昨今、資産形成・資産運用の重要性が説かれるようになってきており、資産運用を始めてみようと考える投資初心者の方は多いだろう。
資産形成はゼロから資産を貯めていくことで、資産運用は貯めた資産を増やしていくことだ。
どちらも重要であるが自分で資産形成や運用をスタートするのはハードルが高く、ファイナンシャルプランナー(FP)やIFAなどのお金のプロへ相談したいと考える方も少なくない。
相談内容としては基本的に幅広く相談をすることができるが、実際にどのような内容を相談していいのか迷ってしまうのではないだろうか。
そこで本記事では資産形成についてどのような内容を相談できるのか、貯金と資産運用、保険の3つの分野に分けてわかりやすく紹介していく。
- 「資産形成・資産運用の相談をしたい」
- 「何を相談していいのか知りたい」
上記のような疑問をお持ちの方にぴったりとなっている。
相談先について詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介している。
相談内容と相談先の一覧表を確認したい場合は、こちらの記事から見てご覧いただくことをおすすめする。
貯金(預金)や老後資金に関する相談内容
貯金や老後資金に関する相談についてまず解説していく。
老後資金の準備は、貯金など行いながらお金を増やしていくイメージではないだろうか。
ただ、実際にいくら必要になるのか明確に分かっている方は少ないだろう。
そんな時に専門家へ以下のような相談を行うことで、老後資金の準備がしやすい上に、お金の関する疑問も解消できる。
- いつまでに、いくらの資金が必要になるのか
- 今の貯金額や資産状況では、将来いくら不足することになるのか
- 現時点での家計管理は十分か、改善できるところはないか
- 自分のお金の使い道は適切か
- 将来を見据えた上手いお金の使い方はあるか
- そもそもどのように貯金額を伸ばしていけるか
- 老後資金としてつみたてNISA、iDeCoの利用は適切か、上手く活用していく方法はあるか
上記のように、かなり身近なお金の不安も相談できることがお分かりいただけるのではないだろうか。
現在の貯蓄状況が問題ないか、老後に必要な資金の準備方法は何があるか、などもわかりやすく解説してくれる。
金融庁が発表した「老後2,000万円問題」なども話題となり、現在2,000万円以上持っていても以下のような要因で「老後資金はもっと必要になるのではないか」とも言われている。
- 円安
- 日本の景気後退
- 税負担増加
「老後にはかなり資金が必要」という漠然としたイメージだけが先行し、具体的な数値を知っている人は少ない。
そこで専門家へ相談することで、なんとなく将来のお金が足りなくなりそうで不安という悩みに対して、以下のようなアプローチができるのだ。
- 相談者の不安を細分化する
- 目指すべき資産額を提示
- 現状の資産状況との差額を算出
- 差額分の用意方法を提案
このように数値がわかれば「これぐらい貯めればいいのか」と一種のゴールが見えるため、漠然とした不安感を払拭できる。
やみくもに貯金するだけでは、ゴールが分かりにくい上にモチベーションも維持しづらいというデメリットがある。
それに逆算して家計管理をしていないことで、自分の出ていくお金に無頓着になり無駄な出費をしている可能性もゼロではない。
そのため「貯金額を増やしたい」「老後資金を準備したい」などの相談であれば、家計の管理・改善方法を提案してもらって自分の悩みにダイレクトにアプローチしてもらえるのだ。
資産運用に関する相談内容
実際に資産を増やしていくフェーズに移ると、貯蓄以外に金融商品への投資によって資産を増やしていく「資産運用」の手段を取りたい人も増えてくるだろう。
そこでプロに相談することで、将来必要になる資金を明らかにした上で、投資に関するアドバイスを受けられる。
ただ注意点として、資産運用に関してはファイナンシャルプランナーは説明のみで実際の商品の売買はできない。
そのため、資産運用に関する相談を行う際はIFAを始めとした資産運用アドバイザーや証券会社を頼ることになるので覚えておこう。
資産運用に関して相談できる内容は以下の通りだ。
- どれくらいの金額を資産運用へ回すべきか
- 資産運用について何も知らないので、基礎知識やリスクを知りたい
- 資産運用を始めるに当たっての心構えが知りたい
- 資産運用商品のリスクや特徴を知り、自分に合う商品を提案してほしい
- 資産運用はいつから開始すべきか知りたい
- どれくらいの期間・資金を投資をすれば、将来必要な金額が用意できるか
- 自分に合う投資方針は何か
- 不動産投資は視野に入れた方が良いか
上記のように資産運用の時期やタイミング、資金、投資の方向性まで幅広く相談ができる。
「資産運用を始めたいけれど、何から始めていいかわからない」という方こそ、特に専門家へ相談すべきだ。
自分の知りたいことを質問すれば問題なく答えてもらえるため、投資したい商品が決まっていて、本当に良いかどうかという最終確認として相談するのも手だ。
保険に関する相談内容
保険も立派な金融商品であり、終身保険や養老保険など死亡保障のついている生命保険へ加入していれば、貯蓄性の高い金融商品として資産にできる。
そのため、専門家へ以下のような相談をすることも可能だ。
- 保険を資産にすべきか
- 入っている保険を見直したい
- 言われるがまま加入していた保険が本当に必要か知りたい
保険は一生涯付き合っていく金融商品となり得るので、保険会社を始めファイナンシャルプランナーや資産運用アドバイザーのIFAへ一度相談しておくのが望ましい。
保険に入ることで相続税の節税効果もある。
そのため相続を見据えた相談を行うこともできる。
まとめ
今回は資産形成をしていく過程で相談できる内容を、預貯金・老後資金に関して、資産運用に関して、保険に関しての大きく3つに分けて紹介してきた。
どれも幅広く相談者のニーズに合わせて対応可能で、資産形成を始める前に知っておきたいことなどまとめて聞くことができる。
紹介した内容はほんの一部なので、もっと具体的に自分の現状を踏まえた質問やライフプランの設定、遺産相続など様々な相談をすることができる。
少しでもお金に関する疑問を持っている方は無料相談なども活用して、資産形成について相談してみてはいかがだろうか?
もし相談する際には、自分の不安点や疑問点、要望などを明確にしてから相談するのがおすすめだ。
もちろん相談時に聞きたくなったことを聞いても問題ないが、せっかく相談に行くのであれば有意義な時間にしていただきたい。
そのためには、以下のように自分の最終的なゴールを大まかに設定をしておくのが望ましい。
- 老後資金を準備したい
- 資産を増やしたい
- 資産形成、資産運用をしてみたい
相談相手も、より相談者に自分に合った提案をしやすくなるのでおすすめだ。
資産運用に関して相談できるIFAへ相談するかどうか、迷っている人やメリット・デメリットを知りたい方はこちらの記事をご覧いただきたい。
投資自体の需要が徐々に増加しているので、専門家の力を頼りながら資産形成の準備を進めてみてはいかがだろうか。
現在、下記ボタンから申し込むと無料で資産運用の相談にのってくれる。
資産運用に関して少しでも不安やお悩みがある方は、「資産運用ナビ」で無料相談を申し込んでみてはいかがだろうか。