。
資産運用として何から始めたら良いのかわからない方は、空いた時間で記事を見るだけで、投資の基礎と基本が身につく。
PayPay証券のデメリット
PayPay証券は少額から購入できるメリットがある分、手数料が比較的割高だ。
手数料はPayPay証券が独自に決めている基準価格×0.5%と、購入前にどの程度のコストがかかるかわからないこともデメリットといえる。
またアプリが2つあり、管理が面倒に感じるという方もいる。
資産を別々に管理したいという方には良いが、そうでない方にとっては管理の手間が増えてしまう。
PayPay証券は少額で投資ができ、投資初心者におすすめの証券会社ではあるが、上記のようなデメリットを抱えている。
デメリットについても理解してから口座開設をしたい。
PayPay証券はどんな投資家に向いているのか
PayPay証券におすすめの投資家は、すでにPayPayを利用している方やこれまで投資経験のない方、少額から資産運用を始めたい方だ。
PayPay証券の一番の魅力は、少額投資とポイント投資ができることだ。
特にポイント投資は現金を使う必要がなく、気軽に投資を始められる。
また売却益や配当金はPayPayマネーにチャージし、日常の買い物や支払いにも使える。
投資で日々の生活を少しでも豊かにしたい方にも向いているといえるだろう。
資産運用における専門家の重要性
最適な運用方法は投資家のリスク許容度や運用目的により異なる。
また同じ投資家であってもライフステージによって最適な運用方法は変化する。
たとえば定年前は給与から損失を補填できるため、リスクの高い投資法でも問題ない。
一方で定年後は収入が減ったり無収入になったりするため、安全性の高い運用手法が最適になる。
自分に合う運用手法を見つけるためには、さまざまなことを考慮しなければならず、投資初心者にとっては難しい。
そこでおすすめなのは、資産運用の専門家にアドバイスを求めることだ。
専門家に相談すると、あなたの運用目的や資産状況などさまざまな要素を考慮し、最適な運用方法を提案してくれる。
どのように資産運用を始めるべきか悩む方は、専門家の力を借りよう。
特におすすめの専門家は後述するIFAだ。
資産運用の相談は誰にするべきか
資産運用の相談先について以下3つを解説する。
- IFAとは何か
- IFAの役割とメリット
- IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法
IFAとは何か
近年は資産運用の相談先が増えてきた。
中でも最も注目されているのが、独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれるIFAだ。
IFA は金融機関に所属せず、中立的な立場からアドバイスを提供する資産運用のスペシャリストのことである。
IFAの役割とメリット
IFAの役割は、顧客のことを第一に考えアドバイスを提供することだ。
金融機関に所属していると、営業ノルマや商品ノルマを優先し、必ずしも顧客に合った商品が提案されるとは限らない。
IFAは組織のしがらみがないため、常に中立的な立場から顧客に商品や運用提案を行える。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法
日本においてIFAは新しい存在のため、そこで探すべきかわからないと悩む方も多いだろう。
おすすめの探し方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用することだ。
年齢や資産状況など簡単な情報を入力するだけで登録が完了し、そのデータをもとにあなたと相性の良い担当者を提案してくれる。
相談は何度でも行え、相談料は一切かからない。費用が発生するのは、IFAから紹介された商品を購入するときのみだ。
そのため提案された商品や運用手法に納得がいってから、資産運用を始められる。
専門家の話を聞いてみたい方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用し、自分と相性の良い担当者を見つけてほしい。
PayPay証券で少額投資やポイント投資を始めよう
この記事ではPayPay証券の特徴・評判、どのような投資家におすすめかについて解説した。
PayPay証券は、100円または1,000円といった小額から資産運用を始められるのがメリットだ。
ポイント投資も可能で、一切現金を使わずとも投資が体験できる。
また表示される情報が厳選されているため、初心者でも画面が見やすいと評判だ。
また資産運用における専門家の重要性についても解説している。特におすすめなのがIFAだ。
IFAは金融機関に所属していないため、中立的な立場から投資家にアドバイスをしてくれる。
相性の良いIFAを見つけるのにおすすめの方法は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用することだ。
このサービスを活用するだけで簡単に、自分と相性の良い担当者を見つけられる。
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