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三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理とは?方法・注意点などを解説

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バンクイックは三菱UFJ銀行のカードローンである。金利の低さ・利用の手軽さから、つい借入額が大きくなってしまったというケースも少なくない。

中には月々の返済に苦しんでいる方もいるだろう。

なお、他社と比較したバンクイックの金利は以下の通りだ。

スクロールできます
サービス名バンクイックアコムプロミスアイフル
金利(%)年1.4~14.6年3.0~18.0年4.5~17.8年3.0~18.0

消費者金融と比較すると、金利が低いことが分かるだろう。

返済額を減らして確実に借金を返す方法の一つに、任意整理がある。

ただし任意整理にはメリット・デメリットがあるため、正しく理解した上で検討したい。

今回はバンクイックで任意整理をする時の方法・利用する際の注意点について解説する。

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目次

任意整理とは?

任意整理とは? カードローン

任意整理は債務整理の一つである。

具体的には金融機関・業者と交渉し、利息を減らして債権を返済するための手続きのことをいう。

自分で行なうこともできるが、弁護士に交渉を依頼するのが一般的だ。

返済額が減ると聞くとすぐに依頼したいと思うだろうが、任意整理にはデメリット・リスクがあることも十分理解すべきである。

まずは、任意整理についてよく知らない方のために、デメリットも含めて詳しく解説しよう。

返済を元本だけにして少ない額で支払をすること

まず、任意整理の手続きをすると、通常はその時点で支払が一度停止する。

これはその時点での負債金額を明確にするためである。

その後、借入履歴・取引の流れを把握し、利息をカットした上で元本のみを返済することになる。

一括返済も可能ではあるが、多くの場合それは難しいだろう。

ケースにもよるが、3〜5年かけて分割で返済していくのが一般的である。

この手続きを行なうことで、月々の返済額が減り、毎月支払う額が一定となる。

これまで利息分を払うだけで苦しい状況だった方も、借金の負担が減り、気持ちに余裕が生まれるだろう。

裁判所を介さず弁護士が直接債権者と話し条件を見直す

任意整理では裁判所を介さず、直接金融機関や業者と交渉する。

裁判所を介する必要のある自己破産と比較すると、簡単な手続きで済むだろう。

ただし任意整理の手続きをするためには、ある程度の条件が必要である。

例えば毎月安定した収入が得られ、3〜5年で元本を返済できることなどが挙げられる。

支払を着実にしていく意思を示す必要があるのだ。

全く支払能力がないと判断されると、債権者との合意は得られにくい。

そのため、毎月返済はしているが、なかなか借金が減らなくて困っているという方に任意整理はおすすめである。

信用情報がブラックになるため利用に注意

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報として記載される。いわゆるブラックリストに載った状態になるのだ。

事故情報が記載されると、新たな借入・クレジットカードの作成ができなくなる。

ローンを組むことも難しくなるため、任意整理を進めるか否かは、弁護士と相談しながら慎重に検討したい。

しかし、事故情報は永遠に残るわけではなく、完済から5年経つと自動的に消滅する。

すると、また借入・クレジットカードの作成ができるようになるのだ。

ただし、任意整理をしたタイミングから5年ではなく、あくまで完済から5年という点に注意したい。

なお、事故情報の登録については手続きをすれば自分で開示することも可能だ。

不安な方は手続きをして、自分の情報を把握しておくといいだろう。

バンクイックの任意整理とは何ができるの?

