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カードローンとフリーローンの違いとは?金利・審査・注意点についても解説!

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「カードローン」と「フリーローン」は自由な使い道で融資を受けられるため、幅広い層に評価されている。

ただ、両者の違いについて正確に理解できているだろうか。

混同されやすいこの2つのローンには明確な違いがある。

そのため融資を受けたいと考えているなら、自分に合った方を選ぶ必要性が高いのだ。

この記事ではカードローン・フリーローンの金利・審査をはじめとする違いを解説していく。

それぞれの注意点もまとめているため参考にして欲しい。

目次

カードローンとフリーローンの違いとは?

融資を受ける際、個人向けに提供される「カードローン」と「フリーローン」のどちらにすべきか迷う方もいるだろう。

これらは住宅ローン・自動車ローンなどとは違い、利用用途が限定されないローン商品である。

一見同じものにも思えるが、実は以下のような違いがある。

スクロールできます
カードローンフリーローン
提供会社銀行

消費者金融

信用金庫信販会社など
銀行

信用金庫

信販会社など
利用目的自由(事業・投資は不可)自由(事業・投資は不可)

用途の申告を求められる可能性あり
借入可能回数利用限度枠内で繰り返し借入可一度限り
借入限度額10万円~800万円
(1万円単位)
無担保型:10万円~300万円(1万円単位)

有担保型:50万円~1億円(10万円単位)
返済期間利用者によって異なる契約時に決定
返済計画利用者が決定返済計画表に基づく
借入までの時間最短即日数日〜数週間
ローンカードの有無あり(カードレスも可)なし

