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どれが人気?おすすめのインデックスファンドをランキング形式で紹介!

資産形成に必要な基礎知識 わたしのIFAコラム
この記事で解決できるお悩み
  • おすすめのインデックスファンドが知りたい
  • インデックスファンドの選び方のコツを掴みたい
  • インデックスファンドに投資したい

「インデックスファンドへの投資にはどんなメリットがある?」「インデックスファンドを選ぶ際に気をつけるべきポイントは?」

インデックスファンドへの投資を検討している方の中には、このような疑問を抱えている方もいるのではないだろうか。

そこで本記事では、インデックスファンドのメリットに加え、インデックスファンドを選ぶ際のポイントについて詳しく解説する。

また、人気ランキング上位である3つのインデックスファンドを紹介しているため、インデックスファンド選びの参考にしてほしい。

目次

なぜインデックスファンドはおすすめなのか

なぜインデックスファンドはおすすめなのか 資産運用ナビ

インデックスファンドのメリットを把握するにあたり、ここでは以下3点について解説していく。

  • 低コストでの分散投資の実現
  • 長期的な資産形成の効果
  • S&P500などの外国指数への投資メリット

それぞれ見ていこう。

インデックスファンドは低コストで分散投資が実現できるから

インデックスファンドの最大のメリットは、低コストで分散投資が実現できる点だ。

例えば、インデックスファンドへの投資ではなく、自分自身で国内株へのインデックス投資を行うとしよう。

通常、国内株の取引は1単元(100株)単位での取引となる。

インデックス(指数)の構成銘柄は数百に及ぶため、全ての銘柄に分散投資するには多額の投資元本が必要となるのだ。

一方で、インデックスファンドに投資すれば、ベンチマーク(基準)となる指数の構成銘柄に分散投資できる。

また、積極的な運用を目指す「アクティブファンド」とは異なり、銘柄の組み替えやリバランスといった業務が発生しないため、信託報酬も低い。

加えて、100円から投資できる商品が存在するのも魅力的な点だろう。

インデックスファンドは長期的な資産形成に向いているから

インデックスファンドは、ベンチマークとなる指数に連動した成果を目指すものである。

一般的に、さまざまな要因により市場は上昇・下降を繰り返すものの、将来的には右肩上がりに成長していく。

そのため、インデックスファンドへ投資することで、長期的な資産形成が見込めるのはメリットといえるだろう。

また、積立投資を併用することも重要なポイントだ。

積立投資とは、一定の時期に一定の金額で投資商品の買付を行うことをいう。

一度積立投資の設定をしてしまえば、自動的に買付が行われるため、購入時期に迷わなくて良い。

積立投資の最大のメリットは「ドル・コスト平均法」の恩恵が受けられる点にある。

ドル・コスト平均法とは、一定の金額で一定の時期に買付をし続けることで、投資商品の価格が低いときには多く、高いときには少なく買付をすることとなり、結果的に平均取得価格が抑えられるというものである。

それだけでなく、買付の時期をずらすことで、資産の変動幅を抑えることも可能だ。

このことから、長期にわたって積立投資を行うことで、インデックスファンドを活用するメリットが最大化されるのである。

インデックスファンドで外国の指数にも投資できるから

国内の株式市場における指数(日経平均株価やTOPIXなど)を対象としたインデックスファンドのみならず、外国指数を対象としたインデックスファンドにも投資を行うメリットが2つある。

インデックスファンド投資を行うメリット
  • 国内よりも利回りが良いケースがある
  • 幅広い分散投資が可能となるためリスクが抑えられる

まず、今後成長が見込まれる指数などへ投資を行えば、全てを国内の指数に投資するよりも利回りが高くなる可能性があるのはメリットといえる。

また、外国指数へも投資することで、より幅広く分散投資ができリスクが抑えられる点もメリットだ。

そのため、外国指数を対象としたインデックスファンドも組み合わせながら資産形成を図ってほしい。

インデックスファンドの人気ランキング!