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理とは何ができるの? カードローン

消費者金融よりも低金利で借入ができるバンクイックでも、任意整理ができるのか疑問に思う方もいるだろう。

結論をいうとバンクイックでも任意整理は可能だ。

ここでは三菱UFJ銀行バンクイックにおける任意整理の要点について解説する。

銀行でなく借入先のアコムとの交渉になる

バンクイックは三菱UFJ銀行によるカードローンだが、保証会社はアコムである。

そのため利用者の返済が長期にわたって滞った場合、アコムが銀行に対してその負債を支払うことになる。

その時点で窓口は銀行からアコムに移行するため、任意整理の窓口に関しても借入先のアコムになるのだ。

つまり、任意整理の条件もアコムで借入をした場合と原則同じである。

残っている借入利息を減らし本当の借金額を算出する

毎月支払っている返済額は、借入利息が含まれている金額である。

任意整理をすることでまずは借入利息を除外し、本当に支払うべき金額を算出するのだ。

元本残高が分かったところで、それを完済するまでのプランを立て、アコムに交渉する。

将来利息をカットし月々の支払額を減らす

任意整理をすることで、それ以降の利息が免除され、支払うのは元本分のみとなる。

利息分の支払に追われ、なかなか返済が終わらないといった事態からは逃れられるだろう。

また、月々の返済額は収入に対して無理のない金額に設定されるため安心だ。

利息をかけず3~5年で返済できるように調整できる

任意整理では残された元本を支払っていく必要がある。

なお、一括で支払うか、分割で支払うか選択ができる。分割で支払う場合は3〜5年で調整される場合が多い。

また分割払いには基本的に利息がかからないため、最低限の返済額で済む。

三菱UFJ銀行カードローンについての詳しい解説はこちら。

バンクイックの任意整理による注意点は?

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理による注意点は? カードローンナビ

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理を行なう際には以下の点に注意しよう。

将来利息0%に応じてくれなくなる可能性がある

近年、どの消費者金融でも任意整理の条件が厳しくなっている傾向にある。

アコムにおいても同様で、将来利息0%ではなく利息付加という条件でないと、和解に応じてくれないケースもあるのだ。

利息付加とは、発生した過払い金元本に対する利息のことだ。利息は年率5%である。

また、生活環境や収入状況によっては分割払いに応じてくれないケースもある。

今後ますます条件が悪化していく可能性もあるので、任意整理を検討している場合は早めに弁護士に相談するといいだろう。

和解するまでの利息や遅延損害金を減らすことは難しい

アコムとの和解に至れば、任意整理の手続きは完了だ。

ただし、和解に至るまでの利息・遅延損害金に関しては免除されない。

これはどこの金融機関・消費者金融でも同じ条件であるため、通常の対応と言えるだろう。

バンクイックを任意整理すると銀行口座は凍結し、解除までに2~3か月かかる

バンクイックの任意整理をすると、三菱UFJ銀行の口座が凍結されてしまう。

これは預けてある貯金と借金とを相殺するためだ。

つまり、口座状況と借入状況によっては、預金が無くなってしまう可能性がある。

任意整理を依頼してから数日後には凍結されてしまうため、タイミングには注意したい。

また、凍結された口座が解除されるのは2~3か月後だ。解除されれば、通常通り預け入れ・引き出しができる。

預金を手元に残したい方は任意整理の手続きをする前に引き出しておこう。

また、該当口座がローン・ライフラインの引き落としに設定されている場合、凍結中は支払ができなくなってしまう。

あらかじめ引き落とし口座を変更しておくか、別の方法で支払うことを忘れないようにしたい。

凍結後入金されるお金は相殺対象にならない

凍結された時点での預金は借金の相殺のため差し押さえられてしまうが、凍結後に入金されたお金については相殺対象にならない。

例えば、給与の振り込みに該当口座を使用していた場合、凍結後に振り込まれた給料は口座の中に残るのだ。

そのため、凍結解除後は問題なく給料を引き落としできる。

これは年金の受給に関しても同じである。

金利
(実質年率)
年1.4%~年14.6%
審査時間最短即日
融資速度翌日以降(審査状況による)
無利息期間なし
借入限度額800万円
収入証明書必要
WEB完結申込までは可能
申込条件満20歳から65歳未満
担保・保証人不要

バンクイックの任意整理の方法は?