表で取り上げている8つの違いについてさらに詳しく解説しよう。

それぞれの特徴を確認して、どちらのローン商品の方が自分に合っているか検討してみて欲しい。

提供会社

まず、提供会社の違いがある。

カードローンは銀行・消費者金融・信販会社など幅広い金融機関で提供され、多くの選択肢がある。

一方、フリーローンは主に銀行・信用金庫から提供される。

また、信販会社で扱われていることもあり、信頼性が高く初めての方でも安心して選択できるだろう。

提供会社はローンのパンフレットまたは商品概要説明書からチェックしよう。

普段から利用している金融機関なら選択しやすいはずだ。

利用目的

カードローン・フリーローンともに自由な利用目的で借入できるのが魅力だ。

家賃・生活費に充てたり個人的な買い物の資金にしたりと柔軟に利用できる。

ただし、原則として事業・投資資金としては利用できない

金融機関側からすると事業に将来性があるか判断するのが難しく、返済されない可能性があるからだ。

さらにフリーローンは申込時に用途を聞かれる場合がある。

実際に借入金を利用する予定の見積書・契約書などの書類提出も必要になるため注意しよう。

借入できる回数

カードローン・フリーローンの大きな違いは借入できる回数にある。

まずカードローンは利用者それぞれの利用限度額内であれば繰り返し借入可能だ。

しかし、フリーローンは契約時の一度のみしか借入できない。

さらに借入したい場合は再度申込・審査が必要となる。

これは契約時に用途に関する書類提出がなされていることにより、必要額が明らかだからだ。

用途ごとに融資し、確実に回収するために設けられた手立てといえる。

借入限度額

カードローンの借入限度額は10万円~800万円までの間で1万円ごとに設定される。

フリーローンは無担保なら10万円~300万円と比較的低めの設定だ。

とはいえ、フリーローンには有担保型も備えられている。

有担保型であれば10万円単位で最低でも50万円、最高で1億円もの高額融資が受けられる。

必要な折にその都度借りたい方はカードローン、利用用途が明確で借入希望金額が大きい方はフリーローンという風に、使い方に合わせて選択するとよいだろう。

返済期間

カードローンは繰り返し借入できることから、返済期間も利用者自身が決定できる。

借入額を全額返金するまでの具体的な返済期間は設けられていない。

借入額だけでなく借入額にかかる金利・利息・月々の返済額などの要素によって返済総額が変動することも、返済期間が固定できない理由だ。

フリーローンは利用用途・利用額が明確なため、契約時に完済までの期間が決定する。

金融機関によって異なるものの、最長10年の長期設定も可能である。

返済計画

カードローンの返済計画は利用者本人が行わなければならない。

自分の借入額に基づき、どのようなタイミングでどの程度の額を返済するかは自由だ。

フリーローンの場合、利用者個別の「返済計画表(返済予定表)」が書面または電子的に交付される。

利用者はその計画表に従って返済していく。

カードローンの方が利用しやすそうにも思えるが、まめに確認をしていないと返済が滞るリスクもある。

遅延せず完済するためには性格も考慮した上で、返済計画を設定したい。

借入までの期間

カードローン・フリーローンには審査があり、申込と同時に借入することは不可能である。

さらに契約から借入までにも時間がかかるが、そこには大きな差がある。

カードローンは消費者金融なら最短即日で融資が受けられるケースが多い。

銀行カードローンは審査にやや時間がかかるものの、長くても数日で借入可能だ。

一方、フリーローンは数日〜1週間程度かかってしまう。

フリーローンを利用したいのであれば余裕をもって申込む必要があると覚えておこう。

ローンカード発行の有無

カードローンは名称の通り、ローンカードを用いて借入を行うのが一般的だ。

Web・アプリによる申込・利用の場合は一部カードレスも選択できる。

反対に、フリーローンは申込方法に関係なくローンカードが発行されない。

契約時の一度しか借入できないため、ローンカードが必要ないのだ。

ローンカードの有無はさほど選択に影響を与えないかもしれない。

とはいえ、その他の項目と同様に正反対の特徴を知っておくことで選択しやすくなるだろう。

カードローンがおすすめな場面とは?

カードローンの最大の魅力は利用限度額内なら何度でも借入できる点と申込から融資までの時間が非常にスピーディーな点といえる。

この特性から思いがけない急な出費が発生した場合に便利だ。

仕事の接待が入ったり、子どもの学校や習い事で購入物があったりした時などの緊急時に役立つ。

また、出費が重なって1ヶ月の支出が多くなる月もあるだろう。

次の給料日まで生活費をやりくりするのが難しいときにもすぐに借入できるのは安心だ。

さらに、借入額を自分で設定できるところもよい。

普段は返金しやすい少なめの額を借入し、出費が重なるときには借入額を大きくするという風に利用できる。

提供会社によってさまざまな特色がある点も魅力である。

各種カードローンを比較したい方は、以下の記事も参考にしてほしい。

カードローン比較についての詳しい解説はこちら。

フリーローンがおすすめな場面とは?

フリーローンは無担保型では借入可能額が低めとなる。

一方、有担保型なら非常に大きな金額を一括借入して利用者の希望する目的で使用できる。

これは大きな魅力と言える。

たとえば、あらかじめ必要額が算出できる引越資金・家の増改築などに利用できる。

必要となる時期も明確になるため、いつ借入するか予定を立てやすい。

その他にも大きな出費が発生する場面に利用が検討できる。

結婚・法事・旅行といったまとまった金額が必要なケースで強い味方となってくれるはずだ。

一度しか借入する予定がない、もしくはカードローンを利用し始めて返金できなくなる不安がある方も、フリーローンなら無駄な借入を防げる。

カードローンとフリーローンを利用するまでの流れ

本格的にカードローン・フリーローンのどちらを選ぶかを検討する際、審査・借入・返済の3つの段階をチェックしよう。

2つを比較して、より利用しやすい方を選択するといい。

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カードローンフリーローン
審査の通り
やすさ
同等
借入方法ATMでの引き出し銀行口座への振込銀行口座への振込
返済方法都合に合わせて選択可銀行口座より引落

