三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、専用アプリからさまざまな確認・手続きが行える。
カードローンを便利に利用できるため、使いこなせるようにしたいと考える人もいるはずだ。
そこでこの記事では、バンクイックアプリの使い方・Webの会員ページとの違い・利用するメリットなどを詳しく解説する。
また、記事の最後では、バンクイックアプリにログインできない場合に考えられる原因・対処法についても触れる。
そちらもぜひ参考にして欲しい。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリ「バンクイックアプリ」とは?
三菱UFJ銀行は手続き別にいくつかのアプリを出している。
このうち、カードローンの申込者・契約者向けに作られたアプリが「バンクイック」だ。
アプリ「バンクイック」は契約前の申込・書類アップロードの時点から活用できる。
また、契約後も同じアプリで借入・返済に関する手続きができる。
アプリのトップ画面には利用残高・利用可能額・次回の返済日・返済予定額が表示され、必要な情報が一目で確認できる。
また、生体認証でのログインに対応しているなど、スマートフォンアプリならではの特徴もある。
Webの会員ページを利用している方・これから三菱UFJカードローンの利用を考えている方は、アプリも同時に検討してみてはいかがだろうか。
こちらの記事に申込方法などを詳しくまとめたので、申込みを検討する場合は併せて参考にして欲しい。
三菱UFJカードローンの申込について詳しく知りたい方はこちら。
三菱UFJ銀行カードローンアプリの使い方
では実際に、バンクイックアプリの使い方について解説する。
今回は、契約完了後にアプリをダウンロードして利用する場合を例としてみていこう。
バンクイックアプリの画面は多くの人から見やすいという評判を得ている。
普段からスマートフォンを使い慣れている人であれば、スムーズに利用できるだろう。
アプリをダウンロードする
まずは、スマートフォンにアプリをダウンロードする。
iPhoneの方はApp Storeから、Androidの方はGoogle Playから「バンクイック」を探そう。
アプリを探す際は、各アプリストアだけでなく、三菱UFJ銀行公式ホームページに掲載されているQRコードからもダウンロードできる。
金利 (実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
---|---|
審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
借入を行う
三菱UFJ銀行カードローンにはATM・振込と2通りの借入方法がある。
このうち、アプリからも借入手続きができるのは「振込」での借入だ。
借入をする場合は、アプリのトップ画面から「ご利用」のタブを選択し「お振込み(1万円単位)」を選択しよう。
画面上で希望融資額を入力したら、確認画面で「お申込み」ボタンを押せばカードローンに紐づいた口座に振込が行われる。
ただし、振込での借入は1万円単位となる。
そのため、千円単位での借入をしたい方はATMを利用しよう。
アプリからATM借入の手続きはできないが、利用可能なATMの検索ができる。
もし、外出先で急な借入が必要になった場合にはぜひATM検索も活用して欲しい。
返済する
三菱UFJ銀行カードローンの返済方法は口座振替(自動支払い)・ATM・銀行振込から選べる。
このうち、アプリでできることには次の3つがある。
- 返済ができるATMを検索すること
- 振込返済口座を確認すること
- インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」に飛ぶこと
金融機関からの振込返済はメリットが少ないため、三菱UFJ銀行の口座を持っていない方はATMを、持っている方は三菱UFJダイレクトを利用すると良いだろう。
月々の返済を口座振替(自動支払い)で行っている方も、臨時返済は上記のいずれかの方法で行う必要がある。
覚えておいて欲しい。
三菱UFJ銀行カードローンの会員サイトとアプリの違いとは?
