カードローンは多くの種類があるため、選択肢に迷うことも少なくない。
特に、金利や審査基準・合格率は借入時の重要な判断基準である。銀行か消費者金融のどちらを選ぶかで、大きくこれらの基準は変化する。
一般的に金利が低いカードローンは審査が厳しく、金利が高いカードローンは審査が緩い傾向があることは覚えておこう。
本記事では、最新版のカードローン人気ランキングを紹介し、金利・審査・通過率を徹底比較していく。
カードローンの利用を検討している方はぜひ参考にしてもらいたい。
人気のカードローンを徹底比較
人気のカードローンを比較する上で重要となるポイントには金利、通過率、そして審査基準がある。
金利
金利は借入金に対する利息の割合である。金利が高い場合、返済総額も増加する。
このため、金利はカードローンを選ぶ上で最も重要な要素の一つである。
一般的にカードローンの金利は、初回利用時に15%から18%の範囲で設定されることが多い。
利息は「借入残高×金利×利用日数÷365日」の公式で算出される。
たとえば、50万円を借りて60日後に返済する場合、金利15%では約12,328円、18%では約14,794円の利息が発生し、2,000円以上の差が生じる。
通過率
通過率は審査に合格する確率のことを指し、通過率の良いカードローンは金利が高い傾向にある。
審査基準
金融機関は申込者の収入や信用情報を確認し、返済能力を審査する。
原則審査基準は公開されていないが、重視されている点はどこの会社でもほぼ同じである。
信用情報にはカードローンやクレジットカードの取引履歴が含まれ、返済履歴や契約情報が確認される。
返済を何度も滞納していたり、あまりにも多くの会社と契約している場合は信用情報に悪影響があり、審査に通らない可能性が出てくる。
重要なことは金利と審査の通過率を理解して自分の条件に最も合致するカードローンを選ぶことだ。
また、きちんと返済計画を立てて、計画通りに返済できるのかをよく考えてから申込しよう。
カードローンのおすすめについての詳しい解説はこちら。
カードローン12社の金利・審査・通過率を比較
カードローンの金利・審査・通過率はそれぞれどの程度なのだろうか。
以下では次の12社のカードローンについて紹介する。
- アコム
- プロミスのカードローン
- プロミスレディースのカードローン
- アイフルのカードローン
- SMBCモビットのカードローン
- 三井住友銀行カードローン
- 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
- 東京スター銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン
- みずほ銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- 横浜銀行カードローン
人気のカードローン12社について確認していこう。
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | みずほ銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | SMBCモビット | アイフル | 楽天銀行スーパーローン | プロミス | プロミスレディース | アコム | オリックス銀行カードローン | 横浜銀行カードローン | |
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(実質年率) | 金利年1.8%~年14.6% | 年2.0%~年14.0% | 年1.5%~年14.5% | 年3.0%~年18.0% | 年3.0%~年18.0% | 年1.9%~14.5% | 年4.5%~年17.8% | 年4.5%~年17.8% | 年3.0%~年18.0% | 年1.7%~年14.8% | 年1.5%~年14.6% |
借入限度額 | 10万円〜500万円 | 10万円〜800万円 | 10万円〜800万円 | 1万円〜800万円 | 1万円〜800万円 | 10万円〜800万円 | 1万円〜500万円 | 1万円~500万円 | 1万円〜800万円 | 10万円〜800万円 | 10万円~1,000万円 |
無利息期間 | ー | ー | ー | ー | 最大30日間 | ー | 最大30日間 | 最大30日間 | 最大30日間 | 最大30日間 | なし |
審査時間 | 最短即日 | 最短当日 | 最短当日 ※1 | 最短30分 | 最短20分 ※申込状況によっては希望に添いかねます | 最短当日 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短20分 ※申込時間や審査により ご希望に沿えない場合がございます。 | 1週間程度 | 最短即日 |
融資速度 | 最短翌日 | 最短当日 | 最短当日 ※1 | 最短即日 | 最短20分 ※申込状況によっては希望に添いかねます | 最短翌日 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短20分 ※申込時間や審査により ご希望に沿えない場合がございます。 | 1週間程度 | 最短即日 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
アコム
アコムは、金利は3.0%~18.0%で、最大800万円までの借入が可能だ。また、最短で即日融資も可能でコンビニエンスストアのATMで借入や返済ができるため、利便性も高い。
