イオンカードを作るならどれ？おすすめカード10選を比較

WAON POINTがいつでも2倍貯まり、新規入会キャンペーンや会員特典が豊富なクレジットカードといえばイオンカードだ。

50種類以上の中からライフスタイルに合ったイオンカードを選べば、通常よりもお得に利用できる。

しかし、種類が多いため「どのイオンカードを選べばいいかわからない」という人も多い。そこで本記事では、おすすめのイオンカードを10種厳選し、比較した。イオンカード選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

作るならどれ？おすすめイオンカード10選

今回比較するおすすめのイオンカードは、以下の10種類だ。

	イオンカードセレクト	イオンカード （WAON一体型）	イオンカード （ミニオンズ）	TGC CARD	イオンJMBカード （JMB WAON一体型）	イオンSuicaカード	コスモ・ザ・カード ・オーパス	コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）	ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）	イオンデビットカード
券面デザイン
国際ブランド	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard	JCB	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB	Mastercard JCB	Visa Mastercard JCB	Visa
ポイントの種類	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT	JALマイル	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT
ポイント還元率	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％
キャッシュカード機能	あり	なし	なし	なし	なし	なし	なし	なし	なし	なし
家族カード	発行・年会費無料（最大3枚）	発行・年会費無料（最大3枚）	発行・年会費無料（最大3枚）	発行・年会費無料（最大3枚）	発行・年会費無料（最大3枚）	なし	発行・年会費無料（最大3枚）	なし	発行・年会費無料（最大3枚）	なし
ETCカード	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料	なし
付帯保険	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	旅行傷害保険 ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	旅行傷害保険 ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償
電子マネー	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay	Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	なし
申し込み条件	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満18歳以上（高校生不可）	満15歳以上（中学生不可）の 電話連絡が可能な方
	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら

それでは、1種類ずつ特長を解説する。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカードが一体になったクレジットカードだ。カードとしての利便性が高まるだけでなく、イオンカードセレクトだけの特典も多数用意されている。

また、イオンカードセレクトは年間50万円以上利用すると、イオンゴールドカードに無料招待される。通常デザインに加えてディズニー・デザインやミニオンズデザインもあり、好みに合わせてデザインを選べるのも大きなメリットだ。

※イオンカードセレクト（ミニオンズ）はイオンゴールドカード無料招待の対象外

イオンカード（WAON一体型）

イオンカード（WAON一体型）は、電子マネーWAONが一体になったシンプルなクレジットカードだ。イオンカード（WAON一体型）特有の得点は少ないが、イオンカードセレクト同様にイオンゴールドカード無料招待の対象となっている。

また、イオンカード（WAON一体型）は申し込みから最短5分で受け取り可能だ。審査に通過すればカード情報がアプリ（イオンウォレット）に反映され、全国のiD加盟店舗にて、イオンiDとApple Payで決済できる。

発行当日からWAON POINTも貯められるため、緊急的にクレジットカードが必要になっても、安心して申し込みできる。

イオンカード（ミニオンズ）

イオンカード（ミニオンズ）は、ミニオンズデザインならではの特典満載のクレジットカードだ。

映画好き、ミニオンズ好きには見逃せないクレジットカードとなっている。また、イオンカード（ミニオンズ）も最短5分の受け取りに対応しているため、緊急的にクレジットカードが必要になっても安心して申し込み可能だ。

※各種特典は本カードが届いてからとなる
※イオンカードセレクト（ミニオンズ）にも同様の特典がある

※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円（税込）を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット（前売券）を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証（3Dセキュア）」登録済みのイオンカードセレクト（ミニオンズ）、イオンカード（ミニオンズ）、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント（株）が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

TGC CARD

TGC CARDは、東京ガールズコレクションのチケット販売などで優待を受けられるクレジットカードだ。また、海外旅行傷害保険も付帯するため、利用価値の高いクレジットカードとなっている。

実は、多くのイオンカードには旅行傷害保険が付帯していない。そのため、旅行傷害保険が付帯したイオンカードを選ぶ場合、TGC CARDは優先的に検討してほしいクレジットカードとなる。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）は、クレジット払いの利用によって、WAON POINTではなくJALマイルが貯まるクレジットカードだ。基本還元率は0.5％（200円＝1マイル）、毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」では還元率が1.0％（200円＝2マイル）になる。