結論から書くと、会員サイトとアプリの間には内容的な大きな差異はない。
従って、利用しやすさや操作性を見て比較して選ぶといい。
特に、昔からアコムを利用している方は、会員サイトの方が使いやすいと感じるかもしれない。
会員サイトとアプリで最も異なるのは、アプリのログイン時に生体認証を使用できることだ。
Webではブックマークや検索からマイページにログインする必要がある一方で、アプリはスマホのホーム画面からすぐにログイン可能だ。
そのため、利便性が向上していると言える。
その他の利点・アプリでできることについては、次の見出しで詳しく解説するのでそちらも参考にして欲しい。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリを利用するメリット
「バンクイック」アプリには、契約者に役立つさまざまな機能が付いている。
ここからは、アプリの機能・利点についてみていこう。
アプリの機能の中にはWebでできることも多い。
ただ、アプリはWebページの機能の中から契約者に必要な部分だけをまとめて使いやすくしている。
非常に便利なものになっているので、各種機能を使いこなせるようにして欲しい。
三菱UFJ銀行カードローンの借入や申し込みが簡単
アプリを利用してスマートフォンから新規申込をすることで、申込時の書類提出などを簡単に行える。
また、スマートフォンから金額を指定するだけで振込融資を受けられるため、借入手続きもかなり手軽にできる。
契約情報を確認できる
アプリからは、契約時に登録した住所・電話番号・アドレスなどの本人情報のほかに契約日・借入利率などの契約情報も確認できる。
契約中に電話番号・勤務先・住所・氏名などが変わった場合は、アプリから変更手続きが行えるのも便利なポイントだろう。
ただし、氏名の変更については新しい氏名の本人確認書類が必要となる。
また、勤務先の変更を登録すると、審査と同様に在籍確認の連絡が来る点には注意して欲しい。
銀行振込による借入が24時間対応可能
銀行振込での借入は、24時間いつでもアプリから申込が可能となっている。
ただし、三菱UFJ銀行以外の金融機関を利用している方は、初回はアプリからの申込はできない。
また、振込が実施される時間も各金融機関により異なっている点には注意が必要だろう。
一方、三菱UFJ銀行を利用している場合は、初回申込からアプリを利用できる。
初回の振込実施は申込の時間・曜日により異なるため、下の表にまとめた。
三菱UFJ銀行への振込融資 初回申込時間と振込実施目安
・時間 | 申込の曜日振込実施目安 |
---|---|
0:00〜14:00 | 平日当日中 |
14:00〜24:00 | 平日当日~翌営業日 |
土・日・祝 | 当日~翌営業日 |
このように、初回に限っては振込までやや時間がかかる。
ただ、2回目以降の申込後は時間・曜日に関わらず即時振込されるため、安心して利用して欲しい。
インターネット返済が可能
冒頭でも紹介したとおり、アプリからは三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)に飛ぶ形で返済が可能だ。
三菱UFJ銀行カードローンでは提携ATMからも手数料無料で返済が可能だが、硬貨の取扱を行っていない。
そのため、端数を含む返済をする場合はインターネット返済が便利だろう。
返済シミュレーションが可能
カードローンの返済には利息がある。
そのため、返済回数を変えると総返済額・1回の返済額がどのように変わるのかは意外と計算しにくい。
このようなときに役立つのが、バンクイックのアプリの返済シミュレーション機能だ。
現在の借入利率・借入希望額・返済予定期間を入力するだけで簡単に使える。
もし借入期間を短くしたら」など複数のパターンをシミュレーションすることで、最適な返済計画が立てやすくなるはずだ。
アプリで利用明細を確認できる
アプリには「利用明細照会」ページがあり、直近3カ月の借入・返済履歴を確認することができる。
取引ごとの詳細画面では、借入・返済の金額のほか、元金残高・利息残高・元金充当・利息充当・残高合計などが表示される。
返済の中からどれくらいの金額が元金返済に充てられたか知ることができる。
これにより、返済の進み具合を意識しやすくなるだろう。
返済日がスマホに通知される
バンクイックアプリを開くと、トップ画面に「次回の返済日」「次回の返済額」が表示されている。