三菱UFJフィナンシャルグループの傘下であり、業界大手の安心感と利便性の高いサービスを提供してくれることが特徴だ。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス
プロミスは、金利4.5%~17.8%で、最大500万円までの借入が可能だ。審査時間も最短3分とスピーディーに対応してくれる。
手軽にスマートフォンやパソコンから申し込み可能で、初めての利用時は30日間無利息で利用できるサービスも用意されている。
審査基準は公開していないが、事前審査は最短15秒で結果がわかるため、審査に不安を感じる方は利用してみよう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスレディース
プロミスレディースは女性に特化したカードローンで、金利は4.5%~18%だ。
最大500万円まで借入でき、初回は30日間無利息のサービスを提供しているのはプロミスと同様である。
女性専用ダイヤルを設けており、申込から融資までWebで完結するため「店舗や自動契約機に入るところを見られたくない」方でも安心して利用できる。
カードローンを初めて利用する女性におすすめできる商品だ。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短20分(土日可) |
融資速度 | 最短即日 |
無利息期間 | 30日間 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 借入額50万円以下なら、原則収入証明書不要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳~74歳迄で、ご本人に安定した収入がある方 パート・アルバイトの方もOK ※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類(源泉徴収票等)が必要です。 ※ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込みできません。 ※また、収入が年金のみの方は申込みいただけません。 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル
アイフルは、金利3.0%~18.0%で、最短即日の審査に対応しており、最大800万円までの借入が可能である。また、電話やメール・スマートフォンアプリなど申し込み方法が豊富なのも特徴的だ。
24時間365日振り込みに対応しているため、自分の好きなタイミングで申込・借入ができる。
審査に通るか不安な方は、わずか1秒で結果が出る「1秒診断」があるので、試してみると良いだろう。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
融資速度 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
SMBCモビット
SMBCモビットは金利3.0%~18.0%で、最大800万円まで借入可能であり、Web申し込みを利用すれば最短30分で審査結果が得られる。
また、提携ATM利用手数料が完全無料で、返済回数も自由に決められるので、自分の都合に合わせた借入がしやすい。
さらに、三井住友フィナンシャルグループの傘下で、クレジット機能付カードを選択でき、借入でVポイントを貯められる。ポイ活をしたい人にもおすすめのカードローンだ。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | 最短15分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
融資速度 | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 提出の場合あり |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・20歳~74歳 ・安定した収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、金利1.5%~14.5%と他のカードローンと比べて上限金利が低くなっている。審査は最短即日に結果がわかり、最大500万円までの借入が可能だ。
また、インターネットで簡単に申込ができ、土日祝・夜間の借入もできる。
メガバンクが提供しているので、消費者金融よりも金利が低いものの、審査が厳しく、定期的な収入がなければ申込できない。
自分に返済能力があるかどうか、事前に検討してから審査に挑むことをおすすめする。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は金利2.8%~15.9%で、最短即日審査が可能だ。最大200万円までの借入が可能で、インターネットでの申込もできる。
また、申込の際は店舗に設置されたテレビ窓口を利用することでカード発行を自動で行える。必要な契約手続き・審査なども同時に行われるので時間が短縮されて便利だ。
ただし、バンクイックは銀行のカードローンなので審査の通過率は低めだ。収入・勤続年数などで落ちてしまうこともあるので注意が必要である。
金利 (実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