インデックスファンドの人気ランキング! 資産運用ナビ

ここでは、人気ランキング上位の3商品を紹介する。

  • 【1位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 【2位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 【3位】iFreeNEXT FANG+インデックス

それぞれ見ていきたい。

【1位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

最も人気が高いのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」である。

このインデックスファンドは「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」という指数に連動するよう設計されており、全世界における株式に分散投資できるのが人気なポイントだ。

数多くある商品の中でも、特に幅広く分散投資できる商品といえる。

また、信託報酬は0.05775%と非常に低いだけでなく、リターンも+41.10%(1年)と決して低くない水準だ。

加えて、純資産総額は3兆396億円であり、これは次に紹介する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に次いで2番目となる。

※2024年4月11日時点

【2位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も人気の高いインデックスファンドだ。

このインデックスファンドは、米国の株式市場における代表的な指数の一つである「S&P500」の配当込みかつ円換算ベースの指数に連動するように設計されている。

そのため、このインデックスファンドに投資することで、S&P500の構成銘柄への分散投資が可能だ。

信託報酬は0.09372%と低水準で、リターンは+49.00%(1年)である。

また、純資産総額は4兆1,922億円であり、インデックスファンドの中で最も高いのが特徴だ。

※2024年4月11日時点

【3位】iFreeNEXT FANG+インデックス

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、NYSE FANG+指数に連動するように設計されている商品だ。

NYSE FANG+指数を構成するのは、アメリカの以下の有名企業10社である。

  • Facebook(Meta)
  • Amazon
  • Netflix
  • Google
  • Apple
  • NVIDIA
  • TSLA
  • Microsoft
  • Broadcom
  • Snowflake

このインデックスファンドに投資すれば、上記10社に分散投資できるのだ。

信託報酬は0.7755%、純資産総額は1,583億円と、先述した2商品と比較すると若干見劣りするものの、リターンは+86.91%(1年)と目を見張るものがある。

また、日本においても有名な企業が多く含まれている点も人気の理由の一つだろう。

※2024年4月11日時点

ランキング以外も見るべき!おすすめのインデックスファンドを見つける方法

ランキング以外も見るべき!おすすめのインデックスファンドを見つける方法 資産運用ナビ

インデックスファンドの人気ランキングを紹介したが、あくまで一例に過ぎず、あなたに最適なインデックスファンドは自分自身で見つける必要がある。

そこでここからは、「あなたにおすすめの」インデックスファンドを見つける基準として以下の3つを解説する。

  • 対象となる指数の安定性・成長性
  • 自身の運用目標とリスク許容度からの判断
  • 最低投資額と投資期間の考慮

インデックスファンドの対象となる指数の安定性・成長性を見る

インデックスファンドのベンチマークとなるのは、株価指数だけではない。

債券や不動産投資信託(REIT)などにおいても、さまざまな指数が存在するのだ。

一般的に、海外よりも国内の方が、不動産投資信託や株式よりも債券の方が安定性が高く、リスクも抑えられる傾向にある。

また、成長性といった意味では、先進国と比較すると新興国の方が高いといえるだろう。

対象となる指数の安定性や成長性を鑑み、インデックスファンドを選択してほしい。

自身の運用目標とリスク許容度から判断する

自身の運用目標とリスク許容度を把握した上で選択するのも一つの方法だ。

運用目標を設定するためには、まず自分が何のために投資をするのか、そしていつまでにいくらにしたいのかといった「投資を行う目的」を明確にする必要がある。

そうすれば、自ずと運用目標が立てられるはずだ。

しかし、運用目標の設定には自身のリスク許容度も関係する。

リスク許容度とは、投資における損失をどれだけ許容できるのか、その「度合い」を指す。

リスク許容度が高ければハイリスク運用も可能だが、低ければハイリスク運用は続かないだろう。

一般的に、運用目標を高く設定すれば、それだけハイリスクな運用となる。

そのため、自身の運用目標とリスク許容度に対してバランスの取れたインデックスファンドを選択することが重要だ。

インデックスファンドの最低投資額と投資期間を考慮する

最低投資額がいくらなのか、投資期間は何年確保できるのか。

これらも選ぶ際の基準となる。

具体的に、ひと月あたり投資できる金額が10,000円で投資期間が30年確保できるケースと、ひと月あたり20,000円投資できるが投資期間が15年しか確保できないケースを比較してみよう。

なお、どちらのケースにおいても年利3%で複利運用したと仮定する。

スクロールできます
投資元本運用収益合計
月10,000円を30年間投資360万円約222万7,000円約582万7,000円
月20,000円を15年間投資約93万9,000円約453万9,000円
参考:金融庁「資産運用シミュレーション」

投資元本は同じであるものの、運用期間が長い方が運用収益が得られ、資産がより拡大するということがわかるだろう。

これは「複利の効果」によるものだ。

複利の効果とは、運用によって得た利益を投資元本に組み込んだ上で再投資することで、利益に対しても利益がついていき雪だるま式に資産が増加していくことをいう。

そのため、投資金額が少なくとも投資期間が長期間確保できるのであれば、複利の効果を活かしつつ、多少ハイリスクな商品を選択するのも一つの手かもしれない。

一方で、投資期間がそれほど長期間確保できないのであれば、着実に資産形成が図れる商品を選ぶことをおすすめする。

ただ、自身のリスク許容度を踏まえた上で検討することが大切だ。

おすすめのインデックスファンドが知りたいなら誰に相談するべき?

おすすめのインデックスファンドが知りたいなら誰に相談するべき? 資産運用ナビ

ここでは、以下3点について解説する。

  • インデックスファンドを活用した資産運用における専門家の重要性
  • IFAの役割とメリット
  • IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法と利用推奨

インデックスファンドを活用した資産運用における専門家の重要性

インデックスファンドのベンチマークとなる指数には、株式以外にもさまざまなものがある。

そのため、自身の運用目標に対してどの商品に投資すべきか判断に迷うこともあるだろう。

そのようなときは、資産運用に関する専門家に相談することも検討してほしい。

専門家に相談すれば、自身が抱える悩みや不安を解決できるだけでなく、あなたの状況を踏まえた上で適切なインデックスファンドを提案してくれるはずだ。

IFAの役割とメリット

IFAとは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれる資産運用の専門家のことだ。

「独立系」という名のとおり、銀行や証券会社などの金融機関には所属していない。

IFAに相談するメリットは、具体的に以下の2つだ。

IFAに相談するメリット
  • 最適な商品を中立的な立場で提案してもらえる
  • 転勤がないため長期的な相談が可能

最大のメリットは、最適な商品を中立的な立場から提案してもらえる点だ。

金融機関に所属する営業担当者から商品の提案を受ける場合は、自社商品をおすすめされることとなるだろう。

しかし、IFAはさまざまな金融機関と業務提携することで、幅広い商品の取り扱いが可能だ。

そのため、相談者にとって最適な商品を中立的な立場から提案してくれる。

また、金融機関に所属する営業担当者であれば、将来的に転勤する可能性が高い。

そうなると、運用の途中で営業担当者が変わることとなり、新たに信頼関係を築く必要がある。

一方で、IFAは基本的に転勤がないため、長期的に相談できるという点も大きなメリットだ。

長期運用による資産の拡大を達成するためにも、信頼できるアドバイザーを見つけよう。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法

IFAに相談をしたいと思っても、全国各地にいるIFAの中からどう探せば良いか迷うこともあるのではないだろうか。

その際には、IFA検索サービスである「資産運用ナビ」を活用してほしい。

「資産運用ナビ」とは、個人投資家とIFAをマッチングさせるサービスをいう。

専用のページにて相談したい内容や住んでいる地域、年齢などを入力するだけで、あなたの希望に沿ったIFAを簡単に見つけられる。

また、IFAとの初回面談は無料だ。

そのため、自分にあったIFAが見つかるまで繰り返し利用できるのである。

インデックスファンドの投資成功に向け「資産運用ナビ」を活用してパートナーを探そう。

「あなたにおすすめ」のインデックスファンドで運用を始めよう

「あなたにおすすめ」のインデックスファンドで運用を始めよう 資産運用ナビ

本記事では、インデックスファンドのメリットや人気のインデックスファンド、そしてインデックスファンドを選ぶ際のポイントについて詳しく解説した。

インデックスファンドのメリットとしては、少ない投資元本や運用コストで分散投資できることに加え、長期的に運用することで資産形成にもつながるといったことが挙げられる。

加えて、国内の指数のみならず、S&P500などの外国指数をベンチマークとする商品に投資することで、さらに高いリターンが見込めるのも魅力的なポイントだ。

また、本記事にて3つの商品を紹介したが、あくまでも一例であり、ここに挙げたもの以外にも数多くの商品が存在する。

投資する商品を選ぶ際には、ベンチマークとなる指数の安定性・成長性や自身の運用目標とリスク許容度、自身がいくら投資できるか、いつまで投資できるかといった点から判断してほしい。

ただ「どの商品を選べば良いかわからない」など、資産運用において自分一人で判断できないと感じたときは、IFAに相談してみよう。

資産運用に関する豊富な経験と知識をもとに、中立的な立場からあなたに最適なアドバイスを長期にわたって提供してくれるはずだ。

そして、相談するIFAを探す際には、ぜひIFA検索サービスである「資産運用ナビ」を活用してほしい。

インデックスファンドのランキングに関するQ&A

eMAXIS Slimと他のファンドの違いは何ですか?

eMAXIS Slimと他のファンドの最大の違いは「コストへのこだわり」にある。

eMAXIS Slimでは、投資にかかるコストが業界最低の水準となるように継続的に見直しが行われているのだ。

投資信託とインデックスファンドはどう違うのですか?

大きく以下2つの違いがある。

  • 特定の指数へ連動した成果を目指した商品か
  • 信託報酬

インデックスファンドは、特定の指数への連動を目指して運用を行う。

そのため、他の投資信託と比較して効率的に運用でき、信託報酬も低くなる。

一方、インデックスファンドを除く投資信託は、特定の指数への連動を目指した運用は行われない。

それだけでなく、ポートフォリオの見直しやそれに伴う構成銘柄の組み替えを行う必要があるため、インデックスファンドと比較して信託報酬が高くなる傾向にあるのだ。

S&P500に投資するメリットは何ですか?

S&P500をベンチマークとするインデックスファンドに投資するメリットは以下の2つだ。

  • アメリカの企業500社の銘柄に投資できる
  • S&P500はアメリカにおける時価総額のおよそ80%が対象となっているためアメリカの市場動向が把握しやすい

資産を分散させるといった意味でも、S&P500に投資することも検討することがおすすめだ。

インデックスファンドのランキングを比較する際に重要な指標とは何ですか?

手数料が何%であるかは、各インデックスファンドを比較する際に必ずチェックしておこう。

ほかにも、組み入れられている銘柄や、その割合にも着目すべきだ。インデックスファンドによっては、名称こそ違うものの中身は似ている場合もある。

複数のインデックスファンドに投資する場合は、組入銘柄が重複しないようにすべきだ。

さらに、純資産総額や過去のリターンも確認して、どの程度の収益が狙えるか検討することも重要である。

インデックスファンドを比較する際に見落としやすいポイントはありますか?

比較する際に見落としやすいポイントとして挙げられるのが、組み入れられている銘柄だ。

特に、先進国株式や全世界株式、全米株式に分散投資できるインデックスファンドの場合、全米株式の場合は当然だが、残り2つに関しても米国企業の割合が高い傾向にある。

連動する指標は異なっても、組入銘柄が重複するとリターンも近似するため、複数のインデックスファンドに投資する際は注意が必要である。

インデックスファンドの人気ランキングで上位のファンドに共通する特徴はありますか?

上位のファンドに共通する点として、手数料の低さが挙げられる。

手数料は低いに越したことはなく、余計なコストがかかりにくいファンドに人気が集まるのは当然と言えるだろう。

ほかにも、株式に投資できるインデックスファンドが上位を占めている点や、米国企業に投資できる商品であることも共通している。

アメリカが世界経済の中心であり、株価の上昇局面が続いている状況を踏まえると、人気上位のファンドの顔ぶれも似ている状況だ。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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