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理の方法は? カードローンナビ

バンクイックの任意整理には2種類の方法がある。弁護士に依頼する方法と、自身で直接債権者と交渉する方法だ。

どちらを選んでも法的には問題ないため、自分に合った方法を選択して欲しい。ここでは2種類の方法についてそれぞれ解説する。

弁護士に依頼する

任意整理を行なう場合は、弁護士に依頼して業者と交渉してもらうのが一般的だ。

依頼する分費用は掛かるが、交渉のプロである弁護士に任せるのが最も安心できるだろう。

知り合いに弁護士がいれば話は早いが、基本的には自分で弁護士を探すことになる。

さまざまな弁護士が存在するが、特に金融問題に強い弁護士に依頼すると安心だ。

債権者が交渉に応じてくれる場合には自身で行なう

任意整理は弁護士に依頼するのが一般的だが、自身で行なっても問題はない。

なぜなら、裁判所を介する必要がなく、法的手続きが必要ないからである。

ただし、債権者によっては弁護士でないと交渉に応じてくれないこともあるため注意しよう。

バンクイックで任意整理を弁護士に依頼した時の流れ

任意整理を弁護士に依頼した時の流れ カードローンナビ

任意整理を行なう時は、数多くの案件をこなしてきた弁護士に依頼するのが安心だ。

しかし、弁護士に依頼した後どのような流れで任意整理が進むのか、知らない方も多いだろう。

ここでは、任意整理の際に弁護士を介した場合の流れについて、詳しく解説する。

委任契約後受任通知を送ってもらう

弁護士と委任契約を結ぶと、債権者に受任通知が送付される。

これにより債権者は任意整理したことを把握し、利用者に対して督促ができなくなるのだ。

早ければ契約を結んだ当日に送付するため、迅速に支払を止めることができる。

債務調査後債務額を確定する

受任通知を受け取った債権者は弁護士および利用者に対して、取引履歴・貸付金額を開示しなければならない。

通常、受任通知の送付から開示までは1か月、長ければ3か月程度かかる。

開示された情報をもとに残った借金の金額を確定させる。

任意整理案の作成と債権者へ交渉

返済すべき借金の総額が分かったら、それを返済するためのプランを作成する。

弁護士と相談しながらであれば、確実に返済していけるよう無理のないプランを提案してもらえるだろう。

任意整理案がまとまったら、あとは和解に向けて弁護士が債権者と交渉してくれる。

債権者への同意を得たら弁済を始める

和解が成立したら、決定した額を毎月指定された方法で支払を始める。

任意整理をしたのがバンクイック一社なら問題ないが、複数の業者で行なった場合は、業者ごとに支払手続きを進める必要がある。

弁護士事務所によっては、複数業者への弁済手続きまで代行してくれる場合もあるため、手間を減らしたい方はその様なサービスも検討するといいだろう。

バンクイックの任意整理を自身で行う場合のメリット・デメリットは?