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審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
東京スター銀行カードローン
東京スター銀行カードローンは、金利2.9%~14.8%で最大借入額は1,000万円と高額になっている。
また、初回契約の場合は原則30日間は無利息で、この期間内に全額返済すれば利息が発生しない。銀行系カードローンで無利息期間が設定されているのは珍しく、独自の特徴となっている。
限度額・審査状況によっては本人確認書類だけで通過する場合もありえる。ただ、基本的に審査は厳しく、通過率が低いため注意が必要だ。
金利 (実質年率) | 年1.5%〜年14.6% ※保証料を含みます。金利は審査により決定します。 |
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審査時間 | 開示なし |
融資速度 | 開示なし |
無利息期間 | 契約日から30日間 ※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。 |
借入限度額 | 10万円〜1,000万円 ※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 申込年齢は満20歳〜69歳 |
担保・保証人 | 不要 |
楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは、金利2.9%~13.8%で最大借入額は800万円だ。楽天銀行が提供するこのカードローンは、メガバンク並の低金利が特徴である。
また、多くのカードローンでは安定した収入がなければ申込できないが、楽天銀行スーパーローンは専業主婦も利用できるのが強みだ。
しかし、定期的な収入がある場合の限度額が800万円に対して、専業主婦の場合は50万円までが限度額となるため注意が必要だ。
金利 (実質年率) | 年1.9%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要) ・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方) ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 ※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
担保・保証人 | 不要 |
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは金利2.5%~15.5%の間で設定され、最大800万円までの借入が可能だ。
さらに、みずほ銀行の住宅ローンと併せて契約するとカードローンの金利は0.5%引き下げられる。お得に利用できるため、ぜひ活用してみよう。
また、インターネットやスマホアプリを通じて、本人確認書類等をアップロードできるので、郵送の必要もなく手軽に申し込める。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンは、金利1.5%〜13.5%の低金利が特徴的で、最大800万円の借入ができる。
また、このカードローンには独自の特徴がある。それは、オリックス生命が提供するがん保障特約付きの消費者信用団体生命保険に加入できる点だ。カードローンを契約すると保険料の負担なしで加入できる。
万が一、ガンの診断確定・死亡・高度障害が起きた場合は、それまでの借入金額がゼロになるシステムだ。
ただし、借入まで最低でも4営業日はかかり、さらに書類不備がある場合は2週間以上かかるため、即日融資を希望する方には向かないかもしれない。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
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審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンは金利9.0%~14.0%で、借入限度額は最大1,000万円だ。他社と比較すると利用限度額が大きいため、他行・他社でのリボ払い・ローンなどを一本化するのに適している。
契約は24時間対応のWebで完結し、審査は最短即日で結果が出るのでスピーディーに手続きが完了する。
また、横浜銀行の口座がなくても利用できる点が魅力だ。
さらに、月々の返済は2,000円から対応しており気軽に利用できるだろう。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.6% |
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審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 最短即日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~1,000万円 |
収入証明書 | ご希望のお借入限度額が50万円を超える場合は収入証明書が必要 |
WEB完結 | 可能 (契約まで) |
申込条件 | 20歳から69歳 |
担保・保証人 | 不要 |
カードローンとクレジットカードの違いについての詳しい解説はこちら。
カードローンの金利比較のポイントとは?
