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一億円貯金の利子はいくら?貯金一億円の資産運用方法について解説

この記事で解決できるお悩み
  • 一億円貯金の利子はどのくらいなのか
  • 円預金と比べて外貨預金はどうなのか
  • 一億円を増やすにはどうすればいいのか

一億円の貯金利子はいくらになるかご存知だろうか。一億円は大金であるため、貯金利子が高いほど大きな金額を利息として受け取れる。
この記事では一億円を預金口座に預け入れたときの貯金利子がいくらなのかについて、解説する。

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目次

円預金の一億円貯金利子は低い

一億円貯金の利子はいくら?貯金一億円の資産運用方法について解説 わたしのIFAコラム

円預金の貯金利子は非常に低いため、貯金による利息は期待できない。日本を代表するメガバンクや、主要なネット銀行の預金金利を見ると普通預金および定期預金において、次のような金利が設定されている。

メガバンク

銀行名 普通預金金利定期預金金利
三菱UFJ銀行 0.001%0.002%
三井住友銀行0.001%0.002%
みずほ銀行0.001% 0.002%

ネット銀行

銀行名普通預金金利 定期預金金利
住信SBIネット銀行 0.001% 0.02%
楽天銀行0.02% 0.02%
PayPay銀行 0.001% 0.02%

銀行の業務体系に関係なく、金利が非常に低いことがお分かりいただけるだろう。このような預金金利の水準で、一億円を預け入れていたとしても利息は期待できないため、お金を増やすことは難しい。

例えば、ネット銀行で貯金利子が0.01%の定期預金に一億円を預けると、得られる利息は年間わずか1万円である。実際にはこの利息からさらに税金が引かれることになる。いずれにせよ預け入れる金額にしては、受け取れる利息が非常に少ないのが現状だ。

円預金の貯金利子は低いため、たとえ一億円を預け入れていたとしても、大した利息を得られないのである。

外貨預金の一億円貯金利子は高いがリスクあり

外貨預金に一億円を預け入れた場合を見てみよう。外貨預金といえば円預金と比較して、貯金利子が高い傾向にあり、円貨を外貨に両替して預け入れることで利用可能だ。

外貨預金を利用した場合の具体的な貯金利子は、主要なメガバンクとネット銀行の外貨普通預金と外貨定期預金で次のように設定されている。

メガバンク

銀行名外貨普通預金金利 外貨定期預金金利
三菱UFJ銀行0.01% 1年:0.01%
三井住友銀行0.01% 1年:0.01%
みずほ銀行 0.01% 1年:0.01%

ネット銀行

銀行名外貨普通預金金利外貨定期預金金利
住信SBIネット銀行0.5%1年:3.1%
楽天銀行 0.01% 1年:1.21%
PayPay銀行 0.05% 1年:3.0%

円預金と比べると貯金利子は高い傾向にあることが分かるだろう。このような外貨預金口座に一億円分を預け入れれば、ある程度の貯金利子を期待できるかもしれない。

例えば、米ドル建の外貨預金で普通預金金利が0.9%のネット銀行に一億円分を預け入れたとすると、利息は、日本円にして90万円分の利息を受け取れるのである。

ただし、預け入れる預金は外貨建てで預け入れなければならない。そのため、預け入れたあとに為替が変動することで、為替差損による元本割れを引き起こす可能性があるまた、外貨預金はペイオフと呼ばれる預金保険制度の対象外であるため、預け入れている金融機関が仮に破綻しても預金は保障されないことに注意が必要だ。

外貨預金を利用することで、円預金と比べて高い貯金利子が受け取れる。しかしながら、外貨預金特有のリスクが存在することを知っておく必要がある。

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一億円を増やすなら貯金ではなく資産運用がおすすめ

一億円貯金の利子はいくら?貯金一億円の資産運用方法について解説 わたしのIFAコラム

一億円を預け入れていたとしても、貯金利子として受け取れる利息は少ない。もし一億円を本格的に増やしていきたいのであれば、資産運用を検討するのがおすすめだ

実際のところ、金融資産としてすでに一億円があるのであれば、資産運用の選択肢は広がる。なぜなら、運用資産が多いことで、株式や債券に加えて不動産やヘッジファンドなどのような金融商品が、投資対象に含まれるからだ。

また、金融資産が一億円以上あることで、プライベートバンクのような富裕層向けのサービスを受けることも可能だ。金融資産が一億円に満たない場合と比較して、安定的にお金を増やしていける可能性が高まるのである。

投資対象とマーケット環境次第であるが、年利3〜5%以上を狙うことはできる。投資対象別の目安となる運用利回りは、以下の通りである。

投資対象別の運用利回り

投資対象運用利回り目安
株式3%〜5%程度
債券0.1%程度
投資信託 4%程度
不動産5%程度
ヘッジファンド10%程度
プライベートバンク 5%〜10%程度

国内の投資対象別の運用利回りは、上記の通りである。株式の利回りは3%〜5%、債券はゼロ金利が続いているため0.1%程度、投資信託が4%、不動産が5%程度と続く。ヘッジファンドは日本のヘッジファンドで10%程度、プライベートバンクで5%〜10%程度が目安だ。

また、上記の投資対象を組み合わせて一億円を資産運用した場合、資産は複利効果が効くことで、以下のように増えていく。

資産の増え方

投資期間 年利3% 年利4%年利5% 年利10%
1年 1億300万円 1億400万円 1億500万円 1億1,000万円
3年1億927万円1億1,248万円1億1,562万円 1億3,310万円
5年1億1,592万円 1億2,166万円 1億2,762万円1億6,105万円
10年1億3,439万円1億4,802万円1億6,288万円2億5,937万円
※1万円未満は四捨五入

上記のような年利で一億円を運用することで、運用期間が長くなることに比例して資産が拡大していく。たとえ、大きなリスクを取らなかったとしても、毎年安定した運用利回りを維持することで、資産は飛躍的に増えていくのである。

預金口座にお金を預け入れて貯金利子を期待するよりも、はるかにお金は増えていくだろう。一億円を貯金ではなく投資に回すことで、資産を効率よく増やしていけるのである。

まとめ

一億円を円預金で預け入れると貯金利子は0.001〜0.02%であるため、利息は期待できない。一億円を効率よく増やしたい人は資産運用を検討しよう。

一人で資産運用を行っていくのが不安な方は、ぜひ一度「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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