利用者・利用方法によって感じるメリット・デメリットは異なってくる。

上の比較表でまとめた点をそれぞれ詳しく確認していこう。

審査の通りやすさについて

カードローン・フリーローンともに審査に通過しなければ利用できない。

利用者を決める重要な段階のため、審査の通りやすさについてはどちらも同等といっていいだろう。

そもそも審査が行われるのは、申込者がきちんと返済してくれる人物であるかどうかを金融機関側が見定め、貸し倒れのリスクを減らすためだ。

審査を甘くすると融資金が回収できない恐れがある。

そこで一定の基準をもって審査することで、金融機関側・利用者側の双方が安心して契約できるのだ。

無担保のカードローン・フリーローンは条件に大きな差がないため、審査自体も同等と考えてよいだろう。

しかし、有担保の場合は注意する必要がある。

有担保フリーローンでは通常の審査に加えて、担保・保証人の審査も必要となる。

審査内容が複雑になり、審査に時間がかかることを念頭に置こう。

借入について

カードローンの借入方法は、主に提供会社専用のATMもしくは提携ATMからの引出しか、利用者の指定した銀行口座への振込かを選択できる。

提供会社の種類にかかわらず、カードローンはコンビニATMと提携している場合が多い。

借入したいときに専用ATMがない地域でも、手軽に借入可能であるのは嬉しい点だ。

利用状況によってはパソコン・スマートフォンを活用し、Web・アプリから24時間借入可能だ

それに対しフリーローンは一度の借入にのみ対応しているため、利用者指定の銀行口座への振込となる。

必要なときに自身の銀行口座から利用しよう。

返済方法について

カードローンの返済方法は、借入時と同じく利用者の都合に応じて選択可能だ。

ATM・振込を返済方法として設けている金融機関が多い。

銀行カードローンを利用している方で借入する銀行の口座を所有していれば、口座引き落としによる返済ができる場合もある。

引き落としであれば、口座にお金さえ入っていれば忘れず確実に返済可能だ。

フリーローンは返済計画表に基づき毎月自動で引き落としされる。

大抵、返済用預金口座は借入する銀行の口座が指定されるため、契約時に開設が必要だ。

返済計画よりも早く借入額の一部もしくは全額を返済する繰上返済も認められている。

ただし、返済時期・金額に制限があるのでよく確認しよう。

カードローンとフリーローンの金利の違いは?

全てのローン商品には金利がかかる。

金利は金融機関・借入額によって異なり、借入額が少ないと高く、借入額が多いと低く適用されるのが特徴である。

とはいえ、金融機関が自由に金利を決定できるわけではない。

利用者の負担を軽減するために、上限金利は20%以下であることが義務づけられている。

カードローンでは提供会社が消費者金融か銀行かで金利が大きく異なるため、注意しなければならない。

消費者金融はおおむね年3.0%〜18.0%前後である。

銀行の金利は消費者金融よりもやや低い設定となっていて、年1.0%台~14.0%前後程度だ。

カードローンの中でも銀行の方が金利を抑えられる。

さらに、カードローンは変動金利が適用されている場合が多い。

景気動向の変動に応じて適用金利が変わるため、利息額のチェックが必要だ。

フリーローンは固定金利である傾向が高く、借入時から返済時まで利息・返済額が一定となる。

返済額の管理がしやすいところがメリットといえるだろう。

その上、カードローンより金利を抑えやすい。

提供会社によって幅は大きいが、上限金利が年10%未満に設定されているケースも少なくない。

自分の利用目的・借入希望額に基づく検討が必要になるものの、金利だけを見ればフリーローンの方が金利・利息を抑えて借入できることを覚えておこう。

カードローン・フリーローンの審査基準とは?

ここまででカードローン・フリーローンには多くの違いがあることを解説した。

しかし、契約のために審査を受けるという共通点があることを忘れてはならない。

審査結果は様々な要素を総合的にスコアリングして決定される。

多くの金融機関が審査基準とする3大項目を見ていこう。

返済能力

審査基準として最も重要なのが返済能力だ。

利用者に返済能力がなければ融資しても回収できないため、金融機関にとっては見過ごせない点である。

返済能力を計る際には、本人の属性から勤務先・収入状況・在職期間などが確認される。

そのようにして継続した安定収入が得られる人物かが審査されるのだ。

審査前に自分の返済能力を確認したいなら、毎月の収入から生活費を差し引いてどの程度の金額を返済に充てられるか考えてみよう。

もし毎月の予定返済額より返済に充てられる金額が下回るなら、返済能力が低いと見なされる可能性が高い。

借入希望額を減らすか、利用を見送る必要があるだろう。

信用情報

信用情報とはローン・クレジットカードの取引に関する履歴のこと。

申込者が返済を確実に行ってくれる信用に足る人物であるかが信用情報から確認されるのだ。

もし過去に2~3ヶ月以上の延滞経験があると、その記録が信用情報機関に最大5年間登録されてしまう。

金融機関はそれらの信用情報の照会をして審査に活用する。

延滞にはローン・クレジットカードだけでなく、携帯料金の未払いも含まれる。

また借入に関するトラブルを起こしていないかも結果を左右するといえるだろう。

信用情報は個人で照会することも可能だ。

申込前にあらかじめチェックしておくと、審査を有利に進められるかもしれない。

借入状況

カードローン・フリーローンともに他社からの借入があっても申込は可能。

しかしその借入状況が審査結果に悪影響を与える恐れがある。

借入には総量規制という貸金業法上のルールがある。

年収3分の1を超える貸付を禁止し、金融機関の貸しすぎ及び利用者の借りすぎを防止するものだ。

借入が何社からであっても、合計借入額が年収3分の1を超えると融資が受けられない

範囲内だとしても、残りの額に余裕がないと審査に落ちる可能性が高い。

回避するには、他の借入状況をしっかり把握しておくことが大切だ。

現在の借入額と借入希望額を合わせて年収と比較しシミュレーションしておこう。

カードローン利用時の注意点とは?