カードローンの金利を比較する上では低金利のものを選択することが重要だ。
多くの銀行や消費者金融では、金利が年利10%から15%程度で設定されている。これに対して、低金利のカードローンは年利5%以下で設定されていることもある。
一般的に銀行系カードローンの上限金利は、消費者金融や信販会社よりも低く設定されている。
金利を抑えたければ、銀行系を優先的に探そう。
また、総合的な金利を低く抑えるには無利息期間のないカードローンを選ぶといい。
無利息期間ありのカードローンは一定期間利息が0%になるため魅力的に見える。
しかし、無利息期間が終了すると通常よりも高い金利が適用される場合が多いため、返済総額が予想以上に増加することがあるのだ。
カードローンをどれくらいの期間使うかによって、選ぶべき商品も変わってくる。
短期利用であれば無利息期間ありのものを、長期利用であればなしのものを探してみると良いだろう。
カードローンの金利比較についての詳しい解説はこちら。
カードローンの審査を通過するための5つのポイント
カードローン審査に通過するためには、以下の5つの点に注意しておこう。
- 信用情報
- 過去に滞納や債務整理の履歴があると審査に悪影響がある
- 日頃から信用情報を適切に管理し、安定して返済をしていくことが必要だ
- 収入と雇用状況
- 安定した収入があり、長期間同じ職場で働いていることは審査において非常に有利であり、合格の確率を高めてくれる
- 他社の借入状況
- 他社からの借入が多い場合、返済能力に余裕がないと見なされてしまう
- 審査に悪影響が出るため、返済は計画的に行おう
- 安定した居住状況
- 居住歴が安定しているかどうかも審査に影響する
- 頻繁に転居していると不安定なイメージを与え、審査にマイナスの影響をもたらす場合がある
- 申込情報の正確さ
- 申込時の情報は正確に提供しなければならない
- もし間違った情報を提出した場合、審査に通るのは難しい
- 必要書類の提出前に情報の誤りがないか、確認しておこう
カードローンの審査は、これらの要素が総合的に判断されるため、信用情報に傷がなければ誰でも通過できるわけではない。
ただ、各要素を適切に管理することで、審査の合格率を高めることができるので事前に準備しておこう。
リボ払いとカードローンの違いについての詳しい解説はこちら
審査通過率の高いカードローンを選ぶ
カードローンの審査に通りやすくするためには、審査通過率の高いカードローンを選ぶと良い。審査通過率は会社ごとに異なり、多くの場合は公式サイトで確認する事ができる。
個別の審査基準は公開されていないことが多いが、先述した共通基準を理解し、自分が条件を満たしているか確認することが重要だ。
また、自身の信用情報は、信用情報機関で情報開示請求ができる。信用情報に不安を感じる場合は事前に確認すると良いだろう。
審査に通りやすいカードローンは?
審査に通りやすいカードローンにはどのような特徴があるのだろうか。
ここからは、審査に通りやすいとされる5社のカードローンを紹介しよう。
- アコム
- プロミス
- プロミスレディース
- アイフル
- SMBCモビット
カードローンとフリーローンの違いについての詳しい解説はこちら。
アコム
アコムのカードローンは審査が比較的スピーディーに行われ、最短で申込当日に審査結果を聞くことも可能だ。また柔軟な審査基準を持つことで、他の金融機関に比べて審査に通りやすいとされている。
さらに、パート従業員やアルバイトなど雇用形態によらず審査が行われることも特徴だ。
プロミス
プロミスのカードローンもアコムと同様、スピーディーに審査が進んでいくと評判だ。
また、アルバイトやパート従業員などの非正規雇用者や専業主婦も審査対象となる。
加えて、他社からの借入があっても審査を通過するケースもあり、利用しやすいといえる。
プロミスレディース
プロミスレディースは女性特有のニーズに焦点を当てたカードローンだ。
専業主婦やパート従業員などが審査対象だ。家族の収入がある場合は審査通過しやすくなっているので、家族がいる人におすすめだ。
さらに審査もスムーズであり、即日融資も可能である。
アイフル
アイフルは審査基準が比較的緩いことが特徴であり、他社から借入があったり信用情報に傷がついていても審査を通過する可能性がある。
アルバイトやパート従業員などの非正規雇用者や専業主婦も審査対象となり、即日融資も可能だ。
SMBCモビット