任意整理を自身で行う場合のメリット・デメリットは? カードローンナビ

任意整理は自身で直接行なう場合も問題はないが、リスクが生じたり、弁護士に依頼するよりも不利な条件になったりする可能性がある。

メリット・デメリットをきちんと理解した上で、自身で行なうのかを検討してもらいたい。

弁護士費用が掛からない

任意整理を弁護士に依頼する場合は、当然弁護士費用が掛かる。

弁護士事務所によって異なるが、目安として債権者1件につき数万円程度はかかるだろう。

自身で手続きを行なう場合には、弁護士費用を節約できる。

足元を見られたり交渉がうまくいかなかったりする場合もある

債権者によっては、そもそも個人相手では交渉に応じてくれないケースも多い。

また、法的知識・金融相場を知らないために足元を見られ、不当な条件を突き付けてくる場合もあるだろう。

弁護士に依頼するよりも不利な条件で和解に応じることになり、結果的に損をしてしまう可能性もあり得る。

債権者からの督促は停止しない

弁護士に依頼すると債権者に受任通知が送られることにより、返済・督促を止めることができる。

督促が止まった状態にできるのは、精神面でのメリットが大きい。

しかし、自身で行った場合は返済・督促を止めることはできないため、それらの対応に追われながらも任意整理の手続きを進めなくてはならない。

過払い金の見落としや負債額の確定など管理が厳しい場合もある

自身で任意整理を行なう場合は、開示された取引履歴をもとに負債額を自身で計算しなくてはならない。

専門的知識がなければこれらをスムーズにこなすのは難易度が高いだろう。

また、利息を払いすぎていた場合には過払い金が戻り、借金が減ったり、手元にお金が返ってきたりすることもある。

しかし自身で管理するとなると、過払い金を見落としてしまう可能性もあるだろう。

結果的に損をするケースもあるので、不安な方は弁護士に依頼して欲しい。

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理を申し込む前にしておきたいことは

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理を申し込む前にしておきたいことは カードローンナビ

任意整理をすることが決まっている方は、申し込む前にさまざまな準備が必要だ。

最も重要なのが口座凍結に向けた準備である。

任意整理の手続きをするとすぐに口座が凍結されてしまうため、各種手続きは事前に済ませておきたい。

一方で任意整理をするか悩んでいる方は、まずは現状でも返済を続けられる方法を模索して欲しい。

任意整理は最終手段という位置づけにし、返済のためにできることはないか見直す必要がある。

ここでは任意整理を申し込む前にしておきたいことをまとめる。

預金口座や給与口座などは移動しておく

任意整理を申し込み受任通知が送られると、数日後には口座が凍結してしまう。

預金の引き出しができなくなるため、必要な預金は別の口座に移動して欲しい

中には全ての口座が凍結されてしまうのではと不安視する方もいるが、あくまで、凍結されるのは借入をした一社のみである。

また、給与が振り込まれる口座に設定している場合は、給与口座を変更して欲しい

凍結後に入金された預金に関しては相殺として消える心配はないが、2〜3か月は給与の引き出しができなくなってしまう。

給与を使えず生活できなくなると困るため、任意整理の前に移動しておこう。

光熱費などの支払は変更しておく

口座が凍結すると引き出しができなくなるだけではなく、ライフラインの引き落としもできなくなる。

電気・ガス・水道などの公共料金の引き落とし口座に設定している場合は、これも手続き前に変更して欲しい。

収入を増やしたり支出を減らしたり工夫をしておく

収入を増やしたい場合には、副業を始めるといいだろう。

近年需要が増加しているデリバリースタッフ・ポスティング・アンケートモニターなどが挙げられる。

これらの仕事は歩合制であるため、努力すれば短期間でも高収入が狙える。

支払日が迫っている場合は、即日払い可能な日雇いのアルバイトなどを探すといいだろう。

本業の関係で副業が難しい場合は、支出を減らす工夫をするのがおすすめである。

家計簿を見直して自己投資・嗜好品など、支出を抑えられる項目がないか確認して欲しい。

他にも自炊をして食費を抑えたり、スマホのキャリアを格安業者に変更したりなど、支出を抑える工夫は多くある。

できることをやった上で、任意整理を検討して欲しい。

知人に経済援助を頼んだり公的支援を検討したりする

家族や知人など周りの人に経済援助を頼んでみるのも一つの方法である。

借金問題を打ち明けるのは気が引けるが、任意整理には不便も多い。

早めに相談しておくと、いざという時に助けてくれることもあるだろう。

もしも金銭的援助をしてもらう場合には借用書を作成し、後のトラブルに発展しないようにすると、相手も安心できる。

けがや病気・失業などで支払ができない場合には、公的支援を受けられる場合もある。

例えば、傷病手当金・失業保険・休業支援金などが挙げられる。

公的支援について知っておくと、非常事態にも備えやすいため、この機会に把握しておいて欲しい。

バンクイックでの任意整理を失敗で終わらないためにすることは

任意整理を失敗で終わらないためにすることは カードローンナビ

任意整理を失敗しないためのポイントを以下にまとめる。

  • 任意整理についてメリット・デメリットを含めて正しく理解する
  • 本当に任意整理が必要かよく見極める
  • 弁護士に依頼するのが安心
  • 口座凍結に備えて準備をする

任意整理は月々の返済額を減らせるが、口座が凍結されたり、ブラックリストに載ったりとデメリットが多い。

返済に行き詰まった時の最終手段として考え、できれば任意整理しなくてもいいように生活を見直してみるといいだろう。

もしも任意整理を検討している場合は、一度弁護士に相談するのもおすすめだ。

プロの視点からアドバイスをしてくれるだけでなく、手続きもスムーズに進めてくれる。

任意整理が決まったら口座凍結に向けた準備を開始して欲しい。

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理をしないために

三菱UFJ銀行バンクイックの任意整理をしないために カードローンナビ

バンクイックの任意整理をしないためには、そもそも返済で苦しまないようにする必要があるだろう。

三菱UFJバンクイックは低金利で、ATMから手軽に貸付できるため、つい必要以上に借入をしてしまうことも少なくない。

しかし、自身の収入に見合わない無理な借入を行なうと、後に自身を苦しめて任意整理をする事態になるのだ。

任意整理をしないためにも、日頃から計画的な利用を心がけて欲しい。

金利
(実質年率)
年1.4%~年14.6%
審査時間最短即日
融資速度翌日以降(審査状況による)
無利息期間なし
借入限度額800万円
収入証明書必要
WEB完結申込までは可能
申込条件満20歳から65歳未満
担保・保証人不要

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