カードローンを利用する場合の注意点として、まずローンカードが発行され手元に届くまでは借入できないことを挙げたい。

自動契約機なら発行は早いが、郵送では日数がかかる。

少しでも早く借入したい方はカードレスを選択する、またはカードレスが適用される方法で申込もう。

借入面で注意すべき点は、返済計画を自分で立てなければならないこと。

メリットでもあるが、返済期間が長くなればその分返済額が増えてしまうのが問題だ。

金利は借入残高に応じてかかる。通常の約定返済に加え、お金に余裕ができたときにいつでも返済できる臨時返済を活用するなら返済額を減らしやすい。

返済額・返済期間の目安を立てるのが難しいと感じる方は、提供会社のWebサイトに設けられている返済シミュレーションツールを活用するのがおすすめだ。

利用しやすいカードローンを選ぶためには、それぞれの良い点を知ることが重要である。

ぜひ以下の記事も役立ててほしい。

フリーローン利用時の注意点

カードローンと同様、フリーローンにも利用時に注意するべき点がある。

その点を考えずに利用を始めると、自分の予定通りに借入・返済ができないかもしれない。

以下に挙げるのは、提供会社にかかわらず共通する項目である。

申込んでからがっかりしないためにも、3つの注意点をふまえて利用に備えて欲しい。

新たな借入はできない

前述した通り、フリーローンは借入が一度のみで追加借入できないのが特徴だ。

当初の予定より必要額が増えると、自己負担が増えてしまう

新たな借入がしたい場合は必ず新規申込をし、再度審査を受ける必要がある。

一度審査を通過し利用しているからといって審査が甘くなることもない。

もし将来的に資金の追加融資が想定できるのであれば、借入時にやや多めに融資してもらうよう計画できるかもしれない。

借入額についてはしっかり考慮しよう。

保証料が金利に上乗せされることがある

フリーローンの中には、通常の金利に保証料が上乗せされるものがある。

というのも、保証人を必要としない代わりに、保証会社が設定されるからだ。

Webサイトでの表示金利は、すでに保証料が含まれているものばかりではない。

保証料別のフリーローンは表示金利より年1〜2%程度負担が増えると考えよう。

利用する際は借入希望額だけでなく、金利・保証料を加味した金額を返済額としなければならない。

実際の返済額に圧倒されないためにも、事前確認が重要だ。

借入までの時間が長い

フリーローンは審査・借入の工程に2週間前後を要するケースが多い。

審査は仮審査・本審査があり、時間をかけてより丁寧に調査が行われていく。

さらに契約が結ばれてからも、借入額が入金されるまでにはさらに時間がかかる。

申込状況・借入額によっては申込から1ヶ月程度要することもあるだろう。

少しでも早く借入したいなら、申込条件を全て満たしていることを確認し、必要書類をきっちり揃えよう。

そうすれば審査時間を短縮させられるはずだ。

カードローンやフリーローンは目的に合わせて選ぼう

この記事ではカードローン・フリーローンの違いを詳しく解説した。

借入から返済まで全く異なる特徴を持ったローン商品であることが分かったと思う。

それぞれに利用するメリットがあれば注意点もある。

どのように利用するかは自由に決定できるが、無理なく利用するためにしっかり計画を立てるのがポイントだ。

借入について悩んでいるのであればぜひカードローン・フリーローンの違いを深く吟味して、自分がよりよく活用できるのはどちらか検討してみて欲しい。

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三菱UFJ銀行カードローン
バンクイック
みずほ銀行カードローン三井住友銀行カードローンSMBCモビットアイフル楽天銀行スーパーローンプロミスプロミスレディースアコムオリックス銀行カードローン横浜銀行カードローン
金利
(実質年率)
年1.8%~年14.6%年2.0%~年14.0%年1.5%~年14.5%年3.0%~年18.0%年3.0%~年18.0%年1.9%~14.5%年4.5%~年17.8%年4.5%~年17.8%年3.0%~年18.0%年1.7%~年14.8%年1.5%~年14.6%
借入限度額10万円〜500万円10万円〜800万円10万円〜800万円1万円〜800万円1万円〜800万円10万円〜800万円1万円〜500万円1万円~500万円1万円〜800万円10万円〜800万円10万円~1,000万円
無利息期間最大30日間最大30日間最大30日間最大30日間最大30日間なし
審査時間最短即日最短3営業日最短当日
※1
最短30分最短20分
※申込状況によっては希望に添いかねます
最短当日最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短20分
※申込時間や審査により
ご希望に​沿えない場合がございます。
1週間程度最短即日
融資速度最短翌日最短1週間最短当日
※1
最短即日最短20分
※申込状況によっては希望に添いかねます
最短翌日最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短3分 
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短20分
※申込時間や審査により
ご希望に​沿えない場合がございます。
1週間程度最短即日
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※1:申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合があります。
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