イオンカードセレクトや他のイオンカードに比べると、還元率の条件が悪いように感じるが、「1マイル＝2円以上」で使用できる点に着目してほしい。

例えば、JALマイルで東京・沖縄（那覇）間のJAL航空券と交換する場合、片道9,000マイルが必要になる。ハイシーズンにおける東京・沖縄（那覇）間のJAL航空券は片道5万円を超えることも多い。

JAL航空券が片道5万円と仮定すると、交換率は「1マイル＝5.55円」となるため、非常にお得だ。さらに、JALマイルは電子マネーWAONへの交換も可能なため、使い道も広い。

※JALマイルが貯まるのはフライト料金の決済のみ

イオンSuicaカード

イオンSuicaカードは、イオンカードとSuicaが一体になったクレジットカードだ。イオンカードには珍しく旅行傷害保険が付帯している。国内旅行で最高1,000万円、海外旅行で最高500万円が補償される。

また、貯まったWAON POINTをSuicaに入金できたり、Suicaのオートチャージを利用できたりと、Suicaとの連携もバッチリだ。

JRホテルグループで利用できる割引優待など、イオンカードの基本特典以外にもさまざまな特典が用意されている。

コスモ・ザ・カード・オーパス

コスモ・ザ・カード・オーパスは、イオンカードとCOSMOグループが提携したクレジットカードだ。燃料油の給油が会員価格で利用できるなど、日頃から自家用車を利用する人におすすめとなっている。

入会特典として、燃料油50リットルまで「1リットル＝10円」のキャッシュバックが受けられる（入会後最大3ヶ月まで有効）。燃料油の会員価格はコスモSS店舗によって変わるが、2〜6円ほど割引されるため、日頃から実家用車を利用している人にとっては大きな割引だ。

また、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」なら年間500円が環境保全活動に自動寄付されるため、気軽に環境保全活動に参加できるメリットがある。

コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）

コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）は、コジマで利用すると非常にお得なクレジットカードだ。

まず、WAON POINTに加えてコジマポイントとの二重取りができる。コジマポイントは、コジマでのクレジット払い利用につき、0.5（200円＝1ポイント）が還元される。これにWAON POINTの基本還元率0.5％を加えると、コジマでのクレジット払い利用は、常に1.0％（200円＝2ポイント）のポイントが還元されることになる。

また、対象のイオングループ店舗ではいつでもWAON POINTが2倍になり、毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」はイオンカードをどこで利用してもWAON POINT2倍だ。

コジマをよく利用する人にとって、ポイントの貯まりやすいクレジットカードなのだ。

ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）

ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）は、ベネッセが提供している教育サービスがお得になるクレジットカードだ。こどもちゃれんじ・進研ゼミの受講費の支払い手数料が無料になるだけでなく、ベネッセポイントが貯まる。

ベネッセポイントとは、ベネッセ商品の購入によって貯まるポイントプログラムだ。こどもちゃれんじや進研ゼミなどのベネッセ商品の割引に利用できる。

また、ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）で貯めたWAON POINTは、ベネッセポイントへの交換も可能だ。

イオンデビットカード

イオンデビットカードとは、決済と同時に、指定の引落口座から代金が引き落とされるデビットカードだ。厳密にはクレジットカードではないが、イオンカードの一種であり、WAON POINTもしっかりと貯まる。

年間50万円までのショッピングセーフティ保険も付帯するため、クレジットカードとほぼ同じ特典を受けられるのが魅力だ。

また、口座残高が足りなくなった際に、一時的に10万円まで自動で建て替えてくれる「バックアップサービス」など、イオンデビットカードならではの特典もある。

「クレジットカードは使い過ぎがこわい」という人には、イオンデビットカードがおすすめだ。

以下記事ではイオンカードの発行枚数の多いカードについて紹介している。こちらも参考にして欲しい。

イオンカードのメリットやおすすめの特典

50種類以上あるイオンカードには、さまざまなメリット・特典が備わっている。多くのイオンカードに備わっている、メリット・特典をチェックしてみよう。

対象店舗利用でWAONポイントの還元率1.0％

イオンカードのクレジット払い利用で得られるWAON POINTの基本還元率は、0.5％（200円＝1ポイント）だ。

これが、対象のイオングループ店舗で利用すると、いつでも1.0％（200円＝2ポイント）になる。イオングループ店舗をよく利用する人にとって、イオンカードはポイントの貯まりやすいクレジットカードだと言える。