これだけでも次回の返済を意識づけしやすいが、さらにアプリには次回の返済日を通知する便利機能も付いている。
自動支払い(口座引き落とし)を利用しておらず、返済日をうっかり忘れてしまうのが心配な方には非常に嬉しい機能ではないだろうか。
なお、メールでの通知はアプリから簡単に申込・停止を設定することができる。
メールで受取可能な通知には、次回の返済期日以外にも返済が遅れた際の入金依頼などがある。
毎月の返済額変更が簡単
返済を早く済ませるために「決まった金額よりも多く返済する」ことは可能だ。
この場合、事前手続きは不要で返済時に約定返済額よりも多く入金をすれば良い。
しかし、三菱UFJ銀行カードローンの返済額(約定返済額)は、借入利率・借入残高から算出されるため減額することはできない。
そこで、毎月の約定返済額を抑えたい方は利用限度額の増額申請をする方法がある。
これは、利用限度額が多いほど借入利率が下がる可能性があるからだ。
アプリのトップにある「限度額増額」ボタンを押すと、申請窓口に電話がつながり簡単に申込を済ませられる。
もちろん申請に通るかどうかは審査の結果次第だ。
借入残高を確認しやすい
バンクイックアプリのトップ画面には借入残高・利用可能額が円グラフのように表示されている。
そのため、現在の借入残高がいくらで、あとどれくらい借りることができるのか視覚的に分かりやすくなっている。
もちろん、金額自体も表示されている。
わざわざ金額を確認するためのページをその都度探す必要もなく、快適に利用できるだろう。
ATM検索が可能
バンクイックアプリのATM検索は、三菱UFJ銀行のWebページに飛ぶ形になっている。
そのため、検索機能自体はWeb版と変わりないだろう。
アプリでの検索が優れているのは、スマートフォンならではの機能として「現在地周辺から探す」ボタンがある点だ。
この機能ではスマートフォンの位置情報を利用して、ボタンを押すだけで周辺にあるATMを検索できる。
そのため、現在地の地名が分からない・土地勘がないといった場面でATMを探すのに役立つだろう。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリを利用するデメリットについて
さまざまな機能があるアプリ「バンクイック」だが、実際に利用している方が「不便だ」と感じている点もある。
どのような点を不便と感じる方が多いのか、アプリの不具合・メンテナンスの2つの面から紹介する。
アプリの不具合が生じる
バンクイックに限らず、アプリには不具合が生じることがある。
しかし、金融関係のアプリだからこそ利用者にとって不具合は気になるところだろう。
これまでの不具合としては、スマートフォン自体のバージョンによる動作不良・フリーズなどが挙げられる。
まずは、三菱UFJ銀行Webサイトのアプリ紹介ページ・アプリストアで「バンクイック」の動作環境の確認をおすすめする。
動作環境には問題がないにもかかわらずアプリの動作がおかしいと感じたら、以下のように対応しよう。
- 一旦アプリを閉じて再起動
- アップデートなどがあるか確認する
なお、今回の記事でも何度かお伝えしたように「Webではできないがアプリでできる手続き」はほぼない。
もしアプリが動作不良でも慌てず、上記の方法を試しても改善されなければWeb会員ページを利用しよう。
アプリメンテナンス時間は利用できない
アプリ「バンクイック」は、システムメンテナンスのため毎週月曜0:45 ~ 翌朝5:00の利用ができない。
メンテナンス時間が長く、また毎週必ずメンテナンスが入る。
深夜にアプリを使う機会が多い方にはストレスになるだろう。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリの利用が向いている人とは?
ここまでアプリの特徴について紹介してきたが、アプリの利用はどのような方に向いているのだろうか。
まず、アプリの一番の特徴ともいえる「生体認証ログイン」を利用したい方は、アプリの利用に向いている。
また、三菱UFJ銀行の口座を持っている方は窓口・ATMに出向かず利用できるサービスも多い。
そのことでアプリの利点を実感しやすい可能性がある。
その他にもアプリには現在地の周辺にあるATMを探す機能がある。
外出先でATM返済をすることが多い方にも便利と言えるだろう。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリの利用が不向きな人とは?
