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金利の低い銀行カードローンは?金利の決まり方や利息の計算方法についても解説

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急な出費があった際、低金利のカードローン契約を検討する方も多いだろう。

カードローンは、消費者金融と銀行の2種類の機関で提供されており、銀行の方が低金利の傾向にある。

では、銀行カードローンを借りるにはどのような手続きが必要になるのだろうか。

また、各銀行のカードローンにはどんな特徴があるのだろうか。

本記事では消費者金融よりも金利が低い傾向にある銀行のカードローンについて詳しく解説を行う。

各銀行のカードローンの金利比較を詳細に行っているため、銀行カードローンの利用を検討している人はぜひ参考にしてほしい。

\ 審査の手続きカンタン!/

目次

金利の低い銀行カードローンは?

カードローンにかかわらず、全てのローンの金利は利息制限法や出資法によって、借入金額に応じて上限金利が15%~20%と定められている。

より具体的な借入金額に応じた金利の上限は以下の通りである。

  • 借入額が10万円未満の場合
    • 20%
  • 借入額が10万円~100万円未満
    • 18%
  • 借入額が100万円以上
    • 15%

ただし、あくまでもこれは法律上の上限であるため、各銀行のカードローンで設定されている金利は異なっている。

各銀行のカードローンの金利は以下の通りである。

スクロールできます
三井住友銀行
カードローン
楽天銀行
スーパーローン
三菱UFJ銀行
カードローン
「バンクイック」
東京スター銀行
スターカードローン
住信SBIネット銀行
カードローン
PayPay銀行
カードローン
セブン銀行
カードローン
りそな銀行
カードローン
オリックス銀行
カードローン
イオン銀行
カードローン
みずほ銀行カードローンろうきんのカードローン
金利(年率)1.5%~14.5%1.9%~14.5%1.8%~14.6%1.5%~14.6%1.99%~14.79%1.59%~18.0%12%~15.0%1.99%~13.5%1.7%~14.8%3.8%~13.8%2.0%~14.0%5.2%~8.4%
融資限度額10万円~800万円10万円~800万円10万円~500万円10万円~1,000万円10万円~1,000万円~1,000万円10万円~300万円10万円~800万円10万円~800万円10万円~800万円10万円~800万円10万円~500万円

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの金利は年1.5%〜年14.5%である。

800万円までの借入が可能であり、借入金額に応じて金利水準が以下のように変化する。

借入金額金利(年利)
100万円以下12.0%〜14.5%
100万円超200万円以下10.0%〜12.0%
200万円超300万円以下8.0%〜10.0%
300万円超400万円以下7.0%〜8.0%
400万円超500万円以下6.0%〜7.0%
500万円超600万円以下5.0%〜6.0%
600万円超700万円以下4.5%〜5.0%
700万円超800万円以下1.5%〜4.5%
金利
(実質年率)
年1.5%~年14.5%
審査時間最短当日
※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。
融資速度最短当日
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書50万円を超える場合に必要
WEB完結可能
申込条件満20歳~満69歳以下
担保・保証人不要

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは金利が年1.9%〜14.5%である。

800万円までの借入が可能であり、借入金額に対する金利は以下のように設定されている。

借入金額金利(年利)
10万円以上100万円未満14.5%
100万円超200万円以下6.6%〜14.5%
200万円超300万円以下3.9%〜14.5%
300万円超350万円以下2.9%〜12.5%
350万円超500万円以下2.9%〜8.9%
500万円超600万円以下2.5%〜7.8%
600万円超700万円以下2.0%〜7.8%
700万円超800万円以下1.9%〜4.5%

各借入額に対する上限金利は高く設定されているものの、下限は低く設定されている傾向にある。

また、楽天銀行カードローンは楽天会員ランクに応じて審査が優遇される。

楽天会員ランクが高い人におすすめできるカードローンといえるだろう。

楽天銀行カードローン
金利
(実質年率)
年1.9%~年14.5%
審査時間最短当日
融資速度最短翌日
無利息期間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件・満20歳以上62歳以下の方
・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要)
・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方)
・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方
※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定
※楽天銀行が認めた場合は不要
担保・保証人不要

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利は、年率1.8%~14.6%である。

融資限度額は500万円と他行と比較して少額に設定されている。

借入額に応じた具体的な適用金利は以下の通りである。

借入金額金利(年利)
10万円以上100万円以下13.6%〜14.6%
100万円超200万円以下10.6%〜13.6%
200万円超300万円以下7.6%〜10.6%
300万円超400万円以下6.1%〜7.6%
400万円超500万円以下1.8%〜6.1%