※JALマイルは毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」で還元率1.0％（200円＝2ポイント）

イオンカードの口コミに関する記事は以下を参考にしてほしい。

入会キャンペーンと会員キャンペーンが豊富

イオンカードは入会キャンペーンや会員キャンペーンが豊富に実施されている。

そのため、クレジット払い利用によるポイント獲得や、カードが持っている特典に加えて、キャンペーン経由でのポイント獲得やキャッシュバックなどにも期待できる。

イオンシネマ優待で映画料金が300円以上OFF

すべてのイオンカードは、イオンシネマ優待により映画料金がいつでも300円OFFになる（一般料金より値引き）。毎月10日・20日の「お客さま感謝デー」なら700円OFFだ。

家族カード・ETCカードを無料発行できる

多くのイオンカードは、家族カードとETCカードを無料で発行でき、年会費もかからない。家族カードは最大3枚発行でき、発行された家族カードの特典は、本人会員カードと同じものが付く。

たとえばイオンカード（ミニオンズ）の、映画料金が1,000円（税込）になる特典は、年間12枚が上限だ。

しかし家族カードにも同様の特典が付くため、最大で年間36枚のイオンシネマチケットが1,000円（税込）で購入できる。なお、新しくドリンク・ポップコーン引換券付きシネマチケットが1,400円で年間18枚購入できる特典も追加された。

条件を満たすとゴールドカードを無料発行できる

イオンカードセレクトとイオンカードの、通常デザインとディズニーデザインは、年間で50万円以上のクレジット払いを利用すると、イオンゴールドカード無料発行に招待される。

発行だけでなく年会費も無料のため、普段の支払いをイオンカードで決済するだけで、ゴールドカードを所有できる可能性が高い。

また、年間100万円以上の利用でイオンラウンジが使えるのだ。すべてのイオンカードは、年間100万円以上利用すると、全国のイオンラウンジが使える。

イオンラウンジは買い物時にちょっとした休憩をするのに最適なスペースだ。

ディズニーなどデザインが豊富

イオンカードにはディズニーデザインとして、ミッキーマウスデザインとトイ・ストーリーデザインのクレジットカードがある。

その他にもミニオンズやリラックマといった、人気のキャラクターデザインがあしらわれたクレジットカードもある。

おすすめのイオンカードのデメリット・注意点

メリット・特典が豊富なイオンカードだが、デメリット・注意点もある。ここでは、イオンカードを申し込む前に知っておいてほしい、2つのデメリット・注意点を紹介する。

WAON POINTの基本還元率が平均的

WAON POINTの基本還元率は0.5％だ。200円のクレジット払い利用ごとに、1WAON POINTが還元される。この還元率は、他社クレジットカードと比較すると平均的な数値であり、高いとは言えない。

ただし、対象のイオングループ店舗で利用すれば還元率が1.0％（200円＝2ポイント）に上がるため、イオングループ店舗をよく利用する人にとってメリットが多い。

旅行傷害保険を付帯しているカードが少ない

50種類以上あるイオンカードの中で、旅行傷害保険を付帯しているクレジットカードは、以下の3種類だ。

ほとんどのイオンカードは旅行傷害保険が付帯していない。上記以外のイオンカードを申し込む場合で、旅行傷害保険を必要としている人は、他社クレジットカードとの複数所有を検討してみよう。

イオンカードの評判は悪いのかについては下記記事で詳しく解説している。

イオンカードはおすすめのクレジットカード！

本記事では、おすすめのイオンカード10選を紹介した。

50種類以上あるイオンカードは、どれも魅力的な特典を備えてクレジットカードだ。そのため、イオンカード選びに迷ってしまう人は多い。

イオンカード選びに迷ったら、まずは本記事で紹介した10枚のイオンカードから、自分に合ったものを選んでみよう。上位から順番に検討することで、自分に合ったイオンカードが見つかるはずだ。