SMBCモビットは、三井住友銀行グループに属しているため信頼性が高い。
他社借入が複数ある場合でも審査が通るケースがあり、即日融資にも対応している。
審査基準は三井住友銀行カードローンとは異なり、他の消費者金融と同じようなイメージだ。
安定した収入と滞納歴がなければ、比較的審査に通りやすい。
カードローンの選び方についての詳しい解説はこちら。
土日にお金を借りるなら審査対応が年中無休のものを選ぼう
土日で急にお金が必要になった場合、審査対応が年中無休のカードローンを選ぶことをおすすめする。
例えば、金曜日の飲み会でお金を使いすぎてしまい、土曜日の用事で使うお金が無くなってしまった時は、すぐにでも借入したいと思うだろう。
また、平日は仕事で忙しく休日しか融資の手続きが出来ない人もいる。こういった場合に、土日対応しているカードローンが非常に便利だ。
借入先は主に銀行と消費者金融の2種類がある。銀行の多くは土日が休業日であり、カードローンの融資には対応してくれない。
そのため、銀行からの借入は申込から融資までに数日〜数週間かかることがある。
一方で消費者金融であれば土日でも対応してくれるケースが多く、最短即日での融資に対応している場合が多い。
緊急時には消費者金融を優先して探すことを推奨する。
カードローンとキャッシングの違いについての詳しい解説はこちら。
カードローンの申込から借入までの流れ
カードローンの申込から借入までの一般的な流れは以下の通りだ。
- 申込
- 審査
- 審査の結果通知
- 借入契約
- 融資実行(借入金の受け取り)
- 返済
申込段階では、本人確認書、収入証明書、在職証明書など、個人情報や職業、収入が確認できる書類を準備する。
申込方法はオンライン(Webサイト)、電話、直接店舗訪問など、カードローン会社により異なる。
自分に合った方法で手続きを進めよう。
申込が完了すると、カードローン会社は申込者の信用情報や収入状況を元に審査を行う。
審査は数時間〜数週間かかることがあるため、事前にどれくらい時間が必要か確認しておこう。
審査が完了したら、審査結果が通知される。審査を通過した場合は借入が可能だ。
審査に通過したら、借入契約を行う。契約内容や利率、返済方法などが明示され、必要な書類にサインをして契約する。
借入の契約が完了したら、借入金の受け取りだ。受け取り方法は「銀行口座へ振り込まれる」「カードローン会社指定のATMで引き出す」など、会社によって異なる。
借入が完了し指定した返済日になると、借入金の返済が始まる。
返済方法や期間は借入契約で決められた通りに行い、返済が完了すると契約が終了だ。
このように、カードローンの融資を受けるまでには必要な手続きが複数存在する。
適切な準備と対応をして、少しでも早く借入をできるようにしておこう。
カードローンとフリーローンの違いについての詳しい解説はこちら。
おすすめのカードローンを選びたいなら
本記事ではカードローンの比較基準を解説し、おすすめの商品を紹介してきた。
おすすめのカードローンを選ぶ上でのポイントは金利と審査の通過率だ。
まず、低金利のカードローンを選ぶことは、返済総額を抑える上で非常に有効となる。
低金利であれば月々の負担が軽くなり、計画的に返済しやすくなる。
一方で、低金利だけに注目してしまうと、申込や利用のしやすさなど重要なポイントを見落とすため、注意が必要だ。
例えば、審査が厳しい場合は申し込んでから利用までに数週間かかることがある。
また、審査に通らないことで使えないリスクもある。
また、一部のカードローンでは、融資枠内でもキャッシング利用に制限があることや、返済がオンラインでしかできないといったデメリットもある。
このように、一部の低金利カードローンは審査が厳しく申し込みにくいことや、利用しにくいことが挙げられる。
そのため、低金利のカードローンを実際に利用する場合は、申込の手軽さや利用のしやすさもチェックしよう。
続いて、審査通過率についても確認しておくことが重要だ。審査通過率が高いカードローン会社を選ぶことで、融資をスムーズに進め、迅速に資金調達ができる可能性を高められる。
自身の信用情報や条件に合致する審査基準をもっているカードローン会社を選ぼう。
また、金利面や審査通過率以外にも各カードローン会社には異なる魅力がある。
この記事で紹介した情報を参考に各社の商品の比較を行い、自分に合ったカードロ―ンを選ぼう。
カードローンとサラ金の違いについての詳しい解説はこちら。