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国民年金の還付は3STEPで完了!手続き方法と還付額、重複を防ぐには?

国が用意している年金制度には国民年金と厚生年金の2種類が存在する。ただ、2種類あることでこれらの保険料を重複して支払ってしまうケースも少なくはない。

そんなときには国民年金の還付手続きなどを行い、支払ってしまった保険料を取り戻すようにしよう。請求期限などもあるので、二重支払いが発生している・していないに関わらず一度還付手続き方法について知っておくことが大切だ。

そこで今回は国民年金の還付手続き方法について、手続き初心者向けにわかりやすく解説していく。

  • 国民年金と厚生年金を重複して支払ってしまった人
  • 国民年金の還付を受けたい人
  • 手続き方法と注意点が知りたい人

上記のような方はぜひ最後までご覧いただきたい。還付金には時効があるため、もし重複して支払っていれば手続き方法を参考に早めに還付金を受け取っていただきたい。

厚生年金の還付手続きに関してはこちらの記事で紹介している。

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目次

厚生年金と国民年金を重複して支払ってしまったら?

厚生年金と国民年金を重複して支払ってしまうケースは、以下のように複数存在する。

  • 1年分の保険料をまとめて前払いしていたフリーランスが、年の途中で正社員に転職した
  • 月の半ばで企業を退職し、月末までに起業して自営業者となった

それ以外にも仕事の関係で海外へ赴任することになった方も還付金を受け取ることが可能だ。紹介したように、加入している年金の種類が切り替わるようなタイミングで二重支払いが発生してしまうケースが多い。

たとえば会社員からフリーランス、フリーランスから再度会社員となった場合でも2回切り替わっているので、重複支払いが2回発生していることも考えられる。そんなときには還付手続きを行い、本来支払わなくてもよかった保険料を取り戻すようにしよう。

切り替わるタイミングの例

  • 国民年金を支払っている状態で、厚生年金を支払う(国民年金が還付)
  • 厚生年金を支払った後で、国民年金を支払う(厚生年金が還付)

このようにタイミングが被ることで年金重複が発生してしまうため、切り替わりのタイミングには気を付けておこう。発生する仕組みと防止方法についてはこちらの記事で紹介している。

保険料を支払う対象者と支払いタイミング

各年金制度へ保険料を支払う対象となるのは、国民年金は日本に住む20歳以上から60歳未満の方全員厚生年金加入者は会社員や公務員として勤めた期間が該当する。それぞれの対象者と支払うタイミングは以下の通りだ。

国民厚生
対象者20歳以上から60歳未満会社員、公務員、パート、アルバイト(月収8万8,000以上など条件有)
支払いタイミング偶数月に支払う(2月、4月、6月、8月、10月、12月)1年間先払い給与から天引き

なお厚生年金の仕組み上、厚生年金を支払っている間は、保険料に国民年金分の保険料が含まれているので2種類の保険料を支払わず支払うのは1種類のみで良い。国民年金を支払っていて、転職で厚生年金に加入することになった場合は、厚生年金に切り替わるようになっている。

還付手続き方法

では還付金を受け取るための手続きの流れを確認していこう。主な手続きは以下の通りとなる。

  • STEP1:還付通知書を受け取る
  • STEP2:国民年金保険料還付請求書を返送する
  • STEP3:着金を確認する

それぞれ紹介する。手続き自体は数分から数十分で完了するので、STEP1で紹介する通知書を受け取ったらすぐに手続きを進めるのが望ましい。

STEP1:還付通知書を受け取る

まず支払いの重複が発生すると、自宅宛に還付通知書が郵送されてくる。郵送は、こちらから何もせずとも自動的に年金事務所から普通郵便で送られてくる。ただしフリーランスが正社員になった場合など厚生年金に切り替わった際には、国民年金の脱退手続きを自分で済ませておかなければ書類は送られてこない。

そのため以前国民年金に加入していて、現在厚生年金に加入している正社員や公務員、パートタイマー、アルバイトの方は脱退手続きが完了しているかどうかを今一度確認していただきたい。脱退できていれば自動的に送られてくるのを待っていれば良い。

大体の目安として、厚生年金に加入して1ヶ月から2ヶ月程度を見ておこう。いくら待っても届かない場合、気づかずに書類を処分してしまったというケースも考えられる。

その時は一度管轄の年金事務所へ問い合わせを行い、通知書の再発行と郵送依頼を行うようにしよう。基本的に年金事務所側から、リマインド連絡などは来ないので注意が必要だ。

STEP2:国民年金保険料還付請求書を返送する

無事書類が送られてくれば、必要書類を記載して年金事務所へ返送しよう。送られてくる通知書の中に同封されている「国民年金保険料還付請求書」と「返信用封筒」が申請に必要な書類だ。

まずは通知書に記載されている還付金額を確認し、請求書に自分の氏名や住所、振込先の口座番号などを記載する。記載が終われば請求書を返信用封筒に入れて、切手を用意する。後はそのまま住所が記載されているので、該当の年金事務所へ送り返せば良い。

STEP3:着金を確認する

STEP2の後、1ヵ月から長くても2ヶ月程度で請求書に記載した指定の口座へ還付金が振り込まれる。着金を確認すれば、年金還付手続きは終了だ。

もっと詳しく書類や記入事項について知りたい方は、こちらの記事をご覧いただきたい。

手続きには時効がある

国民年金の還付手続きには2年という時効が設定されている。そのため通知を受け取った後、すぐに請求書を返送して還付手続きを済ませておくのが望ましい。

書類を返送した後、着金まで1ヶ月から2ヶ月程度要するので、前倒しで対応しておくと還付金を受け取れなかったというトラブルを回避できる。

中には税金の還付手続きを行ったことで、数万円から数十万円帰ってきたというケースも存在している。支払ったままではもったいないので、必ず忘れないように手続きをして還付金を受け取っておこう。

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いくら戻って来る?

還付手続きを行った際に戻ってくる金額は払い過ぎた保険料分のみとなる。保険料はそれぞれ主に以下のような金額となっている。

  • 国民年金:1万6,590円(令和4年度)
  • 厚生年金:収入に応じて変動(令和4年度は8,052円~5万9,475円)

国民年金で納めた月数に応じて戻ってくる金額は、以下の表の通りとなる。

月数1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
金額1万6,590円4万9,770円9万9,540円19万9,080円
※令和4年度分の国民年金保険料で算出

ただ年ごとに月々の国民年金の保険料は変化する。おおよそ1ヶ月あたり1万5,000円程度とイメージしておけば良いだろう。

転職後に気づくケースも多いが、気づかなければそのままにして国民年金を払い続けていたという方も少なくはない。10ヵ月以上支払うと10万円以上還付金を受け取れることになるので、重複して支払っていないか必ず確認しておこう。

重複を発生させないために

ここまで国民年金の還付手続きについて紹介してきたが、還付金は各年金の切り替わりタイミングに発生しやすいことがわかった。手続きは年金事務所から送られてくる通知書を受け取り、請求書を返送するだけで完了する。ただ猶予もあるので早めに対処するのが望ましい。

そもそも重複を発生させないためには退職を月末にしたり、転職を考えている自営業者やフリーランスは先払いせずに2ヶ月おきに支払ったりするなどの工夫をしておくと良い。重複が発生しても取り戻せるものの、最初から重複を発生させないような工夫をしておけば申請の手間を省けるのでおすすめだ。

一方で、お金の悩みは多く、手続きも不安なケースは多いと思う。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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