バンクイックの特徴は、400万円超500万円以下の借入で年1.8%〜6.1%と低い金利が適用される点だ。

そのため、高額の借入を行う際にはおすすめできるカードローンといえるだろう。

金利
(実質年率)
年1.8%~年14.6%
審査時間最短即日
融資速度翌日以降(審査状況による)
無利息期間なし
借入限度額10万円~500万円
収入証明書必要
WEB完結申込までは可能
申込条件満20歳から65歳未満
担保・保証人不要

東京スター銀行スターカードローン

東京スター銀行スターカードローンは、金利が年率1.5%〜14.6%で融資限度額が1,000万円である。

借入金額に応じた金利目安はHP上では示されていない。

東京スターカードローンの利用を考えている場合には、まずは問い合わせを行うのがよいだろう。

金利
(実質年率)
年1.5%〜年14.6%
※保証料を含みます。金利は審査により決定します。
審査時間開示なし
融資速度開示なし
無利息期間契約日から30日間
※お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となりますのでご注意ください。
借入限度額10万円〜1,000万円
※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。
WEB完結可能
申込条件申込年齢は満20歳〜69歳
担保・保証人不要

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンは、金利が年率2.49%~14.79%で1000万円までの借入に対応している。

借入金額に応じた金利は以下の通りである。

借入金額金利(年利)
10万円以上100万円14.79%
100万円超200万円以下11.99%
200万円超300万円以下8.99%
310万円超400万円以下7.49%
410万円超500万円以下6.49%
510万円超600万円以下5.49%
610万円超700万円以下4.49%
710万円超900万円以下2.99%
910万円超1000万円以下2.49%

以下の条件に当てはまる場合には、この金利から年0.1%〜0.6%程度の金利引下げが適用される。

  • SBI証券口座保有登録済または住信SBIネット銀行で住宅ローン残高がある場合
  • ミライノカード(JCB)を保有し住信SBIネット銀行を引き落とし口座に設定している場合

住信SBIネット銀行カードローンは、各借入額に応じた金利が決まっている点が特徴的だ。

他のカードローンであれば審査結果がでるまで実際の金利は分からない。

ただ、住信SBIネット銀行カードローンでは借入金額が分かれば適用金利もわかる。

そのため、借入前に返済計画などを立てやすい点が特徴だろう。

バナー画像予定

金利(実質年率)年2.49%~年14.79%
審査時間仮審査最短60分(仮審査承認後、本審査をすすめます)
※申し込み内容、時間帯によっては時間がかかる場合がございます。​
融資速度
無利息期間
借入限度額10万円~1,000万円
収入証明書希望借入可能上限額が50万円を超える場合必須
WEB完結一部可能
申込条件満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方
担保・保証人不要

PayPay銀行カードローン

PayPay銀行カードローンは金利が年1.59%~18.0%で、融資限度額は1,000万円だ。

借入額に応じた適用金利は以下の通りである。

借入金額金利(年利)
100万円未満18.0%
100万円超150万円未満15%
150万円超200万円未満12%
200万円超250万円未満10.0%
250万円超300万円未満8.0%
300万円超400万円未満6.5%
400万円超500万円未満6.0%
500万円超600万円未満6.0%
600万円超700万円未満5.5%
700万円超800万円未満4.0%
800万円超900万円未満3.5%
900万円超1,000万円未満3.0%
1,000万1.59%

PayPay銀行カードローンも借入額に応じた適用金利が明確な点が特徴だ。

また、申込・本人確認資料の提出も24時間スマホで完結できる利便性も魅力の1つである。

バナー画像予定

金利(実質年率)年1.59%~年18.0%
審査時間最短翌日
融資速度最短翌日
無利息期間最大30日間
借入限度額10万円〜1,000万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件・申込時の年齢が20歳以上70歳未満
・安定した収入がある方
担保・保証人不要

セブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンの金利は年12.0%〜15.0%だ。

利用限度額は300万円までとなっており、少額に設定されている。

借入金額金利(年利)
10万・30万・50万円15%
70万・100万円14%
150万・200万円13%
250万・300万円12%

借入金額に応じた適用金利は上記の通りである。

このカードローンの魅力は、全国のセブン銀行ATMで365日24時間、借入・返済ができる点だ。

セブン銀行ATMは全国に存在しているため、非常に便利なカードローンであるといえるだろう。

バナー画像予定

金利(実質年率)年12.0%~年15.0%
審査時間最短翌日
融資速度最短翌日
無利息期間なし
借入限度額10万円~300万円
収入証明書不要※
WEB完結可能
申込条件満20歳以上70歳未満
セブン銀行口座を持っている方
一定の審査基準を満たして株式会社セブン銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方
外国籍の方は永住者の資格がある方
担保・保証人不要