バンクイックは画面のみやすさ・直感的な使いやすさといった面では問題の少ないアプリだ。
そのため、どのような方が使っても「使いにくい」ことはないはずだ。
ただし、機能面・可能な手続きはWebとほぼ変わらない。
よって、Webの会員ページを長く利用してきた方にとってはアプリに移行するメリットは少ないといえる。
もちろん「どちらか一方しか利用できない」わけではない。
また、アプリのダウンロードは無料のため、一度両方を利用してみて自分に合ったものを選ぶのも良いかもしれない。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリを利用する上での注意点
「バンクイック」は便利なアプリである。しかし、その利用にあたってはいくつかの注意点が存在する。
返済時に注意すべき2つのポイントを理解しておこう。
三菱UFJ銀行以外の口座へ振り込みは電話申込が必要
記事の前半で「銀行振込による借入がアプリから24時間いつでも申込できる」と紹介した。
これは三菱UFJ銀行以外の金融機関にも共通するメリットだ。
ただし、初回に限ってアプリからの申込ができず電話での申込が必要になることがある。
それが、三菱UFJ銀行以外の金融機関を利用している場合である。
初回申込の際は「三菱UFJ銀行第ニリテールアカウント支店」まで電話連絡をして、必要事項を伝えよう。
電話での受付時間は、下記の通りだ。
- 平日9:00~21:00
- 土日祝日9:00~17:00
※12/31~1/3を除く
申込後の振込完了時間は、初回も2回目以降も、金融機関の営業時間次第で変わってくる。
そのため、三菱UFJ銀行以外の金融機関への振込融資を依頼する場合は、日程に余裕をもつことをおすすめする。
なお、初めて他行への振込融資をする場合だけでなく、三菱UFJ銀行以外の金融機関に振込先を変更する場合にも電話での申込が必要となる。
借入手段を選択する際には、こうした手間も踏まえて検討して欲しい。
返済日を通知に頼りすぎないようにする
月々の返済日は、決められた日までに約定返済額以上の金額を入金しなければ「返済遅延」扱いになってしまう。
こうした返済忘れを防止するためにバンクイックのアプリには返済日の通知サービスが付いている。
ただ、アプリにエラーが起きる可能性もゼロではない。
そのため、普段使用しているスケジュールアプリにも自分で予定を入れておくなど追加で対策をするとさらに安心だろう。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリにログインできない場合の対処法とは?
バンクイックのアプリでみられるトラブルとして「ログインできない」ものがある。
このトラブルには対処法があるのであろうか?
まず、ログイントラブルの原因として考えられるのは下記の4つだ。
- カード番号・暗証番号の間違い
- 生体認証の問題アプリ自体の問題
- バンクイックの利用制限
- バンクイックの解約
1つめの原因は、カード番号・暗証番号の間違いだ。
初めてログインする場合は、もう一度カード番号・暗証番号に間違いがないか確認して欲しい。
また、カードの再発行手続きの後でログインできなくなった場合は、カード番号が変わっている可能性がある。
新しいカードを確認し、記載された番号でのログインを試みよう。
2つめの原因は、生体認証の問題だ。
生体認証でログインするには、事前にスマートフォンの端末自体に生体認証を登録する必要がある。
そのため、もし生体認証が端末に未登録の場合は、スマートフォンの「設定」などから生体認証を登録しよう。
それが済んだら、アプリの画面に表示される「生体認証を利用してログインしますか?」画面で「利用する」を選択すれば生体認証ログインが利用できるはずだ。
この方法でも解決しない場合は、一旦カード番号・暗証番号を入力してログインしよう。
その上で、アプリ設定から生体ログイン設定を確認してみると良いだろう。
3つめの原因はバンクイックの利用制限だ。
返済を延滞している場合などは、バンクイックの機能全体に利用制限がかけられる場合がある。
そのため、ここまで紹介した原因に当てはまらず時間を置いてもログインできない場合は、バンクイックの電話相談窓口に連絡をおすすめする。
また、バンクイックを既に解約している場合は会員ではなくなっているため、当然ながら会員向けサービスは利用できない。
もし解約後に過去の借入・返済について確認したいと思っても、会員ページにはログインできないことは覚えておこう。
Web上でも、このようなバンクイックアプリのログインに関する質問をたびたび見かける。
つまり、アプリを入れてすぐはログイン・生体認証登録に戸惑う方も多いのだろう。
しかし、一度登録しておけばログインが楽なうえにセキュリティ面でも安心だ。
三菱UFJ銀行カードローンの公式アプリを活用しよう
三菱UFJカードローンと契約をすると、返済日・借入残高を確認したり振込融資を利用したりといった機会がある。
この場合に、パソコンから会員用Webサイトをみて確認・手続きもできるが、専用アプリの方が手軽と感じる方も多いだろう。
また、パソコンではセキュリティ面が心配・ログインのたびに暗証番号を入力するのが面倒だという方は、スマホアプリを利用することで生体認証ログインを利用できる。
このようにさまざまな利点があるため、三菱UFJカードローンを利用する際は、是非専用アプリを活用して欲しい。
金利 (実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
---|---|
審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |