東京スター銀行のおまとめローンとは？借り換えとの違いについても解説！

生活費の補填や急な出費への対応として、ローンを利用する機会が出てくるかもしれない。

しかし、複数の金融機関から借入していると返済の管理も複数となり、負担が大きくなってしまう。

複数での借入による負担を軽減する方法としておまとめローンの活用が考えられる。

この商品は、多くの金融機関で取り扱われている。

東京スター銀行にも、既存の借入をまとめられるおまとめローンがある。

借金の完済を目指している方や毎月の返済を見直したい方には、おすすめの商品だ。

本記事では、東京スター銀行のおまとめローンについて、借り換えとの違いとともに解説する。

東京スター銀行おまとめローンと借り換えの違いについて

おまとめローンと借り換えの違いとはどのような点なのだろうか。

おまとめローンとは、複数のローンを1本化することを指している。

1つにまとめることによって利息負担が軽減できるのがメリットだ。

また、返済期日や返済口座も1本化されるため、返済の管理負担も軽くできるメリットを持ち合わせている。

一方、借り換えは1つのローンを他のローンに切り替えることを指している。

具体例としては、住宅ローンの借り換えをイメージしてもらえればいい。

例えばA社で借りている住宅ローンを、金利の安いB社の住宅ローンへ借り換えるケースがよくみられる。

借り換えの場合は、1つのローンの返済額の負担を軽減するために行われているという点でおまとめローンとは異なる。

東京スター銀行おまとめローンがおすすめな人

おまとめローンがおすすめな人としては、下記に該当する人が挙げられる。

それぞれのおまとめローンがおすすめな理由とどのように活用できるかを解説していく。

借金の完済を目指している人

現在保有している借金の完済を目指している人は、おまとめローンの活用がおすすめである。

ローンが点在していて現状が分からないままでは、完済までの見通しを立てることは難しい。

おまとめローンで借入を1本化し、借金の現状を常に把握しながら返済を進めていくと完済も達成しやすくなる。

東京スター銀行のおまとめローンは、最大1,000万円まで借入可能だ。

このことで、複数のローンを1つにまとめやすい利点がある。

1つにまとまれば完済に向けて完済までの年数や毎月の返済額が目に見える。

よって、完済に向けて着実に返済が進められる。

複数のローンを個別に支払いしている人

複数のローンを個別に支払いしている人は、おまとめローンの利用で返済期日や返済金の管理がしやすくなる。

返済を1本にまとめられるからだ。

複数社で借金をしている場合、残債がどのくらいなのか、月々どのくらい返済をしているかといった現状把握が難しくなる。

また、管理も複雑になってしまい、返済漏れや延滞を起こしかねない状況ともいえる。

おまとめローンは返済期日や返済口座も1つにまとまるため、一目で現状を把握できるメリットがある。

また、返済管理が簡易になることで安定して返済が進められるのだ。

毎月の返済額を見直したい人

毎月の返済額を見直したい人も、おまとめローンの活用がおすすめである。

現在借入しているローンで適用されている金利が高い場合、利息負担が大きく返済が進んでいない可能性がある。

おまとめローンは借入額や審査により低金利で借入できる可能性がある。

このことで、利息負担を軽減可能であり、返済額もおさえられる。

東京スター銀行のおまとめローンは審査によって、年率9.8％・12.5％・14.6％のいずれかの金利が適用される。

これらの金利は固定金利で、返済期間中は返済額が常に一定のため、返済額の見直しに適している。

東京スター銀行おまとめローンとは？

東京スター銀行のおまとめローンは、申込は来店不要で24時間いつでもインターネットで完結可能となっている。

また、借入が最大1,000万円まで出来るために多額のローンも一本化しやすいのが特徴である。

また、正社員だけでなく契約社員や派遣社員の方でも申込可能だ。

仮審査の回答が最短2日で通知されるので、手続きがスムーズに進められる。

返済は、口座振替で毎月10日に返済額が自動引き落としされる。

そのため、返済用口座へ返済資金を入金しておくだけで済むのだ。

融資期間は10年であるが、まとまった返済資金をインターネットバンキングにて繰り上げ返済することも可能である。

このように、シンプルな返済方法で借入金を着実に返済していけるのが、東京スター銀行のおまとめローンなのだ。

東京スター銀行おまとめローンを利用できる人

東京スター銀行のおまとめローンを利用できる人は、下記の条件を全て満たしている人である。

おまとめローン対象者の条件としては具体的に明記されており、審査の基準もこれに則っていると考えられる。

それぞれの条件について詳しくみていこう。

年齢が20歳以上65歳未満

東京スター銀行のおまとめローンは、年齢が20歳以上65歳未満の方が対象である。

働き盛りの現役世代を主な対象者としているため、学生や年金受給のみの方は対象外だ。

また、おまとめローンは本人名義になっているローンの借り換えに限られる。

そのため、家族名義のローンはおまとめローンで借り換えできない点に注意が必要である。

他の金融機関のおまとめローンと比較すると対象者はそれほど幅広いとはいえない。

ただ、働いている期間中に完済を目指すための商品といえる。

前年度の年収が200万円以上

東京スター銀行のおまとめローンは、前年度の年収が200万円以上の方が対象である。

完済を目的としているため、安定した収入がある方をメインターゲットとしているのだ。

仮審査が通った後に本審査を行うにあたって、前年分の収入が分かる書類の提出が必須とされている。

年の途中で転職をしている場合は、前職で受け取った収入と現職で受け取った収入、それぞれが分かる資料を同時に提出する。

年収が200万円に満たない場合は、カードローンを利用してまとめるなどの対応が必要だ。

給与所得者

東京スター銀行のおまとめローンは、給与所得者のみが利用可能である。

そのため、自営業者・パート・アルバイトの方は利用できないのだ。

ただし、給与所得者であれば正社員のみならず契約社員や派遣社員の方でも申込可能である。

これは、ある程度安定した収入が確実に得られる方に完済を目的として利用してもらいたいコンセプトが見受けられる。

自営業・パート・アルバイトの方でローンをまとめるにはカードローンの利用を推奨している。

収入を確認できる書類を提出できる人

東京スター銀行のおまとめローンは、収入を確認できる書類を提出できる人が対象となる。

対象者が給与所得者で前年の所得が200万円以上と明記されているため、それを確認するための資料提出となる。

収入を確認できる書類としては源泉徴収票の提出が基本だ。

この時に手元にない場合は、確定申告書・住民税決定通知書・課税証明書のいずれか1点が必要だ。

また、年の途中で入社した場合や勤続年数が1年に満たない場合は、給与明細書（直近3ヶ月分）が使える。

過去に自己破産していない人

東京スター銀行のおまとめローンは、過去に自己破産していない人が対象になる。

過去の借入において自己破産した経験がある場合は、再び同じ事態になり得ると考えられる。

そのため、審査では信用情報をもとに過去に自己破産したかどうかを確認される。

もし自己破産していれば、審査が通らない可能性があるのだ。

信用情報とは過去の返済状況を履歴として保存されているもので、5年程度保存されている。

利用中のローンを延滞していない人

東京スター銀行のおまとめローンは、利用中のローンを延滞していない人が対象である。

おまとめローンは、利用中のローンを1つにまとめて返済していくものだ。

既に返済を延滞している場合は、返済額が多いケースや借入している残債が多い可能性が高い。

これらは借入総額が収入に対し多額である可能性もあるため、まずは返済計画の見直しが必要である。

また、延滞の履歴は当面残るため、東京スター銀行のおまとめローンだけでなく、他のローンの審査にも影響する。

そういった意味でも延滞は避けるべきことなのだ。

東京スター銀行おまとめローンの金利

東京スター銀行のおまとめローンの金利は審査によって決定され、返済期間中金利が変動しない固定金利が適用される。

固定金利で借入できると、契約時点で返済完了までの毎月の返済額が確定される。これによって、計画的に返済できるのだ。

東京スター銀行のおまとめローンで適用される金利は、年率9.8％・12.5％・14.6％のいずれかである。

適用される金利は、借入希望金額や申込者の年収によっても影響される。

例えば下限の9.8%が適用された場合、消費者金融のカードローンと比較すると低金利での借入となり利息負担が軽減される。

反対に、上限の14.6%が適用されると消費者金融のカードローンとの金利差はそれほど感じられない人もいるかもしれない。

東京スター銀行おまとめローンの融資期間

東京スター銀行のおまとめローンは、融資期間が最大10年である。

複数あったローンをおまとめローンに1本化し、融資期間中に完済することを目的としている。

融資期間中は固定金利が適用されるため、毎月の返済額は一定である。

そのため、返済計画を前もって立てやすい点がメリットといえる。

融資期間中にまとまった資金が入れば、繰り上げ返済を行うことも可能だ。

繰り上げ返済を行うと借入額が少なくなり、当初の返済計画よりも早く完済できる。

東京スター銀行のおまとめローンは、融資期間中に追加の借入をすることができない。

そのため、申込の段階で無理のない返済額で計画をしていくことが重要だ。

上記から、収入からどのくらいなら毎月の返済に充てられるのかを良く考えた上で活用することをおすすめしたい。

東京スター銀行おまとめローンの手続き方法

東京スター銀行のおまとめローンは、完済を目指す方向けのものだ。

他社の借入をまとめて1本化し、返済のしやすさを実現する。

複数社の借入をしていて管理に悩んでいたり、借入全体の状況が把握できていなかった状況を打開できるはずだ。

では、東京スター銀行カードローンの手続き方法について流れに沿って解説しよう。

申込

まずは、東京スター銀行のおまとめローン申込手続きを行おう。

インターネットや電話で仮審査の申込が可能だ。

インターネットであれば、原則24時間365日いつでも申込ができる。

電話であれば平日9：00〜19：00の間で専用ダイヤルにて申込が可能だ。

仮審査の結果は電話・メール・郵送で行われる。

仮審査の結果は電話、メール、または郵送で通知されます。

メールでの通知は申込から約3日、郵送での通知は1週間ほどかかる。

本人確認書類の提出

仮審査が通ったら、次は本人確認書類の提出を行う。

本人確認書類をスマートフォンなどで撮影し、画像ファイルをアップロードして完了となる。

東京スター銀行では運転免許証や個人番号カードといった、写真付き本人確認資料の提出が求められている。

本人確認書類に記載された内容が鮮明に見えるように、画像データを撮影して提出する必要がある。

また、本人確認書類に記載された氏名や住所等が相違ないか、有効期限内であるかも確認して提出しよう。

外国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書の提出も必要である。

前年分の収入が確認できる書類の提出

本人確認書類とあわせて、前年分の収入が確認できる書類の提出も求められる。

収入が確認できる書類は、下記のいずれか1点である。

どの書類も直近のものが求められるので、申込をするタイミングであらかじめ準備をしておくと良い。

本審査

本人確認書類と前年分の収入が確認できる書類の提出が完了すると、本審査が実施される。

本審査では申し出があった他社の借入総額に対し、おまとめローンで承諾できるか否かを審査する。

提出された本人確認書類や前年分の収入が確認できる書類から、申し込み者の返済能力や過去の借入に対する返済状況などが確認される。

本審査の結果が出るまでの間に、東京スター銀行に普通預金口座がない場合は口座開設を行う必要がある。

それに加えて、東京スターダイレクト（インターネットバンキング）の申込も同時に進めていこう。

契約・ローンカード発行

本審査が通過すると、東京スター銀行のおまとめローンを契約する手続きをインターネット上で行う。

契約締結が確認されると、おまとめローン専用のカードが郵送にて発行されるのだ。

既存のローンについてはおまとめローンにて振込し、完済する流れとなる。

そのため、完済先の返済用口座を東京スターダイレクトにて融資実行日の2営業日前の19：00までに登録しなければならない。

完済先の返済用口座については事前に各ローン先へ完済する旨を伝えて、確認しておくと良い。

東京スター カードローンについて詳しくは知りたい方はこちら。

東京スター銀行おまとめローン返済方法

東京スター銀行おまとめローンでは、口座からの引き落としが行われる。

毎月10日に利息も合わせた約定返済額が、返済資金として自動的に支払われる。

そのため、返済用口座へ期日までに必要な分の資金を入金しておく必要がある。

もし入金を忘れてしまった場合は、遅延利息がかかってしまう。

毎月の返済に加え、資金に余裕があるタイミングで繰り上げ返済を行うことも可能だ。

繰り上げ返済には、一部繰り上げ返済と全額繰り上げ返済がある。

一部繰り上げ返済の場合は繰り上げ返済後の返済について、期間の短縮もしくは毎月返済額の軽減のどちらかを選択する。

繰り上げ返済の手続きは、東京スターダイレクトから手数料無料で行うことが可能だ。

繰り上げ返済によって早期の完済が進んでいくため、まとまった金額を返済できるタイミングがあれば繰り上げ返済をおすすめしたい。

東京スター銀行おまとめローンを選ぶ際の注意点

東京スター銀行おまとめローンは完済を目的として返済に特化しているため、これまで完済ができなかった方でも安心だ。

おまとめローンは多くの金融機関等で取り扱っているため、どのおまとめローンを選べば良いのか悩んでしまうかもしれない。

では、おまとめローンを選ぶ際にどのような点に注意すると良いのだろうか。

注意点について詳しくみていこう。

返済総額の増減を把握する

まずはおまとめローンに1本化したことにより、返済総額がどのくらい増減したのかを把握することが重要である。

おまとめローンで利息負担がどのくらい軽減されたのかを確認するには、返済総額の確認が必要だ。

おまとめローン申込前にシミュレーションが行える。

あらかじめ試算して、返済総額の増減からどのおまとめローンを利用するか選択しよう。

利用条件を確認する

おまとめローンを選ぶ際には、利用条件について確認しておくことをおすすめする。

利用条件は各金融機関等で異なるため、対象になりうるローンを選択すると良い。

年収や本人属性だけでも利用条件には幅が出てくる。

そのため、検討していたおまとめローンが利用条件に当てはまらなくても他のおまとめローンでは該当することがあり得る。

おまとめローンの利用を前向きに検討している場合は、さまざまな金融機関のものを比較しながら見ておこう。

悪徳な会社に注意する

数多くの金融機関等でおまとめローンは取り扱われている。

ただ、中には悪徳な会社がおまとめローンを展開していることがあるため、注意が必要だ。

利用条件が緩かったり借入可能な金額が多かったりすると、ついおまとめローンとして利用したくなるかもしれない。

しかし、おまとめローンは簡単に借入できると、多額の借入金を契約した上に高額な利息を搾取されることになりかねない。

そのため、利用条件が詳細に明記されていたり、審査回答まで時間を要したりなど慎重な取り扱いを行う金融機関を選ぼう。

東京スター銀行おまとめローンは、利用できる条件が具体的で審査が厳しいため、上記の条件に当てはまる。

完済を目指している方にはおすすめしたいものと言える。

東京スター銀行おまとめローンで月々の返済負担を減らそう　

ここまで、東京スター銀行おまとめローンについて解説してきた。

おまとめローンとは、複数の他社ローンを1本化することを指し、1つのローンを他のローンに切り替える借り換えとは性格が異なる。

東京スター銀行おまとめローンは最長10年の融資期間があるため、無理のない返済計画をたてることができるだろう。

そのため、借金の完済を目指している方や複数のローンを個別に支払いしている方は、他社の借入を東京スター銀行おまとめローンに1本化することをおすすめする。

また、複数社から借り入れをしていて月々の返済が負担になっている方は、、利用を検討してみよう。

月々の返済負担を減らすことができるかもしれない。