りそな銀行カードローン

りそな銀行カードローンの金利は年1.99%〜13.5%で、利用限度額は800万円までとなっている。

りそな銀行で住宅ローンを契約している場合は、年率0.5%の金利が下げられる。

また、カードローンの残高に応じてりそなクラブポイントが貯まる点もこのカードローンの特徴だ。

たまったポイントは、楽天ポイントやワオンなどのポイントに交換可能である。

借入金額に応じた適用金利は次の通りとなっている。

借入金額金利(年利)
10万~100万円13.5%(住宅ローン利用/年13.0%)
150万円10.0%(住宅ローン利用/年9.5%)
200万円10.0%(住宅ローン利用/年9.5%)
300万円7.0%(住宅ローン利用/年6.5%)
400万円5.5%(住宅ローン利用/年5.0%)
500万円4.9%(住宅ローン利用/年4.4%)
600万円4.5%(住宅ローン利用/年4.0%)
700万円4.0%(住宅ローン利用/年3.5%)
800万円1.99%(住宅ローン利用/年1.49%)

バナー画像予定

金利(実質年率)年1.99%〜年13.5%
審査時間最短1週間以内
融資速度最短1週間以内
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件20歳以上66歳未満
担保・保証人不要

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンは金利が年率1.7%〜14.8%、融資上限額は800万円の商品だ。

借入金額ごとの適用金利もあわせて確認しよう。

借入金額金利(年利)
100万円未満12.0~14.8%
100万~150万円以下6.0~14.8%
150万超~300万円以下5.0~12.8%
300万超~500万円以下4.5~8.8%
500万超~700万円以下3.5~5.8%
700万超~800万円以下1.7~4.8%

オリックス銀行カードローンの特徴はがん保証特約付きプランがある点だ。

カードローンの利用者自身が亡くなった・高度障害・がんになった場合に借入残高が0円になる。

保険料や金利の上乗せもないため、もしもの時に負担なく備えられるカードローンである。

金利
(実質年率)
年1.7%~年14.8%
審査時間1週間程度
融資速度1週間程度
無利息期間最大30日間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要※
WEB完結可能
申込条件20歳以上69歳未満
担保・保証人不要

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンの金利は年3.8%〜13.8%、融資上限額は10万円〜800万円となっている。

変動金利のため、金融情勢によって都度見直しが行われる。

2024年2月時点では以下の通りになっている。

借入金額金利(年利)
10万~90万円11.8~13.8%
100万~190万円8.8~13.8%
200万~290万円5.8~11.8%
300万~390万円4.8~8.8%
400万~490万円3.8~8.8%
500万~590万円3.8~7.8%
600万~790万円3.8~5.8%
800万円3.8%

イオン銀行ATMで利用可能であるため、イオンを普段から利用する人にはおすすめできるカードローンであろう。

バナー画像予定

金利(実質年率)年3.8%~年13.8%
審査時間最短翌営業日
融資速度最短翌営業日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件・日本国内に居住している方
・契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満の方
・申込者に安定かつ継続した収入が見込める方
担保・保証人不要

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンの金利は年2.0%〜14%、融資上限額は10万円〜800万円だ。

上限金利が14%と低い金利水準が設定されている。

そのため、少額の借入を行う場合にはみずほ銀行カードローンはおすすめできるカードローンといえる。

みずほ銀行の借入金額に応じた適用金利は次の通りだ。

借入金額金利(年利)
10万~100万円未満14.0%
100万~200万円未満12.0%
200万~300万円未満9.0%
300万~400万円未満7.0%
400万~500万円未満6.0%
500万~600万円未満5.0%
600万~800万円未満4.5%
800万円2.0%
金利
(実質年率)
年2.0%~年14.0%
審査時間最短当日
融資速度最短当日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要
WEB完結可能
申込条件以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方
・ 安定かつ継続した収入の見込める方
・ 保証会社の保証を受けられる方
※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。
担保・保証人不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

ろうきんのカードローン

ろうきんのカードローン金利は、一般的には年5.275%〜年8.475%である。

ろうきんとは、中央労働金庫のことで、団体会員の構成員なのかそうでないのかによって適用金利が変わってくる。

より詳しい金利は以下の通りである。

  • 団体会員の構成員
    • 年3.875%〜年7.075%
  • 生協会員の組合員および同一生計家族
    • 年4.055%〜年7.255%
  • 一般勤労者
    • 年5.275%〜年8.475%

また、団体会員の構成員とは、以下の団体の構成員を指す。

  • 労働組合
  • 国家公務員・地方公務員等の団体
  • 勤労者のための福利共済活動を目的とする団体で一定の条件を満たすもの

これらの団体の構成員やその家族はより低い上限金利で借入ができる点が魅力である。

ただし、一般勤労者の対象も関東1都7県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)に住んでいる人に限られている点は注意が必要である。

それ以外の地域に住んでいる人はろうきんのカードローンを利用できない。

このようにろうきんのカードローンは、利用者が限られているものの、低い上限金利で借入ができる点が魅力のカードローンだ。

銀行のカードローンについて詳しく知りたい方はこちら。

銀行カードローン金利の決まり方

銀行カードローンの金利は金融機関により異なり、各銀行が法律を遵守した上で自由に金利を設定している。

各銀行は利息制限法と出資法に従っており、これらの法律によって上限金利が設定されている。

そのため、各銀行は設定された上限金利の範囲内で自由に金利を設定している。

各銀行が自由に金利を設定する際に、金利水準を左右する大きな要因は利用限度額である。

ここでは、利用限度額・上限金利・借入を行う際の注意点について詳しく解説を行う。

利用限度額に応じて異なる

一般的にカードローンの金利は、利用限度額に応じて変動する。

利用限度額が高額になるほど金利は低くなり、利用限度額が少額なほど金利は高くなる。

そのため、借入額をあえて増やすことで適用される金利が低下し、利息負担も減る可能性がある。

上限金利は20%までと決まっている

金利水準は、利息制限法によって以下のように上限金利が設けられている。

  • 元本の金額が10万円未満のときの上限金利
    • 年20%
  • 元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利
    • 年18%
  • 元本の金額が100万円以上のときの上限金利
    • 年15%

また、出資法によって、20%以上の金利を取った場合には刑事罰の対象となっている。

そのため、そのためカードローンの金利が20%を超えることはない

低金利にこだわると利便性がなくなることもある

多くの人はカードローンを利用する際に、金利が低いことを重視しがちだ。

ただ、低金利にこだわりすぎると利便性を犠牲にする可能性があることには注意が必要である。

金利が低いカードローンは、低コストでそのカードローンを提供するために様々なサービスを削っていることがある。

そのため、金利の低さだけでなく、借入や返済のしやすさなどの利便性も借入の際には考慮するのがおすすめだ。

銀行カードローンの金利から利息を計算する簡単な方法

カードローンの金利から利息を計算する計算式は以下の通りである。

借入残高×借入利率(実質年率)×(利用日数÷365日)

例えば元金100万円を金利10%で半年間借りたとしよう。

この場合の計算は以下となる。

10万円×10%×180/365=4,931円

このように、カードローンの金利から利息を計算することが可能だ。

実際の銀行カードローン利息・返済額をシミュレーション

利息の計算方法は、「借入残高×借入利率(実質年率)×(利用日数÷365日)」である。

今回は計算式を利用して実際の銀行カードローンの利息を計算していこう。

以下の表は、10万円を各カードローンの上限金利で1ヶ月借入を行った場合の利息である。

銀行名利息
三井住友銀行
カードローン
10万円×14.5%×1/12=約1,209円
楽天銀行
スーパーローン
10万円×14.5%×1/12=約1,209円
三菱UFJ銀行
「バンクイック」
10万円×14.6%×1/12=約1,217円
東京スター銀行
スターカードローン
10万円×14.6%×1/12=約1,217円
住信SBIネット銀行
カードローン
10万円×14.79%×1/12=約1,233円
PayPay銀行
カードローン
10万円×18.0%×1/12=1,500円
セブン銀行
カードローン
10万円×15.0%×1/12=1,250円
りそな銀行
カードローン
10万円×13.5%×1/12=1,125円
オリックス
銀行カードローン
10万円×14.8%×1/12=約1,233円
イオン銀行
カードローン
10万円×13.8%×1/12=1,150円
みずほ銀行
カードローン
10万円×14%×1/12=約1,167円
ろうきんの
カードローン
10万円×7.252%×1/12=約600円

これらの利息に10万円を加えたものが返済総額となる。

銀行カードローンの利息負担を抑えるコツとは?

カードローンの利息負担を抑えるコツは2つある。

  • 金利が低いカードローンを選ぶ
  • 繰上げ返済をする

では、なぜ上記2点を実行することで金利が抑えられるのだろうか。

その理由について解説していこう。

金利が低いカードローンを選ぶ

利息負担を抑える1つ目のコツは、金利が低いカードローンを選ぶことだ。

例えば10万円を半年間、金利10%・15%で借入した場合、利息負担の違いは以下の通りである。

  • 金利10%の場合
    • 5,000円
  • 金利15%の場合
    • 7,500円

10万円を借り入れて、金利が10%と15%の場合、半年間で2,500円の利息の差が出る。

このように、金利が低いカードローンの方が、利息を抑えられる。

繰上返済をする

2つ目のコツは、繰上返済を行うことだ。

利息は毎月の借入残高に応じて発生する。

そのため、借入期間が短くなるほど利息を減らせるためである。

例えば10万円の借入を10%の金利で、3ヶ月・6ヶ月借入した場合の利息を計算しよう。

  • 借入期間が3ヶ月の場合
    • 2,500円
  • 借入期間が6ヶ月の場合
    • 5,000円

このように、10万円の借入を10%の金利で、3ヶ月・6ヶ月借入した場合の利息の差は2,500円となる。

そのため、ボーナスなどで資金に余裕がある場合は繰上げ返済を積極的に行うことをおすすめする。

銀行カードローンでは金利が低いほど審査は厳しくなる?

一般的に、低金利を適用してもらうには、厳しい審査が必要であることを覚えておこう。

カードローンを提供している金融業者は、慈善事業ではなく、利益を目的として商品を提供している。

そして、カードローンのサービスで利益を得るには、貸し手は資金を回収しなくてはならない。

返済能力の高い利用者は貸倒れリスクが低いため、低い金利でも借入が可能となる。

それに対して、返済能力が低いと判断された利用者は貸倒れリスクが高いため、高い金利が適用されるのである。

このように、金融機関は貸倒れリスクを考えて金利を設定する。

そのため、低い金利の適用を受けるためには返済能力が高いと判断される必要がある。

返済能力が高いと判断されるためには、収入の大きさや安定性だけでなく、これまでの返済歴についても高い基準が求められる。

低金利カードローンの注意点とは?

低金利ローンで借入を行う際には、過剰な借入に注意する必要がある。

低金利ローンは利息負担が少なく、借入が簡単にできる特徴がある。

そのため、急な出費が必要となった際に、すぐにローンでの借入を行うなどのように借入が習慣化されてしまう可能性がある。

低金利であっても必要以上の金額を借入したり、出費を押さえれば借入をしなくてもよい場合に利用していれば、金利負担が重くなる。

このように、低金利であるがゆえに気軽に借入を行い、必要のない借入を行ってしまわないように注意が必要だ。

銀行カードローン以外での低金利なお金の借り方とは?

銀行カードローン以外で低金利でお金を借りるには、目的別ローンや有担保ローンが良いだろう。

カードローンでは、高額借入をしないと基本的に低金利にはならない。

ただ、目的ローンであれば少額でも低い金利が適用されることが多い。

目的ローンが利用できる代表的なローンは以下の通りである。

  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • リフォームローン

これらの目的で借入をする場合は、カードローンよりも目的ローンを利用することをおすすめしたい。

また、有担保ローンは、返済が滞った場合に担保を金融機関が返済に充てることができるローンである。

例えば、自宅や土地などの不動産を担保にして借入を行った場合を考えてみよう。

返済ができなければ、自宅や土地などの不動産を金融機関が差し押さえて売却を行って返済に充てるだろう。

このように、担保があれば返済が滞ったとしても、金融機関は融資した金額を回収することが可能となる。

これにより、金融機関は貸倒れリスクを抑えることができるのである。

そのため、有担保ローンは低い金利での借入が可能となる。

低金利の銀行カードローンに関するよくある質問

低金利の銀行カードローンに関するよくある質問としては、家族や知人にカードローンの利用を知られることがないのか、という質問が挙げられるだろう。

カードローンに申込を行うと、在籍確認によって勤務先に知られたり、郵送物によって家族に知られたりするのではないかと心配している方もいるだろう。

しかし、カードローンの各社は、家族や知人に知られずにカードローンを利用したいというニーズを把握している。

勤務先への在籍確認も会社名を名乗らず個人名のみを名乗ることで、カードローンの電話だとわからないように配慮が行われている。

また、郵送物も異なる会社名で来たり、そもそもインターネット上のみでの書類の確認などが可能となっている。

そのため、長期にわたって返済が滞らない限りは、他者にカードローンの利用を知られる可能性は低いといえるだろう。

ただし、長期にわたって返済が滞った場合には勤務先や自宅に確認の電話が来る場合がある。

そのため、延滞せずに計画的な返済を心がけよう。

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